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第3章<怪物と少女>編
閑話「作中の設定/裏設定」
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良太郎
良太郎の初恋の相手は林檎……ではなく、とある特撮作品に登場する悪の組織の女幹部。このキャラクターがヒーローにやられた回を見た良太郎はやるせない気持ちになり、1週間暗い表情を浮かべて生活していた。
好きな食べ物はカップ麺。祖父と生活していた不登校の頃、祖父は料理が苦手で1日3食の内1食はカップ麺に適当な野菜と肉を乗っけただけのものだったのでその結果カップ麺が好きになった。
苦手な食べ物はバジル。母、京子が彼の誕生日の日にバジルが乗ったピザを作ったのだが、良太郎にとってはかなり苦手な味だった。
愛犬のクルーガーは良太郎が異世界に転生した時点で10歳ほど。クルーガーという名前を提案した良太郎に対して京子は「柴犬にしてはイカつい名前すぎない?」と思ったが、良太郎はなんとか京子を説得してその名前にする事を許された。
林檎
林檎の父親は頻繁に海外出張に出ており、林檎の母親はほぼ1人で林檎と苺を育ててきた。母親も大変な立場であった事を林檎自身理解していた故になるべく彼女に迷惑はかけたくないと考えていたから、いわゆる反抗期というものにはならないよう自制してきた。
犬派か猫派かと言われたら猫派。好きなテレビ番組は歌番組で、主に女性アイドルグループを目当てで見ている。趣味は音楽サブスクでそのアイドルグループの音楽を聴く事。
良太郎と離れた後、良太郎がどんな風に生活をしているのかとても心配だったが、高校入学を機に良太郎と再会した時、彼に一真と花菜という2人の友達がいる事に安心していた。
魔術
魔術を使う人々には、火、水、風、雷、氷、岩、無、全ての属性の適正の有無があり、全適正を持つマリーネやリコ、セリエのような人間は天才と言われていて、マリーネとリコも特級冒険者になり得る力を秘めている。
狂死郎の影魔術、タウラスの魔獣変化、セリエのスカーレッドアイズとヒュドラントクライシス、イブの反射と貫通等は無属性魔術に分類される。魔術を使える人間が死んだ時、人やモンスターの魔力濃度を測る為の「魔力測定器」という魔道具でその人間を測ってみると、亡くなってから徐々に魔力が薄くなっていき最終的に魔力は無くなる。
これを「魔力と魂は一心同体であり、死んだ人間は魂と共に魔力を失う」と解釈した学者によって、マリーネが序盤で言っていた「魂は魔力の塊」説が立てられた。
マリーネとイブ
イブはマリーネを拾うまで1人で各地の宿で暮らしていた。だらしない性格で部屋を散らかしてしまうが、宿を出る日にはちゃんと綺麗にして宿を出ている。
マリーネを拾ってからはマリーネに魔術の特訓に専念させる為に家事全般は勉強して1人でできるようになった。料理は元からある程度できていて、得意料理はウズラの丸焼き。それを振舞われたマリーネ曰く「塩加減が絶妙」らしい。
イブはマリーネに「お師匠様」と呼ばれるのが内心むず痒く感じており、マリーネはイブに「ある場所に置いておいたものを勝手に別の場所に置き換える癖」を直して欲しいと思っている。
鬼人族
鬼人族の寿命は人間と同じぐらいだが、狂死郎は何故か500年以上の間現世で生きていた。狂死郎の生命力と死因については彼のみぞ知る。
某人気作品の吸血鬼、柱の男、鬼のように日光に当たると死ぬ、という訳ではなく日光の下でも生活できるが、人間狩りをするために棲家を出て活動するは基本的に夜である。子供は人間狩りで生きたまま巣に持ち帰った女性に無理やり産ませ、子供を産ませた後の女性は食料にする。
女性よりも男性の方が良い味と歯ごたえがして殆どの鬼人族は男性の方が好みらしいが、狂死郎は女性の肉を好んで食べていた。鬼人族特有の白髪は特殊なもので、一般的な染髪剤で染めても翌日には白色に戻ってしまう。
鬼が使う異能と異世界の魔術は系統が非常に似ており、同一視してもいいと言える。鬼人族も異世界も出処は同じ黒い花弁の花であるのが原因とされる。
ティアマトの子
ティアマトの子と人の子の違いは、胎児に現世人の魂を宿して生まれるかティアマトから肉体を与えられ生まれるかの違いである。人の子の場合は記憶が完全に消去され新たな人生を送らされるのだが、ティアマトの子は完全に記憶を消す事ができず稀に前世の記憶を夢で見る事がある。
ティアマトの子は魔術や剣術の才能が長けているものが生まれやすい。王国アストレアでは「ティアマト」、王国ディアーガでは「天祖神」など国ごとに呼び名が違うティアマトだが、それは地域ごとにティアマトによって生み出されるモンスターの種類が異なり、ティアマトは複数いるのではないか、と言われているからである。
ティアマトの他にもこの世界の人々に信仰されている神々は複数いて、それらがいくつかの宗教を形成している。
良太郎の初恋の相手は林檎……ではなく、とある特撮作品に登場する悪の組織の女幹部。このキャラクターがヒーローにやられた回を見た良太郎はやるせない気持ちになり、1週間暗い表情を浮かべて生活していた。
好きな食べ物はカップ麺。祖父と生活していた不登校の頃、祖父は料理が苦手で1日3食の内1食はカップ麺に適当な野菜と肉を乗っけただけのものだったのでその結果カップ麺が好きになった。
苦手な食べ物はバジル。母、京子が彼の誕生日の日にバジルが乗ったピザを作ったのだが、良太郎にとってはかなり苦手な味だった。
愛犬のクルーガーは良太郎が異世界に転生した時点で10歳ほど。クルーガーという名前を提案した良太郎に対して京子は「柴犬にしてはイカつい名前すぎない?」と思ったが、良太郎はなんとか京子を説得してその名前にする事を許された。
林檎
林檎の父親は頻繁に海外出張に出ており、林檎の母親はほぼ1人で林檎と苺を育ててきた。母親も大変な立場であった事を林檎自身理解していた故になるべく彼女に迷惑はかけたくないと考えていたから、いわゆる反抗期というものにはならないよう自制してきた。
犬派か猫派かと言われたら猫派。好きなテレビ番組は歌番組で、主に女性アイドルグループを目当てで見ている。趣味は音楽サブスクでそのアイドルグループの音楽を聴く事。
良太郎と離れた後、良太郎がどんな風に生活をしているのかとても心配だったが、高校入学を機に良太郎と再会した時、彼に一真と花菜という2人の友達がいる事に安心していた。
魔術
魔術を使う人々には、火、水、風、雷、氷、岩、無、全ての属性の適正の有無があり、全適正を持つマリーネやリコ、セリエのような人間は天才と言われていて、マリーネとリコも特級冒険者になり得る力を秘めている。
狂死郎の影魔術、タウラスの魔獣変化、セリエのスカーレッドアイズとヒュドラントクライシス、イブの反射と貫通等は無属性魔術に分類される。魔術を使える人間が死んだ時、人やモンスターの魔力濃度を測る為の「魔力測定器」という魔道具でその人間を測ってみると、亡くなってから徐々に魔力が薄くなっていき最終的に魔力は無くなる。
これを「魔力と魂は一心同体であり、死んだ人間は魂と共に魔力を失う」と解釈した学者によって、マリーネが序盤で言っていた「魂は魔力の塊」説が立てられた。
マリーネとイブ
イブはマリーネを拾うまで1人で各地の宿で暮らしていた。だらしない性格で部屋を散らかしてしまうが、宿を出る日にはちゃんと綺麗にして宿を出ている。
マリーネを拾ってからはマリーネに魔術の特訓に専念させる為に家事全般は勉強して1人でできるようになった。料理は元からある程度できていて、得意料理はウズラの丸焼き。それを振舞われたマリーネ曰く「塩加減が絶妙」らしい。
イブはマリーネに「お師匠様」と呼ばれるのが内心むず痒く感じており、マリーネはイブに「ある場所に置いておいたものを勝手に別の場所に置き換える癖」を直して欲しいと思っている。
鬼人族
鬼人族の寿命は人間と同じぐらいだが、狂死郎は何故か500年以上の間現世で生きていた。狂死郎の生命力と死因については彼のみぞ知る。
某人気作品の吸血鬼、柱の男、鬼のように日光に当たると死ぬ、という訳ではなく日光の下でも生活できるが、人間狩りをするために棲家を出て活動するは基本的に夜である。子供は人間狩りで生きたまま巣に持ち帰った女性に無理やり産ませ、子供を産ませた後の女性は食料にする。
女性よりも男性の方が良い味と歯ごたえがして殆どの鬼人族は男性の方が好みらしいが、狂死郎は女性の肉を好んで食べていた。鬼人族特有の白髪は特殊なもので、一般的な染髪剤で染めても翌日には白色に戻ってしまう。
鬼が使う異能と異世界の魔術は系統が非常に似ており、同一視してもいいと言える。鬼人族も異世界も出処は同じ黒い花弁の花であるのが原因とされる。
ティアマトの子
ティアマトの子と人の子の違いは、胎児に現世人の魂を宿して生まれるかティアマトから肉体を与えられ生まれるかの違いである。人の子の場合は記憶が完全に消去され新たな人生を送らされるのだが、ティアマトの子は完全に記憶を消す事ができず稀に前世の記憶を夢で見る事がある。
ティアマトの子は魔術や剣術の才能が長けているものが生まれやすい。王国アストレアでは「ティアマト」、王国ディアーガでは「天祖神」など国ごとに呼び名が違うティアマトだが、それは地域ごとにティアマトによって生み出されるモンスターの種類が異なり、ティアマトは複数いるのではないか、と言われているからである。
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