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インターホンを押そうと手を伸ばしたが押す前に止めた
[おー!早速気遣うこと出来ちゃってるねー??]
嬉しそうににこにこする
そう、俺はさっきのがあったからこそ、急にインターホンがなったらびっくりするのでは、と考えた。
[ここはノックだね]
「はい、」
コンコン
『はい~!』
「こんにちはー、藍澤先生の編集者になりました、安達誠也と申します。」
『あー!はいはい、誠也くんねー!ドアから離れてー』
「え、あ、はい」
『大丈夫大丈夫!僕認識できるのせいぜい部屋の構造と光くらいだから、ドアにぶつけないように言ってるだけー!』
テンション高いな、
「ありがとうございます」
『いいえー、どーぞ』
「失礼します。」
『はーい、もう1人は誰ー?』
[失礼致しました。岩本です、]
「え、なんでもう1人いるって、」
見えてないはずの彼が認識出来るわけ……
『イメージと、光の当たり方、匂い、かな、』
これが盲者の【感覚】
健常者の感覚とはレベルが違う…
「すごい……………」
思わず声が出ていた
『なにー!?褒めてくれてるのー?嬉しい~!あ、そういえばね、編集者なんだよね、これ読んで欲しい!』
本当に目が見えないのか、と疑ってしまうくらいこちら側を向いていて、目まで合った。
「きみの、きぼうは、ぼくの、ぜつぼう…?」
『え、なんで、』
先生がなんで驚いたのか。それは
俺が点字の文字を読んだから。
[おー!早速気遣うこと出来ちゃってるねー??]
嬉しそうににこにこする
そう、俺はさっきのがあったからこそ、急にインターホンがなったらびっくりするのでは、と考えた。
[ここはノックだね]
「はい、」
コンコン
『はい~!』
「こんにちはー、藍澤先生の編集者になりました、安達誠也と申します。」
『あー!はいはい、誠也くんねー!ドアから離れてー』
「え、あ、はい」
『大丈夫大丈夫!僕認識できるのせいぜい部屋の構造と光くらいだから、ドアにぶつけないように言ってるだけー!』
テンション高いな、
「ありがとうございます」
『いいえー、どーぞ』
「失礼します。」
『はーい、もう1人は誰ー?』
[失礼致しました。岩本です、]
「え、なんでもう1人いるって、」
見えてないはずの彼が認識出来るわけ……
『イメージと、光の当たり方、匂い、かな、』
これが盲者の【感覚】
健常者の感覚とはレベルが違う…
「すごい……………」
思わず声が出ていた
『なにー!?褒めてくれてるのー?嬉しい~!あ、そういえばね、編集者なんだよね、これ読んで欲しい!』
本当に目が見えないのか、と疑ってしまうくらいこちら側を向いていて、目まで合った。
「きみの、きぼうは、ぼくの、ぜつぼう…?」
『え、なんで、』
先生がなんで驚いたのか。それは
俺が点字の文字を読んだから。
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