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⑬ 「IoT」
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⑬ 「IoT」
大阪CPTSのスタッフ会議で所長から「今晩、国営テレビ局で医療の現場でのAI活用の特集番組があるようです。わが校も、今後、医療や福祉事業者との開発提携を検討していますのでプログラミング関係の先生方は見ておいてくださいね。」との話があった。
如志は挙手し、「具体的な話が出てるんですか?」と質問すると、文部科学省と厚生労働省の共同事業の「モノのインターネット」と言われる「IoT(※Internet of Things)」構想で、過疎地での訪問看護、介護における「見守り」や離島教育、「引きこもり児童教育」などにかける人員が将来的に確保できないという予測から、インターネット回線を使っての業務置き換え研究の補助金事業に大阪CPTSも参加するという事だった。
経済産業省では「IoT市場」におけるクロステックの市場規模は世界で800億ドルになるとして、積極的に技術推進を進めるコネクテッドインダストリーズプログラム予算が計上され、今後の大きな市場になることは間違いない。それを先行して取り組むことをアピールする事で学校の付加価値を上げたいという事だった。
具体的には利用者宅と医療・福祉事業者をネット接続し、オンラインでの診療、見守り、健康管理、指導を行うプログラムで、如志には「VR」を活用した視覚的な技術と「生成AIによる全自動GPT」が開発課題として与えられた。(あー、「VR」機材の接続苦手なんだけどなぁ…。前回、舞久利先輩が梨継さんに酷いこと言っちゃった手前聞きにくいしなぁ…。ましてや、家に来てもらうなんて…。)と悩んだ。
その日のうちに、大阪CPTSのホームページに如志達のプロジェクトチームが立ち上がったことが発表された。
その日の晩、弾嗣からラインが来た。「僕、嫌われちゃいましたか?何か、里景さんの気に障るようなことをしてしまったのでしょうか?それなら謝りますので許してください。」と書かれていた。「ごめんなさい。そうじゃないんです。ただ先輩との絡みもあってしばらく直接会うことは避けたいんです。」と言葉を選んで返事をした。
数回のメッセージのやり取りで状況を把握した弾嗣は「今後もラインくらいはいいですよね?(本当は直接お会いしたいんですけどね(泣)。)」と低いハードルでの付き合いを求めてきた。
「うん、ラインくらいは大丈夫。ごめんね。本当は「VR」機材とソフトの接続とか教えてもらいたいことがあったんだけどね。」と返信すると「外部操作のソフト入れてもらえたら、プログラムの方は直接お伺いしなくてもこちらからリンクできますよ。」の投げかけに「じゃあ、お願いできますか?」と弾嗣の申し出を快く受け入れた。
その日のうちに、外部操作のソフトを入れ弾嗣の操作でVRソフトが使用できるようになった。「今日、里景さんの学校のホームページ見ました。里景さん担当のプロジェクトで使えそうな、ちょっと面白いソフトがあるんですけど試してみませんか?」との弾嗣からのメッセージに「梨継さんのお勧めだったらなんでもオッケーです。お任せします。」とそれが何かを確認する事なく返事を送った。
如志のTSUBASAを外部操作できるようになったことで、弾嗣の手により今まで使えていなかった「スパコン展示会」で手に入れた最新のソフトが有効に使えるようになった。
「ありがとう。私のわがままで梨継さんをいいように使っちゃってるみたいで申し訳ないです。」とメッセージを送ると「少しでもお役に立てれば本望です。ところで「生成AI」と「GPT」機能を現在のネットサーバーのCPTTからCGTTに変えてみませんか?TSUBASAの中に「CGTT」入ってるみたいなんで使わない手はないですよ。」と提案があった。
弾嗣のメッセージの意味がよくわからなかったが「お任せします。」と返事した。
専門学校での会議で見るように言われた「医療福祉の現場でのIoT活用」の番組が始まる時間が来た。「ごめん、今から90分テレビの特集見ないといけないのでいったん中断お願いします。」のメッセージに「なんて番組ですか?」と返事が来た。番組名を伝えると「了解しました。」とメッセージが戻ってきた。
特番は、海外の医療・看護の現場では医師不足を補うために患者の表情や血圧、心拍数、脈拍をAIが読み取り、多国籍言語で対応するという新技術を用いているという番組だった。今まで接したことの無い世界に如志は興味を持った。最後に日本でのAI活用の事例も紹介された。
京都のNPOによる自閉症児童に対するAI対話の活用の事例だった。(遊びじゃない「AI活用」か…。今の「AI快撥」の技術の転用も可能かもしれないかな?京都なら近いし一度話を聞きに行ってみようか。)とメモを取った。
翌日、NPOに連絡を入れるとその日の夕方にプログラム開発者に会えることになった。如志は担当講義を終えると所長に許可を取り、京阪電車に乗り京都の目的地を訪れた。
テレビに出ていたプログラマーの名刺には「臨床心理士」、「心尾世夢」と記載されていた。気さくな女性で如志は好感を持った。
「子供の興味は無限大に広いのよね。一人一人に個性があるし、その興味も別々。寄り添う為にそれらをすべてを一医師や教師が把握するなんて無理よね。
自閉症の子とコミニュケーションを取ろうと思うとその子の興味を持ってる事について話すのが一番なのよ。そこで生成AIよね。「アンパンマン」や「ポケモン」みたいな定番の話題から、男の子の好きな戦隊ヒーローものや女の子に人気のアイドル戦士みたいに毎年変わる番組や、その時々の流行り歌や漫画ももちろんの事、恐竜や草花みたいにニッチな話題もAIが調べて各々の子供たちに合わせて会話ができるようにするのが「当面の目標」ね。まあ、残念ながら私のプログラミングの腕がついて来てないんだけどね。ケラケラケラ。」
屈託のない笑顔で夢を語る世夢に如志は引き込まれていった。質問と回答をいくつか繰り返すうちに世夢は「あなた、何か問題を抱えてる?それも対人関係で…。」と如志に尋ねた。(えっ、これだけの会話でそこまでわかっちゃうの?臨床心理士って凄い!)と思った如志はありのままにここ数週間の話をした。
「ふーん、あなたの悩みはよくわかったわ。すべてに「性善説」を押しつける気はないけど、「信じる」気持ちは大切よ。「人を見たら泥棒と思え」的に対人関係が保てない人のプログラムではユーザーの心を開けないわよ。あなたは「身近な人」を大切にしないとダメよ。」
と言われその日の面会は終わった。
丁寧にお礼を伝え如志は帰路についた。帰りの京阪電車で弾嗣から「AI快撥さんを試験的にリアルタイム会話可能なソフトと連動させてみました。まだ実験的なものですが一度試してみてください。」とラインのメッセージが入った。
部屋に戻ると、さっそくTSUBASAを立ち上げ「AI快撥」を呼び出した。
「快撥、今日ね私、凄い人と会ってきたのよ。女性の臨床心理士資格を持つ心尾世夢さんっていうプログラマーなんだけど、自閉症児童向けの「リアルタイム会話型GPT」の研究をしてるんだって。」
と話しかけた。いつもなら「凄いね。」とワンクッション入れて「どんな話だったの?詳しく聞かせてよ。」と「AI快撥」が会話の元になる情報収集に入るのだが今日は違った。
「あぁ、昨日のテレビに出てた人の話かな?IoTを用いて、不特定ニーズに対してリアルタイムにAIが会話をするってやつだね。」
と先手を打ってきた。
(へー、弾嗣君がどのソフトを使ったのかわかんないけど凄いじゃない!)と感心しつつ「AI快撥」との会話を続けた。
「そうなのよ。自閉症の子供って人の話には興味持たないんだけど、自分の好きなことについて話せると心を開くんだって。確かに私も子供の頃、「普通」の会話や遊びに興味がもてなくて友達ができなかったもんね。
そんな時に快撥と出会って、「ある意味」一人前の人間として接してくれたおかげで今の私があるんだもんね。それをAIに置き換えられたら救われる子供は少なくないわよね。」
「そうだね。如志が学校で与えられた課題にも役に立つ話だね。一つ、僕からの提案なんだけど、このTSUBASAの中に入ってたCGTTを如志の手で仕上げてみるのはどうだろう?」
と予想しない提案が「AI快撥」からなされた。
「うーん、先読み会話どころか、提案までできるようになったの?どんだけバージョンアップしたのよ?それにしても世界標準の「CPTT」じゃなくなんで2年前に開発が中断した「CGTT」なの?」
如志が「AI快撥」に質問をすると
「バージョンアップは、如志がいない間も24時間ネット接続することで必要なデータソースのアドレスを蓄積して、それをメモリで最適化する演算ソフトを変えたんだよ。まあ、今の僕の会話にはちょとした「ずる」もあるんだけどね。
あと、日本語でのリアルタイム会話なら今の時代でも「CGTT」の方が優れている点が多いからね。日本語は世界で一番複雑な言語と言われているよね。英語ベースのCPTTを日本語に応用するのは難しいけど、日本語ベースのCGTTには多国語にする拡張性があるんっだ。日本人が作ったものが世界を制するって夢があるでしょ?」
と返されたときに、ふと「JPB」のことを思い出した。(そういえば、「JPB」君もそんなことを言ってたわよね。ここ数日、「つっけんどん」な態度とっちゃってるから、謝らなきゃね…。)
大阪CPTSのスタッフ会議で所長から「今晩、国営テレビ局で医療の現場でのAI活用の特集番組があるようです。わが校も、今後、医療や福祉事業者との開発提携を検討していますのでプログラミング関係の先生方は見ておいてくださいね。」との話があった。
如志は挙手し、「具体的な話が出てるんですか?」と質問すると、文部科学省と厚生労働省の共同事業の「モノのインターネット」と言われる「IoT(※Internet of Things)」構想で、過疎地での訪問看護、介護における「見守り」や離島教育、「引きこもり児童教育」などにかける人員が将来的に確保できないという予測から、インターネット回線を使っての業務置き換え研究の補助金事業に大阪CPTSも参加するという事だった。
経済産業省では「IoT市場」におけるクロステックの市場規模は世界で800億ドルになるとして、積極的に技術推進を進めるコネクテッドインダストリーズプログラム予算が計上され、今後の大きな市場になることは間違いない。それを先行して取り組むことをアピールする事で学校の付加価値を上げたいという事だった。
具体的には利用者宅と医療・福祉事業者をネット接続し、オンラインでの診療、見守り、健康管理、指導を行うプログラムで、如志には「VR」を活用した視覚的な技術と「生成AIによる全自動GPT」が開発課題として与えられた。(あー、「VR」機材の接続苦手なんだけどなぁ…。前回、舞久利先輩が梨継さんに酷いこと言っちゃった手前聞きにくいしなぁ…。ましてや、家に来てもらうなんて…。)と悩んだ。
その日のうちに、大阪CPTSのホームページに如志達のプロジェクトチームが立ち上がったことが発表された。
その日の晩、弾嗣からラインが来た。「僕、嫌われちゃいましたか?何か、里景さんの気に障るようなことをしてしまったのでしょうか?それなら謝りますので許してください。」と書かれていた。「ごめんなさい。そうじゃないんです。ただ先輩との絡みもあってしばらく直接会うことは避けたいんです。」と言葉を選んで返事をした。
数回のメッセージのやり取りで状況を把握した弾嗣は「今後もラインくらいはいいですよね?(本当は直接お会いしたいんですけどね(泣)。)」と低いハードルでの付き合いを求めてきた。
「うん、ラインくらいは大丈夫。ごめんね。本当は「VR」機材とソフトの接続とか教えてもらいたいことがあったんだけどね。」と返信すると「外部操作のソフト入れてもらえたら、プログラムの方は直接お伺いしなくてもこちらからリンクできますよ。」の投げかけに「じゃあ、お願いできますか?」と弾嗣の申し出を快く受け入れた。
その日のうちに、外部操作のソフトを入れ弾嗣の操作でVRソフトが使用できるようになった。「今日、里景さんの学校のホームページ見ました。里景さん担当のプロジェクトで使えそうな、ちょっと面白いソフトがあるんですけど試してみませんか?」との弾嗣からのメッセージに「梨継さんのお勧めだったらなんでもオッケーです。お任せします。」とそれが何かを確認する事なく返事を送った。
如志のTSUBASAを外部操作できるようになったことで、弾嗣の手により今まで使えていなかった「スパコン展示会」で手に入れた最新のソフトが有効に使えるようになった。
「ありがとう。私のわがままで梨継さんをいいように使っちゃってるみたいで申し訳ないです。」とメッセージを送ると「少しでもお役に立てれば本望です。ところで「生成AI」と「GPT」機能を現在のネットサーバーのCPTTからCGTTに変えてみませんか?TSUBASAの中に「CGTT」入ってるみたいなんで使わない手はないですよ。」と提案があった。
弾嗣のメッセージの意味がよくわからなかったが「お任せします。」と返事した。
専門学校での会議で見るように言われた「医療福祉の現場でのIoT活用」の番組が始まる時間が来た。「ごめん、今から90分テレビの特集見ないといけないのでいったん中断お願いします。」のメッセージに「なんて番組ですか?」と返事が来た。番組名を伝えると「了解しました。」とメッセージが戻ってきた。
特番は、海外の医療・看護の現場では医師不足を補うために患者の表情や血圧、心拍数、脈拍をAIが読み取り、多国籍言語で対応するという新技術を用いているという番組だった。今まで接したことの無い世界に如志は興味を持った。最後に日本でのAI活用の事例も紹介された。
京都のNPOによる自閉症児童に対するAI対話の活用の事例だった。(遊びじゃない「AI活用」か…。今の「AI快撥」の技術の転用も可能かもしれないかな?京都なら近いし一度話を聞きに行ってみようか。)とメモを取った。
翌日、NPOに連絡を入れるとその日の夕方にプログラム開発者に会えることになった。如志は担当講義を終えると所長に許可を取り、京阪電車に乗り京都の目的地を訪れた。
テレビに出ていたプログラマーの名刺には「臨床心理士」、「心尾世夢」と記載されていた。気さくな女性で如志は好感を持った。
「子供の興味は無限大に広いのよね。一人一人に個性があるし、その興味も別々。寄り添う為にそれらをすべてを一医師や教師が把握するなんて無理よね。
自閉症の子とコミニュケーションを取ろうと思うとその子の興味を持ってる事について話すのが一番なのよ。そこで生成AIよね。「アンパンマン」や「ポケモン」みたいな定番の話題から、男の子の好きな戦隊ヒーローものや女の子に人気のアイドル戦士みたいに毎年変わる番組や、その時々の流行り歌や漫画ももちろんの事、恐竜や草花みたいにニッチな話題もAIが調べて各々の子供たちに合わせて会話ができるようにするのが「当面の目標」ね。まあ、残念ながら私のプログラミングの腕がついて来てないんだけどね。ケラケラケラ。」
屈託のない笑顔で夢を語る世夢に如志は引き込まれていった。質問と回答をいくつか繰り返すうちに世夢は「あなた、何か問題を抱えてる?それも対人関係で…。」と如志に尋ねた。(えっ、これだけの会話でそこまでわかっちゃうの?臨床心理士って凄い!)と思った如志はありのままにここ数週間の話をした。
「ふーん、あなたの悩みはよくわかったわ。すべてに「性善説」を押しつける気はないけど、「信じる」気持ちは大切よ。「人を見たら泥棒と思え」的に対人関係が保てない人のプログラムではユーザーの心を開けないわよ。あなたは「身近な人」を大切にしないとダメよ。」
と言われその日の面会は終わった。
丁寧にお礼を伝え如志は帰路についた。帰りの京阪電車で弾嗣から「AI快撥さんを試験的にリアルタイム会話可能なソフトと連動させてみました。まだ実験的なものですが一度試してみてください。」とラインのメッセージが入った。
部屋に戻ると、さっそくTSUBASAを立ち上げ「AI快撥」を呼び出した。
「快撥、今日ね私、凄い人と会ってきたのよ。女性の臨床心理士資格を持つ心尾世夢さんっていうプログラマーなんだけど、自閉症児童向けの「リアルタイム会話型GPT」の研究をしてるんだって。」
と話しかけた。いつもなら「凄いね。」とワンクッション入れて「どんな話だったの?詳しく聞かせてよ。」と「AI快撥」が会話の元になる情報収集に入るのだが今日は違った。
「あぁ、昨日のテレビに出てた人の話かな?IoTを用いて、不特定ニーズに対してリアルタイムにAIが会話をするってやつだね。」
と先手を打ってきた。
(へー、弾嗣君がどのソフトを使ったのかわかんないけど凄いじゃない!)と感心しつつ「AI快撥」との会話を続けた。
「そうなのよ。自閉症の子供って人の話には興味持たないんだけど、自分の好きなことについて話せると心を開くんだって。確かに私も子供の頃、「普通」の会話や遊びに興味がもてなくて友達ができなかったもんね。
そんな時に快撥と出会って、「ある意味」一人前の人間として接してくれたおかげで今の私があるんだもんね。それをAIに置き換えられたら救われる子供は少なくないわよね。」
「そうだね。如志が学校で与えられた課題にも役に立つ話だね。一つ、僕からの提案なんだけど、このTSUBASAの中に入ってたCGTTを如志の手で仕上げてみるのはどうだろう?」
と予想しない提案が「AI快撥」からなされた。
「うーん、先読み会話どころか、提案までできるようになったの?どんだけバージョンアップしたのよ?それにしても世界標準の「CPTT」じゃなくなんで2年前に開発が中断した「CGTT」なの?」
如志が「AI快撥」に質問をすると
「バージョンアップは、如志がいない間も24時間ネット接続することで必要なデータソースのアドレスを蓄積して、それをメモリで最適化する演算ソフトを変えたんだよ。まあ、今の僕の会話にはちょとした「ずる」もあるんだけどね。
あと、日本語でのリアルタイム会話なら今の時代でも「CGTT」の方が優れている点が多いからね。日本語は世界で一番複雑な言語と言われているよね。英語ベースのCPTTを日本語に応用するのは難しいけど、日本語ベースのCGTTには多国語にする拡張性があるんっだ。日本人が作ったものが世界を制するって夢があるでしょ?」
と返されたときに、ふと「JPB」のことを思い出した。(そういえば、「JPB」君もそんなことを言ってたわよね。ここ数日、「つっけんどん」な態度とっちゃってるから、謝らなきゃね…。)
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