82 / 639
令和3年7/21 乳癌?
しおりを挟む
今月の生理が始まってから、生理前にしばらく続いていた胸のチクチクする痛みが治りました。
この胸のチクチクする痛みですが、かれこれ十数年程前から症状が続いています。痛みが出始めた当時は、なぜ胸が痛むのかが分からなかったし、痛む箇所をさすると皮膚の上からしこりがあるのが分かったので、真っ先に乳癌を疑いました。
勇気を出して市内の産婦人科を受診すると、医師曰く胸のチクチク痛みについてはよく分からないが、胸にあるしこりは良性の腫瘍で癌ではないとの事。
以降、胸のしこりについて定期的にその産婦人科で経過観察を続けることになったのですが、その経過観察中もずっと胸のチクチクする痛みは増していくし、しこりも大きくなっていった為‥私はだんだんと怖くなり、大きな総合病院の産婦人科に行くことにしました。
ところが、大きな病院でレントゲンや超音波をとっても、胸の痛みについては何の原因も分かりませんでしたし、胸のしこりに関しても、この時は特に何も言われる事はありませんでした。
その後も、同じ総合病院内の神経科や内科、それに外科‥などを勧められるがままに受診しましたが、どれも結果は同じで、胸の痛みに関しては全く原因は分からずにいました。
そうこうするうちに1年以上が経ち、久しぶりに最初に通っていた産婦人科へ行ってみたら‥
「何でこんなに大きくなるまで放っておいたんだ!」
超音波検査をしながら産婦人科医が私に大声で怒鳴ってきました。
どうやら一年くらいの間に、元々あったしこりがかなり大きく成長してしまった様です。医師がすぐにその場で総合病院の紹介状を書いて私に渡してきました。
‥紹介状の宛名は、私が最近までたらい回しをされていた総合病院のものでした。
予約もその場で産婦人科医が電話して取ってくれたので、とりあえずその予約の日は仕事を休んで総合病院へ行くことにしました。
さて、総合病院の産婦人科医の診断結果は‥
「胸のしこりが悪性の腫瘍かどうかは不明だが、しこりが大きすぎるので急いで切除すべきです。」
との事でした。
急展開でしたが、とりあえず手術の日の為に再び会社へ休み願いを届けたところ‥それを見ていた会社の先輩から呼び止められました。
「‥急に手術って言われたの?もしかしてその腫瘍を取らなくても済むかもしれないわよ。」
と言って、ある医師を紹介されました。しかもその医師は乳癌の名医との事。
私は言われるがままにその医師をたずねていきました。
私の胸のしこりに関して、その医師の診断結果は、「繊維腺腫」という良性の腫瘍との事で、切除の必要はないのだそうです。
それを聞いて私はその場ですぐに総合病院の手術をキャンセルしました。
‥もし会社の先輩が私に、その乳癌の名医を教えてくれていなかったら私の胸はすでに手術で切られていたのかもしれない‥と思うと、怖くなりました。
本当に会社の先輩には言いようがないほど感謝しています。
ちなみにその先輩は乳癌の経験者です。
その後、十数年間もの間私はその医師のもとで胸のしこりの経過観察を続けてきたのですが、良性の腫瘍は年々大量に増え続けていきました。
腫瘍が増え続けいるとはいえ、全て良性の腫瘍だったので、今後も私には癌なんてきっとできないだろうと思い、心から安心しきっていたのに‥。
今から2年ほど前にとうとう癌が見つかってしまいました。
「また新しい腫瘍が増えてるね。全部良性だけど‥ん?これだけは悪性だな。見て分かるかな。超音波の画像でみるとこの腫瘍だけ他と比べて形が尖ってて歪だよね。‥まあ、まだ小さいし、今はまだはっきりと悪性の診断を下す必要もないから、これからも当分はこれまで通りの経過観察を続けましょう。」
と言って、医師に悪性の腫瘍「乳癌」を宣告されてしまいました。
‥それに癌を宣告されたにも関わらず、次の診察予約はこれまで通り一年後で良いとの事でした。
私が『乳癌なのにすぐに切らないの?』と思っていると、医師がそれを察して説明をしてくれました。
「今の段階では手術の必要も何の治療の必要もないから、癌の診断を下す必要もないです。大きくなってきたら切りますので、慌てなくても良いです。」
との事。
他にも医師の説明では、乳癌の診断を一度下してしまうと、それ以降の乳癌検診はすべて検診ではなく治療行為にあたってしまい、市の補助券を使えない分診療代金が高くなってしまう‥との事でした。
他にも色々と乳癌あるあるを聞きましたが、癌の宣告があまりにもショックで内容のほとんどを忘れてしまいました。
結局、その後も医師に言われるがままに一年に一回の検診を続けながら、かれこれ2年が経ちました。
乳癌なのは間違いないのですが、こうもずっと治療もなしに放置され続けていると『もしかして私は実は乳癌ではないのかも?』と期待してしまいそうになります。
2年前の医師の言葉だと、この先何年か後には間違いなく切除手術はするのだと思いますが‥。
あっ、ちなみに胸のチクチクする痛みについてはつい最近ネットで調べたところ、生理前によくある症状のようです。私の腫瘍とは無関係のようでした。
今日の出費2,536円。クレジット1,014円。
今月の支出合計47,100円。クレジット15,126円。
下の子の工作用の粘土や折り紙などを何点か購入。他にも単二の乾電池、ラップ、キムチ、あめ、スープも購入。
楽天市場で子供の夏休みの読書感想文の本を2冊クレジット払いで購入。
今日の晩御飯は、オイキムチ、回鍋肉、茄子の油炒め煮、ひじき飯、漬物です。
この胸のチクチクする痛みですが、かれこれ十数年程前から症状が続いています。痛みが出始めた当時は、なぜ胸が痛むのかが分からなかったし、痛む箇所をさすると皮膚の上からしこりがあるのが分かったので、真っ先に乳癌を疑いました。
勇気を出して市内の産婦人科を受診すると、医師曰く胸のチクチク痛みについてはよく分からないが、胸にあるしこりは良性の腫瘍で癌ではないとの事。
以降、胸のしこりについて定期的にその産婦人科で経過観察を続けることになったのですが、その経過観察中もずっと胸のチクチクする痛みは増していくし、しこりも大きくなっていった為‥私はだんだんと怖くなり、大きな総合病院の産婦人科に行くことにしました。
ところが、大きな病院でレントゲンや超音波をとっても、胸の痛みについては何の原因も分かりませんでしたし、胸のしこりに関しても、この時は特に何も言われる事はありませんでした。
その後も、同じ総合病院内の神経科や内科、それに外科‥などを勧められるがままに受診しましたが、どれも結果は同じで、胸の痛みに関しては全く原因は分からずにいました。
そうこうするうちに1年以上が経ち、久しぶりに最初に通っていた産婦人科へ行ってみたら‥
「何でこんなに大きくなるまで放っておいたんだ!」
超音波検査をしながら産婦人科医が私に大声で怒鳴ってきました。
どうやら一年くらいの間に、元々あったしこりがかなり大きく成長してしまった様です。医師がすぐにその場で総合病院の紹介状を書いて私に渡してきました。
‥紹介状の宛名は、私が最近までたらい回しをされていた総合病院のものでした。
予約もその場で産婦人科医が電話して取ってくれたので、とりあえずその予約の日は仕事を休んで総合病院へ行くことにしました。
さて、総合病院の産婦人科医の診断結果は‥
「胸のしこりが悪性の腫瘍かどうかは不明だが、しこりが大きすぎるので急いで切除すべきです。」
との事でした。
急展開でしたが、とりあえず手術の日の為に再び会社へ休み願いを届けたところ‥それを見ていた会社の先輩から呼び止められました。
「‥急に手術って言われたの?もしかしてその腫瘍を取らなくても済むかもしれないわよ。」
と言って、ある医師を紹介されました。しかもその医師は乳癌の名医との事。
私は言われるがままにその医師をたずねていきました。
私の胸のしこりに関して、その医師の診断結果は、「繊維腺腫」という良性の腫瘍との事で、切除の必要はないのだそうです。
それを聞いて私はその場ですぐに総合病院の手術をキャンセルしました。
‥もし会社の先輩が私に、その乳癌の名医を教えてくれていなかったら私の胸はすでに手術で切られていたのかもしれない‥と思うと、怖くなりました。
本当に会社の先輩には言いようがないほど感謝しています。
ちなみにその先輩は乳癌の経験者です。
その後、十数年間もの間私はその医師のもとで胸のしこりの経過観察を続けてきたのですが、良性の腫瘍は年々大量に増え続けていきました。
腫瘍が増え続けいるとはいえ、全て良性の腫瘍だったので、今後も私には癌なんてきっとできないだろうと思い、心から安心しきっていたのに‥。
今から2年ほど前にとうとう癌が見つかってしまいました。
「また新しい腫瘍が増えてるね。全部良性だけど‥ん?これだけは悪性だな。見て分かるかな。超音波の画像でみるとこの腫瘍だけ他と比べて形が尖ってて歪だよね。‥まあ、まだ小さいし、今はまだはっきりと悪性の診断を下す必要もないから、これからも当分はこれまで通りの経過観察を続けましょう。」
と言って、医師に悪性の腫瘍「乳癌」を宣告されてしまいました。
‥それに癌を宣告されたにも関わらず、次の診察予約はこれまで通り一年後で良いとの事でした。
私が『乳癌なのにすぐに切らないの?』と思っていると、医師がそれを察して説明をしてくれました。
「今の段階では手術の必要も何の治療の必要もないから、癌の診断を下す必要もないです。大きくなってきたら切りますので、慌てなくても良いです。」
との事。
他にも医師の説明では、乳癌の診断を一度下してしまうと、それ以降の乳癌検診はすべて検診ではなく治療行為にあたってしまい、市の補助券を使えない分診療代金が高くなってしまう‥との事でした。
他にも色々と乳癌あるあるを聞きましたが、癌の宣告があまりにもショックで内容のほとんどを忘れてしまいました。
結局、その後も医師に言われるがままに一年に一回の検診を続けながら、かれこれ2年が経ちました。
乳癌なのは間違いないのですが、こうもずっと治療もなしに放置され続けていると『もしかして私は実は乳癌ではないのかも?』と期待してしまいそうになります。
2年前の医師の言葉だと、この先何年か後には間違いなく切除手術はするのだと思いますが‥。
あっ、ちなみに胸のチクチクする痛みについてはつい最近ネットで調べたところ、生理前によくある症状のようです。私の腫瘍とは無関係のようでした。
今日の出費2,536円。クレジット1,014円。
今月の支出合計47,100円。クレジット15,126円。
下の子の工作用の粘土や折り紙などを何点か購入。他にも単二の乾電池、ラップ、キムチ、あめ、スープも購入。
楽天市場で子供の夏休みの読書感想文の本を2冊クレジット払いで購入。
今日の晩御飯は、オイキムチ、回鍋肉、茄子の油炒め煮、ひじき飯、漬物です。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
9
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる