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第5章 1300キロを越えて
第77話 1300キロを越えて(2)
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水銀灯の下の将は、まるでスポットがあたっているように見えた。
聡の動きはすべて止まった。いや、まわりの時間さえも止まってしまったかのようだ。
活発に動いているのは心臓だけである。
将のほうも、聡を見つめてそのまま動けない。
一瞬だったが、二人は突っ立ったまま見つめあった。
二人が会うのはクリスマス以来である。
立ち止まる聡に秋月がやっと気付いてその視線の延長上にいる若者を見た。
そのときには、聡はそこへ小走りで近寄っていた。
「どうしたの?こんなところで。まさか東京から来たとか」
井口と将と両方に話し掛ける。
「そのまさかっすよ。昨日の朝から車乗りっぱー、でようやく着いたところですよー」
井口が顔をしかめながら話す。
「何で?ここに?」
と訊きながら聡はわかっていた。将は自分に逢いに来てくれたのだ。
言葉にできない将のかわりに井口が代弁する。
「こいつがセンセイに逢えなくて死にそーになってたから。……センセイ、あれ誰」
井口が顎をしゃくった。そのとき大悟も戻ってきた。聡を見ると会釈をした。
「ああ。高校のときのクラスメートで秋月くん。今日、同窓会だったの」
秋月はそばに寄ってきた。
金髪にピアスといった井口の容貌にもそれほどけげんな顔を見せないのは、客商売をしているせいか。
「聡、教え子さん?」
「うん」
聡は頬が熱くなるのがわかった。
――さっき、あんなこと言わなきゃよかった。
聡は教え子に恋していることを秋月に打ち明けてしまったばかりなのだ。
「はるばる、聡に会いに東京から?この車で!すごいねえ!何時間かかった?」
秋月は無邪気に話しかけているが、このうちの誰が聡の相手なのかさぐっているのだろう。
「昨日の朝7時ぐらいだから、えーと38時間ぐらいすか」
話すのはもっぱら井口で、将は無言で聡を見詰めている。
秋月は、そんな将のようすに気付いたようだ。
「運転は、自分が?」
と秋月は将に向き直ると、訊いた。
「え、あ。……ハイ」
将は気付いて、ようやく返事をする。聡はひさしぶりに将の生の声を聞いた。
「高2、だったら無免許、だね」
――しまった。
聡は反射的に秋月の上着を引っ張った。
「見逃してあげて」
「ああ、いや別に目くじらたてようってわけじゃ。ただスゴイなと思っただけ。俺らも高校生から結構車乗り回してたしな」
秋月が柔らかい目を聡に向けるのを将は見た。
「ところで、いつまで……今日はどこに泊まるの?」
聡は主に井口に訊いた。
井口は将、大悟と顔を見合わせた。
「センセイんちに泊めてもらおうと思ってたんだけど……」
あいにく今日は父の昔の教え子6人が泊まっている。新たに将たちを泊める余裕は、聡の家にはもはや、ない。
「今日は……」
「予備室でよかったらだけど、今日はうちに泊まれば」
察した秋月が、申し出てくれた。
「空いてるの?」
聡がすまなそうに秋月に訊く。
「予備室だったらね。改装してない古い部屋だけど」
「ホントにごめんなさい」
聡は秋月に頭を下げた。
「いいって。……車、ナビついてる?じゃ、たぶんうちの宿、登録されてるから」
そういって、秋月は携帯で綾に電話を掛けて部屋の準備をさせる。
その間、聡は将をもう一度見た。そのとき将もちょうど聡を見ていたのか、目が合う。
何て声をかけていいのかわからない。
まして秋月や井口の前だ。
「ずーっと、全部、鷹枝くんが運転したの?」
「……うん」
将も秋月を意識しているのか、その答え方は教師に対するものといって遜色なかった。
「……明日だったら、大丈夫だと思うから。明日もいるんでしょ?」
聡はさりげなく、将へ『明日はうちへ来て』という意味を込めて、瞳を見つめた。
将も聡の目を見つめてうなづいた。
宿へと走り去るミニを見送って、川沿いの道には再び聡と秋月だけが残された。
「びっくりしたぁ」
聡はなるべく明るくおどけた。
「あの、運転してたっていう茶髪のコだろ。聡の……って」
秋月はいたずらっぽい顔で言った。
「すぐわかったよ。最初から最後までずーっと聡のほうを見てたから」
聡はまた顔が熱くなるのを感じて、声に出さずにうなづいた。
「なんかボロ……」
案内係が消えるなり井口が呟く。
秋月の宿は、最近デザイナーを入れて改装したばかりのモダンな宿だが、6畳の予備室は改装されずにそのままだった。
うぐいす色の砂壁が蛍光灯でぶっきらぼうに照らされ、テレビは一番小さい14型だ。
桜の無垢材を用いた床や壁に間接照明が美しい陰影をつくる、いかにもスタイリッシュなロビーラウンジや廊下を通ってきた将ら一行には、
改装していない予備室は、よりみすぼらしく見えた。
畳はささくれてこそないものの、なんだか将は大悟のアパートを思い出した。
ちなみに予備室とはかつて団体客をとっていた頃の名残で、添乗員やバス運転手が泊まるための部屋だ。
それでも、すでにフトンを敷いておいてくれたので、運転疲れも激しい将は倒れこんだ。
フトンだけは糊の利いたシーツがかけられた上等なものだった。
「なあ、将、ここの秋月ってオッサン、アキラセンセと単なる同級生かな」
井口が倒れた将の腰をべし、と叩きながら言った。
「二人っきりで歩いてたしなあ」
大悟も同意する。
「さー。知ったこっちゃねー」
と将は掛け布団を抱きしめて、着替えもせずにもぐりこむ。
そこへコツコツとドアを叩く音。
「失礼します」
現れたのは若女将の綾……といってもカジュアルな格好だ。
「すいません、浴衣をお持ちしました。それと、着替えをお持ちじゃない、と伺いましたが、お洗濯しておきましょうか?」
実はもう大晦日から3日間着たきりである。将たちは、ありがたい申し出を受けることにした。
とりあえず、パンツだけは途中のコンビニで買ってある。
その後ろから、聡を送ってきた秋月が顔を出した。
「温泉も今だったら誰も入っていないぜ。あとで、バーのほうに来い。飲ませてやるから」
「おまえら、行ってこいよ。俺、激ネム……」
将は井口と大悟を促して再び横になった。
「そっか。聡の昔の写真でも見せてやろうかと思ってたんだが」
そう聞いて、将はガバと起き上がる。
最近配湯されるようになったという温泉に浸かり、浴衣に着替えた3人は、バーへ行った。
ここも改装されて、モダンな感じのスペースになっている。
暗めの中にある桜の一枚板のカウンターに、懐石盆をイメージしたスポットが各席ごとに丸くあたっている。
「シッブイな」
タオルをバンダナのように頭に巻きつけた井口が感嘆の声を上げる。
といっても、カウンターにバーテンダーもいないし、背後には座り心地のよさそうなソファー席と共に最新のマッサージチェアなどが置かれ、湯あがりの寛ぎスペースといったところだ。
30時間以上の運転でバリバリにこわばった背中をマッサージチェアに預けると堪えられない。
将はマッサージチェアの振動に体を預けながらまたうとうとし始めた。
しばらくして秋月がアルバムを持って現れたとき、将はマッサージチェアの上でぐうぐう眠っていた。
「将、将ってば」
大悟の呼びかけにも反応しないほど熟睡している。
「焼酎とか飲む?」
秋月は、秘蔵だという、奄美の黒糖焼酎をカウンターに座った井口と大悟の二人に見せた。
「飲みます、飲みます」
はしゃぐ二人に秋月は奮発して、『南極の氷』でオンザロックにしてくれた。
しかし、17才に45度の焼酎のオンザロックは少々キツかった。二人とも『おおお』と声をあげた。
「バカだなあ。ロックなんてそんなに一気に飲むもんじゃないぜえ」
秋月は苦笑しながら、オンザロックに水を足した。
「でさ。秋月サンは、アキラセンセイの何なんすか」
井口が得意の単刀直入をやった。
「何、突然。……普通に元クラスメートだけど」
秋月はツマミを用意しながら笑った。
「マジっすか?」
「マジっすよ」
秋月はおどけて井口の口調を真似しながら自分もオンザロックをたしなむように口にする。
「元カレとかじゃなくて?」
「元カレだったとしても、今は関係ないだろ」
秋月はそう言った後で疑惑を晴らすために
「残念ながら元カレじゃないけどサ」
と付け加えた。
「ところで、あのコ、聡の何」
秋月はマッサージチェアの上でぐうぐう寝ている将を指差して井口に訊いた。
「え。彼氏、だと思う」
井口はタオルの上から頭を掻いて答えた。
「やっぱり?」
「たぶん……?」
井口の口調が若干自信なさげになった。
「おい、アイツ、起こしてこいよ」
秋月は大悟に命じた。大悟は素直にカウンターから立ち上がると、将のところへ行き、体を揺さぶった。
「おい、将、起きろよ」
「んー」
熟睡している将はなかなか起きない。
「アキラセンセイのアルバム見ねえの?」
「見る!」
聡の名前がてきめんに効くのを見て、秋月は可笑しくなった。
聡の動きはすべて止まった。いや、まわりの時間さえも止まってしまったかのようだ。
活発に動いているのは心臓だけである。
将のほうも、聡を見つめてそのまま動けない。
一瞬だったが、二人は突っ立ったまま見つめあった。
二人が会うのはクリスマス以来である。
立ち止まる聡に秋月がやっと気付いてその視線の延長上にいる若者を見た。
そのときには、聡はそこへ小走りで近寄っていた。
「どうしたの?こんなところで。まさか東京から来たとか」
井口と将と両方に話し掛ける。
「そのまさかっすよ。昨日の朝から車乗りっぱー、でようやく着いたところですよー」
井口が顔をしかめながら話す。
「何で?ここに?」
と訊きながら聡はわかっていた。将は自分に逢いに来てくれたのだ。
言葉にできない将のかわりに井口が代弁する。
「こいつがセンセイに逢えなくて死にそーになってたから。……センセイ、あれ誰」
井口が顎をしゃくった。そのとき大悟も戻ってきた。聡を見ると会釈をした。
「ああ。高校のときのクラスメートで秋月くん。今日、同窓会だったの」
秋月はそばに寄ってきた。
金髪にピアスといった井口の容貌にもそれほどけげんな顔を見せないのは、客商売をしているせいか。
「聡、教え子さん?」
「うん」
聡は頬が熱くなるのがわかった。
――さっき、あんなこと言わなきゃよかった。
聡は教え子に恋していることを秋月に打ち明けてしまったばかりなのだ。
「はるばる、聡に会いに東京から?この車で!すごいねえ!何時間かかった?」
秋月は無邪気に話しかけているが、このうちの誰が聡の相手なのかさぐっているのだろう。
「昨日の朝7時ぐらいだから、えーと38時間ぐらいすか」
話すのはもっぱら井口で、将は無言で聡を見詰めている。
秋月は、そんな将のようすに気付いたようだ。
「運転は、自分が?」
と秋月は将に向き直ると、訊いた。
「え、あ。……ハイ」
将は気付いて、ようやく返事をする。聡はひさしぶりに将の生の声を聞いた。
「高2、だったら無免許、だね」
――しまった。
聡は反射的に秋月の上着を引っ張った。
「見逃してあげて」
「ああ、いや別に目くじらたてようってわけじゃ。ただスゴイなと思っただけ。俺らも高校生から結構車乗り回してたしな」
秋月が柔らかい目を聡に向けるのを将は見た。
「ところで、いつまで……今日はどこに泊まるの?」
聡は主に井口に訊いた。
井口は将、大悟と顔を見合わせた。
「センセイんちに泊めてもらおうと思ってたんだけど……」
あいにく今日は父の昔の教え子6人が泊まっている。新たに将たちを泊める余裕は、聡の家にはもはや、ない。
「今日は……」
「予備室でよかったらだけど、今日はうちに泊まれば」
察した秋月が、申し出てくれた。
「空いてるの?」
聡がすまなそうに秋月に訊く。
「予備室だったらね。改装してない古い部屋だけど」
「ホントにごめんなさい」
聡は秋月に頭を下げた。
「いいって。……車、ナビついてる?じゃ、たぶんうちの宿、登録されてるから」
そういって、秋月は携帯で綾に電話を掛けて部屋の準備をさせる。
その間、聡は将をもう一度見た。そのとき将もちょうど聡を見ていたのか、目が合う。
何て声をかけていいのかわからない。
まして秋月や井口の前だ。
「ずーっと、全部、鷹枝くんが運転したの?」
「……うん」
将も秋月を意識しているのか、その答え方は教師に対するものといって遜色なかった。
「……明日だったら、大丈夫だと思うから。明日もいるんでしょ?」
聡はさりげなく、将へ『明日はうちへ来て』という意味を込めて、瞳を見つめた。
将も聡の目を見つめてうなづいた。
宿へと走り去るミニを見送って、川沿いの道には再び聡と秋月だけが残された。
「びっくりしたぁ」
聡はなるべく明るくおどけた。
「あの、運転してたっていう茶髪のコだろ。聡の……って」
秋月はいたずらっぽい顔で言った。
「すぐわかったよ。最初から最後までずーっと聡のほうを見てたから」
聡はまた顔が熱くなるのを感じて、声に出さずにうなづいた。
「なんかボロ……」
案内係が消えるなり井口が呟く。
秋月の宿は、最近デザイナーを入れて改装したばかりのモダンな宿だが、6畳の予備室は改装されずにそのままだった。
うぐいす色の砂壁が蛍光灯でぶっきらぼうに照らされ、テレビは一番小さい14型だ。
桜の無垢材を用いた床や壁に間接照明が美しい陰影をつくる、いかにもスタイリッシュなロビーラウンジや廊下を通ってきた将ら一行には、
改装していない予備室は、よりみすぼらしく見えた。
畳はささくれてこそないものの、なんだか将は大悟のアパートを思い出した。
ちなみに予備室とはかつて団体客をとっていた頃の名残で、添乗員やバス運転手が泊まるための部屋だ。
それでも、すでにフトンを敷いておいてくれたので、運転疲れも激しい将は倒れこんだ。
フトンだけは糊の利いたシーツがかけられた上等なものだった。
「なあ、将、ここの秋月ってオッサン、アキラセンセと単なる同級生かな」
井口が倒れた将の腰をべし、と叩きながら言った。
「二人っきりで歩いてたしなあ」
大悟も同意する。
「さー。知ったこっちゃねー」
と将は掛け布団を抱きしめて、着替えもせずにもぐりこむ。
そこへコツコツとドアを叩く音。
「失礼します」
現れたのは若女将の綾……といってもカジュアルな格好だ。
「すいません、浴衣をお持ちしました。それと、着替えをお持ちじゃない、と伺いましたが、お洗濯しておきましょうか?」
実はもう大晦日から3日間着たきりである。将たちは、ありがたい申し出を受けることにした。
とりあえず、パンツだけは途中のコンビニで買ってある。
その後ろから、聡を送ってきた秋月が顔を出した。
「温泉も今だったら誰も入っていないぜ。あとで、バーのほうに来い。飲ませてやるから」
「おまえら、行ってこいよ。俺、激ネム……」
将は井口と大悟を促して再び横になった。
「そっか。聡の昔の写真でも見せてやろうかと思ってたんだが」
そう聞いて、将はガバと起き上がる。
最近配湯されるようになったという温泉に浸かり、浴衣に着替えた3人は、バーへ行った。
ここも改装されて、モダンな感じのスペースになっている。
暗めの中にある桜の一枚板のカウンターに、懐石盆をイメージしたスポットが各席ごとに丸くあたっている。
「シッブイな」
タオルをバンダナのように頭に巻きつけた井口が感嘆の声を上げる。
といっても、カウンターにバーテンダーもいないし、背後には座り心地のよさそうなソファー席と共に最新のマッサージチェアなどが置かれ、湯あがりの寛ぎスペースといったところだ。
30時間以上の運転でバリバリにこわばった背中をマッサージチェアに預けると堪えられない。
将はマッサージチェアの振動に体を預けながらまたうとうとし始めた。
しばらくして秋月がアルバムを持って現れたとき、将はマッサージチェアの上でぐうぐう眠っていた。
「将、将ってば」
大悟の呼びかけにも反応しないほど熟睡している。
「焼酎とか飲む?」
秋月は、秘蔵だという、奄美の黒糖焼酎をカウンターに座った井口と大悟の二人に見せた。
「飲みます、飲みます」
はしゃぐ二人に秋月は奮発して、『南極の氷』でオンザロックにしてくれた。
しかし、17才に45度の焼酎のオンザロックは少々キツかった。二人とも『おおお』と声をあげた。
「バカだなあ。ロックなんてそんなに一気に飲むもんじゃないぜえ」
秋月は苦笑しながら、オンザロックに水を足した。
「でさ。秋月サンは、アキラセンセイの何なんすか」
井口が得意の単刀直入をやった。
「何、突然。……普通に元クラスメートだけど」
秋月はツマミを用意しながら笑った。
「マジっすか?」
「マジっすよ」
秋月はおどけて井口の口調を真似しながら自分もオンザロックをたしなむように口にする。
「元カレとかじゃなくて?」
「元カレだったとしても、今は関係ないだろ」
秋月はそう言った後で疑惑を晴らすために
「残念ながら元カレじゃないけどサ」
と付け加えた。
「ところで、あのコ、聡の何」
秋月はマッサージチェアの上でぐうぐう寝ている将を指差して井口に訊いた。
「え。彼氏、だと思う」
井口はタオルの上から頭を掻いて答えた。
「やっぱり?」
「たぶん……?」
井口の口調が若干自信なさげになった。
「おい、アイツ、起こしてこいよ」
秋月は大悟に命じた。大悟は素直にカウンターから立ち上がると、将のところへ行き、体を揺さぶった。
「おい、将、起きろよ」
「んー」
熟睡している将はなかなか起きない。
「アキラセンセイのアルバム見ねえの?」
「見る!」
聡の名前がてきめんに効くのを見て、秋月は可笑しくなった。
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