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また、アイドルへの道!?
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元きもオタ男、ひろしの愛は、ふてくされながら、カナ様に言う。
「そんじゃ、街へ行きたいと思いまぁ~す。」
カナ様は、魔道の力で服を召還する。
上は黒ニット、下はショートデニムに黒いストッキング。靴は黒いの物…。
カナ様好みの服装だった。
「これを着よ」
愛は、言われた通りに着替える。
母の目を盗み、家をでた。
少ししてから、カナ様がふと現れた。
愛は驚いてカナ様に言う。
「まさか、その格好でついてくるんですか?」
カナ様は、黒いフード付きのマントに身を包み、
どこからどうみても不審者だった。
カナ様は、おっしゃった。
「これで良い」
愛は、心で思う。
(そんな、格好で歩いてたら目立ちまくるだろ。ほんとなに考えてんだ?よくわからんやつだな。)
カナ様は無視する。
目立ちまくって歩いていると、前から二人組のチャラい男たちが、愛を見つけて駆けよってくる。後ろにいる黒マントより、愛に目が完全にいき、黒マントには気づかない。愛に話しかける。
「どこいくの?」
「可愛いねぇ~。」
「あそぼ?」
ナンパだった。
愛は、用事があるからとか、お母さんのお使いなの。など、適当に言って追い払おうとしていたが、チャラ男たちはしつこい。
「ねぇ、いいじゃんあそぼ。」
「いろいろ、いいことしよ。」
カナ様がお声をあげる。
「消えよ」
その声に、びっくりしたチャラ男たち。
いつの間にいたんだこいつとか、なにこいつと、思いながら、カナ様に言ってしまった。
「おまえに言ってねぇよ。」
「なに?連れ?変な格好。」
その瞬間、カナ様の拳に黒いオーラがまとい、チャラ男たちをグーパンする。
ドゴォー。
バキッぃ~。
パタ。
パタ。
当然、魔道パンチをくらった2人は、その場で、失神する。
愛は、ドン引きして思った。
(うっわぁ~、すぐ暴力にうったえるんだな、こいつ。こッわ。さすが、性悪魔道師女様だな。)
カナ様は無言…。
そんなこんなで、目立っていた2人は、となり街の駅前へ着いた。
カナ様は、ハッピーバーガーを指差す。
愛は、まじか?と思う。
(そんな、格好で入れるわけないだろ。まだわからんのか?おまえ。ここに着くまで何人に、魔道パンチ浴びせてきたと思ってるのよ?いやだわ!)
愛は、入るしかなかった…。
愛とカナ様は、店に入る。
愛の姿を見た店にいる女の子たちは、あっ可愛いと思った矢先に、後ろにいる黒マントにざわつく。
「え?なにあれ?」
「いや!こわ~い。」
「頭、おかしいよ、たぶん。」
愛は、やっぱりそうなるに決まってるだろ。
と、カウンターへむかう。
女性店員のひきつり笑顔で、接客される。
「いらっしゃいませ。お持ち帰りですね…。」
決めつけられる。ふたり…。
愛は、苦笑いで注文する。
「ははぁ~。食べていきます。」
店員さん
「…。」
愛は注文する。
「イチゴたくさんシェイクと、ポテトで…。」
愛は心の中でカナ様に、なに食べるかきいた。
カナ様はご発言する。
「お茶とせんべい」
カナ様が、ご発言になったとたん、店がもっとざわつく。
「あるわけないじゃん。」
「和菓子や行けっての。」
「やっぱ、おかしいよ。」
愛は、可愛い苦笑いをして、店員さんに、説明する。
「あっ!ちょっと今この子、仮装してキャラになりきっているんですぅ~あはぁ~。…。同じもの2つで。」
あっ!そうなんですか、仮装なんですね、なんだぁびっくりした。とは、思ってない声の店員さん。
「…。かしこまりました。」
愛は、どっと疲れた様子で席に座る。
なんかこの店くると、いろいろあるわー。と独り言を言いながら、シェイクは美味しいと笑顔で飲む。
カナ様は無言…。
だいたい、こういう店って連れの人と、ちょっとこ腹空いたねーなんて言われながら、そうだねーよっていこうか…?なんて、楽しく店に入ったら良い匂いがしてきて、もっとお腹空いちゃうとか、言いながら、あっもうこんな時間、次いこっか?って出てくる店のイメージなのに、入る前から疲れるのは、わかっているのに無言の圧力で入らされたあげく、周りは案の定の展開になり、店員さんにはお持ち帰りと決めつけられ、しまいのはてにはこいつ、絶対わざと言っただろというご発言に、ほとほと疲れて店を出た愛は、たのむからほんとにいないで下さい!と願いながら、嫌々次の目的地の喫茶店を目指す。
ほんとにいないで欲しかったが、名前を忘れたスカウトマンが、路上で一生懸命いろんな女の子に、声をかけていた。案の定愛は見つけられ声をかけられる。
「きみ、可愛いね。ちょっとお話ししない?」
声をかけられるのは、愛の中では2回目なので、
もうちょっと良い声のかけかたはないのか?と思いながら、無意識に挨拶してしまう。
「お久しぶりですね、お元気でした?」
スカウトマンは、この娘に会ったことあるっけ?と考える。
カナ様が、愛に言う。
「お前のことは、知らんぞ。」
愛は、あ!そうだったと気付きスカウトマンに言う。
「あっ、すいません。別の方と感違いをしてしまいました。」
スカウトマンは、宜しければ喫茶店で、お話ししませんか?と愛に言う。愛は了承して喫茶店へ入った。
4人掛けのテーブルに座る3人。
スカウトマンは、お連れのかたが気になったが、失礼なことは言わず、絶対この娘を!と意気込んで話し始める。
「ぼくは…~」
愛は、前に1回聞いているので上の空だった。名前も聞きのがし、もらった名刺をじろじろ見るのも失礼なので、スカウトマンがなにか言った後、はいと即答する愛。
スカウトマンは、あっさり決まって喜ぶ。
明日にでも、保護者を連れて一緒に支社へ行きたいと言う。愛は、わかりましたと返事をしたが、カナ様のご発言がある。
「今、すぐに。」
スカウトマンは、は?となり、あなたはどちら様ですか?とカナ様に質問する。
カナ様は、お答えする。
「保護者」
スカウトマンは真剣に言った。
「そんなふうにはみえません。遊びじゃないんです。」
愛は、カナ様の無理がありすぎる発言に、やっぱこれでいくしかない!と思い、スカウトマンの横へ座り、手を優しく握って語り始める。
「本当にすいません…。実は…。」
スカウトマンは、愛を見る。
愛は、続ける。
「この人、私の母なんです。」
スカウトマンは驚く。
愛は、スカウトマンの手をさらに強く握りしめ、自分の胸に優しく当て、上目遣いで見つめる。
スカウトマンは愛を見つめる。
愛はさらに、胸にギューッと手を押しつけ続け語る。
「母は、仮装をずっと…していました…。それが最近…コスプレをしてしまい…本物のキャラに…なってしまいました…。でも、私にとっては、大切な母…。そんな…そんな母では…ダ…メ…で…す…か?……ふっ。」
自分でやってて吹き出しそうだった、愛。
スカウトマンは、愛を見つめ言う。
「わかったよ。君が言うなら、僕は信じるよ。今、タクシーを呼んでくる!待ってて。」
スカウトマンは、タクシーを呼びに行った。
無言の二人…。
3人は、無言のまま、タクシーに乗り支社へむかう。
支社へ着き、支社長室へ入る。
ゴリラ男がいる。
ゴリラ男は、愛の可愛いさに間違いない稼いでくれる、本社に送って大成功したらわしはまた出世だと思った。
一緒にいるのはなんだ?まぁいいかと気にしない、それよりこの娘を逃がしたくない。
愛は、何回みてもゴリラ男にしかみえない人に、
契約の話をされる。
スカウトマンは、お連れさまが保護者のかたですと、ゴリラ男に紹介する。自分の出世にしか目がないゴリラは、今契約できるならなおのこと良いと思い、契約して本社へプランを提案する。
愛は、また通いでいくのはちょっとなぁ~て思い始めた時、カナ様はお助けの言葉を口にしてくれた。
「むこうで、暮らす。」
みんな驚いたが、スカウトマンとゴリラ男はまぁそれならそれでと思う。
愛は、当然カナ様にどういうことか心の中で聞いた。
(そんなことできるわけないじゃないですか!学校と家はどうします?ほんとにもー、次から次と困らせる事ばかりいいやがって、まったく。)
カナ様は、答えず無言のまま支社をでた。
愛は、これからよろしくお願いしますと挨拶をし、支社を出て、カナ様を追う。カナ様に追い着き、説明を求める。
カナ様は言う。
「手紙は置いてきた。あとは我にまかせよ。」
愛は、わけがわからないままカナ様について行く。
そのまま、新幹線に乗せられ、なにを聞いても答えないカナ様に、愛はしょうがなくついて行く。
本社近くのボロいアパート。
そこをカナ様は、さっさと契約してその日のうちに住めるようにしていた。
愛は、ちゃっかり準備してやがって!と思ったが手紙が気になる。カナ様に、手紙はなんて書いたのかお訪ねした。
カナ様のお言葉
「探さないでください。」
それはただの家出じゃねーか!と愛はつっこみ、愛とカナ様のアパート暮しが始まった。
カナ様は、お気に入りの布団を、畳の上にひき寝ころぶ。
カナ様は、ほんとはおまえなんかに、わざわざ魔道の力を使って布団を召還したくないが、まぁ今は自信作の愛だからと、用意してくれた。
愛は横になりながらカナ様に申し上げる。
「めちゃくちゃなご発言は、お控えくださいませ。ほんとにまったく。今日はがんばったぁ。あ~フォローするのに疲れちゃった。」
愛は、寝た。
カナ様はお思いになる。
(ほんとこいつは、我がだまっていれば調子にのりやがって。こないだ、ちょっと多く思っちゃたから、今日は控えめにしとこーてしてたのにぃ…。なにを、自分は、なんとかやりきりましたって、自画自賛してんだ!そもそもなんだよ?母って?何歳だと思っておるのだ?こいつ。我は、ちょっとおちゃめな年齢なのにぃー、母とか言うな!まったく。他にあるだろ、幼いころに両親を…とか、今は親戚のお姉さんが…とかぁ。それにおまえ、コスプレしてるとか言いやがって。我をなりきりキャラにするな!)
カナ様も、寝た。
次の日の朝…。
愛は、目が覚め布団の中から、バリバリバリバリ座りながらせんべいを食べるカナ様に、朝のご挨拶をする。
「おはようございます。カナ様。あいかわらず闇の使いのくせに、早起きですこと。」
カナ様の食べてる口が止まる。
カナ様は、思う。
(闇の使者は夜だけ活動して、朝から夜までぐっすり寝て、さぁ今日もがんばろーとかしてるとでも思っとるのか?ほんとに…。たしかに我は闇から来て、おまえと始めて会ったのも夜だったかな?忘れたけど…。じゃあ反対側に住んでる方にそのタイミングで呼ばれたらどうすんの?昼じゃん。呼ぶ人旅行中に呼ぶかもしれないじゃん。勝手に我を昼夜逆転女にするな!)
カナ様は、愛に挨拶を返してやった。
「早く着替えよ」
愛は、布団から出てカナ様に質問する。
「なにもないですけど?」
カナ様は、とても便利な魔道の力を使い愛の服を召還する。
ゴスロリ服。
愛は、ほんとにおまえはそういうのが趣味なんだなと思いながら着替える。
その他の生活必需品なんかもいろいろと魔道の力で…。
愛は、カナ様と本社へ向かう。
愛は、カナ様の服装がやっぱり同じ黒マントなので
また今日も大変だなと思いながら、本社の人に会う。やっぱり大変だったけど必死にごまかし、明日からレッスンを受ける事になる。
「そんじゃ、街へ行きたいと思いまぁ~す。」
カナ様は、魔道の力で服を召還する。
上は黒ニット、下はショートデニムに黒いストッキング。靴は黒いの物…。
カナ様好みの服装だった。
「これを着よ」
愛は、言われた通りに着替える。
母の目を盗み、家をでた。
少ししてから、カナ様がふと現れた。
愛は驚いてカナ様に言う。
「まさか、その格好でついてくるんですか?」
カナ様は、黒いフード付きのマントに身を包み、
どこからどうみても不審者だった。
カナ様は、おっしゃった。
「これで良い」
愛は、心で思う。
(そんな、格好で歩いてたら目立ちまくるだろ。ほんとなに考えてんだ?よくわからんやつだな。)
カナ様は無視する。
目立ちまくって歩いていると、前から二人組のチャラい男たちが、愛を見つけて駆けよってくる。後ろにいる黒マントより、愛に目が完全にいき、黒マントには気づかない。愛に話しかける。
「どこいくの?」
「可愛いねぇ~。」
「あそぼ?」
ナンパだった。
愛は、用事があるからとか、お母さんのお使いなの。など、適当に言って追い払おうとしていたが、チャラ男たちはしつこい。
「ねぇ、いいじゃんあそぼ。」
「いろいろ、いいことしよ。」
カナ様がお声をあげる。
「消えよ」
その声に、びっくりしたチャラ男たち。
いつの間にいたんだこいつとか、なにこいつと、思いながら、カナ様に言ってしまった。
「おまえに言ってねぇよ。」
「なに?連れ?変な格好。」
その瞬間、カナ様の拳に黒いオーラがまとい、チャラ男たちをグーパンする。
ドゴォー。
バキッぃ~。
パタ。
パタ。
当然、魔道パンチをくらった2人は、その場で、失神する。
愛は、ドン引きして思った。
(うっわぁ~、すぐ暴力にうったえるんだな、こいつ。こッわ。さすが、性悪魔道師女様だな。)
カナ様は無言…。
そんなこんなで、目立っていた2人は、となり街の駅前へ着いた。
カナ様は、ハッピーバーガーを指差す。
愛は、まじか?と思う。
(そんな、格好で入れるわけないだろ。まだわからんのか?おまえ。ここに着くまで何人に、魔道パンチ浴びせてきたと思ってるのよ?いやだわ!)
愛は、入るしかなかった…。
愛とカナ様は、店に入る。
愛の姿を見た店にいる女の子たちは、あっ可愛いと思った矢先に、後ろにいる黒マントにざわつく。
「え?なにあれ?」
「いや!こわ~い。」
「頭、おかしいよ、たぶん。」
愛は、やっぱりそうなるに決まってるだろ。
と、カウンターへむかう。
女性店員のひきつり笑顔で、接客される。
「いらっしゃいませ。お持ち帰りですね…。」
決めつけられる。ふたり…。
愛は、苦笑いで注文する。
「ははぁ~。食べていきます。」
店員さん
「…。」
愛は注文する。
「イチゴたくさんシェイクと、ポテトで…。」
愛は心の中でカナ様に、なに食べるかきいた。
カナ様はご発言する。
「お茶とせんべい」
カナ様が、ご発言になったとたん、店がもっとざわつく。
「あるわけないじゃん。」
「和菓子や行けっての。」
「やっぱ、おかしいよ。」
愛は、可愛い苦笑いをして、店員さんに、説明する。
「あっ!ちょっと今この子、仮装してキャラになりきっているんですぅ~あはぁ~。…。同じもの2つで。」
あっ!そうなんですか、仮装なんですね、なんだぁびっくりした。とは、思ってない声の店員さん。
「…。かしこまりました。」
愛は、どっと疲れた様子で席に座る。
なんかこの店くると、いろいろあるわー。と独り言を言いながら、シェイクは美味しいと笑顔で飲む。
カナ様は無言…。
だいたい、こういう店って連れの人と、ちょっとこ腹空いたねーなんて言われながら、そうだねーよっていこうか…?なんて、楽しく店に入ったら良い匂いがしてきて、もっとお腹空いちゃうとか、言いながら、あっもうこんな時間、次いこっか?って出てくる店のイメージなのに、入る前から疲れるのは、わかっているのに無言の圧力で入らされたあげく、周りは案の定の展開になり、店員さんにはお持ち帰りと決めつけられ、しまいのはてにはこいつ、絶対わざと言っただろというご発言に、ほとほと疲れて店を出た愛は、たのむからほんとにいないで下さい!と願いながら、嫌々次の目的地の喫茶店を目指す。
ほんとにいないで欲しかったが、名前を忘れたスカウトマンが、路上で一生懸命いろんな女の子に、声をかけていた。案の定愛は見つけられ声をかけられる。
「きみ、可愛いね。ちょっとお話ししない?」
声をかけられるのは、愛の中では2回目なので、
もうちょっと良い声のかけかたはないのか?と思いながら、無意識に挨拶してしまう。
「お久しぶりですね、お元気でした?」
スカウトマンは、この娘に会ったことあるっけ?と考える。
カナ様が、愛に言う。
「お前のことは、知らんぞ。」
愛は、あ!そうだったと気付きスカウトマンに言う。
「あっ、すいません。別の方と感違いをしてしまいました。」
スカウトマンは、宜しければ喫茶店で、お話ししませんか?と愛に言う。愛は了承して喫茶店へ入った。
4人掛けのテーブルに座る3人。
スカウトマンは、お連れのかたが気になったが、失礼なことは言わず、絶対この娘を!と意気込んで話し始める。
「ぼくは…~」
愛は、前に1回聞いているので上の空だった。名前も聞きのがし、もらった名刺をじろじろ見るのも失礼なので、スカウトマンがなにか言った後、はいと即答する愛。
スカウトマンは、あっさり決まって喜ぶ。
明日にでも、保護者を連れて一緒に支社へ行きたいと言う。愛は、わかりましたと返事をしたが、カナ様のご発言がある。
「今、すぐに。」
スカウトマンは、は?となり、あなたはどちら様ですか?とカナ様に質問する。
カナ様は、お答えする。
「保護者」
スカウトマンは真剣に言った。
「そんなふうにはみえません。遊びじゃないんです。」
愛は、カナ様の無理がありすぎる発言に、やっぱこれでいくしかない!と思い、スカウトマンの横へ座り、手を優しく握って語り始める。
「本当にすいません…。実は…。」
スカウトマンは、愛を見る。
愛は、続ける。
「この人、私の母なんです。」
スカウトマンは驚く。
愛は、スカウトマンの手をさらに強く握りしめ、自分の胸に優しく当て、上目遣いで見つめる。
スカウトマンは愛を見つめる。
愛はさらに、胸にギューッと手を押しつけ続け語る。
「母は、仮装をずっと…していました…。それが最近…コスプレをしてしまい…本物のキャラに…なってしまいました…。でも、私にとっては、大切な母…。そんな…そんな母では…ダ…メ…で…す…か?……ふっ。」
自分でやってて吹き出しそうだった、愛。
スカウトマンは、愛を見つめ言う。
「わかったよ。君が言うなら、僕は信じるよ。今、タクシーを呼んでくる!待ってて。」
スカウトマンは、タクシーを呼びに行った。
無言の二人…。
3人は、無言のまま、タクシーに乗り支社へむかう。
支社へ着き、支社長室へ入る。
ゴリラ男がいる。
ゴリラ男は、愛の可愛いさに間違いない稼いでくれる、本社に送って大成功したらわしはまた出世だと思った。
一緒にいるのはなんだ?まぁいいかと気にしない、それよりこの娘を逃がしたくない。
愛は、何回みてもゴリラ男にしかみえない人に、
契約の話をされる。
スカウトマンは、お連れさまが保護者のかたですと、ゴリラ男に紹介する。自分の出世にしか目がないゴリラは、今契約できるならなおのこと良いと思い、契約して本社へプランを提案する。
愛は、また通いでいくのはちょっとなぁ~て思い始めた時、カナ様はお助けの言葉を口にしてくれた。
「むこうで、暮らす。」
みんな驚いたが、スカウトマンとゴリラ男はまぁそれならそれでと思う。
愛は、当然カナ様にどういうことか心の中で聞いた。
(そんなことできるわけないじゃないですか!学校と家はどうします?ほんとにもー、次から次と困らせる事ばかりいいやがって、まったく。)
カナ様は、答えず無言のまま支社をでた。
愛は、これからよろしくお願いしますと挨拶をし、支社を出て、カナ様を追う。カナ様に追い着き、説明を求める。
カナ様は言う。
「手紙は置いてきた。あとは我にまかせよ。」
愛は、わけがわからないままカナ様について行く。
そのまま、新幹線に乗せられ、なにを聞いても答えないカナ様に、愛はしょうがなくついて行く。
本社近くのボロいアパート。
そこをカナ様は、さっさと契約してその日のうちに住めるようにしていた。
愛は、ちゃっかり準備してやがって!と思ったが手紙が気になる。カナ様に、手紙はなんて書いたのかお訪ねした。
カナ様のお言葉
「探さないでください。」
それはただの家出じゃねーか!と愛はつっこみ、愛とカナ様のアパート暮しが始まった。
カナ様は、お気に入りの布団を、畳の上にひき寝ころぶ。
カナ様は、ほんとはおまえなんかに、わざわざ魔道の力を使って布団を召還したくないが、まぁ今は自信作の愛だからと、用意してくれた。
愛は横になりながらカナ様に申し上げる。
「めちゃくちゃなご発言は、お控えくださいませ。ほんとにまったく。今日はがんばったぁ。あ~フォローするのに疲れちゃった。」
愛は、寝た。
カナ様はお思いになる。
(ほんとこいつは、我がだまっていれば調子にのりやがって。こないだ、ちょっと多く思っちゃたから、今日は控えめにしとこーてしてたのにぃ…。なにを、自分は、なんとかやりきりましたって、自画自賛してんだ!そもそもなんだよ?母って?何歳だと思っておるのだ?こいつ。我は、ちょっとおちゃめな年齢なのにぃー、母とか言うな!まったく。他にあるだろ、幼いころに両親を…とか、今は親戚のお姉さんが…とかぁ。それにおまえ、コスプレしてるとか言いやがって。我をなりきりキャラにするな!)
カナ様も、寝た。
次の日の朝…。
愛は、目が覚め布団の中から、バリバリバリバリ座りながらせんべいを食べるカナ様に、朝のご挨拶をする。
「おはようございます。カナ様。あいかわらず闇の使いのくせに、早起きですこと。」
カナ様の食べてる口が止まる。
カナ様は、思う。
(闇の使者は夜だけ活動して、朝から夜までぐっすり寝て、さぁ今日もがんばろーとかしてるとでも思っとるのか?ほんとに…。たしかに我は闇から来て、おまえと始めて会ったのも夜だったかな?忘れたけど…。じゃあ反対側に住んでる方にそのタイミングで呼ばれたらどうすんの?昼じゃん。呼ぶ人旅行中に呼ぶかもしれないじゃん。勝手に我を昼夜逆転女にするな!)
カナ様は、愛に挨拶を返してやった。
「早く着替えよ」
愛は、布団から出てカナ様に質問する。
「なにもないですけど?」
カナ様は、とても便利な魔道の力を使い愛の服を召還する。
ゴスロリ服。
愛は、ほんとにおまえはそういうのが趣味なんだなと思いながら着替える。
その他の生活必需品なんかもいろいろと魔道の力で…。
愛は、カナ様と本社へ向かう。
愛は、カナ様の服装がやっぱり同じ黒マントなので
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