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49.ハレルヤ
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と呟いて、家の中に入ってから、部屋着に着替え、野菜とフルーツを洗って、ザクザクと切り分け、皿に盛ってテーブルに着く。ドレッシングも忘れずにかけて、サラダを口に運んだ。
うまい。うますぎる。思わず声を漏らしそうなほど、野菜の力が体中に染み込んでゆく。
感動すると同時に、こんなに野菜に飢えていたのかと驚きもした。食べるのが止まらない。フルーツも皮まで食べそうな勢いでがっつき、たちまち平らげて、俺は大きく息を吐いて落ち着きを取り戻すと、言った。
「俺って、生きているんだよ」
体は生きることを望み、俺もその欲求に応える。そのリレーをシンプルに続けたいのに、ある日終わりがやってくる、必ず、誰の身にでもだ。それでも俺は今、体と心が発した生命の讃歌を聞いた。微かでも、クリアに聞こえる、確かに。
ハレルヤ、ハレルヤ、ハレルヤ―。
「でも死ぬんだよな、俺」
そう言ってから、気を取り直して、サービスエリアで買った土産物を整理することにした。そう、分かってきたんだ。なんだかんだ言っても、人生はきっと、楽しんだ者の勝ちなんだって。
うまい。うますぎる。思わず声を漏らしそうなほど、野菜の力が体中に染み込んでゆく。
感動すると同時に、こんなに野菜に飢えていたのかと驚きもした。食べるのが止まらない。フルーツも皮まで食べそうな勢いでがっつき、たちまち平らげて、俺は大きく息を吐いて落ち着きを取り戻すと、言った。
「俺って、生きているんだよ」
体は生きることを望み、俺もその欲求に応える。そのリレーをシンプルに続けたいのに、ある日終わりがやってくる、必ず、誰の身にでもだ。それでも俺は今、体と心が発した生命の讃歌を聞いた。微かでも、クリアに聞こえる、確かに。
ハレルヤ、ハレルヤ、ハレルヤ―。
「でも死ぬんだよな、俺」
そう言ってから、気を取り直して、サービスエリアで買った土産物を整理することにした。そう、分かってきたんだ。なんだかんだ言っても、人生はきっと、楽しんだ者の勝ちなんだって。
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