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⑥ 「日本橋ジャンク屋」
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⑥ 「日本橋ジャンク屋」
月曜日朝8時40分、専門学校近くのコインパーキングに車を停めた如志は学校に向けて歩き出した。目の下に酷い「クマ」を作って出勤した如志に同じく凄い「クマ」を濃いファンデーションで隠した同僚の「富良礼舞久利」がいつもと違ったしゃがれた声をかけてきた。
「おはよう!如志ちゃん、どうしたのその顔?連荘で徹夜でもしたって顔じゃない!如志ちゃんも22歳なんだから徹夜はダメよ!お肌の「第1コーナー」はもうすぐよ!」
「舞久利さんこそ「深塗り」で隠してられますけど凄いクマじゃないですか!それにそのガラガラ声は何があったんですか?」
(あっ、これは聞いたらダメなやつだったわ。しまった…。)慌てて口を手で隠した如志の質問に、舞久利はあっけらかんと返した。
「土曜の夜に「また」ふられて、オールナイトで「やけ酒」アーンド「やけカラオケ」よ。昼まで歌って、居酒屋で飲みなおしてたらなじみの友達に誘われて、憂さ晴らしのつもりで行った「甲子園」のライトスタンドで頑張って、勝利の美酒とエンドレス「六甲おろし」でガラガラよ!」
富良礼舞久利、24歳。大阪CPTSでは、「ワード」、「エクセル」、「パワーポイント」などオフィスソフトの講師であり、如志が入校して以来の良い先輩であり、飲み友達である。「男好きする顔」と評される「美人顔」でグラマーな舞久利はよくモテるがそれを全く鼻にかけないところが如志は好きで、月に1度は飲みに行く仲である。
というのも「年に10回はふられて泣く。」と本人が自慢するように、「よくモテる」が「よくふられる」出入りの激しい恋愛生活を繰り返してきていることは、飲みに行くたびに愚痴を聞かされる如志はよくわかっている。
「草食系男子キラー」の異名を持ち、大阪CPTSの学生の卒業時によく告白を受け、リスト化しているともっぱらの噂であるがその真意は確かではない。性格は明るく、姉御肌で優しい先輩であるが、「性癖」に「難」があるのではないかと如志は予想している。
「ちょっと人より性欲が強いだけよ。「3回目」を求めたくらいで逃げる男が多すぎるねん!」と酒の席で舞久利は如志に言うが、処女の如志にはその内容がよくわからない。そんな舞久利は如志の趣味を否定することは無いが、知り合った頃は
「如志ちゃんはかわいいんやから、コンタクトレンズにしてもうちょっとおしゃれしたらええのになぁ。もったいないで!その「クルル曹長」みたいな眼鏡とそのおっさんみたいなパーカーとデニムの着こなしを直したら「モテモテライフ」が待ってるで!「生の男」も経験してみたらええと思うんやけどなぁ?」
と言ってくれていたが、幼少期に見たホラー映画のトラウマで「先端恐怖症」の如志は「コンタクトは絶対に無理!」と説明したことと、「彼氏は2次元の方がいいですよ!私にだけやさしい「彼」が私は好きなんです。」と丁寧に説明をしたので最近は言われることは無い。
「舞久利さん、今年に入って何人目ですか?その都度、やけ酒にやけカラオケしてたら、そのうちに喉潰れちゃいますよ!」
と如志が諫めるが舞久利はまったく気にしてないようである。
「この3月の卒業生だけでも20人はキープしてるから月に2回失恋しても年内は大丈夫やわ。いざとなったら、如志ちゃんが教えてくれた「VR彼氏」って道もあるもんな。昨日のベッドは「VRゴーグル」つけたまま寝てしもたわ。ケラケラケラ。
ところで如志ちゃんの「クマ」は何が原因なん?一晩中、イケメン育成でもしてたんか?」
如志は小さく頷いて、「今、新しいパソコンで「生成AI使って、「先読み自動会話可能」な「3D動画彼氏」作成にチャレンジしてるんですよ。」と答えると
「ん?如志ちゃんの言う「3D」って「3次元」って意味やなくて、あくまでモニターの中の「空想彼氏って事?私ら、「オフィス屋」には「プログラマー」の使う言葉は難しすぎるわ。でも、絶対に私を「傷つけへん彼」ができたら私にも紹介したってな。ケラケラケラ。まあ、頑張ってや!」
と廊下の奥まで聞こえるような大声で笑いながら如志の背中をバンバン叩いて、一緒に講師用ロッカーに入った。
「ところでなんで今日は車なん?雨降りの予報でもあれへんかったやろ?」
尋ねた舞久利に「帰りに日本橋のジャンク屋でも行こうと思ってるんですよ。コンピュータで欲しいパーツがあってね。」
満面の笑顔で答える如志に「なんや、「恋する乙女」の顔しとんな。まあ、如志ちゃんの「新作彼氏」が完成したら、いや「新しい彼氏」できたら見せてな。余裕があったら、私にも「鈴木福」君みたいな「かわいい彼氏」つくってな。まあ、がんばりや!」と明るく励ましてくれた。
その日の講義の合間は、スマホを片手に購入予定品の在庫確認で電気関連部品店に電話をかけまくった。幸い、ほとんどの商品が「中古」で購入できる目途がついたことで自然と笑顔がこぼれた。
講義後、「JPB」から「里景先生、今日も凄く楽しそうでしたね。なにかいいことあったんですか?」のチャット質問に「これから、日本橋の電気屋街にパソコンのパーツ探しに行くんでワクワクしてます。」と書き込み、専門学校を後にした。
如志は車を大阪市内に向けて走らせた。日本橋のでんでんタウンの中央にあるコインパーキングに愛車を止めるとリアハッチを開き、パイプキャリアを引っ張り出した。最初の店で3Dカメラとマーキングボールセットと3Dデータレコーダーを購入した。マーキングボールが2つ欠品していて、メーカーが倒産したため新品での補充がきかないために格安で出品されていたのだった。映像関連商品が充実したその店で室内専用VRカメラとVRヘッドセットと画像補正ソフトのセットも併せて購入した。
大きな段ボール2つになったので一度、駐車場に戻った。続いて、先週末の「スパコン展示会」でゲットしたサンプルソフトをコピーするために外付けのハードディスクを購入した。保管用なのでSSDは選ばず旧式のハードディスクで安く済ませた。
続いて液晶モニターを求めて次の店に向かった。メインのマルチタスク用の横に長い通常のアスペクト比16対9に対し21対9のワイドモニターの中古と画像・動画編集用に高解析度の4Kモニターを求めた。2台とも、画面端に気にならないほ程の「液晶飛び」があるジャンク品扱いとなっていた為、格安のサービス品だった。
以前、ゲームソフトハウスのプログラマーだったという店長のアドバイスで、並行作業があるなら、ノーマルモニターも2台設置した4面体勢が絶対に良いとのアドバイスとサブモニターに使うには問題のない、「画面焼け」のある旧式中古を「1000円でええよ。」の一言で「欲」に負けて、如志は購入を決めた。
店長は「2回に分けて運んだほうがええんとちゃう?」と勧めてくれたが、夕暮れが近づいたことと、駐車場までの10分が惜しくなり、「プチプチ梱包材」をもらい、無理やり液晶面に養生テープで張り付けるとキャリアに長ゴムロープで縛り付けた。
「気をつけて持って帰りや。」と店長に見送られ、如志は店を出た。ゴトゴトとキャリアを後ろ手で引きずりながら駐車場に向かっていると、「バチッ!」っと突然ゴムが弾けた。「ガチャ」っ、「ガシャン」と3台のモニターとハードディスクを入れた段ボール箱がキャリアから崩れた!身体を張ってモニターの落下を防ごうと飛び出したはずみで如志は転倒した。
眼鏡が飛び、視界が一気にぼやけた。裸眼視力が0.1無い如志の前でおぼろげに見える3台のモニターとハードディスクの入っている段ボールの輪郭は見えるが眼鏡は差し迫る夕闇の中、見つけることができない。
「お困りのようですね。お手伝いしましょうか?」
と正面から若い男性の声がした。「すみません、眼鏡がそこらへんに落ちていませんか?」の如志の言葉に男は如志の1メートル先に飛んだ眼鏡を拾い上げると
「ありゃー、思いっきりレンズがひび割れちゃってますよ。」
と如志に渡した。
「ありがとうございます。」と如志が眼鏡をかけた瞬間にひび割れた分厚いガラスレンズはフレームから外れてアスファルトの上に落ち、完全に砕けた。如志は途方に暮れた。
「あー、もうダメダメよ。予備の眼鏡は持ってきてないし、車の運転もできないよ…。くすん。」
気が動転してしまった如志は、眼鏡無しで戸惑う顔をじっと見つめる男の熱い視線には全く気付かなかった。
月曜日朝8時40分、専門学校近くのコインパーキングに車を停めた如志は学校に向けて歩き出した。目の下に酷い「クマ」を作って出勤した如志に同じく凄い「クマ」を濃いファンデーションで隠した同僚の「富良礼舞久利」がいつもと違ったしゃがれた声をかけてきた。
「おはよう!如志ちゃん、どうしたのその顔?連荘で徹夜でもしたって顔じゃない!如志ちゃんも22歳なんだから徹夜はダメよ!お肌の「第1コーナー」はもうすぐよ!」
「舞久利さんこそ「深塗り」で隠してられますけど凄いクマじゃないですか!それにそのガラガラ声は何があったんですか?」
(あっ、これは聞いたらダメなやつだったわ。しまった…。)慌てて口を手で隠した如志の質問に、舞久利はあっけらかんと返した。
「土曜の夜に「また」ふられて、オールナイトで「やけ酒」アーンド「やけカラオケ」よ。昼まで歌って、居酒屋で飲みなおしてたらなじみの友達に誘われて、憂さ晴らしのつもりで行った「甲子園」のライトスタンドで頑張って、勝利の美酒とエンドレス「六甲おろし」でガラガラよ!」
富良礼舞久利、24歳。大阪CPTSでは、「ワード」、「エクセル」、「パワーポイント」などオフィスソフトの講師であり、如志が入校して以来の良い先輩であり、飲み友達である。「男好きする顔」と評される「美人顔」でグラマーな舞久利はよくモテるがそれを全く鼻にかけないところが如志は好きで、月に1度は飲みに行く仲である。
というのも「年に10回はふられて泣く。」と本人が自慢するように、「よくモテる」が「よくふられる」出入りの激しい恋愛生活を繰り返してきていることは、飲みに行くたびに愚痴を聞かされる如志はよくわかっている。
「草食系男子キラー」の異名を持ち、大阪CPTSの学生の卒業時によく告白を受け、リスト化しているともっぱらの噂であるがその真意は確かではない。性格は明るく、姉御肌で優しい先輩であるが、「性癖」に「難」があるのではないかと如志は予想している。
「ちょっと人より性欲が強いだけよ。「3回目」を求めたくらいで逃げる男が多すぎるねん!」と酒の席で舞久利は如志に言うが、処女の如志にはその内容がよくわからない。そんな舞久利は如志の趣味を否定することは無いが、知り合った頃は
「如志ちゃんはかわいいんやから、コンタクトレンズにしてもうちょっとおしゃれしたらええのになぁ。もったいないで!その「クルル曹長」みたいな眼鏡とそのおっさんみたいなパーカーとデニムの着こなしを直したら「モテモテライフ」が待ってるで!「生の男」も経験してみたらええと思うんやけどなぁ?」
と言ってくれていたが、幼少期に見たホラー映画のトラウマで「先端恐怖症」の如志は「コンタクトは絶対に無理!」と説明したことと、「彼氏は2次元の方がいいですよ!私にだけやさしい「彼」が私は好きなんです。」と丁寧に説明をしたので最近は言われることは無い。
「舞久利さん、今年に入って何人目ですか?その都度、やけ酒にやけカラオケしてたら、そのうちに喉潰れちゃいますよ!」
と如志が諫めるが舞久利はまったく気にしてないようである。
「この3月の卒業生だけでも20人はキープしてるから月に2回失恋しても年内は大丈夫やわ。いざとなったら、如志ちゃんが教えてくれた「VR彼氏」って道もあるもんな。昨日のベッドは「VRゴーグル」つけたまま寝てしもたわ。ケラケラケラ。
ところで如志ちゃんの「クマ」は何が原因なん?一晩中、イケメン育成でもしてたんか?」
如志は小さく頷いて、「今、新しいパソコンで「生成AI使って、「先読み自動会話可能」な「3D動画彼氏」作成にチャレンジしてるんですよ。」と答えると
「ん?如志ちゃんの言う「3D」って「3次元」って意味やなくて、あくまでモニターの中の「空想彼氏って事?私ら、「オフィス屋」には「プログラマー」の使う言葉は難しすぎるわ。でも、絶対に私を「傷つけへん彼」ができたら私にも紹介したってな。ケラケラケラ。まあ、頑張ってや!」
と廊下の奥まで聞こえるような大声で笑いながら如志の背中をバンバン叩いて、一緒に講師用ロッカーに入った。
「ところでなんで今日は車なん?雨降りの予報でもあれへんかったやろ?」
尋ねた舞久利に「帰りに日本橋のジャンク屋でも行こうと思ってるんですよ。コンピュータで欲しいパーツがあってね。」
満面の笑顔で答える如志に「なんや、「恋する乙女」の顔しとんな。まあ、如志ちゃんの「新作彼氏」が完成したら、いや「新しい彼氏」できたら見せてな。余裕があったら、私にも「鈴木福」君みたいな「かわいい彼氏」つくってな。まあ、がんばりや!」と明るく励ましてくれた。
その日の講義の合間は、スマホを片手に購入予定品の在庫確認で電気関連部品店に電話をかけまくった。幸い、ほとんどの商品が「中古」で購入できる目途がついたことで自然と笑顔がこぼれた。
講義後、「JPB」から「里景先生、今日も凄く楽しそうでしたね。なにかいいことあったんですか?」のチャット質問に「これから、日本橋の電気屋街にパソコンのパーツ探しに行くんでワクワクしてます。」と書き込み、専門学校を後にした。
如志は車を大阪市内に向けて走らせた。日本橋のでんでんタウンの中央にあるコインパーキングに愛車を止めるとリアハッチを開き、パイプキャリアを引っ張り出した。最初の店で3Dカメラとマーキングボールセットと3Dデータレコーダーを購入した。マーキングボールが2つ欠品していて、メーカーが倒産したため新品での補充がきかないために格安で出品されていたのだった。映像関連商品が充実したその店で室内専用VRカメラとVRヘッドセットと画像補正ソフトのセットも併せて購入した。
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「気をつけて持って帰りや。」と店長に見送られ、如志は店を出た。ゴトゴトとキャリアを後ろ手で引きずりながら駐車場に向かっていると、「バチッ!」っと突然ゴムが弾けた。「ガチャ」っ、「ガシャン」と3台のモニターとハードディスクを入れた段ボール箱がキャリアから崩れた!身体を張ってモニターの落下を防ごうと飛び出したはずみで如志は転倒した。
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「ありゃー、思いっきりレンズがひび割れちゃってますよ。」
と如志に渡した。
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