6 / 36
ダグラス視点
しおりを挟む
ここは野営のテントの中。ダグラスは副団長のエヴァンとこれからの行程について話し合っていた。遠征の目的である採集しなければいけないオーブはあと一つ残っている。
しかもそれは今までの遠征の中でも最難関の作戦。虹のオーブは巨大な超大型魔獣によって護られている。知りうる限りの情報を集め、騎士たちの特性もあわせて最適な作戦を練るのだ。状況に合わせていくつかのパターンを考えておく。
そうして会議が終わったあと、エヴァンは責めるような口調で切り出した。
「団長。あの少年をご自分の世話係にされたんですね。身元は確かなのでしょうか? 他国のスパイということも考えられます。とにかく拘束しておいて帝国から誰か迎えに来させればどうでしょうか」
(あぁ、やっぱり来たか。こいつは俺を崇拝しすぎているからな。アイのことが気に入らんだろうとは思っていたが……まさか本当はあいつが女だったと言ったらもっと反対するだろうな)
副団長のエヴァンが進言するが、ダグラスは片手をあげてそれを遮った。とにかくうまく誤魔化さないといけない。まさかあの少年が女だったとは彼も想像すらしていなかった。
短い髪に細い腰、長い脚はまっすぐで色気もなく、まるで本当の少年のよう。けれどもダグラスに向かってくるとき見せた、意思の強い黒い瞳に白いバターのようなしなやかな肢体。その生命力に一瞬で見惚れてしまった。
それはダグラスの心臓を鷲掴みにされるほどの衝撃。これほど美しいものをかつて見たことがなかった。彼女の足の爪先の一つ、腕の筋肉が舐めやかに動く様までまだ鮮明に覚えている。
ダグラスが帝国軍の団長だと知ってもアイはまったく態度を変えない。しかもどの女も喜んで彼に体を開くのに、アイだけは違う。全身で拒否された時にはさすがのダグラスも落ち込んだ。
(だが、アイは俺の顔を見ると憎まれ口をたたくが、ちょっとしたところで優しいんだな。そのギャップが溜まらないというのはもう俺がおかしいのだろうか)
ダグラスはアイが夜中に起きて、シーツをかけなおしてくれたことを思い出した。それに今朝はダグラスの服をたたんだりブーツの汚れを落としたりしてくれた。
(でもアイはそういうの苦手そうだな。あんなに長い間必死でやってた割には、服はめちゃくちゃだったしブーツも前より酷くなったくらいだ。でもあんなドヤ顔で手渡されたら何も言えんだろう。しかもアイの手や顔まで泥だらけになっていたしな)
自然に笑ってしまうのを隠すために、口元を抑える。そうしてダグラスは胸の中に芽生えたくすぐったい気持ちを押し隠しながらわざとそっけなく答えた。
「大丈夫だ。アイのことは俺が全面的に責任を負う」
「ですが団長! あの少年の持っていた武器も気になります。団長の魔力防御を突き抜ける武器だなんて考えられません。もしかして何か呪詛が込められているかもしれません。怪我の具合はいかがですか」
それはダグラス自身も本当に不思議だった。命に別状はないが、貫通していたので一か月ほどは治らないだろうと予想していたから。
「あぁ、思ったよりも軽い傷だったようだ。すぐに医療魔法で止血消毒したしな。一夜明けると治ってしまった。いまじゃあ、どこに傷があったかもわからんくらいだ」
ダグラスが襟をはだけて肩を見せると、エヴァンはほっとした表情を見せた。けれどもすぐに思い直したように顔をしかめさせる。
「――でも私は反対です。あの少年は凶悪な魔獣が大勢住むあの森に、たった一人でいたのですよ。怪しすぎます。それに数日前から、このあたりでみかける使役魔獣の数が急激に増えています。もしかしたらあの少年と関係があるのかもしれません」
「まあ、怪しいといえばすごく怪しいな。だから俺の傍で見張っておくことにした。それが一番安全だろう。だからお前たちは絶対にアイに手を出すなよ。エヴァン、この話はもう終わりだ。いいな」
最後に強めのくぎをさしておくことも忘れない。この有能な副団長はダグラスのためなら何でもする男だからだ。アイに何をするかわかったものではない。
「分かりました。団長がそこまでおっしゃるなら指示に従います。でも絶対に気は許さないでください。では失礼します」
しぶしぶ納得したエヴァンが退出すると、入れ替わりにアイが戻ってきた。ダグラスがアイを見ているのに気が付くと、彼女は彼から目を逸らす。そうして彼女はとても悔しそうに話し始めた。
「……昨日は悪かったわ。いくらあなたたちが銃刀法違反の上、公務執行妨害をしたとしても、銃は使うべきじゃなかった。そこは反省してる」
「ああ、そんなことか。気にするな。あれはあれで面白かったぞ。だがそんなに気になるなら俺に抱かれればすぐに許してやるぞ」
ダグラスは背を向けるアイを背後から抱きしめ、首筋に唇を這わせる。彼女を抱きしめると何だかいい香りが漂う。大きく息を吸い込むと、心が落ち着いて全身に力がみなぎるのだ。
(俺はこんなに抑えのきかない男じゃなかったはずなんだが、彼女を見るとなぜだかつい触りたくなる――)
アイは見た目は華奢だけれども、抱きしめるとほどほどに肉がついていて抱き心地が存外いい。シャツのボタンを外して彼女の肌の感触を確かめる。そうして手はついつい二つの膨らみに伸びてしまうのだ。
(あぁ、これだ。昨日と同じ感触。手に吸い付くような肌とはこういうことだな。胸はもう少し大きい方が好みなのだが、そこはおいおい育つだろう。こうしているとどうしようもなく抱きたい気持ちになるが我慢だ。無理やり抱いてアイに嫌われるのは困るからな)
「でも昨夜の行為は強制わいせつ罪に問われてもおかしくないわ。もちろん今あなたがしていることもよ。六か月以上七年以下の懲役!」
(おおっと――そろそろ来るな)
予感的中。アイは肘でみぞおちを突こうとするがダグラスはそれを難なくかわす。次に反対の腕を回して殴り掛かってくるが彼は前腕で受け止めた。ダグラスはアイと腕を合わせながら真正面から向き合う。
その瞬間、ダグラスはぞくりと高揚感に似たものを覚えた。
(この目! この目だ! いままで戦ったどの敵兵にも俺の心を抉るこの目を持つ者はいなかった!!)
黒曜石のような神秘的な瞳がダグラスを一心に見据える。彼女には一切迷いは見られず、透明の氷のような純粋な闘気がそこにはあった。
とても不思議な感覚。それはダグラスの興奮を余すところなく煽っていく。気を付けなければ笑い声を出してしまいそうになるほど。
「ほう、見たこともない型だな。これもお前の国のものなのか、アイ」
「そうよ、よかったら二段蹴りや三本貫手も見せてあげましょうか? あなたは意識を失っちゃうかもしれないけれど。でもこれは正当防衛だから仕方ないわね」
相変わらずの気の強さだ。だがダグラスはあることに気が付いて構えを解いた。テーブルの上にはアイが持ってきたらしいいろいろなものが置いてある。
包帯にテープ。おそらく氷の入った袋に何かの塗り薬。訳の分からない薬草のようなものまである。ダグラスが質問をする前に、アイが顔を真っ赤にして答えてくれた。
「これっ! 宿の主人に頼んで片っ端からいいっていうのを持ってきたの。肩の傷に使いなさいよ!」
「あぁそうか。はははっ、ありがたいがあの怪我ならもう心配ない。すっかり治ったみたいだ」
アイは驚いた顔を見せると急に構えを解き、強引にダグラスの上着を脱がせ始める。そうしてシャツまで脱がせて上半身裸にし、傷を確認すると突然ふにゃりと顔を緩ませた。
「よ、良かったぁ」
(うわぁ、こんな顔もできるだなんて反則だ……くそっ)
ほとんど泣きそうだが気の抜けきった顔。そのギャップがまたダグラスの心臓を鷲掴みにした。思わず胸を抑えてダグラスは理性を失いそうになる。このままでは無理やり襲ってしまいそうだ。
(俺は生きたまま遠征を終えられるんだろうか? このままじゃ心臓が持たん! とにかく我慢、我慢だ! 烈情のままに襲ってしまうと絶対に嫌われる!)
帝国軍の騎士団長はアイにメロメロだった。
しかもそれは今までの遠征の中でも最難関の作戦。虹のオーブは巨大な超大型魔獣によって護られている。知りうる限りの情報を集め、騎士たちの特性もあわせて最適な作戦を練るのだ。状況に合わせていくつかのパターンを考えておく。
そうして会議が終わったあと、エヴァンは責めるような口調で切り出した。
「団長。あの少年をご自分の世話係にされたんですね。身元は確かなのでしょうか? 他国のスパイということも考えられます。とにかく拘束しておいて帝国から誰か迎えに来させればどうでしょうか」
(あぁ、やっぱり来たか。こいつは俺を崇拝しすぎているからな。アイのことが気に入らんだろうとは思っていたが……まさか本当はあいつが女だったと言ったらもっと反対するだろうな)
副団長のエヴァンが進言するが、ダグラスは片手をあげてそれを遮った。とにかくうまく誤魔化さないといけない。まさかあの少年が女だったとは彼も想像すらしていなかった。
短い髪に細い腰、長い脚はまっすぐで色気もなく、まるで本当の少年のよう。けれどもダグラスに向かってくるとき見せた、意思の強い黒い瞳に白いバターのようなしなやかな肢体。その生命力に一瞬で見惚れてしまった。
それはダグラスの心臓を鷲掴みにされるほどの衝撃。これほど美しいものをかつて見たことがなかった。彼女の足の爪先の一つ、腕の筋肉が舐めやかに動く様までまだ鮮明に覚えている。
ダグラスが帝国軍の団長だと知ってもアイはまったく態度を変えない。しかもどの女も喜んで彼に体を開くのに、アイだけは違う。全身で拒否された時にはさすがのダグラスも落ち込んだ。
(だが、アイは俺の顔を見ると憎まれ口をたたくが、ちょっとしたところで優しいんだな。そのギャップが溜まらないというのはもう俺がおかしいのだろうか)
ダグラスはアイが夜中に起きて、シーツをかけなおしてくれたことを思い出した。それに今朝はダグラスの服をたたんだりブーツの汚れを落としたりしてくれた。
(でもアイはそういうの苦手そうだな。あんなに長い間必死でやってた割には、服はめちゃくちゃだったしブーツも前より酷くなったくらいだ。でもあんなドヤ顔で手渡されたら何も言えんだろう。しかもアイの手や顔まで泥だらけになっていたしな)
自然に笑ってしまうのを隠すために、口元を抑える。そうしてダグラスは胸の中に芽生えたくすぐったい気持ちを押し隠しながらわざとそっけなく答えた。
「大丈夫だ。アイのことは俺が全面的に責任を負う」
「ですが団長! あの少年の持っていた武器も気になります。団長の魔力防御を突き抜ける武器だなんて考えられません。もしかして何か呪詛が込められているかもしれません。怪我の具合はいかがですか」
それはダグラス自身も本当に不思議だった。命に別状はないが、貫通していたので一か月ほどは治らないだろうと予想していたから。
「あぁ、思ったよりも軽い傷だったようだ。すぐに医療魔法で止血消毒したしな。一夜明けると治ってしまった。いまじゃあ、どこに傷があったかもわからんくらいだ」
ダグラスが襟をはだけて肩を見せると、エヴァンはほっとした表情を見せた。けれどもすぐに思い直したように顔をしかめさせる。
「――でも私は反対です。あの少年は凶悪な魔獣が大勢住むあの森に、たった一人でいたのですよ。怪しすぎます。それに数日前から、このあたりでみかける使役魔獣の数が急激に増えています。もしかしたらあの少年と関係があるのかもしれません」
「まあ、怪しいといえばすごく怪しいな。だから俺の傍で見張っておくことにした。それが一番安全だろう。だからお前たちは絶対にアイに手を出すなよ。エヴァン、この話はもう終わりだ。いいな」
最後に強めのくぎをさしておくことも忘れない。この有能な副団長はダグラスのためなら何でもする男だからだ。アイに何をするかわかったものではない。
「分かりました。団長がそこまでおっしゃるなら指示に従います。でも絶対に気は許さないでください。では失礼します」
しぶしぶ納得したエヴァンが退出すると、入れ替わりにアイが戻ってきた。ダグラスがアイを見ているのに気が付くと、彼女は彼から目を逸らす。そうして彼女はとても悔しそうに話し始めた。
「……昨日は悪かったわ。いくらあなたたちが銃刀法違反の上、公務執行妨害をしたとしても、銃は使うべきじゃなかった。そこは反省してる」
「ああ、そんなことか。気にするな。あれはあれで面白かったぞ。だがそんなに気になるなら俺に抱かれればすぐに許してやるぞ」
ダグラスは背を向けるアイを背後から抱きしめ、首筋に唇を這わせる。彼女を抱きしめると何だかいい香りが漂う。大きく息を吸い込むと、心が落ち着いて全身に力がみなぎるのだ。
(俺はこんなに抑えのきかない男じゃなかったはずなんだが、彼女を見るとなぜだかつい触りたくなる――)
アイは見た目は華奢だけれども、抱きしめるとほどほどに肉がついていて抱き心地が存外いい。シャツのボタンを外して彼女の肌の感触を確かめる。そうして手はついつい二つの膨らみに伸びてしまうのだ。
(あぁ、これだ。昨日と同じ感触。手に吸い付くような肌とはこういうことだな。胸はもう少し大きい方が好みなのだが、そこはおいおい育つだろう。こうしているとどうしようもなく抱きたい気持ちになるが我慢だ。無理やり抱いてアイに嫌われるのは困るからな)
「でも昨夜の行為は強制わいせつ罪に問われてもおかしくないわ。もちろん今あなたがしていることもよ。六か月以上七年以下の懲役!」
(おおっと――そろそろ来るな)
予感的中。アイは肘でみぞおちを突こうとするがダグラスはそれを難なくかわす。次に反対の腕を回して殴り掛かってくるが彼は前腕で受け止めた。ダグラスはアイと腕を合わせながら真正面から向き合う。
その瞬間、ダグラスはぞくりと高揚感に似たものを覚えた。
(この目! この目だ! いままで戦ったどの敵兵にも俺の心を抉るこの目を持つ者はいなかった!!)
黒曜石のような神秘的な瞳がダグラスを一心に見据える。彼女には一切迷いは見られず、透明の氷のような純粋な闘気がそこにはあった。
とても不思議な感覚。それはダグラスの興奮を余すところなく煽っていく。気を付けなければ笑い声を出してしまいそうになるほど。
「ほう、見たこともない型だな。これもお前の国のものなのか、アイ」
「そうよ、よかったら二段蹴りや三本貫手も見せてあげましょうか? あなたは意識を失っちゃうかもしれないけれど。でもこれは正当防衛だから仕方ないわね」
相変わらずの気の強さだ。だがダグラスはあることに気が付いて構えを解いた。テーブルの上にはアイが持ってきたらしいいろいろなものが置いてある。
包帯にテープ。おそらく氷の入った袋に何かの塗り薬。訳の分からない薬草のようなものまである。ダグラスが質問をする前に、アイが顔を真っ赤にして答えてくれた。
「これっ! 宿の主人に頼んで片っ端からいいっていうのを持ってきたの。肩の傷に使いなさいよ!」
「あぁそうか。はははっ、ありがたいがあの怪我ならもう心配ない。すっかり治ったみたいだ」
アイは驚いた顔を見せると急に構えを解き、強引にダグラスの上着を脱がせ始める。そうしてシャツまで脱がせて上半身裸にし、傷を確認すると突然ふにゃりと顔を緩ませた。
「よ、良かったぁ」
(うわぁ、こんな顔もできるだなんて反則だ……くそっ)
ほとんど泣きそうだが気の抜けきった顔。そのギャップがまたダグラスの心臓を鷲掴みにした。思わず胸を抑えてダグラスは理性を失いそうになる。このままでは無理やり襲ってしまいそうだ。
(俺は生きたまま遠征を終えられるんだろうか? このままじゃ心臓が持たん! とにかく我慢、我慢だ! 烈情のままに襲ってしまうと絶対に嫌われる!)
帝国軍の騎士団長はアイにメロメロだった。
10
お気に入りに追加
1,442
あなたにおすすめの小説
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~
真木
恋愛
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。
【書籍化確定、完結】私だけが知らない
綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
ファンタジー
書籍化確定です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/12/26……書籍化確定、公表
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
転生したらただの女子生徒Aでしたが、何故か攻略対象の王子様から溺愛されています
平山和人
恋愛
平凡なOLの私はある日、事故にあって死んでしまいました。目が覚めるとそこは知らない天井、どうやら私は転生したみたいです。
生前そういう小説を読みまくっていたので、悪役令嬢に転生したと思いましたが、実際はストーリーに関わらないただの女子生徒Aでした。
絶望した私は地味に生きることを決意しましたが、なぜか攻略対象の王子様や悪役令嬢、更にヒロインにまで溺愛される羽目に。
しかも、私が聖女であることも判明し、国を揺るがす一大事に。果たして、私はモブらしく地味に生きていけるのでしょうか!?
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
【1/21取り下げ予定】悲しみは続いても、また明日会えるから
gacchi
恋愛
愛人が身ごもったからと伯爵家を追い出されたお母様と私マリエル。お母様が幼馴染の辺境伯と再婚することになり、同じ年の弟ギルバードができた。それなりに仲良く暮らしていたけれど、倒れたお母様のために薬草を取りに行き、魔狼に襲われて死んでしまった。目を開けたら、なぜか五歳の侯爵令嬢リディアーヌになっていた。あの時、ギルバードは無事だったのだろうか。心配しながら連絡することもできず、時は流れ十五歳になったリディアーヌは学園に入学することに。そこには変わってしまったギルバードがいた。電子書籍化のため1/21取り下げ予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる