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第3章<怪物と少女>編
115話「ほしの、意志」
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突然王都に現れて、俺達と話がしたいという意志を明かす狂死郎……一体コイツは何を考えているんだ……!
「また俺に仲間にならないかって誘うつもりか!」
「それはもう諦めたよ。君はどうしても僕の仲間にはなりたくないみたいだしね。」
狂死郎は俺の言葉を否定し、こう続ける。
「良太郎君はどうやっても僕の仲間にはならない……だったらもう敵対するしか無い、と僕は決めたんだ。」
「テメェが影の一味のボスか!」
「お前のせいでこの大陸の人々は苦しめられてるってんだよ!」
その時、騒ぎを聞きつけて現れた冒険者達が狂死郎を発見し武器を構える。
「話をしに来たと言っただろ。」
「知るか!」
「やめろ!」
冒険者達はギルドマスターの制止を聞かず狂死郎へと突っ込んでいく。そして……
ザンッ!
「ティアマトは死んだ人間の魂から記憶を無くし、新たな命としてこの世界に産み落とした……。」
狂死郎はそう言いながら片手間で影の刃を操り冒険者達を斬り伏せた。
「皆!」
「人々に安らぎを……平和を与える為に……でもね、平和っていうのは人を腐らせてしまうんだ。良太郎君がかつていた人間社会だって最初はただ衣、食、住、それらを確立させ回していくだけの簡単なものだった……でもいつしか、人は「争い」を始めた。「彼」の力によって人の心を操り争いを始めさせたんだよ。」
自分の足元に転がる冒険者達を気にすること無く話を続ける狂死郎。
「争いという恐怖があったから人は進化できた……人を進化させるのは争いと恐怖であり、人を退化させるのは平和だ。「彼」は人々に進化を促す為に人々に争いを促した。」
「彼って誰だよ……!」
俺は狂死郎にそう聞くが、彼が答える前にふと以前、俺の中の「鬼人の本能」と会話した時の事を思い出した。
今起こっているあらゆる出来事には黒幕がいる……その名前は、ガイ__
「ガイ・アステラ。彼は地球の意志……ビッグバンと共に生まれた1つの意志を持った精神体だ。」
「!」
それを聞いた俺と、そして周りの人達は驚きの表情を浮かべる。
「彼は争いによって人々を救い出した……僕と君、鬼人族が生まれたのも、人と鬼おの争いによって人々に進化を促す為だ。」
「……!」
そんな事の為に……俺は……俺達は生まれたのか……!
「僕が人間から報復を受け殺された時……僕はそれ以前に既に存在していたティアマトの元に魂となって送られた……その時、魂となった僕は彼と対面し、彼の孤独を知った。だから僕は彼を助けたくなったんだ。」
「そんな訳の分からない物の為に……?」
「分からないなんて事は無いさ。僕は彼に望まれて生まれたんだから。彼がいなければ僕は飢えて死んでいた。だから今度は僕が助けたいと思った……それの何が悪い?」
マリーネの質問に狂死郎は一切悪びれる様子無く答える。
さらにこう続ける。
「ガイ・アステラ……彼は僕と協力し、今度はこの世界で争いを起こさせようと決めたんだ。手始めに命を生み出す存在であるティアマトを洗脳し、鬼人と同じ異能を使える人間と動物……モンスターを生み出させた。そして混沌と化した世界に僕が介入し……僕らとモンスターと人間……3つの勢力によって世界は争いと恐怖の渦に呑まれる……そして人は進化する!より高次元の存在に!」
「人間を進化させてどうするつもりだ!」
俺はさっきから気になったいた事を狂死郎に問いただそうとする。
それに対する彼の答えは……
「……それについては彼から聞くといい。」
そう言いながら自らの顔に手を当て、動かなくなる。
一体、何をして__
「りょうたろうクゥゥゥゥン!初めましてカナ?君が現世に生きている数少ない鬼人族の生き残りかぁ~!」
「え?」
一瞬、脳が混乱した。
さっきまで俺の目の前にいたはずの狂死郎が突然俺の肩を組んでいたのだから。
しかもなんだこのテンション……これがガイ・アステラなのか……?
「リョータロー君から離れて!」
「え~やなこった!せっかく表に出る事ができたんだもん!」
「リョータロー君に何するつもり!?」
「そう怒るなって~!」
怒るマリーネをあしらいつつ、彼は俺にこう質問する。
「それよりりょうたろうクン、さっきの続き聞きたい?聞きたいよね!」
「あ……あぁ。聞かせろ。」
質問に対する俺の答えを聞いたガイ・アステラは嬉しそうな表情を浮かべながらこう話す。
「僕は人間の成長を……いや、進化ってやつを見ていたいんだ。そしてその過程をね。」
「……は?」
「僕は進化の過程を楽しみたいの!結果よりも過程の方が大事だって言うだろ~?そういう事さ!というか正確には……その進化の過程で人間が醜く争って平和が壊されるのが見たい!平和はクソだもんね!そしてその果てにある進化……そこに至るまでの2000年のロードマップはとても楽しかったよぉ!?」
「何を……言ってるんだ……!」
「も~りょうたろうクンったらそんな怖い顔してヒステリックなんだから!何事も楽しくやろうぜ!君だってヒーローの真似事をしている時間は楽しいだろ?僕は人間の営みが壊されて、壊された人間が相手を壊し返すのを見るのが楽しいんだ!」
「……くだらない。」
「……んー?」
俺は意を決してガイ・アステラに思ってた事を言ってやろうと決めた。
「自分の欲望を満たす為に人間を弄ぶのがくだらないって言ったんだ!」
「……そうか……でも結局、それが僕と君達のあり方だと思うよ?何かをやるって事は他の誰かじゃなく自分を満たす為……だろ?君の「守りたい」と僕の「壊したい」どっちが偉くてどっちが悪いなんて事は無いのさ!」
「そんな事無いわ……取り消しなさい!」
その時、マリーネがガイ・アステラの服の襟を掴んでその言葉を訂正させようとする。
「守る覚悟が壊すエゴと同じな訳無いじゃない!」
「……そーかい。なら僕は、僕ときょうしろうクンのエゴを貫くよ。」
ガイ・アステラはそう言うと俺から離れて地面を強く蹴り、空高く舞い上がって魔術で宙に浮遊する。そして……
「今から2日後!この大陸を形成する5つの国の王都をティアマトの子……モンスターの大群が取り囲む!君らが俺達のアジト……王国アダンのバルベストの塔に来て僕達と戦い僕達を殺す事ができたならスタンピードを止めてやる!そして!」
ガイ・アステラは自ら話を遮って先程のように手のひらを顔に当て、人格を狂死郎に切り替える。
「君達が僕達の元に来たのなら、僕は君達にその日より始める「真の目的」を語ろう。そしてその目的を実行した暁には……良太郎君は元の世界に帰れるだろう。」
「な……に……?」
その言葉を聞いて俺は思わずそう呟いてしまう。
そして狂死郎は
「これから始まる戦いが僕達最後の戦いになるだろう。死にたくないのなら死力を尽くして挑むといい!全力の君達を僕らが潰し、このゲームは幕を閉じる!良太郎君……君は僕の手で終わらせる……!」
と言い残して影移動によってその場から消え去った。
最後の戦いにしたいのは相手も同じって事か……この戦いは、狂死郎がガイ・アステラと共に始めた命を弄ぶゲームって事だよな……そんなの絶対に止めなくちゃいけない!
「皆!」
俺がそう叫ぶと、マリーネ、リコ、タウラス、ベル、ドラコ、セリエ、ガオレオ、ソレイユさん、ハイドラさんが俺の方に振り向く。
「皆で……影の一味と……ガイ・アステラを倒そう!」
「「あぁ!!」」
皆の決意は固まった……俺達は、影の一味とガイ・アステラを倒す!
「また俺に仲間にならないかって誘うつもりか!」
「それはもう諦めたよ。君はどうしても僕の仲間にはなりたくないみたいだしね。」
狂死郎は俺の言葉を否定し、こう続ける。
「良太郎君はどうやっても僕の仲間にはならない……だったらもう敵対するしか無い、と僕は決めたんだ。」
「テメェが影の一味のボスか!」
「お前のせいでこの大陸の人々は苦しめられてるってんだよ!」
その時、騒ぎを聞きつけて現れた冒険者達が狂死郎を発見し武器を構える。
「話をしに来たと言っただろ。」
「知るか!」
「やめろ!」
冒険者達はギルドマスターの制止を聞かず狂死郎へと突っ込んでいく。そして……
ザンッ!
「ティアマトは死んだ人間の魂から記憶を無くし、新たな命としてこの世界に産み落とした……。」
狂死郎はそう言いながら片手間で影の刃を操り冒険者達を斬り伏せた。
「皆!」
「人々に安らぎを……平和を与える為に……でもね、平和っていうのは人を腐らせてしまうんだ。良太郎君がかつていた人間社会だって最初はただ衣、食、住、それらを確立させ回していくだけの簡単なものだった……でもいつしか、人は「争い」を始めた。「彼」の力によって人の心を操り争いを始めさせたんだよ。」
自分の足元に転がる冒険者達を気にすること無く話を続ける狂死郎。
「争いという恐怖があったから人は進化できた……人を進化させるのは争いと恐怖であり、人を退化させるのは平和だ。「彼」は人々に進化を促す為に人々に争いを促した。」
「彼って誰だよ……!」
俺は狂死郎にそう聞くが、彼が答える前にふと以前、俺の中の「鬼人の本能」と会話した時の事を思い出した。
今起こっているあらゆる出来事には黒幕がいる……その名前は、ガイ__
「ガイ・アステラ。彼は地球の意志……ビッグバンと共に生まれた1つの意志を持った精神体だ。」
「!」
それを聞いた俺と、そして周りの人達は驚きの表情を浮かべる。
「彼は争いによって人々を救い出した……僕と君、鬼人族が生まれたのも、人と鬼おの争いによって人々に進化を促す為だ。」
「……!」
そんな事の為に……俺は……俺達は生まれたのか……!
「僕が人間から報復を受け殺された時……僕はそれ以前に既に存在していたティアマトの元に魂となって送られた……その時、魂となった僕は彼と対面し、彼の孤独を知った。だから僕は彼を助けたくなったんだ。」
「そんな訳の分からない物の為に……?」
「分からないなんて事は無いさ。僕は彼に望まれて生まれたんだから。彼がいなければ僕は飢えて死んでいた。だから今度は僕が助けたいと思った……それの何が悪い?」
マリーネの質問に狂死郎は一切悪びれる様子無く答える。
さらにこう続ける。
「ガイ・アステラ……彼は僕と協力し、今度はこの世界で争いを起こさせようと決めたんだ。手始めに命を生み出す存在であるティアマトを洗脳し、鬼人と同じ異能を使える人間と動物……モンスターを生み出させた。そして混沌と化した世界に僕が介入し……僕らとモンスターと人間……3つの勢力によって世界は争いと恐怖の渦に呑まれる……そして人は進化する!より高次元の存在に!」
「人間を進化させてどうするつもりだ!」
俺はさっきから気になったいた事を狂死郎に問いただそうとする。
それに対する彼の答えは……
「……それについては彼から聞くといい。」
そう言いながら自らの顔に手を当て、動かなくなる。
一体、何をして__
「りょうたろうクゥゥゥゥン!初めましてカナ?君が現世に生きている数少ない鬼人族の生き残りかぁ~!」
「え?」
一瞬、脳が混乱した。
さっきまで俺の目の前にいたはずの狂死郎が突然俺の肩を組んでいたのだから。
しかもなんだこのテンション……これがガイ・アステラなのか……?
「リョータロー君から離れて!」
「え~やなこった!せっかく表に出る事ができたんだもん!」
「リョータロー君に何するつもり!?」
「そう怒るなって~!」
怒るマリーネをあしらいつつ、彼は俺にこう質問する。
「それよりりょうたろうクン、さっきの続き聞きたい?聞きたいよね!」
「あ……あぁ。聞かせろ。」
質問に対する俺の答えを聞いたガイ・アステラは嬉しそうな表情を浮かべながらこう話す。
「僕は人間の成長を……いや、進化ってやつを見ていたいんだ。そしてその過程をね。」
「……は?」
「僕は進化の過程を楽しみたいの!結果よりも過程の方が大事だって言うだろ~?そういう事さ!というか正確には……その進化の過程で人間が醜く争って平和が壊されるのが見たい!平和はクソだもんね!そしてその果てにある進化……そこに至るまでの2000年のロードマップはとても楽しかったよぉ!?」
「何を……言ってるんだ……!」
「も~りょうたろうクンったらそんな怖い顔してヒステリックなんだから!何事も楽しくやろうぜ!君だってヒーローの真似事をしている時間は楽しいだろ?僕は人間の営みが壊されて、壊された人間が相手を壊し返すのを見るのが楽しいんだ!」
「……くだらない。」
「……んー?」
俺は意を決してガイ・アステラに思ってた事を言ってやろうと決めた。
「自分の欲望を満たす為に人間を弄ぶのがくだらないって言ったんだ!」
「……そうか……でも結局、それが僕と君達のあり方だと思うよ?何かをやるって事は他の誰かじゃなく自分を満たす為……だろ?君の「守りたい」と僕の「壊したい」どっちが偉くてどっちが悪いなんて事は無いのさ!」
「そんな事無いわ……取り消しなさい!」
その時、マリーネがガイ・アステラの服の襟を掴んでその言葉を訂正させようとする。
「守る覚悟が壊すエゴと同じな訳無いじゃない!」
「……そーかい。なら僕は、僕ときょうしろうクンのエゴを貫くよ。」
ガイ・アステラはそう言うと俺から離れて地面を強く蹴り、空高く舞い上がって魔術で宙に浮遊する。そして……
「今から2日後!この大陸を形成する5つの国の王都をティアマトの子……モンスターの大群が取り囲む!君らが俺達のアジト……王国アダンのバルベストの塔に来て僕達と戦い僕達を殺す事ができたならスタンピードを止めてやる!そして!」
ガイ・アステラは自ら話を遮って先程のように手のひらを顔に当て、人格を狂死郎に切り替える。
「君達が僕達の元に来たのなら、僕は君達にその日より始める「真の目的」を語ろう。そしてその目的を実行した暁には……良太郎君は元の世界に帰れるだろう。」
「な……に……?」
その言葉を聞いて俺は思わずそう呟いてしまう。
そして狂死郎は
「これから始まる戦いが僕達最後の戦いになるだろう。死にたくないのなら死力を尽くして挑むといい!全力の君達を僕らが潰し、このゲームは幕を閉じる!良太郎君……君は僕の手で終わらせる……!」
と言い残して影移動によってその場から消え去った。
最後の戦いにしたいのは相手も同じって事か……この戦いは、狂死郎がガイ・アステラと共に始めた命を弄ぶゲームって事だよな……そんなの絶対に止めなくちゃいけない!
「皆!」
俺がそう叫ぶと、マリーネ、リコ、タウラス、ベル、ドラコ、セリエ、ガオレオ、ソレイユさん、ハイドラさんが俺の方に振り向く。
「皆で……影の一味と……ガイ・アステラを倒そう!」
「「あぁ!!」」
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