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242 デーリン・オルガード
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王立医学院は王都郊外に広大な敷地を持つ、医師と薬師の育成学校である。
医師とは学問を元に治療を行う者、同じく薬師は学問を元に自然素材のみで薬を調合する者。
そして医学院とは一線を引く、素材を魔力で調合することで、ポーションのように薬に特殊な効果を持たせる錬金術師や、公爵家の専属治療師アコピのように治療魔法を駆使する者もいる。
六代国王が開院した医学院は由緒と学問にこだわり、頑なに新しい知識を受け入れず、また治療に魔法は使わない一派と言えば良いだろう。
その医学院に薬師兼植物教師として属するデーリンだが、内心そのこだわりは時代遅れだと思っていた。
実はデーリンは神殿で高い金を払い、密かに治療魔法のスキルを手に入れていたのだ。
治療魔法は治療師のコンディションや魔力、レベルによって効果に差が出てしまうため、治療師たちは患者のために躊躇わず薬もポーションも併用する。
デーリンは治療魔法を使うようになってからそれを知り、自分たちのやり方に固執して、治療師や錬金術師を認めようとしない医学院にしがみつくことをバカらしく思うようになっていた。
今も籍は置いているが、一年のほとんどをフィールドワークだと言って、王都を離れた山間僻地で過ごしている。
薬草採取やそれを調合して売ったり、医師も治療師もいない僻地の農民たちに、まだまだ拙い治療魔法を施したり。
しかしこれだけでは大した金にはならない。
そのため医学院から働きに応じて払われる報奨金を目当てに、時折論文を書いて提出する。今回そのために久しぶりに山から戻ってきたら、ちょうどよくフォンブランデイル公爵より呼び出された。
「ドレイファス様はどうして植物学なんて地味なものに興味を持ったのです?」
自分のライフワークが地味だなんて思ったこともないが、世間からそう思われていることは知っているので念のために聞いてみる。
「えっ?地味ですか?私は新しい植物に出会うとうれしくなって、どうやって育てようか楽しみでたまらなくなるんです」
「ん?育てる?」
まだまだドレイファスの畑は国中に広まっているわけではない。
庭師たちにも限界があり、希望はあっても、まだ公爵家傘下のいくつかの貴族領でしか畑は拓かれていないので、僻地の山にこもっていたデーリンはまったく知らずにいた
「・・・・・あー、デーリン。スートレラの蜂蜜をどうやって採取しているか耳にしたことはあるか?」
見かねたドリアンが注意を引いた。
またも蜂蜜の話で。
「いいや。雑味がまったくない、えらく品質の良いものだとしか」
「そうか。ではまずは味わってもらうとするか」
ドリアンが給仕に頷いてみせると、何枚もの小皿に入れられた様々な色の蜂蜜がデーリンの前にそっと置かれる。
「えっ?まさかこれ全部蜂蜜なのか?随分と色が違うな」
「香りや味も違うぞ。食べてみてくれ」
匙を渡されたデーリンは一皿ずつ口に入れ、飲み込んで、その違いを感じ取った。
最後の皿に匙を入れる頃には、掬った蜂蜜をアーンと舌に乗せてゆっくりと堪能する。
「どれもまったく違うな。蜂蜜がこんなにも違うなんて一体どうしてだ?」
ドレイファスに丁寧に話していたことをすっかり忘れ、幼馴染の会話が再開されている。
「これはスートレラ家の子息が、テイムした蜂に採らせているんだ。どの花の蜜をとるか決めているから、花の特徴が凝縮された蜂蜜なのだよ」
「決まった花?蜂がそんなことわかるのか?」
嘘だろうと呟くと、デーリンは肩を竦めた。
「ああ。スートレラでは蜂のために様々な植物を育てている」
「育てる?」
ドリアンが大きく一呼吸し、問いに答えて続きを話すのかとデーリンは期待したのだが・・・。
「これ以上知りたいなら」
「なんだ?」
「神殿契約が必要だ。我が派閥の約束ごとでな」
「神殿契約?傘下全部か?随分と大袈裟だな」
元はデーリンの実家も傘下の貴族であった。
デーリンの兄が当主となった際、公爵家から離れて妻の実家の傘下に入ってしまったが。
「神殿契約を結べば、スートレラ家の蜂蜜の秘密やおまえが今感じた疑問の答えを知ることができるぞ」
「神殿契約とはどんな約束ごとなのだ?」
「うむ。そんなに難しいことではない。有り体に言えば公爵派閥の利益を生み出す秘密を守れ!というやつだ」
ものすごくざっくりと言ったドリアンを不審に思うより、勿体ぶって言われた「育てる」ことにどんな秘密があるのか知りたくてたまらなくなり、デーリンは身を乗り出した。
「やる!契約するぞ、してやろうではないか」
乗ってやろうと上から目線で言ったデーリンだが、そのあと出された料理の素晴らしさに完全に骨抜きにされてしまった。
こうしてフォンブランデイル公爵は、好奇心旺盛な教師をひとり、手中に引き込むことに成功した。
「デーリン様、変わらないわね」
翌日一緒に神殿に行く約束を交わし、しこたま酒を飲ませてデーリンを客間に放り込んだドリアンを、マーリアルが待ち受けていた。
「あいつは今も家族が襲われた時の痛みが消えないのだろう」
「・・助かってよかったとは言えないから」
まだ学院生だったデーリンの姉が、その美しさを嫉妬されて毒を盛られた時、オルガード伯爵家は金をかき集めて治療を施した。
一命はとりとめたが、以前のような健康な体を取り戻すことは出来ず、今も療養施設で静かに暮らしているらしい。
「あいつが薬師になったのは、姉上を助けたい一心だったからな。・・・あの時ご両親が医師ではなく錬金術師の毒消しポーションや治療師を頼っていたらどうなっていたんだろうと思うが」
「・・・・・今さらだわ」
吐き捨てるように呟いたマーリアルだが、それは彼女の頭の片隅にもある疑問だった。
治療師や錬金術師は王族もお抱えがいるというのに、一部の貴族の中には頑として認めない者がいるのだ。
残念ながらデーリンの両親たちもそういう考えの持ち主だった。
つまらない嫉妬と頑なな両親の考えのせいで一生を棒に振ったデーリンの姉を思い、マーリアルはため息をつく。
「今から治療師にかかったり、毒消しポーション飲んでももうどうにもならないのかしら」
「・・・・どうだろうな。アコピに聞いてみよう」
「ええ!もし少しでも回復できるならデーリン様もお姉様もお喜びになるわ」
デーリンの両親が健在で、ドリアンが学院生だったときには何もできなかったが、今なら。
仮に伯爵を継いだデーリンの兄が彼の両親のような考えの持ち主であっても、いくらでもやりようがある。
ドリアンは昔の忘れ物を取り戻せるような気がしていた。
翌朝。
山奥の質素な家とは比べものにならない、素晴らしく寝心地の良い寝具と深酒に、思いっきり寝過ごしたデーリン。
ドリアン本人に叩き起こされると馬車に乗せられ、寝ぼけ眼で神殿に連れていかれた。
二日酔いのはっきりしない頭で契約を求められ、よく理解したつもりで勢いサインをしたあと、また眠り込んだ。
気づくといつの間にかまた客間の素晴らしいベッドで、ふかふかの布団に包まっている。
「あれ?私は一体?ああ、いたた」
ズキンズキンとこめかみが痛んで、二日酔いを痛感する。
ベッドサイドテーブルのベルを鳴らすと、何も言っていないのにメイドは冷たい水を持って現れた。
「ありがとう」
飲み干すと、ただの水ではなくレモネの爽やかな香りが口腔から鼻腔に抜けていき、酒を洗い流してくれた気がする。
ふと、神殿契約が気になった。
「あの、すまないが神殿に行くのは何時か聞いているだろうか?」
訊ねるとメイドは不作法にくすりと笑い、真顔に戻ってから衝撃の答えを口にした。
「オルガード様、早朝にドリアン様と神殿に向かわれましたがお忘れでいらっしゃいますか」
デーリンはドリアンと約束を交わした神殿契約自体は後悔しなかったが、契約したことをこれっぽっちも覚えていなかったことは一生の恥だと、以後深酒を厳に戒めたのだった。
医師とは学問を元に治療を行う者、同じく薬師は学問を元に自然素材のみで薬を調合する者。
そして医学院とは一線を引く、素材を魔力で調合することで、ポーションのように薬に特殊な効果を持たせる錬金術師や、公爵家の専属治療師アコピのように治療魔法を駆使する者もいる。
六代国王が開院した医学院は由緒と学問にこだわり、頑なに新しい知識を受け入れず、また治療に魔法は使わない一派と言えば良いだろう。
その医学院に薬師兼植物教師として属するデーリンだが、内心そのこだわりは時代遅れだと思っていた。
実はデーリンは神殿で高い金を払い、密かに治療魔法のスキルを手に入れていたのだ。
治療魔法は治療師のコンディションや魔力、レベルによって効果に差が出てしまうため、治療師たちは患者のために躊躇わず薬もポーションも併用する。
デーリンは治療魔法を使うようになってからそれを知り、自分たちのやり方に固執して、治療師や錬金術師を認めようとしない医学院にしがみつくことをバカらしく思うようになっていた。
今も籍は置いているが、一年のほとんどをフィールドワークだと言って、王都を離れた山間僻地で過ごしている。
薬草採取やそれを調合して売ったり、医師も治療師もいない僻地の農民たちに、まだまだ拙い治療魔法を施したり。
しかしこれだけでは大した金にはならない。
そのため医学院から働きに応じて払われる報奨金を目当てに、時折論文を書いて提出する。今回そのために久しぶりに山から戻ってきたら、ちょうどよくフォンブランデイル公爵より呼び出された。
「ドレイファス様はどうして植物学なんて地味なものに興味を持ったのです?」
自分のライフワークが地味だなんて思ったこともないが、世間からそう思われていることは知っているので念のために聞いてみる。
「えっ?地味ですか?私は新しい植物に出会うとうれしくなって、どうやって育てようか楽しみでたまらなくなるんです」
「ん?育てる?」
まだまだドレイファスの畑は国中に広まっているわけではない。
庭師たちにも限界があり、希望はあっても、まだ公爵家傘下のいくつかの貴族領でしか畑は拓かれていないので、僻地の山にこもっていたデーリンはまったく知らずにいた
「・・・・・あー、デーリン。スートレラの蜂蜜をどうやって採取しているか耳にしたことはあるか?」
見かねたドリアンが注意を引いた。
またも蜂蜜の話で。
「いいや。雑味がまったくない、えらく品質の良いものだとしか」
「そうか。ではまずは味わってもらうとするか」
ドリアンが給仕に頷いてみせると、何枚もの小皿に入れられた様々な色の蜂蜜がデーリンの前にそっと置かれる。
「えっ?まさかこれ全部蜂蜜なのか?随分と色が違うな」
「香りや味も違うぞ。食べてみてくれ」
匙を渡されたデーリンは一皿ずつ口に入れ、飲み込んで、その違いを感じ取った。
最後の皿に匙を入れる頃には、掬った蜂蜜をアーンと舌に乗せてゆっくりと堪能する。
「どれもまったく違うな。蜂蜜がこんなにも違うなんて一体どうしてだ?」
ドレイファスに丁寧に話していたことをすっかり忘れ、幼馴染の会話が再開されている。
「これはスートレラ家の子息が、テイムした蜂に採らせているんだ。どの花の蜜をとるか決めているから、花の特徴が凝縮された蜂蜜なのだよ」
「決まった花?蜂がそんなことわかるのか?」
嘘だろうと呟くと、デーリンは肩を竦めた。
「ああ。スートレラでは蜂のために様々な植物を育てている」
「育てる?」
ドリアンが大きく一呼吸し、問いに答えて続きを話すのかとデーリンは期待したのだが・・・。
「これ以上知りたいなら」
「なんだ?」
「神殿契約が必要だ。我が派閥の約束ごとでな」
「神殿契約?傘下全部か?随分と大袈裟だな」
元はデーリンの実家も傘下の貴族であった。
デーリンの兄が当主となった際、公爵家から離れて妻の実家の傘下に入ってしまったが。
「神殿契約を結べば、スートレラ家の蜂蜜の秘密やおまえが今感じた疑問の答えを知ることができるぞ」
「神殿契約とはどんな約束ごとなのだ?」
「うむ。そんなに難しいことではない。有り体に言えば公爵派閥の利益を生み出す秘密を守れ!というやつだ」
ものすごくざっくりと言ったドリアンを不審に思うより、勿体ぶって言われた「育てる」ことにどんな秘密があるのか知りたくてたまらなくなり、デーリンは身を乗り出した。
「やる!契約するぞ、してやろうではないか」
乗ってやろうと上から目線で言ったデーリンだが、そのあと出された料理の素晴らしさに完全に骨抜きにされてしまった。
こうしてフォンブランデイル公爵は、好奇心旺盛な教師をひとり、手中に引き込むことに成功した。
「デーリン様、変わらないわね」
翌日一緒に神殿に行く約束を交わし、しこたま酒を飲ませてデーリンを客間に放り込んだドリアンを、マーリアルが待ち受けていた。
「あいつは今も家族が襲われた時の痛みが消えないのだろう」
「・・助かってよかったとは言えないから」
まだ学院生だったデーリンの姉が、その美しさを嫉妬されて毒を盛られた時、オルガード伯爵家は金をかき集めて治療を施した。
一命はとりとめたが、以前のような健康な体を取り戻すことは出来ず、今も療養施設で静かに暮らしているらしい。
「あいつが薬師になったのは、姉上を助けたい一心だったからな。・・・あの時ご両親が医師ではなく錬金術師の毒消しポーションや治療師を頼っていたらどうなっていたんだろうと思うが」
「・・・・・今さらだわ」
吐き捨てるように呟いたマーリアルだが、それは彼女の頭の片隅にもある疑問だった。
治療師や錬金術師は王族もお抱えがいるというのに、一部の貴族の中には頑として認めない者がいるのだ。
残念ながらデーリンの両親たちもそういう考えの持ち主だった。
つまらない嫉妬と頑なな両親の考えのせいで一生を棒に振ったデーリンの姉を思い、マーリアルはため息をつく。
「今から治療師にかかったり、毒消しポーション飲んでももうどうにもならないのかしら」
「・・・・どうだろうな。アコピに聞いてみよう」
「ええ!もし少しでも回復できるならデーリン様もお姉様もお喜びになるわ」
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ズキンズキンとこめかみが痛んで、二日酔いを痛感する。
ベッドサイドテーブルのベルを鳴らすと、何も言っていないのにメイドは冷たい水を持って現れた。
「ありがとう」
飲み干すと、ただの水ではなくレモネの爽やかな香りが口腔から鼻腔に抜けていき、酒を洗い流してくれた気がする。
ふと、神殿契約が気になった。
「あの、すまないが神殿に行くのは何時か聞いているだろうか?」
訊ねるとメイドは不作法にくすりと笑い、真顔に戻ってから衝撃の答えを口にした。
「オルガード様、早朝にドリアン様と神殿に向かわれましたがお忘れでいらっしゃいますか」
デーリンはドリアンと約束を交わした神殿契約自体は後悔しなかったが、契約したことをこれっぽっちも覚えていなかったことは一生の恥だと、以後深酒を厳に戒めたのだった。
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