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第1章 幼少期編
第19話 別れ
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翌朝、俺たちは普通に起きて普通に朝食までご馳走になった。
俺が食卓についたときにはすでにアルフレドさんとララさんは朝食を摂り始めていて、アルマさんとなにやら会話をしていた。
「へぇ、そんなところがあるんですね!」
「勝手にやってきたのはこちらですのに……何から何まで色々と申し訳ございませぬ」
「フフフ、いいのよ。お客さんなんてめったに来ないからむしろ楽しんでいるわ」
「そ、それなら良いのですが……」
「あまり気を遣いすぎるものでもないぜ?そこの童みたいにもっと堂々としてりゃいいんだ」
ジルさん……俺のこと遠慮のない失礼なやつとか思ってる??
「かといってずっとお世話になるわけにも参りませぬ。第一の目的であった霊峰の調査も済んだことですし、ワシらはそろそろお暇するといたします」
「おう、そうか……」
「えー!!シリウス帰っちゃうの?ずっとここにいればいいじゃん!ね?ね?」
シエナが大騒ぎだ。昔保育園で子どもたちとはしゃいだ時も別れ際はいつもこんな感じだったっけ。
「シエナ、ワガママを言ってはいけませんよ。シリウスにも家族がいるのですから」
アルマさんがシエナをたしなめる。シエナはそれでも納得しなかった。
「いやだいやだいやだ!一緒がいいの!」
人でも龍でも、子供の気持ちってのは大して変わらないらしい。
「シエナちゃん、僕の父さんと母さんが家で待ってるんだ。約束してるから、一度帰らなきゃ。きっとまた遊びに来るから、ね?」
「グスッ………次はいつくるの?」
「え!?……そうだなぁ……」
しまった。社交辞令のつもりだったから明確な答えを考えてなかった……
「ほら!……決まってないじゃん!いやだいやだ!」
シエナはかえって激しく抵抗するようになってしまった。
「シエナ、シエナもパパとママと離れ離れになったら寂しいだろう?シリウスも同じなんだ」
ジルさんがシエナを抱き上げ、優しく説得している。この人、意外とイクメンなんだな……
「寂しくない!シエナもシリウスと行く!」
しかしシエナは父の説得を一蹴しバタバタともがいている。
「はぁ!?」
思わぬ展開につい声が出てしまった…
「な!?なんだって!?」
「まぁ!クスクス……」
ジルさんとアルマさんも驚いてるよね、そりゃ。
「シエナちゃん……そとの世界は危ないんだ。まだシエナちゃんには難しいと思うなぁ」
「なんで?シエナ、シリウスより強いよ?」
んぐっ……ぐうの音も出ない……
「それに昨日、シリウスはいろんなとこに行くって言ってた!シエナもずっとここから出ないなんてイヤ!」
……寝てたと思ったら聞いてたのか。まぁ確かにシエナにとっての世界は今のところ、この山頂だけなんだもんな……それは流石にかわいそうな気がする。
「シ、シエナ!そとの世界はもうちょっと後でいいんじゃないか?そうだなぁ…100年後でも200年後でも!そのくらいになればきっとシエナも立派な龍になっているし、安心して世界を見て回れるさ!」
100年とか、スケールが無茶苦茶すぎて実感湧かないけど、龍種だとそれでやっと一人前なのかな?
「100年?シリウス……一緒に行ってくれる?」
「え!?……えっと……ごめん。僕たち人間は多分そんなに長生きできないや。でもきっと、また僕みたいにシエナちゃんと仲良く遊んでくれる人間が現れるはずだよ?」
ジルさんにはめっちゃ睨まれてるけど……こんな純粋な目をした子に嘘はつけないよ。
「そっか……じゃぁ仕方ないね……」
おぉ!誠意をもって対応したのが報われたか!
「ほっ……」
ジルさんも胸をなでおろしている。
「いま行く!きめた!ちょっと準備してくるね!」
「ブッ……!?な、ちょっと待て、シエナ……」
「フフフフフ……」
シエナはそう言ってジルの呼び止めも聞かず自室へと走っていった……
「 あ…あの……」
「あの…じゃない!お前、なにうちの可愛い一人娘たぶらかしてくれてんだ!」
「なっ!待ってください!俺は……僕は悪くない!困るの僕のほうじゃないですか!」
「なんだとお前……うちの娘に文句があるのか?」
「いやいや、そういうわけじゃ……っていうか止めなくていいんですか!?」
シエナの部屋からガサガサとものを漁っている音がする。
「そ、そうだった!」
ジルさんは慌ててシエナの部屋へ向かおうとしたがアルマさんがそれを手で制した。
「ジル…行かせてあげたら?貴方がもしシエナの立場なら、親の反対なんて押し切って出ていくんでしょ?」
え?もしもーし?アルマさーん…誰がどこに行くんでしたっけ?
「ぬぅぅ……まぁ……可愛い子には旅をさせよと言うしなぁ……だが……まだ生まれて間もない小龍だぞ?」
「この子がいれば大丈夫よ、賢い子だもの」
アルマさんはいつもの温かい笑みで俺に微笑んだ。
え?これマジ?
そしてシエナが巨大なリュックを背負って部屋から出てきた。
「お待たせ!」
「え?……あぁ……シエナちゃん、ほんとに来るの?」
「………ダメ?」
「い!?いや、ダメってわけじゃないんだけど…」
目に涙を浮かべ、上目遣いで見つめてくるシエナに一瞬胸が熱くなってしまった。断じて俺に幼女趣味はない!断じて!
これはきっと……そう、魅了の魔法だ、そうに違いない!
「ほんと!?やったぁ!」
さっきまでのしおらしい表情と浮かべた涙は全部演技か!っと思わず突っ込みたくなるようなスイッチの速さで、シエナの顔は満面の笑みに変わった。
「うちは狭いし、ご飯だって口に合わないかもしれないよ?」
「慣れるからいいもん!ほら、行こ!」
そしてシエナはグイグイ俺の手を引いてくる。
「あの……ジルさん、アルマさん……」
「嫁にやったわけじゃないから勘違いするなよ?それから時々は顔を出しに来い」
「いや、そうじゃなくて……引き止めて……」
「分かったな!!」
「………はい」
これはとんでもないものを押し付けられてしまった。父さんと母さんに何て言おう……
その間にジルさんは小机の引き出しから何かを取り出し、こちらに持ってきた。
「それからこれは餞別だ……自分で使うなり売るなり好きにしろ」
そしてクシャクシャになった紙袋を無造作に俺に手渡した。
「あの……これは?」
まさか手土産がもらえるなんて思ってなかったし、こんなちり紙でも入ってそうな袋に何が入ってるのか気になって、中も確認せずにジルさんに尋ねた。
「ミスリルの筆、と言ってたな、確か。カノープスのやつが使ってたものだが俺たち龍族はそんなものなくても爪で魔法陣が刻めるからお前にやる」
ミスリルの筆って言うとあのとんでもない高級品だよな……しかもカノープスの所持品って……いったいいくらの値がつくんだろうか。
アルフレドさんとララさんが驚きすぎて気を失いそうになっている。
「えぇぇぇ!?そんな高級品もらえませんよ!」
「要らなきゃ売れ!とにかく俺は要らんから受け取れ!」
謙遜じゃなく割と本気で遠慮したのだが、強引に押し付けられてしまった。これ以上断っても無駄だと判断し、俺はそれを胸のポケットにしまった。
「まぁ、なんだ……シエナに世界の広さを教えてやってくれ」
それだけ言うとジルさんは自室に籠もってしまった。
「フフフ、気にしないでいいのよ?頭では分かってるけど、心では娘を取られたと思って拗ねてるだけだから」
オホンオホン!
昨晩同様タイミングよく咳払いが聞こえてくる。
「フフフ……まぁ、何かあればいつでも戻っていらっしゃい」
「は、はぁ………」
「シエナ、ちゃんとシリウスの言うことを聞かなきゃだめよ?」
そしてアルマさんはシエナの頭に手を当ててなにかの魔法を発動させた。
「これは、シエナがいい子になるおまじない。もしも、悪いことをしたりシリウス君を困らせたりしたら……目と耳が塞がっちゃうからね?フフフ…」
え!?何それ怖!っていうかそれはおまじないじゃなくて呪いっていうんじゃ……あ、たしか漢字で書いたらどっちも一緒だ!
シエナも怖くなったのか、一瞬ビクッと肩を震わせたが、すぐに真剣な目でアルマにうなずき返した。
「はぁ………じゃぁそろそろ行きましょうか?」
俺は後ろにいる二人に声をかけ、シエナの手を引いて小屋の外に出た。二人は少し時差があったが、遅れて俺のあとに続いた。
山頂の端まで4人で歩き、来たときに登った真っ直ぐな階段を降りようとしたとき…
「シエナー!頑張れー!」
「風邪引かないようにねー!」
ジルさんとアルマさんが小屋の外に出て手を振ってくれた。
「うん!時々戻ってくるからねー!」
シエナもそれに応え、手を振って返した。
「さて……来たときより一人多くなりましたが、家につくまでが遠足ってことで、帰りましょうか!」
「うん!」
「おー!」
「そうじゃのう……じゃが、その前に寄るところがある。まだ第2の目的が達成されておらんでのう」
第2の目的……そうだ、この地が源流とされる地下水脈の調査だ。
「この山に源流は無いそうじゃが、それほど遠くない場所に地下洞窟があるそうじゃ。まずはそこに寄って原因を調べようと思う」
「了解です!」
俺達はもと来た道を引き返し、山の麓へと下っていった。
俺が食卓についたときにはすでにアルフレドさんとララさんは朝食を摂り始めていて、アルマさんとなにやら会話をしていた。
「へぇ、そんなところがあるんですね!」
「勝手にやってきたのはこちらですのに……何から何まで色々と申し訳ございませぬ」
「フフフ、いいのよ。お客さんなんてめったに来ないからむしろ楽しんでいるわ」
「そ、それなら良いのですが……」
「あまり気を遣いすぎるものでもないぜ?そこの童みたいにもっと堂々としてりゃいいんだ」
ジルさん……俺のこと遠慮のない失礼なやつとか思ってる??
「かといってずっとお世話になるわけにも参りませぬ。第一の目的であった霊峰の調査も済んだことですし、ワシらはそろそろお暇するといたします」
「おう、そうか……」
「えー!!シリウス帰っちゃうの?ずっとここにいればいいじゃん!ね?ね?」
シエナが大騒ぎだ。昔保育園で子どもたちとはしゃいだ時も別れ際はいつもこんな感じだったっけ。
「シエナ、ワガママを言ってはいけませんよ。シリウスにも家族がいるのですから」
アルマさんがシエナをたしなめる。シエナはそれでも納得しなかった。
「いやだいやだいやだ!一緒がいいの!」
人でも龍でも、子供の気持ちってのは大して変わらないらしい。
「シエナちゃん、僕の父さんと母さんが家で待ってるんだ。約束してるから、一度帰らなきゃ。きっとまた遊びに来るから、ね?」
「グスッ………次はいつくるの?」
「え!?……そうだなぁ……」
しまった。社交辞令のつもりだったから明確な答えを考えてなかった……
「ほら!……決まってないじゃん!いやだいやだ!」
シエナはかえって激しく抵抗するようになってしまった。
「シエナ、シエナもパパとママと離れ離れになったら寂しいだろう?シリウスも同じなんだ」
ジルさんがシエナを抱き上げ、優しく説得している。この人、意外とイクメンなんだな……
「寂しくない!シエナもシリウスと行く!」
しかしシエナは父の説得を一蹴しバタバタともがいている。
「はぁ!?」
思わぬ展開につい声が出てしまった…
「な!?なんだって!?」
「まぁ!クスクス……」
ジルさんとアルマさんも驚いてるよね、そりゃ。
「シエナちゃん……そとの世界は危ないんだ。まだシエナちゃんには難しいと思うなぁ」
「なんで?シエナ、シリウスより強いよ?」
んぐっ……ぐうの音も出ない……
「それに昨日、シリウスはいろんなとこに行くって言ってた!シエナもずっとここから出ないなんてイヤ!」
……寝てたと思ったら聞いてたのか。まぁ確かにシエナにとっての世界は今のところ、この山頂だけなんだもんな……それは流石にかわいそうな気がする。
「シ、シエナ!そとの世界はもうちょっと後でいいんじゃないか?そうだなぁ…100年後でも200年後でも!そのくらいになればきっとシエナも立派な龍になっているし、安心して世界を見て回れるさ!」
100年とか、スケールが無茶苦茶すぎて実感湧かないけど、龍種だとそれでやっと一人前なのかな?
「100年?シリウス……一緒に行ってくれる?」
「え!?……えっと……ごめん。僕たち人間は多分そんなに長生きできないや。でもきっと、また僕みたいにシエナちゃんと仲良く遊んでくれる人間が現れるはずだよ?」
ジルさんにはめっちゃ睨まれてるけど……こんな純粋な目をした子に嘘はつけないよ。
「そっか……じゃぁ仕方ないね……」
おぉ!誠意をもって対応したのが報われたか!
「ほっ……」
ジルさんも胸をなでおろしている。
「いま行く!きめた!ちょっと準備してくるね!」
「ブッ……!?な、ちょっと待て、シエナ……」
「フフフフフ……」
シエナはそう言ってジルの呼び止めも聞かず自室へと走っていった……
「 あ…あの……」
「あの…じゃない!お前、なにうちの可愛い一人娘たぶらかしてくれてんだ!」
「なっ!待ってください!俺は……僕は悪くない!困るの僕のほうじゃないですか!」
「なんだとお前……うちの娘に文句があるのか?」
「いやいや、そういうわけじゃ……っていうか止めなくていいんですか!?」
シエナの部屋からガサガサとものを漁っている音がする。
「そ、そうだった!」
ジルさんは慌ててシエナの部屋へ向かおうとしたがアルマさんがそれを手で制した。
「ジル…行かせてあげたら?貴方がもしシエナの立場なら、親の反対なんて押し切って出ていくんでしょ?」
え?もしもーし?アルマさーん…誰がどこに行くんでしたっけ?
「ぬぅぅ……まぁ……可愛い子には旅をさせよと言うしなぁ……だが……まだ生まれて間もない小龍だぞ?」
「この子がいれば大丈夫よ、賢い子だもの」
アルマさんはいつもの温かい笑みで俺に微笑んだ。
え?これマジ?
そしてシエナが巨大なリュックを背負って部屋から出てきた。
「お待たせ!」
「え?……あぁ……シエナちゃん、ほんとに来るの?」
「………ダメ?」
「い!?いや、ダメってわけじゃないんだけど…」
目に涙を浮かべ、上目遣いで見つめてくるシエナに一瞬胸が熱くなってしまった。断じて俺に幼女趣味はない!断じて!
これはきっと……そう、魅了の魔法だ、そうに違いない!
「ほんと!?やったぁ!」
さっきまでのしおらしい表情と浮かべた涙は全部演技か!っと思わず突っ込みたくなるようなスイッチの速さで、シエナの顔は満面の笑みに変わった。
「うちは狭いし、ご飯だって口に合わないかもしれないよ?」
「慣れるからいいもん!ほら、行こ!」
そしてシエナはグイグイ俺の手を引いてくる。
「あの……ジルさん、アルマさん……」
「嫁にやったわけじゃないから勘違いするなよ?それから時々は顔を出しに来い」
「いや、そうじゃなくて……引き止めて……」
「分かったな!!」
「………はい」
これはとんでもないものを押し付けられてしまった。父さんと母さんに何て言おう……
その間にジルさんは小机の引き出しから何かを取り出し、こちらに持ってきた。
「それからこれは餞別だ……自分で使うなり売るなり好きにしろ」
そしてクシャクシャになった紙袋を無造作に俺に手渡した。
「あの……これは?」
まさか手土産がもらえるなんて思ってなかったし、こんなちり紙でも入ってそうな袋に何が入ってるのか気になって、中も確認せずにジルさんに尋ねた。
「ミスリルの筆、と言ってたな、確か。カノープスのやつが使ってたものだが俺たち龍族はそんなものなくても爪で魔法陣が刻めるからお前にやる」
ミスリルの筆って言うとあのとんでもない高級品だよな……しかもカノープスの所持品って……いったいいくらの値がつくんだろうか。
アルフレドさんとララさんが驚きすぎて気を失いそうになっている。
「えぇぇぇ!?そんな高級品もらえませんよ!」
「要らなきゃ売れ!とにかく俺は要らんから受け取れ!」
謙遜じゃなく割と本気で遠慮したのだが、強引に押し付けられてしまった。これ以上断っても無駄だと判断し、俺はそれを胸のポケットにしまった。
「まぁ、なんだ……シエナに世界の広さを教えてやってくれ」
それだけ言うとジルさんは自室に籠もってしまった。
「フフフ、気にしないでいいのよ?頭では分かってるけど、心では娘を取られたと思って拗ねてるだけだから」
オホンオホン!
昨晩同様タイミングよく咳払いが聞こえてくる。
「フフフ……まぁ、何かあればいつでも戻っていらっしゃい」
「は、はぁ………」
「シエナ、ちゃんとシリウスの言うことを聞かなきゃだめよ?」
そしてアルマさんはシエナの頭に手を当ててなにかの魔法を発動させた。
「これは、シエナがいい子になるおまじない。もしも、悪いことをしたりシリウス君を困らせたりしたら……目と耳が塞がっちゃうからね?フフフ…」
え!?何それ怖!っていうかそれはおまじないじゃなくて呪いっていうんじゃ……あ、たしか漢字で書いたらどっちも一緒だ!
シエナも怖くなったのか、一瞬ビクッと肩を震わせたが、すぐに真剣な目でアルマにうなずき返した。
「はぁ………じゃぁそろそろ行きましょうか?」
俺は後ろにいる二人に声をかけ、シエナの手を引いて小屋の外に出た。二人は少し時差があったが、遅れて俺のあとに続いた。
山頂の端まで4人で歩き、来たときに登った真っ直ぐな階段を降りようとしたとき…
「シエナー!頑張れー!」
「風邪引かないようにねー!」
ジルさんとアルマさんが小屋の外に出て手を振ってくれた。
「うん!時々戻ってくるからねー!」
シエナもそれに応え、手を振って返した。
「さて……来たときより一人多くなりましたが、家につくまでが遠足ってことで、帰りましょうか!」
「うん!」
「おー!」
「そうじゃのう……じゃが、その前に寄るところがある。まだ第2の目的が達成されておらんでのう」
第2の目的……そうだ、この地が源流とされる地下水脈の調査だ。
「この山に源流は無いそうじゃが、それほど遠くない場所に地下洞窟があるそうじゃ。まずはそこに寄って原因を調べようと思う」
「了解です!」
俺達はもと来た道を引き返し、山の麓へと下っていった。
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