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第3章<怪物と少女>編
101話「答え、掴んで」
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ソレイユさんが俺に語ってくれた過去は、悲しい面があるけども彼女が冒険者として戦う理由を俺に理解させた。
この人は大切な人との約束のために、そして自分の正義を貫くために戦っているんだな……。
「それで、ソレイユさんとイブさんは出会って何をしたんですか?」
「私は……というか、私とセリエ、ガオレオ、トーゴ、リコはイブさんに稽古をつけてもらったんだ。稽古をつけてもらう前は今の半分程の力しか無かったが……イブさんのお陰で神獣レベルのモンスターを1人で倒せるようになった。」
俺の質問に対してそう答えるソレイユさん。
そう言えば以前……王宮に招集された頃かな?その時にそんな話を聞いたような……
「私の面倒と冒険者活動の合間にソレイユさん達の稽古をつけてたんですよね?」
「あぁ……何せ私は、若い冒険者達が近い将来影の一味と戦う事をその時点で分かってたからな。その為に彼女らには強くなってもらったんだ。」
「なるほど……そんな意図が……。」
今度はマリーネがイブさんに質問をして、イブさんはソレイユさん達に稽古をうけた理由を説明した。
この事はソレイユさん達には話してなかったらしく、彼女はそれを聞いて少し驚いたような表情を浮かべる。
「リョータロー君、つまり私が何を言いたいのかと言うと……自分一人が抱えてる1つの苦しみってものは、皆で分かち合えばさほど重くはないのだよ。」
「ソレイユさん……。」
「君を悩ませている原因はなんだ?」
ソレイユさんの問いかけを聞いた俺は、少し考えた後口を開く。
「俺は子供の頃からヒーローに憧れていました。たくさんの人達を助けるヒーローに……。」
「ひーろー?」
「悪い奴らから弱い人間を守る奴の事だ。マリーネ。言ってしまえばお前もヒーローの定義に当てはまるんだぞ。」
「え?私が?」
この世界にはヒーローの定義が無いらしく、俺の言葉を聞いて困惑する様子を見せたマリーネにイブさんがヒーローの定義を教えた。
「あ、ご、ごめんなさい。話を遮っちゃって……。」
「いいよマリーネ……俺はヒーローになりたいけど、さっきのモンスターは……元は俺がいた世界の人間だった……それが闇のティアマトの力でモンスターに変えられて……そんな相手を前にした時、俺はどうすれば……。」
「……そういう者も助けたいか?」
「……ヒーローを志す身としては……助けたいです!」
俺はソレイユさんの質問にそう答える。
それを聞いた彼女の答えは……
「ならなんとしても助けよう。ティアマトの手から人々の魂を解放してあげるんだ。そしてその目的は君だけじゃなく……私達全員で共有する。君はひーろーになりたいと言ったな?だったら私達もそうなろうじゃないか。ひーろーとやらが辛い役割を一身に引き受ける者なのだとしたら、君1人に背負わせる訳にはいかない。皆でなるんだ。ひーろーに。」
「私もそうするわ!悪い奴らから弱い人達を守る……素晴らしい事じゃない!」
「私は……元より闇のティアマトと狂死郎を止める事を義務として動いているからな。」
「私もレンさんを止める所存です。それができれば……私もヒーロー……ですかね?」
ソレイユさん、マリーネ、イブさん、ヒトミさんは俺を励ます言葉を俺に投げかけてくれた。
4人とも俺の背負っているものを共有してくれるつもりなんだ……だったら俺はこの4人に言わなくちゃいけない事がある。
「皆……ありがとう……!」
「一緒に頑張りましょう、リョータロー君。」
「私達は仲間だ。私達だけじゃなく、リコ、トーゴ、タウラス、ベル、ドラコ、ガオレオ、セリエもな。」
「影の一味と闇のティアマトは絶対に止めてみせる。」
「弱き人々を助ける為に……ですね!」
俺達の覚悟は1つに纏まった。
俺は……俺達はヒーローになる。
林檎があの頃俺に言ってくれたあの言葉を実現させる為に……俺はそこに向かってひた走る……。
それからしばらくして、俺達はようやく王国アストレアの最北端にある関所に到着し、そこで手続きを済ませて北の王国アトラに入国する事ができた。
そしてヒトミさんとイブさんが馬車の運転を交代し、さらに王都に向けて進み続 け……王都にたどり着く頃には夜になっていた。
「お前ら、長旅ご苦労さん。」
「うぅ……なんか頭がクラクラするわ……。」
「俺、乗り物酔いはあまりしない方なんだけど……いつぶりかな、こんなに酔ったのは……うぅ……。」
「酔い止めのお薬を持ってきてるので、皆さん飲んでください。」
「私は大丈夫だ。酔いには強いのでな。」
ほぼ一日中馬車に揺られて、頭がクラクラする俺とマリーネはヒトミさんから酔い止めの薬を貰ったけど、イブさんとソレイユさんは何ともないみたいだ。
それから俺達は宿屋に向かい、1晩明かしてから翌日の朝王宮へ向かう事にした。
「ふぅ……」
俺はベッドに倒れ込んで、何も無い天井を見上げる。
「ティアマトの子を助ける」とは決めたものの、具体的な方法は全く分からない……一体どうすればいいのだろうか……。
答えはわかりっこないけど、かと言ってこの決意を曲げる訳にもいかない……とりあえずヒトミさんにでも話を聞いてみればいいかな……。
そう考えた俺はヒトミさんの部屋に向かい、彼女と話をする事にする。
俺は自分がいる部屋の2つ隣のヒトミさんがいる部屋の扉を叩いた。
「ヒトミさーん。」
「はーい。」
俺がヒトミさんを呼びかけてから間もなく寝巻き姿のヒトミさんが扉を開けて現れた。
「どうしたんですか?」
「い、いえ……その、ちょっとお話したい事が……。」
「分かりました。部屋にあがってください。」
俺は寝巻き姿のヒトミさんにちょっとパニクりつつも彼女の部屋にあげられた。
幼い見た目のヒトミさんの寝巻き姿でパニクるって……ダメだろそれは!
それに俺には林檎という好きな人が……!
「で、話とはなんですか?」
「あ、それは……ティアマトについての事なんですが……。」
「ティアマトについて……?」
そうして俺はその晩、ヒトミさんからティアマトについて気になった事を洗いざらい教えてもらう事になった。
ヒトミさん自身の事や、闇のティアマトについての事、等……2人が分かっているティアマトの事は多分全部教えてもらったと思う。
そして王国アトラに来て初めての朝が来た……。
この人は大切な人との約束のために、そして自分の正義を貫くために戦っているんだな……。
「それで、ソレイユさんとイブさんは出会って何をしたんですか?」
「私は……というか、私とセリエ、ガオレオ、トーゴ、リコはイブさんに稽古をつけてもらったんだ。稽古をつけてもらう前は今の半分程の力しか無かったが……イブさんのお陰で神獣レベルのモンスターを1人で倒せるようになった。」
俺の質問に対してそう答えるソレイユさん。
そう言えば以前……王宮に招集された頃かな?その時にそんな話を聞いたような……
「私の面倒と冒険者活動の合間にソレイユさん達の稽古をつけてたんですよね?」
「あぁ……何せ私は、若い冒険者達が近い将来影の一味と戦う事をその時点で分かってたからな。その為に彼女らには強くなってもらったんだ。」
「なるほど……そんな意図が……。」
今度はマリーネがイブさんに質問をして、イブさんはソレイユさん達に稽古をうけた理由を説明した。
この事はソレイユさん達には話してなかったらしく、彼女はそれを聞いて少し驚いたような表情を浮かべる。
「リョータロー君、つまり私が何を言いたいのかと言うと……自分一人が抱えてる1つの苦しみってものは、皆で分かち合えばさほど重くはないのだよ。」
「ソレイユさん……。」
「君を悩ませている原因はなんだ?」
ソレイユさんの問いかけを聞いた俺は、少し考えた後口を開く。
「俺は子供の頃からヒーローに憧れていました。たくさんの人達を助けるヒーローに……。」
「ひーろー?」
「悪い奴らから弱い人間を守る奴の事だ。マリーネ。言ってしまえばお前もヒーローの定義に当てはまるんだぞ。」
「え?私が?」
この世界にはヒーローの定義が無いらしく、俺の言葉を聞いて困惑する様子を見せたマリーネにイブさんがヒーローの定義を教えた。
「あ、ご、ごめんなさい。話を遮っちゃって……。」
「いいよマリーネ……俺はヒーローになりたいけど、さっきのモンスターは……元は俺がいた世界の人間だった……それが闇のティアマトの力でモンスターに変えられて……そんな相手を前にした時、俺はどうすれば……。」
「……そういう者も助けたいか?」
「……ヒーローを志す身としては……助けたいです!」
俺はソレイユさんの質問にそう答える。
それを聞いた彼女の答えは……
「ならなんとしても助けよう。ティアマトの手から人々の魂を解放してあげるんだ。そしてその目的は君だけじゃなく……私達全員で共有する。君はひーろーになりたいと言ったな?だったら私達もそうなろうじゃないか。ひーろーとやらが辛い役割を一身に引き受ける者なのだとしたら、君1人に背負わせる訳にはいかない。皆でなるんだ。ひーろーに。」
「私もそうするわ!悪い奴らから弱い人達を守る……素晴らしい事じゃない!」
「私は……元より闇のティアマトと狂死郎を止める事を義務として動いているからな。」
「私もレンさんを止める所存です。それができれば……私もヒーロー……ですかね?」
ソレイユさん、マリーネ、イブさん、ヒトミさんは俺を励ます言葉を俺に投げかけてくれた。
4人とも俺の背負っているものを共有してくれるつもりなんだ……だったら俺はこの4人に言わなくちゃいけない事がある。
「皆……ありがとう……!」
「一緒に頑張りましょう、リョータロー君。」
「私達は仲間だ。私達だけじゃなく、リコ、トーゴ、タウラス、ベル、ドラコ、ガオレオ、セリエもな。」
「影の一味と闇のティアマトは絶対に止めてみせる。」
「弱き人々を助ける為に……ですね!」
俺達の覚悟は1つに纏まった。
俺は……俺達はヒーローになる。
林檎があの頃俺に言ってくれたあの言葉を実現させる為に……俺はそこに向かってひた走る……。
それからしばらくして、俺達はようやく王国アストレアの最北端にある関所に到着し、そこで手続きを済ませて北の王国アトラに入国する事ができた。
そしてヒトミさんとイブさんが馬車の運転を交代し、さらに王都に向けて進み続 け……王都にたどり着く頃には夜になっていた。
「お前ら、長旅ご苦労さん。」
「うぅ……なんか頭がクラクラするわ……。」
「俺、乗り物酔いはあまりしない方なんだけど……いつぶりかな、こんなに酔ったのは……うぅ……。」
「酔い止めのお薬を持ってきてるので、皆さん飲んでください。」
「私は大丈夫だ。酔いには強いのでな。」
ほぼ一日中馬車に揺られて、頭がクラクラする俺とマリーネはヒトミさんから酔い止めの薬を貰ったけど、イブさんとソレイユさんは何ともないみたいだ。
それから俺達は宿屋に向かい、1晩明かしてから翌日の朝王宮へ向かう事にした。
「ふぅ……」
俺はベッドに倒れ込んで、何も無い天井を見上げる。
「ティアマトの子を助ける」とは決めたものの、具体的な方法は全く分からない……一体どうすればいいのだろうか……。
答えはわかりっこないけど、かと言ってこの決意を曲げる訳にもいかない……とりあえずヒトミさんにでも話を聞いてみればいいかな……。
そう考えた俺はヒトミさんの部屋に向かい、彼女と話をする事にする。
俺は自分がいる部屋の2つ隣のヒトミさんがいる部屋の扉を叩いた。
「ヒトミさーん。」
「はーい。」
俺がヒトミさんを呼びかけてから間もなく寝巻き姿のヒトミさんが扉を開けて現れた。
「どうしたんですか?」
「い、いえ……その、ちょっとお話したい事が……。」
「分かりました。部屋にあがってください。」
俺は寝巻き姿のヒトミさんにちょっとパニクりつつも彼女の部屋にあげられた。
幼い見た目のヒトミさんの寝巻き姿でパニクるって……ダメだろそれは!
それに俺には林檎という好きな人が……!
「で、話とはなんですか?」
「あ、それは……ティアマトについての事なんですが……。」
「ティアマトについて……?」
そうして俺はその晩、ヒトミさんからティアマトについて気になった事を洗いざらい教えてもらう事になった。
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