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新婚初夜
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結婚式の招待客たちもうまく避難しており、王城の被害のわりにその殆どの者が無傷だった。これも一重にこの世界で一番敵が多いと推察される2大ドS王がボッシュ国に集結したため、おそらくよくできる有能な侍従が、警備を最高レベルにまで引き上げていたためらしい。結婚式前の3日間は招待客総出で避難訓練を怠らなかった。その成果だ。
招待客たちは、初めに見た巨大な白ライオンもそうだが、その後ユリカの前に本来の姿を現した3大エレメントである守護精霊の姿を見て、ボッシュ王国の確固たる力を見せつけられた。
その上、件の白ライオンが光の守護精霊としてその後ユリカの支配下に置かれたことを耳にし、ボッシュ国の権力を世界最強のものだと知らしめるに至った。
もうだれもこの世にデューク王に逆らうものなどいないであろう。ブレダ独裁王国の独裁王ケンジを除いては・・・。
♢ ♢ ♢ ♢ ♢ ♢ ♢ ♢ ♢ ♢ ♢ ♢ ♢ ♢ ♢ ♢
結婚祝賀パーティーを終え、とうとう新婚初夜が来てしまった。結婚式の誓いの言葉を否定して、結婚を取りやめにするつもりだったのが、デューク王にまんまと一杯食わされて結婚を承諾してしまった。
私は今夜の初夜を迎えるため、特別にあしらわれた豪華な部屋の真ん中にある巨大なベットの上で、超薄いスケスケ寝間着を着せられたまましゃがみ込んでいた。さすが大国の王の寝室だ。ものすごく豪勢な装飾を惜しげもなく使っている。
どうしよう、もう私のセカンドバージンはまな板の上の鯉だ・・・。いや違うベットの上の私だ。どうすればいい!イケメンと夜の営みを行うには、未だに物凄い抵抗がある。こうなったら目をつぶって事が終わるのを待つしかないのか?!
私はすがるような目で、レオールとシューリとドイールを見る。お願いなんとかしてほしい。
「もう観念しなさいな。あたしは人のそういうの見る趣味はないから、今日は一緒には寝ないわよ」
日本虹鳥のシューリが私の肩に止まって冷たい目で一瞥してからいう。日本黒鱗鷲のドイールが申し訳なさそうにシューリの傍を飛びながら言った。
「俺はシューリの傍でいるから、ユリカの力にはなれないのだ。それにデューク王は俺でも恐ろしいからな」
「わしはお前たちの変な液体まみれになるのはごめんじゃわい。今日は一緒には寝んからな」
そう日本黒犬のレオールがいう。だーかーらー、液体まみれにならないためにお願いしてるわけじゃない!!この馬鹿犬が!!
そこにおかまユニコーンのカミーラが現れて私に頭を寄せながら、野太い声で言った。
「わたしならぁ、一緒に寝てあげてもぉいいわよぉ。液体まみれもばっちりオーケーだしぃ、是非お願いしたいくらいよぉ」
こんのぉ、エロおかまユニコーンが!!!!それだけは勘弁だ。激しく遠慮したい。まあ、考えてみるとあのデューク王だ。以前も近衛兵たちの前で、堂々と真昼間から夜の営みを開始しようとまでした強者だ。こいつらが見ているからと言ってひるむ男ではないだろう。
私は頭を垂れて両手で頭を抱えた。どうしよう、考えている時間はない。いっそのことまた貞子にでもなってみるか・・。いやゾンビ好きのデューク王だ、貞子は大好物に違いない。
「どうだ百合香、迷っているなら俺と一緒にブレダ王国にこないか?」
そこに元彼の健司が現れた。あいも変わらずに長身で爽やかな感じのイケメンだ。くそう、なんて気持ちの悪い奴だ!
「ブレダ王国に行ってどうするのよ?」
そうだ、超侍女になってゆったりスローライフが送れるとでもいうのか?
「君はブレダ王国の王女になるんだ。何でも可能だぞ。欲しいものは何でも手に入る。人でも物でも・・・」
私は大きくため息をついた。やっぱり健司は日本にいた時とちっとも変っていない。私の欲しいものが何なのか理解できていないのだ。
「ちょっと待て!ユリカを誘惑するのはやめてもらおう」
そこに扉が開いてパンツ一枚のデューク王が現れた。さすがイケメン様。パンツ一枚でもメンズノンノの表紙にでも載っているかのような男前さ加減だ。全然違和感がない。
「今夜は待ちに待った私とユリカの初夜だ。誰にも邪魔はさせないぞ!!」
「で・・でもデューク王。嫌がる女を無理強いするよりは、嫌がる女を精神的に追い詰めて、嫌なのに自らねだらせるような状況に追い込んだ女を抱くほうがいいっていってましたよね?」
そうだ、これは達成されていないはずだ。これで考えを改めてもらおう。私は最後の望みにすべてをかけた。
「今がその状況にぴったりと思うが違うのか?」
そう、デューク王がのたまう。えーーっと????ど・こ・が?
嫌がる女・・は私で確かに嫌がっている。精神的にも追い詰められているのは正解だ。嫌なのに自らねだらせるような状況・・・これ、違うんじゃないかい?
私はデューク王に抱いてほしいとは絶対に口が裂けても言わないつもりだが・・・。
「おかしいな忘れたのか?この間、私に抱いてほしいとせがんできたじゃないか。あのセリフは録音して複製して保管してある。どうだ、今からスピーカーで再生して招待客全員に聞いてもらうか?」
私は一瞬で状況を理解した。この鬼畜ドS王めーーーー!!!!
「素直に私に抱いてもらうのと、この君からの愛の言葉を皆に聞いてもらってから抱いてもらうのとどちらがいい?」
デューク王は満面の笑顔で私にパンツ一枚のまま迫ってきた。どっちにせよ抱くんじゃないか。分かったよ!!もういいよ!!
「わかりました!!嫌だけど・・・超絶、嫌だけど、是非抱いてください!!!」
やけくそで叫んだ。目の前の悪魔が微笑んだ。気が付くと部屋には私たち二人だけになっていた。デューク王がその気持ちの悪い端正な顔を近づけてきて、私の唇を奪う。柔らかい感触が唇から伝わってきて次に舌が挿入されて、そのままベットに押し倒された。
いつかの時のように激しいキスを繰り返していると、デューク王が突然唇を離して囁いた。
「ユリカ・・・愛している。君以外の女性を抱くことはもう一生ないだろう」
くーーーなんて殺し文句だ!!これがイケメンから発せられたセリフでなければ、そのまま私は昇天していただろう。
「・・・私・・・これからどうなるんですか?」
パンツを脱いで裸になったデューク王にのしかかられ、ネグリジェを半分脱がされながらも聞いてみた。するとデューク王は動きを止め、妙な顔をしてから言った。
「お前は将来、超侍女・王妃を目指していたんじゃないのか?もう諦めたのか?」
え・・・?いいの?わたし王妃になっても侍女の仕事を続けてもいいの?
私は思いがけないデューク王の言葉に、感動の渦に浸りながら突然裸のデューク王に抱きついた。
「デューク!!私あなたの顔は最高に嫌いだけど、あなたの事は大好きかもしれない!!」
するとデューク王は固まって、しばらく私に抱きしめられたままになっていたが、その後なにかをつぶやきはじめた。余り声が小さいので聞き取れない。
「・・・・・・・った・・」
「なに?もっと大きな声でいってちょうだい?」
「・・・興奮しすぎて・・終わって・・しまった・・・・」
物凄く情けなさそうな声でつぶやく。彼の下半身も同じように情けなさそうに頭を垂れていた。私は慰める様にデューク王の顔を掴むと、無理やり私の顔に向けさせていった。
「私は100日どころじゃなくて、一生ボッシュ王国で暮らすんだからまた今度にしましょう。そうだ、今日は私の寝室でレオールの敷布団とシューリの掛布団で寝ようよ。一度寝ると病みつきになっちゃうんだから!」
そういってデューク王を慰めてから裸で行こうとするのを無理やり服を着せ、私の侍女用の寝室に連れて行った。そこには銀の豹のレオールと、巨大怪鳥のシューリ、黒い鱗の竜のドイールがいた。
私はいまだに嫌ぁな顔で見てくるレオールを睨んで、デューク王と一緒に豹の毛皮でもふもふした。上にはふわふわの羽毛布団。あまりの快適さにデューク王も無防備な顔になる。
「これは予想以上に気持ちがいいな。ところでルミーアもここにいるのか?」
「ああ、あの子はね。洞窟を作ってあげるからそこで引きこもっていいって言ったんだけど、私と一緒がいいらしくて、ほらあそこにいるわよ」
私は寝室の隅にあるチェストの上を指で示した。
あの子はああ見えて意外とスキルがあった。頭の部分を指でつつくと、10回に1回はランダムで噛みつかれる。そうだ、黒ひげ危機一髪だ!これで将来デューク王と野宿生活になろうとも、敷布団に掛布団、夏の氷枕に退屈な時間を埋めてくれるおもちゃまで揃ったことになる。
私は隣のデューク王と手をつないで一緒に眠った。ぐううううぅ。
招待客たちは、初めに見た巨大な白ライオンもそうだが、その後ユリカの前に本来の姿を現した3大エレメントである守護精霊の姿を見て、ボッシュ王国の確固たる力を見せつけられた。
その上、件の白ライオンが光の守護精霊としてその後ユリカの支配下に置かれたことを耳にし、ボッシュ国の権力を世界最強のものだと知らしめるに至った。
もうだれもこの世にデューク王に逆らうものなどいないであろう。ブレダ独裁王国の独裁王ケンジを除いては・・・。
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結婚祝賀パーティーを終え、とうとう新婚初夜が来てしまった。結婚式の誓いの言葉を否定して、結婚を取りやめにするつもりだったのが、デューク王にまんまと一杯食わされて結婚を承諾してしまった。
私は今夜の初夜を迎えるため、特別にあしらわれた豪華な部屋の真ん中にある巨大なベットの上で、超薄いスケスケ寝間着を着せられたまましゃがみ込んでいた。さすが大国の王の寝室だ。ものすごく豪勢な装飾を惜しげもなく使っている。
どうしよう、もう私のセカンドバージンはまな板の上の鯉だ・・・。いや違うベットの上の私だ。どうすればいい!イケメンと夜の営みを行うには、未だに物凄い抵抗がある。こうなったら目をつぶって事が終わるのを待つしかないのか?!
私はすがるような目で、レオールとシューリとドイールを見る。お願いなんとかしてほしい。
「もう観念しなさいな。あたしは人のそういうの見る趣味はないから、今日は一緒には寝ないわよ」
日本虹鳥のシューリが私の肩に止まって冷たい目で一瞥してからいう。日本黒鱗鷲のドイールが申し訳なさそうにシューリの傍を飛びながら言った。
「俺はシューリの傍でいるから、ユリカの力にはなれないのだ。それにデューク王は俺でも恐ろしいからな」
「わしはお前たちの変な液体まみれになるのはごめんじゃわい。今日は一緒には寝んからな」
そう日本黒犬のレオールがいう。だーかーらー、液体まみれにならないためにお願いしてるわけじゃない!!この馬鹿犬が!!
そこにおかまユニコーンのカミーラが現れて私に頭を寄せながら、野太い声で言った。
「わたしならぁ、一緒に寝てあげてもぉいいわよぉ。液体まみれもばっちりオーケーだしぃ、是非お願いしたいくらいよぉ」
こんのぉ、エロおかまユニコーンが!!!!それだけは勘弁だ。激しく遠慮したい。まあ、考えてみるとあのデューク王だ。以前も近衛兵たちの前で、堂々と真昼間から夜の営みを開始しようとまでした強者だ。こいつらが見ているからと言ってひるむ男ではないだろう。
私は頭を垂れて両手で頭を抱えた。どうしよう、考えている時間はない。いっそのことまた貞子にでもなってみるか・・。いやゾンビ好きのデューク王だ、貞子は大好物に違いない。
「どうだ百合香、迷っているなら俺と一緒にブレダ王国にこないか?」
そこに元彼の健司が現れた。あいも変わらずに長身で爽やかな感じのイケメンだ。くそう、なんて気持ちの悪い奴だ!
「ブレダ王国に行ってどうするのよ?」
そうだ、超侍女になってゆったりスローライフが送れるとでもいうのか?
「君はブレダ王国の王女になるんだ。何でも可能だぞ。欲しいものは何でも手に入る。人でも物でも・・・」
私は大きくため息をついた。やっぱり健司は日本にいた時とちっとも変っていない。私の欲しいものが何なのか理解できていないのだ。
「ちょっと待て!ユリカを誘惑するのはやめてもらおう」
そこに扉が開いてパンツ一枚のデューク王が現れた。さすがイケメン様。パンツ一枚でもメンズノンノの表紙にでも載っているかのような男前さ加減だ。全然違和感がない。
「今夜は待ちに待った私とユリカの初夜だ。誰にも邪魔はさせないぞ!!」
「で・・でもデューク王。嫌がる女を無理強いするよりは、嫌がる女を精神的に追い詰めて、嫌なのに自らねだらせるような状況に追い込んだ女を抱くほうがいいっていってましたよね?」
そうだ、これは達成されていないはずだ。これで考えを改めてもらおう。私は最後の望みにすべてをかけた。
「今がその状況にぴったりと思うが違うのか?」
そう、デューク王がのたまう。えーーっと????ど・こ・が?
嫌がる女・・は私で確かに嫌がっている。精神的にも追い詰められているのは正解だ。嫌なのに自らねだらせるような状況・・・これ、違うんじゃないかい?
私はデューク王に抱いてほしいとは絶対に口が裂けても言わないつもりだが・・・。
「おかしいな忘れたのか?この間、私に抱いてほしいとせがんできたじゃないか。あのセリフは録音して複製して保管してある。どうだ、今からスピーカーで再生して招待客全員に聞いてもらうか?」
私は一瞬で状況を理解した。この鬼畜ドS王めーーーー!!!!
「素直に私に抱いてもらうのと、この君からの愛の言葉を皆に聞いてもらってから抱いてもらうのとどちらがいい?」
デューク王は満面の笑顔で私にパンツ一枚のまま迫ってきた。どっちにせよ抱くんじゃないか。分かったよ!!もういいよ!!
「わかりました!!嫌だけど・・・超絶、嫌だけど、是非抱いてください!!!」
やけくそで叫んだ。目の前の悪魔が微笑んだ。気が付くと部屋には私たち二人だけになっていた。デューク王がその気持ちの悪い端正な顔を近づけてきて、私の唇を奪う。柔らかい感触が唇から伝わってきて次に舌が挿入されて、そのままベットに押し倒された。
いつかの時のように激しいキスを繰り返していると、デューク王が突然唇を離して囁いた。
「ユリカ・・・愛している。君以外の女性を抱くことはもう一生ないだろう」
くーーーなんて殺し文句だ!!これがイケメンから発せられたセリフでなければ、そのまま私は昇天していただろう。
「・・・私・・・これからどうなるんですか?」
パンツを脱いで裸になったデューク王にのしかかられ、ネグリジェを半分脱がされながらも聞いてみた。するとデューク王は動きを止め、妙な顔をしてから言った。
「お前は将来、超侍女・王妃を目指していたんじゃないのか?もう諦めたのか?」
え・・・?いいの?わたし王妃になっても侍女の仕事を続けてもいいの?
私は思いがけないデューク王の言葉に、感動の渦に浸りながら突然裸のデューク王に抱きついた。
「デューク!!私あなたの顔は最高に嫌いだけど、あなたの事は大好きかもしれない!!」
するとデューク王は固まって、しばらく私に抱きしめられたままになっていたが、その後なにかをつぶやきはじめた。余り声が小さいので聞き取れない。
「・・・・・・・った・・」
「なに?もっと大きな声でいってちょうだい?」
「・・・興奮しすぎて・・終わって・・しまった・・・・」
物凄く情けなさそうな声でつぶやく。彼の下半身も同じように情けなさそうに頭を垂れていた。私は慰める様にデューク王の顔を掴むと、無理やり私の顔に向けさせていった。
「私は100日どころじゃなくて、一生ボッシュ王国で暮らすんだからまた今度にしましょう。そうだ、今日は私の寝室でレオールの敷布団とシューリの掛布団で寝ようよ。一度寝ると病みつきになっちゃうんだから!」
そういってデューク王を慰めてから裸で行こうとするのを無理やり服を着せ、私の侍女用の寝室に連れて行った。そこには銀の豹のレオールと、巨大怪鳥のシューリ、黒い鱗の竜のドイールがいた。
私はいまだに嫌ぁな顔で見てくるレオールを睨んで、デューク王と一緒に豹の毛皮でもふもふした。上にはふわふわの羽毛布団。あまりの快適さにデューク王も無防備な顔になる。
「これは予想以上に気持ちがいいな。ところでルミーアもここにいるのか?」
「ああ、あの子はね。洞窟を作ってあげるからそこで引きこもっていいって言ったんだけど、私と一緒がいいらしくて、ほらあそこにいるわよ」
私は寝室の隅にあるチェストの上を指で示した。
あの子はああ見えて意外とスキルがあった。頭の部分を指でつつくと、10回に1回はランダムで噛みつかれる。そうだ、黒ひげ危機一髪だ!これで将来デューク王と野宿生活になろうとも、敷布団に掛布団、夏の氷枕に退屈な時間を埋めてくれるおもちゃまで揃ったことになる。
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