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「デイリーLA号外と夕刊」
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「デイリーLA号外と夕刊」
次の日の朝、首筋に鈍い痛みを感じながら起きてきたアグネス。テレビをつけると、相変わらず、マリブ・プレスクールの報道が映し出されている。(このお祭り騒ぎも、今日の市警の記者会見までね。あぁ、この5日間長かったわ・・・。)ピロリーン、と携帯が鳴った。マチルダからのラインだった。「頭と首大丈夫?」と来ていたので、「ノープロブレム!」と返信した。
履歴を確認すると、午前4時過ぎに、セシルから「身体大丈夫か?先生たちの無実ほぼ決定。安心しな!朝刊は間に合わなかったので、夕刊で詳しく読んでくれ!」と入っていた。
アグネスは「いろいろとありがとうございました。改めて、お礼させてください。」とメッセージを送り返し、学校へ行く準備を済まして、家を出た。
マチルダの家に誘いに行き、学校へむかう間、マチルダと
「咄嗟に出た、昨日のブレンバスターだけど、ラマダに見てもらおうか?」
「そうね、気持ちよく技は出せたような気はするけど、外から見てどうかよね?」
「ひとりじゃ絶対持ち上がらないけど、ふたりなら何とか行けそうな気がするの。」
「うん、そうしよう。明日にでも練習場で見てもらいましょ!」
と話しながら、昨日までを回想した。
学校が終わると、マチルダの携帯にラマダからメッセージが入っていた。
「あんたら、やらかしてくれたわね!明日、必ず事務所に来るように!」
とのことだった。アグネスにもメッセージを聞かせた。
「えっ、「やらかした」って何のことかなぁ?」
「怒られるようなことだったら、どうしよう・・・。」
「思い当たる節が多すぎて、想像できないね。」
「まず、先生たちに会いに行きましょう!」
と2人はバスに乗り込んだ。バスに乗り込むと、デイリーLAを車内で読むサラリーマンらしき人がいたが、4つ折りにして読んでいたため、内容まではわからなかった。
4時すぎにホテルに着き、709号室に着き、ドアをノックした。コンコンコン。「はーい。」とマリーの声が聞こえた。
「アグネスとマチルダです。」
と言ってドアを開けると、マリーが近づいてくるなり、2人の耳を引っ張り、
「あんたたち!何しでかしたの!こっちに来て説明しなさい!」
と何やら怒っているようだ。「????」よくわけがわからないままに、ベットに座らされ、タブロイド判の新聞を2人の間に開いて置かれた。
「!!!」
「マリブ・プレスクール放火犯確保の瞬間」の見出しと、男とブレーンバスターをかけるジャージ姿にマスクを被った2人の後ろ姿がでかでかと写し出されていた。「デイリーLA号外」と上段に書かれている。
「これ!あなたたちでしょう!」
「・・・・・」
「はっきり答えなさい!」
「・・・は、はい・・・。」
パシッ、パシッとマリーの平手が、アグネスとマチルダの頬を打った。
「危ないことしちゃだめよって、昨日言ったのに・・・バカ!でも・・・ありがとう・・・。」とマリーは2人の頭を両手で抱きしめた。園長先生は後ろで涙ぐんでいる。
「ごめんなさい・・・、でも、どうしても先生たちを助けたくって・・・」
午後4時半、ホテルのテレビでロス市警の記者会見が臨時ニュースとして映し出された。会見席の中央にケネス警部が座っている。記者席の端っこの方に、セシルの後ろ姿も見える。「マリブ・プレスクール事件真相判明!犯人逮捕!」のテロップが画面上段を流れている。広報官が、
「ただいまより、ロサンゼルス市マリブでのプレスクール虐待事件の真相と犯人逮捕の会見を行わせてもらいます。」
と話すと当時に、無数のフラッシュが会場で瞬いた。
ケネス警部の会見が始まった。
「えー、まず、先日来、マスコミを賑やかしている「第2のマクマーティン・プレスクール事件」と言われている、マリブ・プレスクールの園児虐待問題ですが、園長および長女を任意同行し、捜査してまいりましたが、この件に関しましては、園児虐待との噂は事実無根で訴訟で訴えられていた事件そのものが存在していなかったことをご報告させていただきます。本日、園長および長女は無実であるとのことより、既に釈放となっております。」
場内の記者たちから大きなどよめきが起こり、フラッシュが瞬いた。
「この事件の背景として、リバティ・アセットマネジメント部長のランドル・ルメイを、「マリブ・プレスクールの地上げ、買収工作」、「不存在の虐待被害者をでっちあげての集団訴訟工作」、「関係者による営業妨害および施設損壊工作」の容疑および「昨晩の放火未遂事件、施設への不法侵入」の現行犯で昨晩逮捕いたしました。地上げ目的のマリブ・プレスクールへの多数の不法行為を現認しています。」
再び沸き起こるどよめきとフラッシュの波。
「先ほどの、「放火未遂、施設への不法侵入」の現行犯および施設外壁への誹謗中傷の落書き等の「営業妨害および施設損壊」の容疑でU&Kエステートのウイリアム・ラングトン、ジェフ・ファインスタンを逮捕いたしました。
このふたりにつきましては、約1か月前にマリブ・プレスクールの園長の長女マリー保育員に対する暴行行為での逮捕、後に縁側の被害届の取り下げによる釈放につながったのではありますが、その事件による個人的な恨みに対し、リバティ・アセットマネジメントのランドル・ルメイからの働きかけも加わり、共犯扱いでの逮捕になります。」
とケネスは淡々と事件の背景を会見していった。
「さらに、リバティ・アセットマネジメントの親会社に位置する、リバティ・バンクのマリブ支店長トミー・ルメイを「偽計業務妨害」の容疑で逮捕いたしました。マリブ・プレスクールの虐待事件をでっち上げた、園児の母親、虐待の診断をした小児クリニックおよび虐待の証言を園児の意識誘導により虚偽発言させた背景に、同行からのカードローン等の融資返済のバーターがあったと思われます。3名の園児を当園に編入させ、3人の母親が、その父母会のSNSグループに虚偽の事案を書き込み、指定のクリニックおよびカウンセラーへの受診を促させた事実が確認されています。
また、クリニック、カウンセラーはトミー・ルメイの指示に合わせ、事実と異なる診断結果および証言を保護者に通達していました。その結果、ありもしないことが、園児の証言を基に保護者の不安をあおり、集団訴訟に繋がったものです。」
フラッシュは、数十秒にわたり会見が中断してしまった。
「余談ではありますが、リバティ・アセットマネジメント部長のランドル・ルメイとリバティ・バンクマリブ支店長トミー・ルメイは実の兄弟です。1983年にロスを騒がせたマグマーティン・プレスクール事件当時、園児として訴訟に関わっていたことがわかっています。
何がしら、その事件で心に傷を負っていた可能性もあります。その心の傷が今回の事件に何がしら影響を与えている可能性もあります。今後の、取り調べで、その辺ははっきりとわかることになるでしょうが、今回の事件で、間違えた誘導によって訴訟に至った園児および家族が心に傷を負うことの無い様、マスコミの皆様には今後のこの事件の取り扱いの配慮をお願いします。
以上が、この事件の概略となります。結論をまとめますと、マリブ・プレスクールの虐待事件は虚偽のでっち上げ事件につき、園長およびその長女は完全に無実です。その事件を画策、実行した4名を逮捕。その協力者については、現在、任意同行で捜査を継続している状況です。」
と発言し終わり、ケネス警部はマイクをスタンドに戻した。
「では、これより、質疑応答に入ります。質問のある方は挙手の上、所属、氏名を名乗っていただいたのち、質問していただけるようお願いいたします。」
と報道官がアナウンスした。一気に多数の記者たちの手があがるシーンがテレビに映し出された。
次の日の朝、首筋に鈍い痛みを感じながら起きてきたアグネス。テレビをつけると、相変わらず、マリブ・プレスクールの報道が映し出されている。(このお祭り騒ぎも、今日の市警の記者会見までね。あぁ、この5日間長かったわ・・・。)ピロリーン、と携帯が鳴った。マチルダからのラインだった。「頭と首大丈夫?」と来ていたので、「ノープロブレム!」と返信した。
履歴を確認すると、午前4時過ぎに、セシルから「身体大丈夫か?先生たちの無実ほぼ決定。安心しな!朝刊は間に合わなかったので、夕刊で詳しく読んでくれ!」と入っていた。
アグネスは「いろいろとありがとうございました。改めて、お礼させてください。」とメッセージを送り返し、学校へ行く準備を済まして、家を出た。
マチルダの家に誘いに行き、学校へむかう間、マチルダと
「咄嗟に出た、昨日のブレンバスターだけど、ラマダに見てもらおうか?」
「そうね、気持ちよく技は出せたような気はするけど、外から見てどうかよね?」
「ひとりじゃ絶対持ち上がらないけど、ふたりなら何とか行けそうな気がするの。」
「うん、そうしよう。明日にでも練習場で見てもらいましょ!」
と話しながら、昨日までを回想した。
学校が終わると、マチルダの携帯にラマダからメッセージが入っていた。
「あんたら、やらかしてくれたわね!明日、必ず事務所に来るように!」
とのことだった。アグネスにもメッセージを聞かせた。
「えっ、「やらかした」って何のことかなぁ?」
「怒られるようなことだったら、どうしよう・・・。」
「思い当たる節が多すぎて、想像できないね。」
「まず、先生たちに会いに行きましょう!」
と2人はバスに乗り込んだ。バスに乗り込むと、デイリーLAを車内で読むサラリーマンらしき人がいたが、4つ折りにして読んでいたため、内容まではわからなかった。
4時すぎにホテルに着き、709号室に着き、ドアをノックした。コンコンコン。「はーい。」とマリーの声が聞こえた。
「アグネスとマチルダです。」
と言ってドアを開けると、マリーが近づいてくるなり、2人の耳を引っ張り、
「あんたたち!何しでかしたの!こっちに来て説明しなさい!」
と何やら怒っているようだ。「????」よくわけがわからないままに、ベットに座らされ、タブロイド判の新聞を2人の間に開いて置かれた。
「!!!」
「マリブ・プレスクール放火犯確保の瞬間」の見出しと、男とブレーンバスターをかけるジャージ姿にマスクを被った2人の後ろ姿がでかでかと写し出されていた。「デイリーLA号外」と上段に書かれている。
「これ!あなたたちでしょう!」
「・・・・・」
「はっきり答えなさい!」
「・・・は、はい・・・。」
パシッ、パシッとマリーの平手が、アグネスとマチルダの頬を打った。
「危ないことしちゃだめよって、昨日言ったのに・・・バカ!でも・・・ありがとう・・・。」とマリーは2人の頭を両手で抱きしめた。園長先生は後ろで涙ぐんでいる。
「ごめんなさい・・・、でも、どうしても先生たちを助けたくって・・・」
午後4時半、ホテルのテレビでロス市警の記者会見が臨時ニュースとして映し出された。会見席の中央にケネス警部が座っている。記者席の端っこの方に、セシルの後ろ姿も見える。「マリブ・プレスクール事件真相判明!犯人逮捕!」のテロップが画面上段を流れている。広報官が、
「ただいまより、ロサンゼルス市マリブでのプレスクール虐待事件の真相と犯人逮捕の会見を行わせてもらいます。」
と話すと当時に、無数のフラッシュが会場で瞬いた。
ケネス警部の会見が始まった。
「えー、まず、先日来、マスコミを賑やかしている「第2のマクマーティン・プレスクール事件」と言われている、マリブ・プレスクールの園児虐待問題ですが、園長および長女を任意同行し、捜査してまいりましたが、この件に関しましては、園児虐待との噂は事実無根で訴訟で訴えられていた事件そのものが存在していなかったことをご報告させていただきます。本日、園長および長女は無実であるとのことより、既に釈放となっております。」
場内の記者たちから大きなどよめきが起こり、フラッシュが瞬いた。
「この事件の背景として、リバティ・アセットマネジメント部長のランドル・ルメイを、「マリブ・プレスクールの地上げ、買収工作」、「不存在の虐待被害者をでっちあげての集団訴訟工作」、「関係者による営業妨害および施設損壊工作」の容疑および「昨晩の放火未遂事件、施設への不法侵入」の現行犯で昨晩逮捕いたしました。地上げ目的のマリブ・プレスクールへの多数の不法行為を現認しています。」
再び沸き起こるどよめきとフラッシュの波。
「先ほどの、「放火未遂、施設への不法侵入」の現行犯および施設外壁への誹謗中傷の落書き等の「営業妨害および施設損壊」の容疑でU&Kエステートのウイリアム・ラングトン、ジェフ・ファインスタンを逮捕いたしました。
このふたりにつきましては、約1か月前にマリブ・プレスクールの園長の長女マリー保育員に対する暴行行為での逮捕、後に縁側の被害届の取り下げによる釈放につながったのではありますが、その事件による個人的な恨みに対し、リバティ・アセットマネジメントのランドル・ルメイからの働きかけも加わり、共犯扱いでの逮捕になります。」
とケネスは淡々と事件の背景を会見していった。
「さらに、リバティ・アセットマネジメントの親会社に位置する、リバティ・バンクのマリブ支店長トミー・ルメイを「偽計業務妨害」の容疑で逮捕いたしました。マリブ・プレスクールの虐待事件をでっち上げた、園児の母親、虐待の診断をした小児クリニックおよび虐待の証言を園児の意識誘導により虚偽発言させた背景に、同行からのカードローン等の融資返済のバーターがあったと思われます。3名の園児を当園に編入させ、3人の母親が、その父母会のSNSグループに虚偽の事案を書き込み、指定のクリニックおよびカウンセラーへの受診を促させた事実が確認されています。
また、クリニック、カウンセラーはトミー・ルメイの指示に合わせ、事実と異なる診断結果および証言を保護者に通達していました。その結果、ありもしないことが、園児の証言を基に保護者の不安をあおり、集団訴訟に繋がったものです。」
フラッシュは、数十秒にわたり会見が中断してしまった。
「余談ではありますが、リバティ・アセットマネジメント部長のランドル・ルメイとリバティ・バンクマリブ支店長トミー・ルメイは実の兄弟です。1983年にロスを騒がせたマグマーティン・プレスクール事件当時、園児として訴訟に関わっていたことがわかっています。
何がしら、その事件で心に傷を負っていた可能性もあります。その心の傷が今回の事件に何がしら影響を与えている可能性もあります。今後の、取り調べで、その辺ははっきりとわかることになるでしょうが、今回の事件で、間違えた誘導によって訴訟に至った園児および家族が心に傷を負うことの無い様、マスコミの皆様には今後のこの事件の取り扱いの配慮をお願いします。
以上が、この事件の概略となります。結論をまとめますと、マリブ・プレスクールの虐待事件は虚偽のでっち上げ事件につき、園長およびその長女は完全に無実です。その事件を画策、実行した4名を逮捕。その協力者については、現在、任意同行で捜査を継続している状況です。」
と発言し終わり、ケネス警部はマイクをスタンドに戻した。
「では、これより、質疑応答に入ります。質問のある方は挙手の上、所属、氏名を名乗っていただいたのち、質問していただけるようお願いいたします。」
と報道官がアナウンスした。一気に多数の記者たちの手があがるシーンがテレビに映し出された。
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