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若気の至り編
07 何者かを知る
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ようやくセルジュの呼吸が落ち着いて来た頃、まだいやらしくひくつくアナル目掛けて飛びつこうとしたスライムを、逞しい腕が捕まえた。
『ふむ』
セルジュは突然左足を掴まれてビクッとした。左足を持ち上げられて自分も回転したことで、ようやく自分と性交していた相手を知ることになった。
「オ、オーガっ」
オーガは人と同レベルの知性を持つが、肉体の強度は人より数段上。普段は森の深いところで集落を築いていると聞いていた。
そんな存在が何故こんな浅い場所にいるのかがわからず、セルジュはただオーガを見つめた。
ガウンの様なものを羽織ってはいるが、前は全てはだけられている。
恵まれた体格のセルジュよりもさらに一回りは大きく、今のセルジュが並ぶと恥ずかしくなるくらい立派な体躯をしていた。
知性を感じるが鋭さを感じるような顔、日焼けした健康そうな体。何より頭に角が二本生えている。
間違いなく、オーガだった。今のセルジュに勝てる相手ではない。
そもそもオーガは余計なちょっかいをかけなければ、圧倒的弱者である人に関心さえ示さないと聞いていた。
出会ったら静かに大人しくしていれば、それでよかったはず。それなのに何故こんなことになっているのか。
混乱と恐怖でセルジュの背筋はぞくぞくとした。
だがオーガはそんなセルジュにお構いなしに、手を伸ばしブーツとズボンを脱がせ始めた。
「えっ、あっ?」
思わず声が出てセルジュは慌てて口を手で覆った。オーガは普通の二足とは違う。何が気に障って命を失うかわからない。
けれどこの行動の意味を察せないほど鈍感ではなかった。
セルジュはオーガの中心に目をやった。体格と同じく自身より一回りは大きいオーガの陰茎が、既に臨戦態勢になっていた。
(まさか……? えっ、嘘だろ?)
混乱する中、胸当てもその下に着ていたシャツも脱がされた。
変に冷静な部分が破かれたり壊されたりしなくて良かったと思考しつつ、素肌に風を感じた。
自分が森の中で、それも圧倒的な強者であるオーガの前で全裸なことを強く認識させられた。
オーガが自身のそれを見せつけるようにセルジュの右足を跨ぎ、左足を持ち上げ自身の胸に引き寄せた。
足はオーガにされるままだが、上半身は捻じれたまま。本能的な恐怖で僅かでも距離が欲しいのかも知れない。
けれどあれがまた自分の内にと思った瞬間、セルジュの顔が熱くなった。けれど、既に散々シたはずだ。
セルジュは覚えていないが、セルジュが幾度も達していても、オーガ自身はまだ二度しか達していない。
言葉とは裏腹に期待するような表情になっていたセルジュに対し、オーガはにやりと笑った。
「んんっ」
オーガが追加のスライムをセルジュのアナルに宛がった。
そしてオーガの逞しい陰茎が、まだほぐれたままのセルジュのアナルに宛がわれる。
それだけでセルジュの体は甘く疼きふるふると震えるが、だけれどもう、セルジュの体力は限界だ。
「いや、待って、むり、無理だからぁぁぁぁぁ!」
言い終わる前にずぷぷぷぷとまた陰茎をアナルに埋め込まれた。
「あっー、あっ、ああふぅん」
もう限界だと思っていたが、まだ体には熱が残っていたのか入れられただけで体が震えて甘イキを繰り返した。
体勢が変わったことで剛直の角度も変わり、新しい快感をもたらした。
セルジュは快感に体をよじり、両手で顔を覆った。さっきからずっと、オーガの射貫くような視線が気になって遮りたかった。
またあの永遠とも思えるストロークが始まるのかと身構えたが、オーガは腰をゆらゆらと動かした。
敏感に快感をひろうようになってしまったセルジュの入り口に、優しくこねるように陰茎を当てて来る。
「あ゛、ひぃん、それ、だめ、だめぇぇぇぇ」
まるで今までのご褒美だというように、動きが激しいものから優しいものに変わっていた。
自身の快感を一番に追及する動きから、セルジュを気遣う動きに変わったようだと認識してしまうような。
けれどすっかり敏感に感じるようになってしまっていたセルジュが感じる快感は、優しいものではなかった。
「あ゛、あ゛、あ゛ん、あ、だめ、いく、イぐぅぅぅぅ」
「お゛、あ゛、あ゛、あ~~~~~~~っつ!!!!」
容易く何度もセルジュは内外での絶頂を繰り返した。
オーガが自身の胸元で抱えていたセルジュの左足を、セルジュに向かって倒して来た。
それだけで予感を感じたセルジュのアナルは、ひくひくと催促するように蠢いた。
体が柔らかいセルジュの左足は、オーガによって左の脇腹につくまで折り曲げられた。
ぐぽぉ。優しくこねていたはずのオーガの剛直が、セルジュの最奥に再び侵入した。
「あ゛、あ゛、んんんんんん~~~~~~~~!!!!」
じょぱぁぁぁぁ。
最奥に入れられただけで強く絶頂したセルジュは、絶叫しつつ背中をのけ反らせ手で顔を覆った。
既に力を失くしていた自身の陰茎からは、尿が漏れ出していた。
オーガがとんとんと結腸の奥を突いて刺激を与えると尿もじょ、じょぱっとそれに応えるように飛び出す。
きつい絶頂から降り始めて来たセルジュは、自分が失禁したことに遅れて気が付いた。
羞恥で顔に熱が集まるのを感じる。顔を隠していた手の指の隙間から、そっとオーガを窺い見る。
オーガはセルジュの失禁を眺めていたが、その表情はギラギラとした捕食者のままだった。
何故かその事実にほっとしたセルジュは、そのままオーガを見つめた。
それに気が付いたオーガと目が合った。ドキリとした後から、セルジュの記憶はほとんどない。
急にオーガの動きが激しくなり、続くキツい絶頂にセルジュはまた失神してしまったのだ。
オーガは自身に蹂躙され、顔を涙で濡らし鼻水やよだれ、草や土でまで汚れたヒトの顔を見た。
既に失神しているにもかかわらず、与える刺激には従順。オーガが果てるまでずっとアナルはきゅっきゅと締め付け、体もビクビクと反応していた。
完全に解放したにもかかわらず、セルジュは無防備な姿のままビクビクと震え続けていた。
セルジュが震える度にひくつくアナルから溢れ出る精液に、オーガは舌なめずりをした。
『ふむ』
セルジュは突然左足を掴まれてビクッとした。左足を持ち上げられて自分も回転したことで、ようやく自分と性交していた相手を知ることになった。
「オ、オーガっ」
オーガは人と同レベルの知性を持つが、肉体の強度は人より数段上。普段は森の深いところで集落を築いていると聞いていた。
そんな存在が何故こんな浅い場所にいるのかがわからず、セルジュはただオーガを見つめた。
ガウンの様なものを羽織ってはいるが、前は全てはだけられている。
恵まれた体格のセルジュよりもさらに一回りは大きく、今のセルジュが並ぶと恥ずかしくなるくらい立派な体躯をしていた。
知性を感じるが鋭さを感じるような顔、日焼けした健康そうな体。何より頭に角が二本生えている。
間違いなく、オーガだった。今のセルジュに勝てる相手ではない。
そもそもオーガは余計なちょっかいをかけなければ、圧倒的弱者である人に関心さえ示さないと聞いていた。
出会ったら静かに大人しくしていれば、それでよかったはず。それなのに何故こんなことになっているのか。
混乱と恐怖でセルジュの背筋はぞくぞくとした。
だがオーガはそんなセルジュにお構いなしに、手を伸ばしブーツとズボンを脱がせ始めた。
「えっ、あっ?」
思わず声が出てセルジュは慌てて口を手で覆った。オーガは普通の二足とは違う。何が気に障って命を失うかわからない。
けれどこの行動の意味を察せないほど鈍感ではなかった。
セルジュはオーガの中心に目をやった。体格と同じく自身より一回りは大きいオーガの陰茎が、既に臨戦態勢になっていた。
(まさか……? えっ、嘘だろ?)
混乱する中、胸当てもその下に着ていたシャツも脱がされた。
変に冷静な部分が破かれたり壊されたりしなくて良かったと思考しつつ、素肌に風を感じた。
自分が森の中で、それも圧倒的な強者であるオーガの前で全裸なことを強く認識させられた。
オーガが自身のそれを見せつけるようにセルジュの右足を跨ぎ、左足を持ち上げ自身の胸に引き寄せた。
足はオーガにされるままだが、上半身は捻じれたまま。本能的な恐怖で僅かでも距離が欲しいのかも知れない。
けれどあれがまた自分の内にと思った瞬間、セルジュの顔が熱くなった。けれど、既に散々シたはずだ。
セルジュは覚えていないが、セルジュが幾度も達していても、オーガ自身はまだ二度しか達していない。
言葉とは裏腹に期待するような表情になっていたセルジュに対し、オーガはにやりと笑った。
「んんっ」
オーガが追加のスライムをセルジュのアナルに宛がった。
そしてオーガの逞しい陰茎が、まだほぐれたままのセルジュのアナルに宛がわれる。
それだけでセルジュの体は甘く疼きふるふると震えるが、だけれどもう、セルジュの体力は限界だ。
「いや、待って、むり、無理だからぁぁぁぁぁ!」
言い終わる前にずぷぷぷぷとまた陰茎をアナルに埋め込まれた。
「あっー、あっ、ああふぅん」
もう限界だと思っていたが、まだ体には熱が残っていたのか入れられただけで体が震えて甘イキを繰り返した。
体勢が変わったことで剛直の角度も変わり、新しい快感をもたらした。
セルジュは快感に体をよじり、両手で顔を覆った。さっきからずっと、オーガの射貫くような視線が気になって遮りたかった。
またあの永遠とも思えるストロークが始まるのかと身構えたが、オーガは腰をゆらゆらと動かした。
敏感に快感をひろうようになってしまったセルジュの入り口に、優しくこねるように陰茎を当てて来る。
「あ゛、ひぃん、それ、だめ、だめぇぇぇぇ」
まるで今までのご褒美だというように、動きが激しいものから優しいものに変わっていた。
自身の快感を一番に追及する動きから、セルジュを気遣う動きに変わったようだと認識してしまうような。
けれどすっかり敏感に感じるようになってしまっていたセルジュが感じる快感は、優しいものではなかった。
「あ゛、あ゛、あ゛ん、あ、だめ、いく、イぐぅぅぅぅ」
「お゛、あ゛、あ゛、あ~~~~~~~っつ!!!!」
容易く何度もセルジュは内外での絶頂を繰り返した。
オーガが自身の胸元で抱えていたセルジュの左足を、セルジュに向かって倒して来た。
それだけで予感を感じたセルジュのアナルは、ひくひくと催促するように蠢いた。
体が柔らかいセルジュの左足は、オーガによって左の脇腹につくまで折り曲げられた。
ぐぽぉ。優しくこねていたはずのオーガの剛直が、セルジュの最奥に再び侵入した。
「あ゛、あ゛、んんんんんん~~~~~~~~!!!!」
じょぱぁぁぁぁ。
最奥に入れられただけで強く絶頂したセルジュは、絶叫しつつ背中をのけ反らせ手で顔を覆った。
既に力を失くしていた自身の陰茎からは、尿が漏れ出していた。
オーガがとんとんと結腸の奥を突いて刺激を与えると尿もじょ、じょぱっとそれに応えるように飛び出す。
きつい絶頂から降り始めて来たセルジュは、自分が失禁したことに遅れて気が付いた。
羞恥で顔に熱が集まるのを感じる。顔を隠していた手の指の隙間から、そっとオーガを窺い見る。
オーガはセルジュの失禁を眺めていたが、その表情はギラギラとした捕食者のままだった。
何故かその事実にほっとしたセルジュは、そのままオーガを見つめた。
それに気が付いたオーガと目が合った。ドキリとした後から、セルジュの記憶はほとんどない。
急にオーガの動きが激しくなり、続くキツい絶頂にセルジュはまた失神してしまったのだ。
オーガは自身に蹂躙され、顔を涙で濡らし鼻水やよだれ、草や土でまで汚れたヒトの顔を見た。
既に失神しているにもかかわらず、与える刺激には従順。オーガが果てるまでずっとアナルはきゅっきゅと締め付け、体もビクビクと反応していた。
完全に解放したにもかかわらず、セルジュは無防備な姿のままビクビクと震え続けていた。
セルジュが震える度にひくつくアナルから溢れ出る精液に、オーガは舌なめずりをした。
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