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「うっ...いたい、いたい、痛い!!」
身体の中を貫かれるような激痛で目覚めた私は思わず飛び起きようとした。
しかしガチャガチャと耳障りな音が聞こえ、上半身を起こすことはできなかった。腕が繋がれているようだ。
薄暗い部屋だったが徐々に目が馴染んでいくと、至近距離に2つの紅い光が見えた。
「目覚めたか。」
真上から声が聞こえ、一気に私の意識は覚醒した。紅い光は瞳だ!しかも...
「ま、魔王!!何をしている!」
そう、魔王だ。その魔王が私に覆いかぶさり私の顔を見下ろしている。
服は何も身につけていないようだ。魔王の艶かしい白い肌が目に入る。
視線をめぐらせるとどうやら自分も裸のようだ。私の足は左右に開かれ、魔王の手で膝を押さえつけられている。そしてその間に魔王がいる。そして下腹部がとにかく痛い。
「繁殖行為だ。」
魔王は淡々と言った。
「繁殖行為...」
私は真っ青になった。嫌な汗が流れる。魔王が私の身体で繁殖行為を...?
魔王がさらに腰を突き動かした。身体の奥にずくんとさらなる激痛が走った。
「ううっ、いっ...やめろ!」
魔王は私の言葉を無視し腰を押し付けた。
「全部入ったようだ。」
と言うと、ゆっくり腰を前後に動かしはじめた。
魔王の下から抜け出そうするも左右の腕はそれぞれベッドの支柱から伸びる鎖に繋がれていて起き上がることができない。
身体の中に鉄の棒でも無理矢理突き入れられているようで、感じるのは痛い、苦しい、痛い、それだけだ。はぁはぁと呼吸が荒くなる。
少しして、ぐちゅっという水音が聞こえてきた。
私の体の中から何か出てきているようだ。少しだけ痛みが和らいだような気がした。
魔王の腰の動きが早くなる。私は目を閉じ、奥歯を噛み締めひたすら痛みと圧迫感に耐えた。不覚にも目からは涙が滲んだ。
しばらくすると、ひときわ奥を穿たれ、中にあるものがビクビクと動いた。
少しして何かがずるずると外に出ていくのを感じた。
目を開くと魔王の顔が私の顔に近ずいてきて、目尻の雫をぺろっと舐めた。
私は息も絶え絶えな状態だったが、魔王を睨みつけた。すると、魔王の目がさらに紅く光り、私の意識はまた闇に落ちていった。
身体の中を貫かれるような激痛で目覚めた私は思わず飛び起きようとした。
しかしガチャガチャと耳障りな音が聞こえ、上半身を起こすことはできなかった。腕が繋がれているようだ。
薄暗い部屋だったが徐々に目が馴染んでいくと、至近距離に2つの紅い光が見えた。
「目覚めたか。」
真上から声が聞こえ、一気に私の意識は覚醒した。紅い光は瞳だ!しかも...
「ま、魔王!!何をしている!」
そう、魔王だ。その魔王が私に覆いかぶさり私の顔を見下ろしている。
服は何も身につけていないようだ。魔王の艶かしい白い肌が目に入る。
視線をめぐらせるとどうやら自分も裸のようだ。私の足は左右に開かれ、魔王の手で膝を押さえつけられている。そしてその間に魔王がいる。そして下腹部がとにかく痛い。
「繁殖行為だ。」
魔王は淡々と言った。
「繁殖行為...」
私は真っ青になった。嫌な汗が流れる。魔王が私の身体で繁殖行為を...?
魔王がさらに腰を突き動かした。身体の奥にずくんとさらなる激痛が走った。
「ううっ、いっ...やめろ!」
魔王は私の言葉を無視し腰を押し付けた。
「全部入ったようだ。」
と言うと、ゆっくり腰を前後に動かしはじめた。
魔王の下から抜け出そうするも左右の腕はそれぞれベッドの支柱から伸びる鎖に繋がれていて起き上がることができない。
身体の中に鉄の棒でも無理矢理突き入れられているようで、感じるのは痛い、苦しい、痛い、それだけだ。はぁはぁと呼吸が荒くなる。
少しして、ぐちゅっという水音が聞こえてきた。
私の体の中から何か出てきているようだ。少しだけ痛みが和らいだような気がした。
魔王の腰の動きが早くなる。私は目を閉じ、奥歯を噛み締めひたすら痛みと圧迫感に耐えた。不覚にも目からは涙が滲んだ。
しばらくすると、ひときわ奥を穿たれ、中にあるものがビクビクと動いた。
少しして何かがずるずると外に出ていくのを感じた。
目を開くと魔王の顔が私の顔に近ずいてきて、目尻の雫をぺろっと舐めた。
私は息も絶え絶えな状態だったが、魔王を睨みつけた。すると、魔王の目がさらに紅く光り、私の意識はまた闇に落ちていった。
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