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出会い編
27 居座りたいセルジュ。
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セルジュはラウリーが事後にそのまま眠れるように、自分から誘ってもラウリーの部屋に行くことが多い。
中には手癖が悪い奴もいるので、事後は速やかに立ち去るのがネコに安心感を与えるいいタチ。
それがセルジュの認識で、今までの行動だった。
関係性が進めばそのまま朝まで一緒に眠ることもあるらしいが、今までそうしたいと思ったことはなかった。
セルジュはラウリーがいちいちちんこに響いて困っていた時に誘われ、他のネコとも関係を持っている。
関係は続いているが事後は自ら速やかに定宿に戻っている。だが、ラウリーの部屋からは帰りたくない。
セルジュも人の事は言えないが、ラウリーは気持ち良いことが大好きで誘惑に弱いモロ感。
だからセルジュのタチの本能とでも言うのだろうか、ラウリーをセルジュなしではいられない体にしたいという気持ちがむくむくと湧いていた。
せめてセルジュが一番いいと言わせたい何か。その為にも、もう一歩先の関係性に進みたかった。
こんな気持ちになったのは初めてだったのもあって、そういう雰囲気にならないかと色々と試したが。
ラウリーは事後、無情にも当たり前のこととして、セルジュを雰囲気で部屋から追い出す。
嫌われたくないのでその雰囲気を察して今までは大人しく帰っていたが、
今日はそういう行動を取る前にラウリーは寝てしまった。
これ幸いと、セルジュはラウリーを抱き込んで寝た。
ラウリーは寝ていてもセルジュにぴったりくっついてすり寄って来て、とてつもなく可愛かった。
朝起きた時にラウリーは酷く驚いているようだったが、拒絶されている感じではなかった。
朝飯を食べるか聞かれて、即答するくらいには嬉しかった。
味を占めたセルジュはラウリーが眠くなるくらいには激しくして、泣いている間に眠ってしまうよう誘導する作戦に切り替えた。
そしてその作戦は今のところ必ず成功していた。コツは無言でちょっと強めに抱きしめて、泣き止むまで優しく撫でること。それで良かった。
「何で帰らないんだよ。放置でいいって言ってるだろ?」
「ラウの朝食が食べたい」
「はぁ……」
ラウリーは自炊もしていて、普通に料理が上手。セルジュも料理は出来るが基本が大雑把なので、大体朝食を理由に居座った。
呆れた顔はするけれど、ちゃんと二人分の朝食を用意してくれる。途中からは最初から二人分の材料を用意してくれるようになった。
セルジュは勝ったと思った。
毎回居座りたいので、ちゃんと負担にならないように飯を奢ったりしてバランスは取っている。
だがそれでセルジュは危険なことに気が付いてしまった。寝起きのラウリーはぽわぽわしていて可愛いいのだ。
だから今は朝から押し倒してなだれ込みたいのだが、お互いにほぼ毎日森に入っているので難しい。
翌日が休みでもちゃんとした休息は大事だし、嫌われたくないので毎回我慢している。
けれど休みの日にいつかはと、セルジュは虎視眈々と狙っていた。
どうしたものかと考えつつ、欲求不満なのかいつも以上に激しく何度も抱いてしまった翌日。
ラウリーに気怠さが加わっていて、とにかくエロい。もうけしからんくらいにエロかった。
ラウリーは普段、ベッドに腰掛けたまま脱ぎ散らかしたズボンを拾う。
その後座ったままズボンをはくのだが、尻もアナルも丸見えで朝からセルジュを無意識に誘惑してくる。
誘惑に負けて抱き着いたこともあるが、邪魔するなと怒られたので我慢するようにしている。
それからはセルジュは起きているが寝たふりをして、こっそりとその光景を眺めるのが好きになった。
ラウリーはズボンをはくとキッチンに行って湯を沸かす。その後、床に脱ぎ散らかした服を拾うのだが。
ラウリーのアナルがまた見えて刺激は強いが愛すべき光景に、にやにやタイムがやって来る。
今日は特に昨日激しくしたせいか、まだアナルがふっくらとほぐれたままなのがわかってしまった。
セルジュのセルジュは元気一杯になった。セルジュも大概誘惑に弱い。誘惑されている訳ではないが。
それからラウリーが長めのシャツを着てしまうと、お尻もアナルも隠れてしまう。非常に残念。
休みでも出かける時には更に膝下までの腰布を巻くので、これでもいつものラウリーよりは無防備なのだが。
その後は手早く飯の用意をしてくれて一緒に食べる。いつもはぽわぽわしたラウリーを楽しむ。
けれど今日は昨日の影響か、ぽわぽわを通り越して気怠げで。ただ前で飯を食べているだけなのにエロい。とにかくエロかった。
食器を洗って片付けるまでは我慢した。我慢はそこまでで、ラウリーを抱きしめて口づけをした。
「ん、ぅ……」
漏れた声さえもいつもより掠れていてエロくて、手をシャツの中に滑りこませて乳首を触った。
昨日の余韻か最初からとてもイイ反応をする。だからセルジュはもう片方の手をアナルに伸ばした。
やはりほぐれたままで。少し弄っただけで濡れて来た。
「あっ、ふぅ、あ……」
色っぽい目つきにアナルに指を挿入してしまった。
「ぁあ、あ、朝から盛り過ぎぃ……」
抵抗が弱かったのもあり、休みだからいいよね? と返事も聞かずに後先考えずに襲った気がする。
でもちゃんと、昨日のうちに今日は特に予定がないことを確認している。
寝ようかなぁと言っていたが、寝るの意味が少し変わるだけだ。
中には手癖が悪い奴もいるので、事後は速やかに立ち去るのがネコに安心感を与えるいいタチ。
それがセルジュの認識で、今までの行動だった。
関係性が進めばそのまま朝まで一緒に眠ることもあるらしいが、今までそうしたいと思ったことはなかった。
セルジュはラウリーがいちいちちんこに響いて困っていた時に誘われ、他のネコとも関係を持っている。
関係は続いているが事後は自ら速やかに定宿に戻っている。だが、ラウリーの部屋からは帰りたくない。
セルジュも人の事は言えないが、ラウリーは気持ち良いことが大好きで誘惑に弱いモロ感。
だからセルジュのタチの本能とでも言うのだろうか、ラウリーをセルジュなしではいられない体にしたいという気持ちがむくむくと湧いていた。
せめてセルジュが一番いいと言わせたい何か。その為にも、もう一歩先の関係性に進みたかった。
こんな気持ちになったのは初めてだったのもあって、そういう雰囲気にならないかと色々と試したが。
ラウリーは事後、無情にも当たり前のこととして、セルジュを雰囲気で部屋から追い出す。
嫌われたくないのでその雰囲気を察して今までは大人しく帰っていたが、
今日はそういう行動を取る前にラウリーは寝てしまった。
これ幸いと、セルジュはラウリーを抱き込んで寝た。
ラウリーは寝ていてもセルジュにぴったりくっついてすり寄って来て、とてつもなく可愛かった。
朝起きた時にラウリーは酷く驚いているようだったが、拒絶されている感じではなかった。
朝飯を食べるか聞かれて、即答するくらいには嬉しかった。
味を占めたセルジュはラウリーが眠くなるくらいには激しくして、泣いている間に眠ってしまうよう誘導する作戦に切り替えた。
そしてその作戦は今のところ必ず成功していた。コツは無言でちょっと強めに抱きしめて、泣き止むまで優しく撫でること。それで良かった。
「何で帰らないんだよ。放置でいいって言ってるだろ?」
「ラウの朝食が食べたい」
「はぁ……」
ラウリーは自炊もしていて、普通に料理が上手。セルジュも料理は出来るが基本が大雑把なので、大体朝食を理由に居座った。
呆れた顔はするけれど、ちゃんと二人分の朝食を用意してくれる。途中からは最初から二人分の材料を用意してくれるようになった。
セルジュは勝ったと思った。
毎回居座りたいので、ちゃんと負担にならないように飯を奢ったりしてバランスは取っている。
だがそれでセルジュは危険なことに気が付いてしまった。寝起きのラウリーはぽわぽわしていて可愛いいのだ。
だから今は朝から押し倒してなだれ込みたいのだが、お互いにほぼ毎日森に入っているので難しい。
翌日が休みでもちゃんとした休息は大事だし、嫌われたくないので毎回我慢している。
けれど休みの日にいつかはと、セルジュは虎視眈々と狙っていた。
どうしたものかと考えつつ、欲求不満なのかいつも以上に激しく何度も抱いてしまった翌日。
ラウリーに気怠さが加わっていて、とにかくエロい。もうけしからんくらいにエロかった。
ラウリーは普段、ベッドに腰掛けたまま脱ぎ散らかしたズボンを拾う。
その後座ったままズボンをはくのだが、尻もアナルも丸見えで朝からセルジュを無意識に誘惑してくる。
誘惑に負けて抱き着いたこともあるが、邪魔するなと怒られたので我慢するようにしている。
それからはセルジュは起きているが寝たふりをして、こっそりとその光景を眺めるのが好きになった。
ラウリーはズボンをはくとキッチンに行って湯を沸かす。その後、床に脱ぎ散らかした服を拾うのだが。
ラウリーのアナルがまた見えて刺激は強いが愛すべき光景に、にやにやタイムがやって来る。
今日は特に昨日激しくしたせいか、まだアナルがふっくらとほぐれたままなのがわかってしまった。
セルジュのセルジュは元気一杯になった。セルジュも大概誘惑に弱い。誘惑されている訳ではないが。
それからラウリーが長めのシャツを着てしまうと、お尻もアナルも隠れてしまう。非常に残念。
休みでも出かける時には更に膝下までの腰布を巻くので、これでもいつものラウリーよりは無防備なのだが。
その後は手早く飯の用意をしてくれて一緒に食べる。いつもはぽわぽわしたラウリーを楽しむ。
けれど今日は昨日の影響か、ぽわぽわを通り越して気怠げで。ただ前で飯を食べているだけなのにエロい。とにかくエロかった。
食器を洗って片付けるまでは我慢した。我慢はそこまでで、ラウリーを抱きしめて口づけをした。
「ん、ぅ……」
漏れた声さえもいつもより掠れていてエロくて、手をシャツの中に滑りこませて乳首を触った。
昨日の余韻か最初からとてもイイ反応をする。だからセルジュはもう片方の手をアナルに伸ばした。
やはりほぐれたままで。少し弄っただけで濡れて来た。
「あっ、ふぅ、あ……」
色っぽい目つきにアナルに指を挿入してしまった。
「ぁあ、あ、朝から盛り過ぎぃ……」
抵抗が弱かったのもあり、休みだからいいよね? と返事も聞かずに後先考えずに襲った気がする。
でもちゃんと、昨日のうちに今日は特に予定がないことを確認している。
寝ようかなぁと言っていたが、寝るの意味が少し変わるだけだ。
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