とある冒険者セルジュ

相伽

文字の大きさ
上 下
78 / 83
その後

78 新しいベッドの出番。

しおりを挟む
 ラウリーがビクビクと震え、絶頂でセルジュの陰茎をぎゅっぎゅと何度も締め付ける。
 トんだかなと思ってセルジュはラウリーを見た。ラウリーはとろんとした目でセルジュに視線を合わせた。

「トんだな?」

「あふぇ?」

 絶頂で開いた入り口に先を押し当てると、ちゅぱちゅぱと亀頭をはまれるが小刻みに動かす。

「あっ、はぁあん、あっ、ふぅ、」

 完全にトんだのを確認すると、セルジュは聞きたかったことを聞いた。
 ラウリーは自慰は一回と言った。じゃあ他は? と思ったのだ。

「なっ、ラウ? 自慰は一回ちんこを触っただけなの? アナルは?」

 ラウリーが嬉しそうに笑ったので、一瞬嫌な予感がしたのだが。

「セルジュがぁ、夢の中でハメまくってくれたから、イったぁ……」

「……っ!!」

 言葉の暴力が凄い。セルジュはたまらずにハメまくって、ラウリーをイかせまくった。

「あっふぅぅん……」

 ビクビクしているラウリーが落ち着くのを待ってから、腰を引いて一度陰茎を引き抜いた。

「やぁ、もっとシてぇ?」

「もちろんだ。明日にするつもりだったんだけど、今日しようなぁ?」

 ラウリーを背後から抱き上げ、ベッドの端に腰掛ける。ようやく新しいベッドの出番が来た。
 ラウリーを膝裏から抱え、わなわなしている足を上に持ち上げちゅっとアナルに亀頭で口づける。

「あっ、うっ……」

 今まではセルジュの力でも、感じまくってふにゃふにゃになってしまうラウリーを好きに出来なかった。
 けれど新しいベッドは、セルジュが念入りに選んだだけあってスプリングがとてもいい。つまり。

 ラウリーの自重を利用して、一気に最奥の結腸まではめ込んだ。じゅぶぶっ、ぐぽっ。

「あ゛、あ゛~~~~~!」

 ラウリーが潮を吹きながら背を反らして強く絶頂している。だが、ベッドの出番はここから。

 ギシ、ギシ、ギシ。

 スプリングを利用することで、セルジュでも容易にラウリーを安定させたまま上下させることが出来る。
 跳ねた拍子にラウリーをそのまま高く持ち上げて、落ちて来るラウリーをそのまま突き落とす。

 セルジュも気持ちいいし、ラウリーも気持ちがいい。素晴らしい。

「あ゛、はげし、やぁあ」

 ぐぽっ、ぱん、ぐぽぉ、じゅちゅ、ぱぁん。

 左右に大きく広げたラウリーの足が、わなわなと震えている。
 ラウリーは足を支えるセルジュの手を強く握り、背中を反らせてセルジュにもたれかかって来る。

 何度か繰り返しただけでラウリーは既に自分では体を支えられず、セルジュが体を支えている。
 セルジュはウキウキし過ぎて加減を忘れていた。

「あ゛、あ゛、ん゛、んむぅ、くっ」
「あ゛、あ゛、あぅぅぅぅぅ、ひっ」
「ひぃ、あひ、ひぃん」

 ラウリーは激しい結腸攻めにとっくに泣いていたが、セルジュは全く手を緩めなかった。
 喘ぎ声に紛れて、ラウリーが泣いているのに気が付いていなかった。いつもはそこで多少は考えるのだが。

 強過ぎる快感から逃れられずに強くセルジュの手を握るラウリーに、セルジュは気をよくしていた。
 さらによくなってもらおうと体を支えるだけにしていた手を使い、可愛い乳首をきゅっと指で挟んだ。
 ラウリーもセルジュも汗をかいているので、いい感じに指が滑って乳首を押しつぶしこねまわす。

「あ゛、も゛、むぃいぃぃぃいぃ」

 ごちゅっ、ぢゅぷぅ。

 そろそろ自身の射精が近いと思ったセルジュは、目を瞑って更に激しくラウリーを上下させた。
 ググっと背を反らせたラウリーは、潮を吹いてガクガクと震えた。

 プシャァァァァ!

 体全体をビクビクひくひくとさせながらも、一生懸命にセルジュの陰茎をぎゅっぎゅっと締め付けてくるので、セルジュもイった。

 射精の刺激でまたラウリーが酷くガクガクと震える。
 さらにスプリングは急に止まらないので、二人の意思にかかわらず、まだセルジュの陰茎がラウリーのアナルの中を動き続ける。

「っふぅー。やっべ。射精後に自分で動かすのは辛いけど、勝手に動くと気持ちいいな」

 胸を突き出した状態でセルジュにもたれかかっているラウリーはどうかと見ると、滅茶苦茶涙を流していた。
 それも静かに、鼻水とよだれを垂らしながら。これはラウリーがトんだ時の末期症状だった。
 焦ったセルジュは、ラウリーを持ち上げてラウリーに深く埋まっていた自身の陰茎を慌てて引き抜いた。

 ずろろろ、ぬぽぉっ。
 プシ! プシャァ!

 引き抜くときにカリが内壁をこする刺激と、アナルから抜く刺激でラウリーがまた立て続けに潮を吹いた。
 その様子についにやぁといやらしい笑顔を浮かべてしまい、ラウリーに見えないように顔を逸らした。

 ラウリーはぐったりとしつつも小刻みに震え続け、腰が揺らめき時々ビクビクと大きく震えている。
 そのあまりにいやらしい様子に、セルジュはたまらなくなった。

「ラウ、ラーウー?」
「う、うぅん」

 トび過ぎて目はもう合わないが、まだ目は開いている。セルジュにむくむくとけしからん欲望が膨れ上がった。
 セルジュはベッドの中央にラウリーを横たえ、膝が頭の左右に来るまでラウリーの体を折り曲げた。

 わかっていなさそうなラウリーは、ただじっとセルジュを見ている。
 セルジュは精液が溢れて泡立っているアナルに、自身の陰茎を沈めた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【R-18】♡喘ぎ詰め合わせ♥あほえろ短編集

夜井
BL
完結済みの短編エロのみを公開していきます。 現在公開中の作品(随時更新) 『異世界転生したら、激太触手に犯されて即堕ちしちゃった話♥』 異種姦・産卵・大量中出し・即堕ち・二輪挿し・フェラ/イラマ・ごっくん・乳首責め・結腸責め・尿道責め・トコロテン・小スカ

【R18】泊まった温泉旅館はエッチなハプニングが起きる素敵なところでした

桜 ちひろ
恋愛
性欲オバケ主人公「ハル」 性欲以外は普通のOLだが、それのせいで結婚について悩むアラサーだ。 お酒を飲んだ勢いで同期の茜に勧められたある温泉旅館へ行くことにした。そこは紹介された人のみ訪れることのできる特別な温泉旅館だった。 ハルのある行動から旅館の秘密を知り、素敵な時間を過ごすことになる。 ほぼセックスしかしていません。 男性とのプレイがメインですが、レズプレイもあるので苦手な方はご遠慮ください。 絶倫、巨根、連続絶頂、潮吹き、複数プレイ、アナル、性感マッサージ、覗き、露出あり。

僕は性奴隷だけど、御主人様が好き

泡沫の泡
BL
鬼畜ヤンデレ美青年×奴隷色黒美少年。 BL×ファンタジー。 鬼畜、SM表現等のエロスあり。 奴隷として引き取られた少年は、宰相のひとり息子である美青年、ノアにペットとして飼われることとなった。 ひょんなことからノアを愛してしまう少年。 どんな辱めを受けても健気に尽くす少年は、ノアの心を開くことができるのか……

[R18] 転生したらおちんぽ牧場の牛さんになってました♡

ねねこ
BL
転生したら牛になってて、毎日おちんぽミルクを作ってます♡

生贄として捧げられたら人外にぐちゃぐちゃにされた

キルキ
BL
生贄になった主人公が、正体不明の何かにめちゃくちゃにされ挙げ句、いっぱい愛してもらう話。こんなタイトルですがハピエンです。 人外✕人間 ♡喘ぎな分、いつもより過激です。 以下注意 ♡喘ぎ/淫語/直腸責め/快楽墜ち/輪姦/異種姦/複数プレイ/フェラ/二輪挿し/無理矢理要素あり 2024/01/31追記  本作品はキルキのオリジナル小説です。

サッカー少年の性教育

てつじん
BL
小学6年生のサッカー少年、蹴翔(シュート)くん。 コーチに体を悪戯されて、それを聞いたお父さんは身をもってシュートくんに性教育をしてあげちゃいます。

SODOM7日間─異世界性奴隷快楽調教─

槇木 五泉(Maki Izumi)
BL
冴えないサラリーマンが、異世界最高の愛玩奴隷として幸せを掴む話。 第11回BL小説大賞51位を頂きました!! お礼の「番外編」スタートいたしました。今しばらくお付き合いくださいませ。(本編シナリオは完結済みです) 上司に無視され、後輩たちにいじめられながら、毎日終電までのブラック労働に明け暮れる気弱な会社員・真治32歳。とある寒い夜、思い余ってプラットホームから回送電車に飛び込んだ真治は、大昔に人間界から切り離された堕落と退廃の街、ソドムへと転送されてしまう。 魔族が支配し、全ての人間は魔族に管理される奴隷であるというソドムの街で偶然にも真治を拾ったのは、絶世の美貌を持つ淫魔の青年・ザラキアだった。 異世界からの貴重な迷い人(ワンダラー)である真治は、最高位性奴隷調教師のザラキアに淫乱の素質を見出され、ソドム最高の『最高級愛玩奴隷・シンジ』になるため、調教されることになる。 7日間で性感帯の全てを開発され、立派な性奴隷(セクシズ)として生まれ変わることになった冴えないサラリーマンは、果たしてこの退廃した異世界で、最高の地位と愛と幸福を掴めるのか…? 美貌攻め×平凡受け。調教・異種姦・前立腺責め・尿道責め・ドライオーガズム多イキ等で最後は溺愛イチャラブ含むハピエン。(ラストにほんの軽度の流血描写あり。) 【キャラ設定】 ●シンジ 165/56/32 人間。お人好しで出世コースから外れ、童顔と気弱な性格から、後輩からも「新人さん」と陰口を叩かれている。押し付けられた仕事を断れないせいで社畜労働に明け暮れ、思い余って回送電車に身を投げたところソドムに異世界転移した。彼女ナシ童貞。 ●ザラキア 195/80/外見年齢25才程度 淫魔。褐色肌で、横に突き出た15センチ位の長い耳と、山羊のようゆるくにカーブした象牙色の角を持ち、藍色の眼に藍色の長髪を後ろで一つに縛っている。絶世の美貌の持ち主。ソドムの街で一番の奴隷調教師。飴と鞭を使い分ける、陽気な性格。

EDEN ―孕ませ―

豆たん
BL
目覚めた所は、地獄(エデン)だった―――。 平凡な大学生だった主人公が、拉致監禁され、不特定多数の男にひたすら孕ませられるお話です。 【ご注意】 ※この物語の世界には、「男子」と呼ばれる妊娠可能な少数の男性が存在しますが、オメガバースのような発情期・フェロモンなどはありません。女性の妊娠・出産とは全く異なるサイクル・仕組みになっており、作者の都合のいいように作られた独自の世界観による、倫理観ゼロのフィクションです。その点ご了承の上お読み下さい。 ※近親・出産シーンあり。女性蔑視のような発言が出る箇所があります。気になる方はお読みにならないことをお勧め致します。 ※前半はほとんどがエロシーンです。

処理中です...