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231 目覚めのあと
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「ドレイファス、具合はどうだ?」
父がやさしく背中を擦ってくれたので、ドレイファスは目を細め、気持ちよさそうにほのりと微笑んだ。
「大丈夫みたいです」
「そうか。よかった・・・」
膝に乗る二匹の魔猫をチラリと見て手を伸ばし、社交辞令程度に頭を数回撫でたドリアン。
「話をしてもいいだろうか?ドレイファス、魔力は戻ってきたか?」
「・・・・・・何故そんなことを?寝れば回復するのだからもう戻ってると思います」
「うむ・・・だよな。魔力の流れを感じることはできるか?そうだ!アーサから教わったアレをやってみてはどうだ?」
「アレ?」
「そうだ、グラウンディング」
ドレイファスは、にこりと笑ってリラックスした体勢を取ると、やってみますと碧い瞳を閉じる。
暫くすると、整えられた呼吸にあわせるように、微かではあるが小さな光の粒がドレイファスからキラキラと放たれるのが確認できた。
─ああ多少は戻っているな!大丈夫だったようだ─
ドリアンがどれほど安堵したことか。
自慢の息子が領主として生きるのに必要な魔力を永遠に失ったかもしれないと、アコピの懸念を聞かされて以来、心配でろくに眠ることもできなかったのだ。
大丈夫に決まっている!とでも言うような顔で丸くなっている真っ黒なヌコを少し恨めしげに見たあと、ドリアンは暫くは学院を休んで回復に務めることと、魔力値の定期的な検査を命じて。
頭を撫で、部屋を出ていった。
「ドリアン様」
「トレモルか。ドレイファスなら目覚めて話もできる。短い時間にするようにな」
「はい」
扉が閉まる前にトレモルが室内に滑り込む。
冷静なトレモルには珍しく、うれしそうに感情が爆発した「ドルーっ!」という叫び声が聞こえた。
「マドゥーン!マールにも知らせたか?」
「はい、今お支度をなさっております」
「うむ、それならよい。夜ワルターたちを呼ぶので晩餐と部屋の準備もいつものように頼む」
ドレイファスの目が覚めてホッとしたものの、次の心配も生まれている。
何人もの魔導師がかかっても、イナゴールの大群を殲滅するなどそうそうできることではないのに、それをドレイファスがやってしまったのだ。
王家に知られたくない!
強く思うドリアンは、ワルターたちと相談したかった。
夜、ドリアンに招集された面々が公爵邸に集まってくる。
「ドレイファスの意識が戻ったそうだな!よかった」
ワルターの言葉を皮切りに、口々に見舞いを述べる仲間たち。
ワルター・サンザルブ侯爵とヌレイグ・モンガル伯爵、ダルスラ・ロンドリン伯爵、ランカイド・スートレラ子爵にクロードゥル・ヤンニル騎士爵はいつもと同じだ。
今日はそれに加え、ローザリオ・シズルスが同席している。
「こうして集まるのは久しぶりですね」
クロードゥルが口を開いた。
ダルスラとは武人同士仲がよく、頻繁に会っているし、ランカイドははちみつを融通してもらうために、もっと頻繁に会っていたが。
ヌレイグ・モンガル伯爵のように離れた領地で仕事に追われ、なかなか会うことのない者もいた。
「ローザリオ殿もご一緒とは」
ダルスラが首を傾げると、ドリアンが説明し始めた。
「まず今日は急であったが集まってくれ、ありがとう。先程話があった通り、ドレイファスは無事目を覚ますことができた」
深く安堵の息を吐き、面々もこくりと同意を見せる。
「まず経緯を説明する。
イナゴールの大群の襲来については、皆も知る通りだ。エリンバーからオレイガへ南下したものの、季節風に乗り、ここまで辿り着いた」
「被害は?」
ワルターが心配そうに訊ねると、ドリアンは首を振って
「避けられないものもあったが、想定よりはかなり少なく済んだ。サンザルブは大丈夫だったのか?」
隣接するサンザルブ侯爵領も風向きによっては襲われてもおかしくなかったが。
「幸いうちは逸れたようだ」
こちらもホッと息を吐いた。
「それは何よりだ。今回襲来の可能性が現実的になってから、領内の農会や我が公爵家の管理する畑にはガラス小屋を設置したり、いろいろ手を尽くしていたが」
ドリアンはその時外出していて、伝言鳥によって事態を知り、急いで帰宅する途中だった。
「イナゴールはキュライトを荒らしたあと、強風に乗ってニスタを飛び越え、いきなりデイルに現れた・・・」
皆、その悍ましい景色を想像し、顔を顰める。
居合わせて、それを目の当たりにしたローザリオは、思い出してぶるりと震える。
「ローザリオ殿、当時のことを話してもらっても?」
「はい。私がシエルドと畑に殺虫ポーションを塗布したカバーをかけていたとき、突然イナゴールが現れました。空が真っ暗になり、不気味な羽音が響いてきて」
寒気を感じ、ローザリオは自分の腕を擦って。
「止められないと思った時ドレイファス様が駆け出して、イナゴールの前に立ちはだかったのです。叫びながら阻止しようと腕を振り上げた。すると凄まじい大旋風がドレイファス様から放たれて、イナゴールたちはまだ遠くに居たものも吹き上げられ、空の上で風の渦に巻き込まれたのです。そして」
ローザリオが大きく息を吸い込む。
「今度は炎焰がドレイファス様から発せられて、風にもみくちゃにされたイナゴールたちを灼き尽くしていきました。私の人生でも見たことがない、見たことが信じられないほどの大魔法で、空にいたイナゴールの大群を一瞬で殲滅したのです」
「まさか、ドレイファス様がおひとりで?」
ダルスラ・ロンドリンがあ然とした顔のまま訊ねると、ローザリオは小さくこくりとしてみせた。
「そ、それは凄いことではありませんか!若くして大魔導師に」
興奮した様子のダルスラが最後まで言う前に、ドリアンが被せる。
「今ドレイファスは二匹のヌコをテイムし、連れ歩いている。そのバフもあり、本人の力以上の魔法を放ったのだと思う。しかし、これが王家に知られるのはまずい」
「っ!ああぁ」
思い至ったダルスラは酷く残念そうだ。
「なあ、もしドレイファス本人が魔導師になりたいと言っても、ドリアンは許さないのか?」
歯に衣着せず、ワルターは疑問を口にした。
それは考えていなかったという顔でドリアンが考え込むと、ワルターとの間に微妙な空気が流れ始める。
窓から差す日射しが傾き、夕暮れの訪れを告げた。
「あの、一休みしませんか?少し頭を冷やして。試作のはちみつを持ってきたので、是非感想をお聞かせください!」
バリバリ働く嫡男エーメに感化され、遅ればせながら商魂が芽生えたスートレラ子爵ランカイドは、そう言うと自ら厨房に行き、冷えた泡の水とグラスを乗せたワゴンを押して戻って来た。
「今度は何の蜜なんだ?」
「ユウズのはちみつです」
「ユウズ?」
何処かで聞いたような。
男たちが首を傾げたのを見て、ランカイドが種を明かす。
「サイルズ領がビネに使っているユウズやカキィの花から蜜を採れないか試しているところで」
「ではこれは?」
「ユウズの蜜で、私がとても気に入っているものの一つです。しかしサイルズ領にはまだ養蜂園がないので、花が咲いたと報せをもらうとカルルドが蜂をつれて訪ねて行き、蜜を集めさせる次第で。
生産量がものすごく少ないのです」
話しながらランカイドはマドラーを回し、ユウズの蜜を混ぜた泡の水をグラスに注いでいく。
「まずはお試しください」
グラスの中は小さな泡が浮かんでは消えていく。
蜜が混ざったことで、透かすと僅かに琥珀がかっている。
ゴクゴクゴクと喉を鳴らしたワルター。
「ん!んんっ!んーんっ」
「ワルター!うまいのか何なのか早く言え!」
「自分で飲めばわかるぞドリアン」
グラスをひとつ手渡して、ドリアンに顎で飲めと促すそれは、どれほど親しくともワルターにしかできないことだ。
幼い頃からマーリアルと親しいローザリオでさえ、いつ見ても驚いてしまうワルターのフランクさ。
これから相談しなくてはならない話の重苦しさを、ほんの一時ながら忘れさせてくれたのだった。
父がやさしく背中を擦ってくれたので、ドレイファスは目を細め、気持ちよさそうにほのりと微笑んだ。
「大丈夫みたいです」
「そうか。よかった・・・」
膝に乗る二匹の魔猫をチラリと見て手を伸ばし、社交辞令程度に頭を数回撫でたドリアン。
「話をしてもいいだろうか?ドレイファス、魔力は戻ってきたか?」
「・・・・・・何故そんなことを?寝れば回復するのだからもう戻ってると思います」
「うむ・・・だよな。魔力の流れを感じることはできるか?そうだ!アーサから教わったアレをやってみてはどうだ?」
「アレ?」
「そうだ、グラウンディング」
ドレイファスは、にこりと笑ってリラックスした体勢を取ると、やってみますと碧い瞳を閉じる。
暫くすると、整えられた呼吸にあわせるように、微かではあるが小さな光の粒がドレイファスからキラキラと放たれるのが確認できた。
─ああ多少は戻っているな!大丈夫だったようだ─
ドリアンがどれほど安堵したことか。
自慢の息子が領主として生きるのに必要な魔力を永遠に失ったかもしれないと、アコピの懸念を聞かされて以来、心配でろくに眠ることもできなかったのだ。
大丈夫に決まっている!とでも言うような顔で丸くなっている真っ黒なヌコを少し恨めしげに見たあと、ドリアンは暫くは学院を休んで回復に務めることと、魔力値の定期的な検査を命じて。
頭を撫で、部屋を出ていった。
「ドリアン様」
「トレモルか。ドレイファスなら目覚めて話もできる。短い時間にするようにな」
「はい」
扉が閉まる前にトレモルが室内に滑り込む。
冷静なトレモルには珍しく、うれしそうに感情が爆発した「ドルーっ!」という叫び声が聞こえた。
「マドゥーン!マールにも知らせたか?」
「はい、今お支度をなさっております」
「うむ、それならよい。夜ワルターたちを呼ぶので晩餐と部屋の準備もいつものように頼む」
ドレイファスの目が覚めてホッとしたものの、次の心配も生まれている。
何人もの魔導師がかかっても、イナゴールの大群を殲滅するなどそうそうできることではないのに、それをドレイファスがやってしまったのだ。
王家に知られたくない!
強く思うドリアンは、ワルターたちと相談したかった。
夜、ドリアンに招集された面々が公爵邸に集まってくる。
「ドレイファスの意識が戻ったそうだな!よかった」
ワルターの言葉を皮切りに、口々に見舞いを述べる仲間たち。
ワルター・サンザルブ侯爵とヌレイグ・モンガル伯爵、ダルスラ・ロンドリン伯爵、ランカイド・スートレラ子爵にクロードゥル・ヤンニル騎士爵はいつもと同じだ。
今日はそれに加え、ローザリオ・シズルスが同席している。
「こうして集まるのは久しぶりですね」
クロードゥルが口を開いた。
ダルスラとは武人同士仲がよく、頻繁に会っているし、ランカイドははちみつを融通してもらうために、もっと頻繁に会っていたが。
ヌレイグ・モンガル伯爵のように離れた領地で仕事に追われ、なかなか会うことのない者もいた。
「ローザリオ殿もご一緒とは」
ダルスラが首を傾げると、ドリアンが説明し始めた。
「まず今日は急であったが集まってくれ、ありがとう。先程話があった通り、ドレイファスは無事目を覚ますことができた」
深く安堵の息を吐き、面々もこくりと同意を見せる。
「まず経緯を説明する。
イナゴールの大群の襲来については、皆も知る通りだ。エリンバーからオレイガへ南下したものの、季節風に乗り、ここまで辿り着いた」
「被害は?」
ワルターが心配そうに訊ねると、ドリアンは首を振って
「避けられないものもあったが、想定よりはかなり少なく済んだ。サンザルブは大丈夫だったのか?」
隣接するサンザルブ侯爵領も風向きによっては襲われてもおかしくなかったが。
「幸いうちは逸れたようだ」
こちらもホッと息を吐いた。
「それは何よりだ。今回襲来の可能性が現実的になってから、領内の農会や我が公爵家の管理する畑にはガラス小屋を設置したり、いろいろ手を尽くしていたが」
ドリアンはその時外出していて、伝言鳥によって事態を知り、急いで帰宅する途中だった。
「イナゴールはキュライトを荒らしたあと、強風に乗ってニスタを飛び越え、いきなりデイルに現れた・・・」
皆、その悍ましい景色を想像し、顔を顰める。
居合わせて、それを目の当たりにしたローザリオは、思い出してぶるりと震える。
「ローザリオ殿、当時のことを話してもらっても?」
「はい。私がシエルドと畑に殺虫ポーションを塗布したカバーをかけていたとき、突然イナゴールが現れました。空が真っ暗になり、不気味な羽音が響いてきて」
寒気を感じ、ローザリオは自分の腕を擦って。
「止められないと思った時ドレイファス様が駆け出して、イナゴールの前に立ちはだかったのです。叫びながら阻止しようと腕を振り上げた。すると凄まじい大旋風がドレイファス様から放たれて、イナゴールたちはまだ遠くに居たものも吹き上げられ、空の上で風の渦に巻き込まれたのです。そして」
ローザリオが大きく息を吸い込む。
「今度は炎焰がドレイファス様から発せられて、風にもみくちゃにされたイナゴールたちを灼き尽くしていきました。私の人生でも見たことがない、見たことが信じられないほどの大魔法で、空にいたイナゴールの大群を一瞬で殲滅したのです」
「まさか、ドレイファス様がおひとりで?」
ダルスラ・ロンドリンがあ然とした顔のまま訊ねると、ローザリオは小さくこくりとしてみせた。
「そ、それは凄いことではありませんか!若くして大魔導師に」
興奮した様子のダルスラが最後まで言う前に、ドリアンが被せる。
「今ドレイファスは二匹のヌコをテイムし、連れ歩いている。そのバフもあり、本人の力以上の魔法を放ったのだと思う。しかし、これが王家に知られるのはまずい」
「っ!ああぁ」
思い至ったダルスラは酷く残念そうだ。
「なあ、もしドレイファス本人が魔導師になりたいと言っても、ドリアンは許さないのか?」
歯に衣着せず、ワルターは疑問を口にした。
それは考えていなかったという顔でドリアンが考え込むと、ワルターとの間に微妙な空気が流れ始める。
窓から差す日射しが傾き、夕暮れの訪れを告げた。
「あの、一休みしませんか?少し頭を冷やして。試作のはちみつを持ってきたので、是非感想をお聞かせください!」
バリバリ働く嫡男エーメに感化され、遅ればせながら商魂が芽生えたスートレラ子爵ランカイドは、そう言うと自ら厨房に行き、冷えた泡の水とグラスを乗せたワゴンを押して戻って来た。
「今度は何の蜜なんだ?」
「ユウズのはちみつです」
「ユウズ?」
何処かで聞いたような。
男たちが首を傾げたのを見て、ランカイドが種を明かす。
「サイルズ領がビネに使っているユウズやカキィの花から蜜を採れないか試しているところで」
「ではこれは?」
「ユウズの蜜で、私がとても気に入っているものの一つです。しかしサイルズ領にはまだ養蜂園がないので、花が咲いたと報せをもらうとカルルドが蜂をつれて訪ねて行き、蜜を集めさせる次第で。
生産量がものすごく少ないのです」
話しながらランカイドはマドラーを回し、ユウズの蜜を混ぜた泡の水をグラスに注いでいく。
「まずはお試しください」
グラスの中は小さな泡が浮かんでは消えていく。
蜜が混ざったことで、透かすと僅かに琥珀がかっている。
ゴクゴクゴクと喉を鳴らしたワルター。
「ん!んんっ!んーんっ」
「ワルター!うまいのか何なのか早く言え!」
「自分で飲めばわかるぞドリアン」
グラスをひとつ手渡して、ドリアンに顎で飲めと促すそれは、どれほど親しくともワルターにしかできないことだ。
幼い頃からマーリアルと親しいローザリオでさえ、いつ見ても驚いてしまうワルターのフランクさ。
これから相談しなくてはならない話の重苦しさを、ほんの一時ながら忘れさせてくれたのだった。
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