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第1章 異世界探索。
第一の猫、参上!!
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「それで、お願いがあるんですけど……」
女神様が、もじもじしながらこちらを見ている。
うん、嫌な予感しかしない。
「一刻も早く、猫さん達を見つけてほしいんです」
あれ? 思ったよりフツーだ。
「もちろん、探すに決まってるでしょ。私の大事な猫達だもの」
言われなくても探します。
「ところで、私の能力は?」
ドラゴンのいる世界に、アラサーがそのまま放り出されても困るしね。
「一応、テイマーという事になっています。無限収納には、猫さん達のご飯とかたくさん入れています」
……猫メイン?
まぁ、いいけどね。
そこに、一匹のキジトラ猫がやってきた。
「りゅうたろう!」
私が名前を呼ぶと、りゅうたろうは肩に飛び乗ってきた。
「痛い、痛いって!」
子猫の時から肩乗り猫だったりゅうたろうは、大人になっても私の肩に乗ってくる。
重いし、爪はたてるし、私の背中は傷だらけだ。
「りゅうたろうさんは、つかささんと一緒に寝ていたので出て行かなかったみたいです」
何しろ、親猫に育児放棄されていたのを私が育てたからなぁ。
ベッタリなのよね。
「りゅうたろうさんの能力は、体の大きさを自由に変えられます」
……は?
「片手に乗るサイズから、お城くらいまで大きくなれます」
何言ってんの、女神様。
「ドラゴンなんか、ぷちっ! です」
ドラゴンの前に、私がぷちっされるわ!
女神様が、もじもじしながらこちらを見ている。
うん、嫌な予感しかしない。
「一刻も早く、猫さん達を見つけてほしいんです」
あれ? 思ったよりフツーだ。
「もちろん、探すに決まってるでしょ。私の大事な猫達だもの」
言われなくても探します。
「ところで、私の能力は?」
ドラゴンのいる世界に、アラサーがそのまま放り出されても困るしね。
「一応、テイマーという事になっています。無限収納には、猫さん達のご飯とかたくさん入れています」
……猫メイン?
まぁ、いいけどね。
そこに、一匹のキジトラ猫がやってきた。
「りゅうたろう!」
私が名前を呼ぶと、りゅうたろうは肩に飛び乗ってきた。
「痛い、痛いって!」
子猫の時から肩乗り猫だったりゅうたろうは、大人になっても私の肩に乗ってくる。
重いし、爪はたてるし、私の背中は傷だらけだ。
「りゅうたろうさんは、つかささんと一緒に寝ていたので出て行かなかったみたいです」
何しろ、親猫に育児放棄されていたのを私が育てたからなぁ。
ベッタリなのよね。
「りゅうたろうさんの能力は、体の大きさを自由に変えられます」
……は?
「片手に乗るサイズから、お城くらいまで大きくなれます」
何言ってんの、女神様。
「ドラゴンなんか、ぷちっ! です」
ドラゴンの前に、私がぷちっされるわ!
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