8 / 9
ペットは似る
しおりを挟むあきさんはロロという男の子の猫を1匹飼ってる。
私もみく、ゆん、しょうという女の子2匹男の子1匹飼ってる。
「ロロさんて、あきさんに似とるよね。」
「そうかな?」
11歳になるロロさん。
全部ではないけどあきさんと瓜二つ。
ーーーーー
◆例えば
トントントン(調理中)
じーっ(視線)
ジャッジャッジャッ(調理中)
じーーっ(視線)
ジューーー(調理中)
じーーーっ(視線)
「ロロさん見過ぎじゃない?」
『にゃー』
◇キッチンに立つともれなくロロさんキッチンカウンターからガン見しに来る。
ーーーーー
「てなことほぼ毎日なのよ、カウンターに物置いてなければ」
「いるね、油跳ねたら危ないからあって行きなってかなりの頻度で言われてるもんね。やけん俺連れて行かされるもんね。」
「うん。それなんでかわかっとる?」
「なんで?」
「あなたも高確率でキッチンに観察くるからよ。」
「あら!」
◆ろろさんの定位置→キッチンカウンター
あきさんの定位置→電子レンジの横
ーーーーー
「言われた覚えあるよね?」
「それ言ったら未里もやん!」
「えー?」
「みくさんとしょうちゃんそっくりよ」
ーーーーー
例えば
◇みくと似てるとこ
みくはあきさん大好き猫。
好きあらば膝の上狙ってる。
「みく本当あきさんのお膝好きねー?」
「はっはっ」
「隙あらば乗ってる、重くない?」
「大丈夫よ」
ー30分後ー
「みくさん、そろそろ降りてほしいな~」
【降ろそうと抱っこを試みるあきさん】
『ぴみゃ~(握)』
「いたたたた、嫌なのね?」
【尻尾でバッシング】
「今のとこ気が済むまでみく降りる気ないよ、すんごい膝握ってた。ニギィッて猫なんかなほんとにこの子ってくらい。」
「いつもこんな?」
「うん、ちっちゃい頃から。顔見てみ?凄まじく不満そうな顔してるから。」
「こんな目が座ることある?」
「私の子だからね!気分が全部顔に出るよ!」
「自覚あったんだ!?」
ーーーーー
◇しょうと似てるとこ
「出かけてくるー」
【遠くから全力で走ってくる。そして足止めするためにスライディングするしょう】
「わぁ!どこで覚えたのそんなの!?」
後日
「走りに行ってくーるよー」
「もー行くの?」
【転がったまんまあきさんの足元まとわりつく未里】
「足止めの仕方踏みそう笑笑」
ーーーーー
◇しょうと似てるとこ 2
ご飯食べて満足してお昼寝してるしょう。
「しょうちゃーん?あら、寝てた。」
『うにゃー』
【寝起きに転がりながら伸びして、匂いつけながら甘えてくる。】
「はぅあ~甘え方を心得とるのー!しょうちゃん!!!」
【抱っこして撫で回す】
『うにゃ』
後日
「未里」
「んー?」
「昼間のしょうちゃんと同じことしてるよ」
【転がった状態から伸びしてあきさん捕まえ撫でてもらう】
ーーーーー
「未里の方がそっくりエピソードいっぱいある!」
「うちの子だからね!生後間もなくから手塩にかけた子達よ!!ゆんとは似てない??」
「ゆんくんとは未里あれよ、あれが似てる」
「なに?」
◇ゆんと似てるとこ
『…』
【おっちゃん座りで放心状態ゆん】
「まーたそんな座り方して!」
『…!』
「あ、我に帰った。」
【我に帰り体制崩して、あわあわしながら後ろに転がる。 そしてモダモダ起き上がれない。】
後日
「…」
「未里~?なーにしてんの!」
「Σ!」
【驚いてバランス崩して後ろに転がりかけモダモダする。】
「ごめんね驚かして。そんな驚くと思わなかった。」
ーーーーー
「こういうたこだね。」
「あー。」
◆結論◇
似なくていいとこが似る。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説

学校であった怖い話の思い出語り【ネタバレ前提】
よもぎ
エッセイ・ノンフィクション
ファミコンソフト「学校であった怖い話」の思い出語りです。話の内容のネタバレ等が含まれますので、内容を知らない人向けではございません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

昭和・平成のアニメソングを掘り起こそう
くろねこ教授
エッセイ・ノンフィクション
昭和・平成のアニメソングを掘り起こそう。
全てのアニソン好きに捧ぐ。
みんなが知っているアニソンから一部の人しか知らないマイナー曲まで。
忘れ去られるには惜しい歌がたくさんあります。
そんなアニメソングを掘り起こそう。
YOUTUBE、投稿動画、『昭和・平成のアニメソングを掘り起こそう』の姉妹版、補足、宣伝用です。
曲自体を聞きたい方はYOUTUBEの方へどうぞ。
オタクと鬱で人生暇で忙しい
椿山
エッセイ・ノンフィクション
金と愛と時間を手に入れたけど、自分自身には何にもない。鬱病で何もできないから今日も暇だけど、オタクで情緒が忙しい。アスペルガー症候群と重症の鬱病で医者を辞めたバツイチオタクの雑多な話です。
※エッセイになっているのかわかりません。

うつ病WEBライターの徒然なる日記
ラモン
エッセイ・ノンフィクション
うつ病になったWEBライターの私の、日々感じたことやその日の様子を徒然なるままに書いた日記のようなものです。
今まで短編で書いていましたが、どうせだし日記風に続けて書いてみようと思ってはじめました。
うつ病になった奴がどんなことを考えて生きているのか、興味がある方はちょっと覗いてみてください。
少しでも投稿インセンティブでお金を稼げればいいな、なんてことも考えていたり。
ポケっこの独り言
ポケっこ
エッセイ・ノンフィクション
ポケっこです。
ここでは日常の不満とかを書くだけのものです。しょーもないですね。
俺の思ってることをそのまま書いたものです。
気まぐれ更新ですが、是非どうぞ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる