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組み敷いていた智也の身体がガクガクと震え出す。
今犯されていることに対する恐怖心ではなさそうだ。
トラウマか何かか………
別に俺はコイツに酷いことをしたい訳じゃない。
犯してる立場で言えたことではないが。
確かに泣かせてやりたいし啼かせてやりたい。
色々なプレイもしたい…が!愛あるがゆえの鬼畜というかなんというか…
色々と考えていたら、息子が萎えてしまった。
智也の中にあったローターを抜いてやり、優しく頬を叩いて覚醒の手助けをする。
「やっやっ…」
身体はガクガクと震え、瞳からはボロボロと涙を流しながら怯えた目で見つめてくる
(ゾクゾクする…)い、いかん。
首を振って衝動に耐え、優しい手つきで頬に触れてやる。
「た………けて………た…すけ…」
必死に手を伸ばしても、空中を掠めシーツに落ちる。
心做しか、呼吸も荒くなった気がした。
「大丈夫だ…大丈夫、だから」
そう言って抱きしめてやり、子供をあやすように背中をさすってやる。
数分して、呼吸が落ち着いたのを確認して身体を離してやった。
顔をのぞき込むと、長い睫毛を濡らして寝息をたてているようだ。
「ふっ」
この状況にも拘らず眠れる事に思わず笑ってしまった。
自己防衛の意味もあるのかもしれないが…
とにかく、起きたら謝らないとな。
今犯されていることに対する恐怖心ではなさそうだ。
トラウマか何かか………
別に俺はコイツに酷いことをしたい訳じゃない。
犯してる立場で言えたことではないが。
確かに泣かせてやりたいし啼かせてやりたい。
色々なプレイもしたい…が!愛あるがゆえの鬼畜というかなんというか…
色々と考えていたら、息子が萎えてしまった。
智也の中にあったローターを抜いてやり、優しく頬を叩いて覚醒の手助けをする。
「やっやっ…」
身体はガクガクと震え、瞳からはボロボロと涙を流しながら怯えた目で見つめてくる
(ゾクゾクする…)い、いかん。
首を振って衝動に耐え、優しい手つきで頬に触れてやる。
「た………けて………た…すけ…」
必死に手を伸ばしても、空中を掠めシーツに落ちる。
心做しか、呼吸も荒くなった気がした。
「大丈夫だ…大丈夫、だから」
そう言って抱きしめてやり、子供をあやすように背中をさすってやる。
数分して、呼吸が落ち着いたのを確認して身体を離してやった。
顔をのぞき込むと、長い睫毛を濡らして寝息をたてているようだ。
「ふっ」
この状況にも拘らず眠れる事に思わず笑ってしまった。
自己防衛の意味もあるのかもしれないが…
とにかく、起きたら謝らないとな。
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