82 / 272
82 その名前は
しおりを挟む 場も治まり、何人か項垂れている人はいたけれど問題もなく解散となった。
月原家の人達は監視付きで一先ずは帰すことになる。
今回の件は吸血鬼同士の事件となるため、ハンター協会は手を出すことはないし出来ないのだそう。
月原家に関しては後日吸血鬼達だけで処遇が決められるだろう、と田神先生が報告してくれた。
どうなるかは分からないけれど、もう私達に手を出してくることはないだろう。
……私が相愛の誓いを宣言したとき、伊織は希望を見るような目をしていた。
多分、シェリーのことを考えたんだろう。
まあ、どうするのかは彼らの自由だ。
これ以上関わってこないのならそれでいい。
始祖としての力はまだ扱える状態だけれど、力も馴染んで口調や態度がもとに戻ったからだろうか。
周囲も多少は緊張がほぐれたみたいだった。
「凄いことしちゃったわね?」
苦笑気味にそう言って近付いてきた嘉輪に、私も苦笑いで返す。
「うん、自分でもビックリだよ。……でも、やらずにはいられなかったんだ」
永人と共にあるために。
誰にも邪魔をされないために。
「そうね。……格好良かったわよ? 『これは相愛の誓いである。何人たりとも引き離すことは許されない!』だったかしら?」
わざわざ声マネまでして再現する嘉輪に唇を尖らせる。
「からかわないでよ」
「ごめんごめん、でも格好良いと思ったのも本当よ?」
「ふふ……ありがとう」
そうして笑い合った後、私は愛良の元へと向かった。
愛良は会場で戦闘が始まる前には零士によって連れ出されていたらしい。
事が終わった頃にはあてがわれた部屋に戻り、ベッドに寝かされていた。
「お姉ちゃん……綺麗……」
会って第一声がそれだったせいもあって、心配していたのに気が抜けてしまう。
偉そうな口調ではなくなっても最上の美しさはそのままなため、言いたくなるのも分かる気はするけれど……。
「愛良の方が綺麗だし可愛いぞ?」
横になっている愛良の頭を愛おしそうに撫でながらそう言う零士は相変わらず。
でも、始祖の魅力にすら惑わされないなんて逆にすごすぎる。
今回ばかりはその愛良への思い、本気で称賛に値すると思った。
「どんな様子? 薬がまだ体に残っているんでしょう?」
愛良に近付き状態をたずねる。
吸血鬼なら少し時間を置けば分解出来るような量でも、人間である愛良はそう簡単にはいかない。
体に影響が残るような薬ではないから、休んでいれば動けるようになるとはいえやっぱり時間はかかる。
「治してあげられればいいんだけど……」
永人のように血流を操って薬の成分だけを吐き出させることは出来なくはない。
でも、あれは永人が吸血鬼だから出来た事。
人間の愛良にそんなことをすれば不整脈を起こしかねない。
「永人。さっき持っていた中和剤ってまだあるの? 愛良に使っても大丈夫?」
完全な中和剤じゃないと言っていたけれど、少しでも愛良が楽になればいいと思って聞いた。
でも永人は眉を寄せ「止めておいた方がいい」と口にする。
「あの中和剤は不完全だし、どっちかっていうと気つけ薬に近いからな。俺達が飲むことしか想定してねぇからちょっと無茶な配合したし……」
だから人間である妹には飲ませない方がいいと言われた。
「そっか……」
結局は自然と薬が抜けるのを待つ方がいいってことか……。
「大丈夫だよお姉ちゃん。意識はもうハッキリしてるし、一晩眠っているうちに体も自由に動かせるようになるだろうって言われたから」
「……うん」
愛良の言う通りなのは分かっているけれど、それでも心配なものは心配だ。
「本当に大丈夫だよ。……零士先輩がついていてくれるから」
でも、幸せそうな笑みでそんなことを口にされたら居座るわけにもいかない。
というか、もしかしてお邪魔しちゃったのかな?
なんて思ってしまう。
仕方ないから、私は零士に口うるさいほど頼んだからね! と言い含めて愛良の部屋を出た。
***
「じゃあ永人、おやすみ」
部屋の前まで来ると、私はずっとついて来てくれていた永人に向かってそう言った。
「……」
でも永人は返事もせずスッと目を細める。
不満を覚えていそうなその仕草に、私何かしたっけ? と疑問に思った。
「……おやすみ、じゃねぇよ」
「え?」
低い声を出した永人は、私の肩を抱くようにしてそのまま部屋の中へ一緒に入ってしまう。
そのまま後ろ手にドアを閉め、カチャリと鍵を掛けた。
耳に届いたその音に、ドクンと心臓が大きく跳ねる。
肩を抱く永人の手が熱い気がして、トクトクトクと心音が早まった。
顎を掴まれ、上向かされる。
電気もつけず薄暗い部屋の中、ギラつくような漆黒の瞳と目が合った。
「……今夜は、寝かせるつもりねぇから」
「あ……」
その声音に確かな欲を感じて、ゾクリと体が震える。
怖いわけじゃない。寒いわけでもない。
むしろ、彼の視線や私に触れる手から熱が伝わって来たみたいで……熱い。
「二人きりで、ベッドもある。……そして時間もたっぷりあるしなぁ?」
「永人……」
「逃がさねぇよ」
「っ!」
真剣な目と声が、更に私を昂らせる。
強く私を求めてくれるその想いから、逃れる術なんて私にはない。
だって、その想いこそ私が欲しいものだから。
「お前を奪って良いって、言ったよな?」
小一時間前に言ったばかりの言葉。
「……うん、言ったよ」
「だったら俺は、遠慮なんかしねぇからな?」
遠慮しないと言いながらも、手を出す前にこうして確認してくれている。
そんな分かりづらい優しさも、私の好きな永人の一面。
「……うん。全霊を掛けて、奪ってくれるんだよね?」
顎を掴む永人の手にそっと触れた。
こうして想いを交わし触れ合うだけで、他のことが何も考えられなくなる。
頭の中も心の中も、もう永人でいっぱいになっていた。
「ああ、奪いつくしてやるよ。お前のすべてが、俺でいっぱいになるくらいにな」
妖艶さをも含んだ笑みが浮かべられる。
もう永人でいっぱいになってるよ。
その言葉は、すぐに唇を塞がれたせいで音にならなかった。
でも、きっと伝わっている。
だって、その後の行為で私達は溶け合ってしまうから。
何度も触れる唇に、柔肌を撫でる彼の手に。
与えられた熱で溶けて混ざり合うから。
だからきっと、私の想いも伝わっている。
「永人……」
「ああ……聖良」
名前を呼び合うだけでも、満たされる。
好きで、大好きで、愛しい相手。
私達を邪魔する者は、もういない。
新月の夜は、月でさえ私達を邪魔することはないのだから――。
『妹が吸血鬼の花嫁になりました。』【完】
月原家の人達は監視付きで一先ずは帰すことになる。
今回の件は吸血鬼同士の事件となるため、ハンター協会は手を出すことはないし出来ないのだそう。
月原家に関しては後日吸血鬼達だけで処遇が決められるだろう、と田神先生が報告してくれた。
どうなるかは分からないけれど、もう私達に手を出してくることはないだろう。
……私が相愛の誓いを宣言したとき、伊織は希望を見るような目をしていた。
多分、シェリーのことを考えたんだろう。
まあ、どうするのかは彼らの自由だ。
これ以上関わってこないのならそれでいい。
始祖としての力はまだ扱える状態だけれど、力も馴染んで口調や態度がもとに戻ったからだろうか。
周囲も多少は緊張がほぐれたみたいだった。
「凄いことしちゃったわね?」
苦笑気味にそう言って近付いてきた嘉輪に、私も苦笑いで返す。
「うん、自分でもビックリだよ。……でも、やらずにはいられなかったんだ」
永人と共にあるために。
誰にも邪魔をされないために。
「そうね。……格好良かったわよ? 『これは相愛の誓いである。何人たりとも引き離すことは許されない!』だったかしら?」
わざわざ声マネまでして再現する嘉輪に唇を尖らせる。
「からかわないでよ」
「ごめんごめん、でも格好良いと思ったのも本当よ?」
「ふふ……ありがとう」
そうして笑い合った後、私は愛良の元へと向かった。
愛良は会場で戦闘が始まる前には零士によって連れ出されていたらしい。
事が終わった頃にはあてがわれた部屋に戻り、ベッドに寝かされていた。
「お姉ちゃん……綺麗……」
会って第一声がそれだったせいもあって、心配していたのに気が抜けてしまう。
偉そうな口調ではなくなっても最上の美しさはそのままなため、言いたくなるのも分かる気はするけれど……。
「愛良の方が綺麗だし可愛いぞ?」
横になっている愛良の頭を愛おしそうに撫でながらそう言う零士は相変わらず。
でも、始祖の魅力にすら惑わされないなんて逆にすごすぎる。
今回ばかりはその愛良への思い、本気で称賛に値すると思った。
「どんな様子? 薬がまだ体に残っているんでしょう?」
愛良に近付き状態をたずねる。
吸血鬼なら少し時間を置けば分解出来るような量でも、人間である愛良はそう簡単にはいかない。
体に影響が残るような薬ではないから、休んでいれば動けるようになるとはいえやっぱり時間はかかる。
「治してあげられればいいんだけど……」
永人のように血流を操って薬の成分だけを吐き出させることは出来なくはない。
でも、あれは永人が吸血鬼だから出来た事。
人間の愛良にそんなことをすれば不整脈を起こしかねない。
「永人。さっき持っていた中和剤ってまだあるの? 愛良に使っても大丈夫?」
完全な中和剤じゃないと言っていたけれど、少しでも愛良が楽になればいいと思って聞いた。
でも永人は眉を寄せ「止めておいた方がいい」と口にする。
「あの中和剤は不完全だし、どっちかっていうと気つけ薬に近いからな。俺達が飲むことしか想定してねぇからちょっと無茶な配合したし……」
だから人間である妹には飲ませない方がいいと言われた。
「そっか……」
結局は自然と薬が抜けるのを待つ方がいいってことか……。
「大丈夫だよお姉ちゃん。意識はもうハッキリしてるし、一晩眠っているうちに体も自由に動かせるようになるだろうって言われたから」
「……うん」
愛良の言う通りなのは分かっているけれど、それでも心配なものは心配だ。
「本当に大丈夫だよ。……零士先輩がついていてくれるから」
でも、幸せそうな笑みでそんなことを口にされたら居座るわけにもいかない。
というか、もしかしてお邪魔しちゃったのかな?
なんて思ってしまう。
仕方ないから、私は零士に口うるさいほど頼んだからね! と言い含めて愛良の部屋を出た。
***
「じゃあ永人、おやすみ」
部屋の前まで来ると、私はずっとついて来てくれていた永人に向かってそう言った。
「……」
でも永人は返事もせずスッと目を細める。
不満を覚えていそうなその仕草に、私何かしたっけ? と疑問に思った。
「……おやすみ、じゃねぇよ」
「え?」
低い声を出した永人は、私の肩を抱くようにしてそのまま部屋の中へ一緒に入ってしまう。
そのまま後ろ手にドアを閉め、カチャリと鍵を掛けた。
耳に届いたその音に、ドクンと心臓が大きく跳ねる。
肩を抱く永人の手が熱い気がして、トクトクトクと心音が早まった。
顎を掴まれ、上向かされる。
電気もつけず薄暗い部屋の中、ギラつくような漆黒の瞳と目が合った。
「……今夜は、寝かせるつもりねぇから」
「あ……」
その声音に確かな欲を感じて、ゾクリと体が震える。
怖いわけじゃない。寒いわけでもない。
むしろ、彼の視線や私に触れる手から熱が伝わって来たみたいで……熱い。
「二人きりで、ベッドもある。……そして時間もたっぷりあるしなぁ?」
「永人……」
「逃がさねぇよ」
「っ!」
真剣な目と声が、更に私を昂らせる。
強く私を求めてくれるその想いから、逃れる術なんて私にはない。
だって、その想いこそ私が欲しいものだから。
「お前を奪って良いって、言ったよな?」
小一時間前に言ったばかりの言葉。
「……うん、言ったよ」
「だったら俺は、遠慮なんかしねぇからな?」
遠慮しないと言いながらも、手を出す前にこうして確認してくれている。
そんな分かりづらい優しさも、私の好きな永人の一面。
「……うん。全霊を掛けて、奪ってくれるんだよね?」
顎を掴む永人の手にそっと触れた。
こうして想いを交わし触れ合うだけで、他のことが何も考えられなくなる。
頭の中も心の中も、もう永人でいっぱいになっていた。
「ああ、奪いつくしてやるよ。お前のすべてが、俺でいっぱいになるくらいにな」
妖艶さをも含んだ笑みが浮かべられる。
もう永人でいっぱいになってるよ。
その言葉は、すぐに唇を塞がれたせいで音にならなかった。
でも、きっと伝わっている。
だって、その後の行為で私達は溶け合ってしまうから。
何度も触れる唇に、柔肌を撫でる彼の手に。
与えられた熱で溶けて混ざり合うから。
だからきっと、私の想いも伝わっている。
「永人……」
「ああ……聖良」
名前を呼び合うだけでも、満たされる。
好きで、大好きで、愛しい相手。
私達を邪魔する者は、もういない。
新月の夜は、月でさえ私達を邪魔することはないのだから――。
『妹が吸血鬼の花嫁になりました。』【完】
39
お気に入りに追加
470
あなたにおすすめの小説
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。

【幸せスキル】は蜜の味 ハイハイしてたらレベルアップ
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はアーリー
不慮な事故で死んでしまった僕は転生することになりました
今度は幸せになってほしいという事でチートな能力を神様から授った
まさかの転生という事でチートを駆使して暮らしていきたいと思います
ーーーー
間違い召喚3巻発売記念として投稿いたします
アーリーは間違い召喚と同じ時期に生まれた作品です
読んでいただけると嬉しいです
23話で一時終了となります

転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
やっと買ったマイホームの半分だけ異世界に転移してしまった
ぽてゆき
ファンタジー
涼坂直樹は可愛い妻と2人の子供のため、頑張って働いた結果ついにマイホームを手に入れた。
しかし、まさかその半分が異世界に転移してしまうとは……。
リビングの窓を開けて外に飛び出せば、そこはもう魔法やダンジョンが存在するファンタジーな異世界。
現代のごくありふれた4人(+猫1匹)家族と、異世界の住人との交流を描いたハートフルアドベンチャー物語!

メインをはれない私は、普通に令嬢やってます
かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール
けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・
だから、この世界での普通の令嬢になります!
↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・

【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?
歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。
それから数十年が経ち、気づけば38歳。
のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。
しかしーー
「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」
突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。
これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。
※書籍化のため更新をストップします。

あなたがそう望んだから
まる
ファンタジー
「ちょっとアンタ!アンタよ!!アデライス・オールテア!」
思わず不快さに顔が歪みそうになり、慌てて扇で顔を隠す。
確か彼女は…最近編入してきたという男爵家の庶子の娘だったかしら。
喚き散らす娘が望んだのでその通りにしてあげましたわ。
○○○○○○○○○○
誤字脱字ご容赦下さい。もし電波な転生者に貴族の令嬢が絡まれたら。攻略対象と思われてる男性もガッチリ貴族思考だったらと考えて書いてみました。ゆっくりペースになりそうですがよろしければ是非。
閲覧、しおり、お気に入りの登録ありがとうございました(*´ω`*)
何となくねっとりじわじわな感じになっていたらいいのにと思ったのですがどうなんでしょうね?

【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる