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令和4年8/7 納骨
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四十九日も過ぎてしばらく経ちますが、今日やっと父の骨をお墓に納める事が出来ました。
午後から親族が外に集まり、車3台でお墓に向かいました。
墓石の水を替えて樒を花受けにさして草取りを済ませ、次はいよいよ骨をお墓に納めようとなり、墓石を前にずらした時‥
並々と墓石の水受けに注いだ水が、私や夫の腕や足に容赦なく溢れ落ちてきました。
しまった‥。お墓を納骨のために墓石を動かすことをすっかり忘れていました。
納骨の時は水を入れるのは後回しにするべきだったのに、お墓を綺麗にしたい思いが先走ってしまい、ついつい水を先に水受けに入れてしまいました。
恐る恐る夫の顔を覗くと‥
案の定機嫌の悪そうな顔をしています。
着ていたパーカーの袖口で夫の膝やふくらはぎの水を拭いてあげましたが、ギロリと睨まれてしまいました。
さて、夫の事はさておき‥
いよいよ父の骨を骨壷から出して墓の中に入れようかという段階になり、墓石の中を覗くと‥中にある大きな壺からご先祖様達の生々しい骨が山積みとなって壺から溢れて出ているのが見えました。
「これさぁ‥もうお父さんの骨が入れる隙間なんかないよね?」
「いいよ、いいよ。お父さんの骨はお墓の中の壺に入らなくても、とりあえずお墓の中に入っていれば良いんだから‥。」
そう言いながら、母と姉がビニール袋の中に骨壷の中にあった父の骨を全て入れ終えると、墓石の穴に袋の口を突っ込み、父の骨をガサガサッと全て投げ入れてしまいました。
母は、父の骨が袋の中に残っていないことを確認すると袋を丸めてゴミ袋へ入れて墓石のなかを覗く事もなく、私や夫、姉の夫に墓石を元に戻すように指示を出しました。
「おじいちゃんの骨をあんなに雑に扱っていいの?斎場で拾う時はあんなに丁寧に拾ってたのに‥。」
上の子が、父の骨があまりに雑に扱わられる様子を見て衝撃を受けたのか、小声で私に話しかけてきました。
「うん、もうおじいちゃんは成仏したから大丈夫だよ。それに今は骨をお墓に入れる事が最優先事項だからね。」
「そっか‥。」
私の返答に上の子はまだ納得のいかない顔をしていましたが‥
姪っ子や甥っ子は何も言わずに黙々と片付けを済ませていました。
さて、こんな感じで納骨はあっけなく終わりました。
最後にみんなでお参りをした後は私と母以外の皆は各々別の車でランチへと向かいました。
私と母はというと‥家に帰るなりすぐに葬儀屋が設置した白い段ボールの祭壇を解体し、夜まで片付けに没頭しました。
段ボールは折り畳んでリサイクルへ。
骨壷や線香立ては燃えないゴミの袋へ。
他は燃えるゴミとして‥とそれぞれに分類した上で一旦倉庫にしまいます。
これらは後日私が捨てに行く予定です。
祭壇のあった場所の掃き掃除も済ませ、仏間を綺麗にした段階でいよいよ父の遺影を飾る支度をします。
ところが‥父の遺影を祖母の遺影の隣に飾ろうにも、手が届きません。椅子を持ってきても無駄でした。
仏間の引き戸上の天井際の壁に、キリで穴をあけて鍵フックを刺して遺影を引っ掛けたかったのに‥。
一応夫に穴あけと鍵フックの設置を手伝ってくれるようには頼みましたが、夫はなんだかんだ言いながら、結局はやってくれませんでした。
仕方がないので、近いうちに外に放置しておいた三脚を使って私がやるしかないようです。
夫なら私より20cmも背が高いから、三脚や椅子なしでも手が届くのにな‥。
私が作業をしてる様や仕上がりを見て馬鹿にしてくるくせに、自分は「俺の家じゃねーし。」と言って何もやらないなんて‥。
お父さんの遺影の設置ぐらいは手伝ってくれても良いのに、本当にケチでむかつきます。
‥でもまあ、納骨の時に墓石を持ち上げてくれたから良しとするか。
今日の出費1,981円クレジット0円。
ペットボトルカバー、かもいフック2個、額縁用の吊るし紐、レジ袋、不織布マスク、炭酸水、片栗粉、キャベツ、プルコギ用肉、ニラ野菜のカット済み袋、菓子パン2個、冷凍パスタ2個を購入。
(内訳)
食・雑・外食費21,960円
医療費0円
会費0円
本代0円
タイヤ交換•ガソリン代0円
ギフト0円
文書・通信費0円
服飾・インテリア費0円
レジャー・交際費2,000円
美容費0円
クリーニング代0円
今月の現金出費総額23,160円。クレジット購入総額0円。
今日の晩御飯は、プルコギ炒め、カボチャ煮物、サラダ、漬物、昨日のカレー(欲しい人のみ)、スイカです。
午後から親族が外に集まり、車3台でお墓に向かいました。
墓石の水を替えて樒を花受けにさして草取りを済ませ、次はいよいよ骨をお墓に納めようとなり、墓石を前にずらした時‥
並々と墓石の水受けに注いだ水が、私や夫の腕や足に容赦なく溢れ落ちてきました。
しまった‥。お墓を納骨のために墓石を動かすことをすっかり忘れていました。
納骨の時は水を入れるのは後回しにするべきだったのに、お墓を綺麗にしたい思いが先走ってしまい、ついつい水を先に水受けに入れてしまいました。
恐る恐る夫の顔を覗くと‥
案の定機嫌の悪そうな顔をしています。
着ていたパーカーの袖口で夫の膝やふくらはぎの水を拭いてあげましたが、ギロリと睨まれてしまいました。
さて、夫の事はさておき‥
いよいよ父の骨を骨壷から出して墓の中に入れようかという段階になり、墓石の中を覗くと‥中にある大きな壺からご先祖様達の生々しい骨が山積みとなって壺から溢れて出ているのが見えました。
「これさぁ‥もうお父さんの骨が入れる隙間なんかないよね?」
「いいよ、いいよ。お父さんの骨はお墓の中の壺に入らなくても、とりあえずお墓の中に入っていれば良いんだから‥。」
そう言いながら、母と姉がビニール袋の中に骨壷の中にあった父の骨を全て入れ終えると、墓石の穴に袋の口を突っ込み、父の骨をガサガサッと全て投げ入れてしまいました。
母は、父の骨が袋の中に残っていないことを確認すると袋を丸めてゴミ袋へ入れて墓石のなかを覗く事もなく、私や夫、姉の夫に墓石を元に戻すように指示を出しました。
「おじいちゃんの骨をあんなに雑に扱っていいの?斎場で拾う時はあんなに丁寧に拾ってたのに‥。」
上の子が、父の骨があまりに雑に扱わられる様子を見て衝撃を受けたのか、小声で私に話しかけてきました。
「うん、もうおじいちゃんは成仏したから大丈夫だよ。それに今は骨をお墓に入れる事が最優先事項だからね。」
「そっか‥。」
私の返答に上の子はまだ納得のいかない顔をしていましたが‥
姪っ子や甥っ子は何も言わずに黙々と片付けを済ませていました。
さて、こんな感じで納骨はあっけなく終わりました。
最後にみんなでお参りをした後は私と母以外の皆は各々別の車でランチへと向かいました。
私と母はというと‥家に帰るなりすぐに葬儀屋が設置した白い段ボールの祭壇を解体し、夜まで片付けに没頭しました。
段ボールは折り畳んでリサイクルへ。
骨壷や線香立ては燃えないゴミの袋へ。
他は燃えるゴミとして‥とそれぞれに分類した上で一旦倉庫にしまいます。
これらは後日私が捨てに行く予定です。
祭壇のあった場所の掃き掃除も済ませ、仏間を綺麗にした段階でいよいよ父の遺影を飾る支度をします。
ところが‥父の遺影を祖母の遺影の隣に飾ろうにも、手が届きません。椅子を持ってきても無駄でした。
仏間の引き戸上の天井際の壁に、キリで穴をあけて鍵フックを刺して遺影を引っ掛けたかったのに‥。
一応夫に穴あけと鍵フックの設置を手伝ってくれるようには頼みましたが、夫はなんだかんだ言いながら、結局はやってくれませんでした。
仕方がないので、近いうちに外に放置しておいた三脚を使って私がやるしかないようです。
夫なら私より20cmも背が高いから、三脚や椅子なしでも手が届くのにな‥。
私が作業をしてる様や仕上がりを見て馬鹿にしてくるくせに、自分は「俺の家じゃねーし。」と言って何もやらないなんて‥。
お父さんの遺影の設置ぐらいは手伝ってくれても良いのに、本当にケチでむかつきます。
‥でもまあ、納骨の時に墓石を持ち上げてくれたから良しとするか。
今日の出費1,981円クレジット0円。
ペットボトルカバー、かもいフック2個、額縁用の吊るし紐、レジ袋、不織布マスク、炭酸水、片栗粉、キャベツ、プルコギ用肉、ニラ野菜のカット済み袋、菓子パン2個、冷凍パスタ2個を購入。
(内訳)
食・雑・外食費21,960円
医療費0円
会費0円
本代0円
タイヤ交換•ガソリン代0円
ギフト0円
文書・通信費0円
服飾・インテリア費0円
レジャー・交際費2,000円
美容費0円
クリーニング代0円
今月の現金出費総額23,160円。クレジット購入総額0円。
今日の晩御飯は、プルコギ炒め、カボチャ煮物、サラダ、漬物、昨日のカレー(欲しい人のみ)、スイカです。
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