スマホで小説を書いていて思うこと・アルファポリス編
アルファポリスで小説を投稿していて思うことを綴ったエッセイです。不定期更新。
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洗い場はクリエイティブだ!
50代KB員(日本酒好き)
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延べ30年近く洗い場に関わってきた筆者が、速く、楽しく洗い場の仕事を進める極意を伝授します。スキマバイトで洗い場に入る時などに必読して挑むべし。
平成元年カナダ・バンクーバー行き
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前書き その2 “福岡国際空港”
昨日から平成元年にタイムスリップしている。この時は昭和天皇崩御でとにかくえらい騒ぎだった。自粛ムードの真っ最中、名だたるテレビ番組は退屈で、僕もレンタルビデオ屋に走った。人気の作品は貸し出し中の札ばかりで、中に見つけた“ウエルター”という邦画(もう、この言い方も古いのかな)を借りて楽しむ。案外面白かった。実はカナダに行くまでにセルフディフェンスというか、何か格闘技を経験した方が良いだろうと小倉高橋ボクシングジムに通った。自分のペースでトレーニングが進められ、学生時代のような集団練習でないところに惹かれてボクシングを楽しんだ。その経験もあったせいか、現役のプロボクサーが演じた役はリアリティにあふれ興奮した。
さて、僕はというとカナダはおろか外国に出たこともなく航空券を買うのも大学を出た友人に頼った。わざわざ福岡市の生協関連の旅行代理店を紹介してもらい大韓航空の1番安いチケットを買ったのだった。今思えば小倉でも買えたのだろうが、高速バスで行った博多は随分都会に感じられた。その時にワーキングホリディの説明会に参加した気がする。そこから、週刊プロレスに宣伝が載っていたバッシュ=Troopのコブラという靴を買う。生活したバンクーバーではスケボー少年たちからよく履いているバッシュの銘柄を聞かれた。結果、それから5年ほどを履いてボロボロになってから捨てた。
福岡空港へは両親に送ってもらう。航空機に乗り込んでからも両親の姿が見えた。分からないとは思ったがMA-1を裏返してオレンジの色を窓に押し付けてここにいる事を示した。1年後に帰国して聞いたが全く覚えていない、との事で可愛がっていた犬にも死ぬほど吠えられた。こいつ(モモ)も僕も覚えていなかった。僕は少し泣いた。
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※他の小説投稿サイトでも公開しています。
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https://www.alphapolis.co.jp/novel/206695515/767761398
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徒然なるままに、時々。パソコンに向かって、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくる……そんな日々もいいんじゃないか。
ささやかな日常の中、目に映るもの、耳に届く音に思いをはせてみる。感じたことをそのまま文に書き起こしてみる。大したストーリーはない、あっと驚く伏線もない。簡素でつまらない文字の羅列だけれども、それを書くのが楽しくて。私たちの過ごす日常はきっと、思っているより何倍もおもしろい。
どこにでもいる人間の、何でもない独り言。コーヒーでも片手にご覧ください。