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第1章
第百十六話 復興へ
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エソルタ島とカガモン帝国が転移魔法陣で結ばれた日から街は徐々に活気を取り戻し始めた。初日からカガモン帝国の役人が街の隅々まで調査を行い、街に住んでいる人の身元調査、住居の所有権の確認などを行い始めた。
俺はというと毎日用もないのに街の中をあちらこちらを散策する。毎回連れて歩く面々は変わるのだが、特にルーミエと行くとあちらこちらを嬉々として案内してくれる。おかげで街の中のことには随分と詳しくなっていった。
三日目くらいから武器・防具屋、宿屋、道具屋、飲食屋が営業を始めた。こんなに短時間で開店できるのはアイテムボックスの恩恵なのだろう。店内物品、調理器具、家財道具をごっぞりしまえてしまう。必要があれば浮遊魔法の使い手を雇い、搬入しているところもあった。
そしてギルドが営業を始めた。クエストはあまりないが、近々軍隊と冒険者たちの協業でザイン周辺のモンスターの一斉清掃があるそうだ。
街全体が新装開店前のお店のように行きかう人々で賑わいを見せている。中にはここで一山当てようという商売人もいるだろう。目的は何であっても構わない。エソルタ島の復興とかどうかなどを考えなくてもいい。そこで生活して人々が根付くことが大切だ。
モンスターを倒しまくった怒涛の日々とはまったく正反対で、静かで何もせずにこうやってのんびり過ごす日々もいいものだ。そんなことを思いながら城のテラスで昼食をとっていた時のことだった。
「アキト~~!」と、俺を呼ぶ声が遠くから聞こえてきた。
女の子だったらかわいいものなのだが、これがおっさんとなると、面倒なことが起こる予兆でしかなった……。男で俺を名前を呼ぶのはこの世界ではまだ二人しかいない。カガモン帝国宰相のゾンヌフと皇帝陛下エルゴートだ。
息を切らせて走ってきた男に問いかける。
「どうされましたか、陛下」
護衛が付き添いでいるので、言葉遣いには気を付けた。
「そなたに是非相談に乗ってほしいことがあるのだ!」
後ろからゾンヌフも走ってきている。なんだろう?ただ事ではない予感がする。
「おお、ゾンヌフお前も来い。街に出るぞ」
そう言うなり、俺とゾンヌフの肩に腕をかけて街へ繰り出した。どこか良いところはないのかと聞かれたが、数少ない飲食店の中から個室があるところなんてまだ一店舗くらいしかない。
店に向かいながらも話そうとはしない皇帝陛下。
店に入り個室が空いていることを確認できると早速案内をしてもらう。俺は昼飯はさっき食べたところだから、軽く酒とつまみを注文した。二人はがっつり食べるようで、あれやこれやと注文をする。
ひと通り注文した品が並ぶとエルゴートは相談内容を打ち明けた。
「……実はな、ソフィアとマアヤとな……その……なんというか……あれだ。わかるだろ!?」
あれれ、2人のことはもうすでに呼び捨てにする仲なのか……。
「何が?」と、とっさに聞き返したのだが、そこはさすがのゾンヌフ。しっかりと皇帝の言いたいことを理解していた。
「お2人ともう良い感じになられていらっしゃるのですね、さすが陛下!……となるとお悩みはあちらのほうですか……」
なんだ?”あちらのほう”って?2人とも意思疎通できすぎていて怖いな!
「うむ、夜伽の話なのだが……」
「ぶふっ!」
俺は口に含んでいたものを吹いた。
「ひどいリアクションだな、アキトよ……」
そりゃ驚くわ!こっちはどうやってくっつけようかと考えているところにいきなり夜の生活の話が出てくるとはおもわなかったよ。ドン引きだよ!手が早すぎだよ!
「……まあ、いいや。どこまで進んでいるんだ?」
「ひと通りにはな……」
なんだよそのドヤ顔。
「結構余裕じゃないか。相談なんて必要ないのだろう?」
「いやいや、困ったことがあってな……」
「もったいぶるなよ。話してくれよ」
「うむ、実は……持続力、復活までの時間、回数制限それが俺の悩みなのだ!」
俺は椅子から崩れ落ちた。このセリフだけ聞いているとなんだか必殺技の制限のように思えてしまうから不思議だ。
「なにそれ!?複数人相手では精力がもたないということが悩みなのか!?」
「そうだ、恥ずかしながら、同時に二人の相手ができないのだ。それでアキト、お前も素敵な奥方たちがいるだろう。それでどうやっているのか参考までに聞かせてほしい。噂に聞いたことがあるが、すごいそうじゃないか?」
え!?誰情報?まさかユウキ姉妹の筋からか……。
「どうやっているかって?それはお互い満足いくまで、やるしかないだろう!それに俺の場合体力は無制限だからな~。参考にならないぞ……」
「む、無制限……マジか、さすがエソルタ島奪還者……言葉の重みが違うな」
「左様です、陛下。我が帝国最強の戦力は最高の精力も誇っているのです」
何それ!ちょっと俺で遊んでいない?
三人の奥方がいるゾンヌフの所は、奥方同士があまり仲がよろしくなく、複数同時はない。毎晩どこ行くかは当番制となっているそうだ。これだけ出張が多いとなかなか大変だろうな。
「アキト先生!どうしたらいいでしょうか!」
エルゴートは熱いまなざしで俺を見る。そんな目で見られてもなぁ……。
分析能力でエルゴートのステータスを確認する。精力……じゃなかった、この場合”強さ”が精力に該当するのだろう。
◇ ◇ ◇
エルゴード レベル23 魔法使い
180センチ 体重 80キログラム 28歳 カガモン帝国 皇帝
強さ:30 器用さ:42 賢さ:108 魔法威力:121、ボーナス:56
◇ ◇ ◇
確かに”強さ”が足りないな。ボーナスを全て”強さ”に振っておこう。
「手を出して……今から少し俺の力を分け与えてあげよう。俺のことを信じろ。条件はそれだけだ」
などとエルゴートに吹き込み、手を重ねてまじないを行うふりをして、ありがたみを持たせた。
「お、なんだか力がみなぎっているようだ、ありがとうアキトさん。今晩さっそく挑戦させてもらおう」
その後は酒を飲みつつ、下ネタやらこれまでの武勇伝を聞かせてもらいながら、お下品な男子会は大盛況のまま幕を閉じ、次回はエルゴートの報告会を酒のツマミに集まることとなった。こんなバカなことを言いあえる友がいるのもいいものだ。
俺はというと毎日用もないのに街の中をあちらこちらを散策する。毎回連れて歩く面々は変わるのだが、特にルーミエと行くとあちらこちらを嬉々として案内してくれる。おかげで街の中のことには随分と詳しくなっていった。
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そしてギルドが営業を始めた。クエストはあまりないが、近々軍隊と冒険者たちの協業でザイン周辺のモンスターの一斉清掃があるそうだ。
街全体が新装開店前のお店のように行きかう人々で賑わいを見せている。中にはここで一山当てようという商売人もいるだろう。目的は何であっても構わない。エソルタ島の復興とかどうかなどを考えなくてもいい。そこで生活して人々が根付くことが大切だ。
モンスターを倒しまくった怒涛の日々とはまったく正反対で、静かで何もせずにこうやってのんびり過ごす日々もいいものだ。そんなことを思いながら城のテラスで昼食をとっていた時のことだった。
「アキト~~!」と、俺を呼ぶ声が遠くから聞こえてきた。
女の子だったらかわいいものなのだが、これがおっさんとなると、面倒なことが起こる予兆でしかなった……。男で俺を名前を呼ぶのはこの世界ではまだ二人しかいない。カガモン帝国宰相のゾンヌフと皇帝陛下エルゴートだ。
息を切らせて走ってきた男に問いかける。
「どうされましたか、陛下」
護衛が付き添いでいるので、言葉遣いには気を付けた。
「そなたに是非相談に乗ってほしいことがあるのだ!」
後ろからゾンヌフも走ってきている。なんだろう?ただ事ではない予感がする。
「おお、ゾンヌフお前も来い。街に出るぞ」
そう言うなり、俺とゾンヌフの肩に腕をかけて街へ繰り出した。どこか良いところはないのかと聞かれたが、数少ない飲食店の中から個室があるところなんてまだ一店舗くらいしかない。
店に向かいながらも話そうとはしない皇帝陛下。
店に入り個室が空いていることを確認できると早速案内をしてもらう。俺は昼飯はさっき食べたところだから、軽く酒とつまみを注文した。二人はがっつり食べるようで、あれやこれやと注文をする。
ひと通り注文した品が並ぶとエルゴートは相談内容を打ち明けた。
「……実はな、ソフィアとマアヤとな……その……なんというか……あれだ。わかるだろ!?」
あれれ、2人のことはもうすでに呼び捨てにする仲なのか……。
「何が?」と、とっさに聞き返したのだが、そこはさすがのゾンヌフ。しっかりと皇帝の言いたいことを理解していた。
「お2人ともう良い感じになられていらっしゃるのですね、さすが陛下!……となるとお悩みはあちらのほうですか……」
なんだ?”あちらのほう”って?2人とも意思疎通できすぎていて怖いな!
「うむ、夜伽の話なのだが……」
「ぶふっ!」
俺は口に含んでいたものを吹いた。
「ひどいリアクションだな、アキトよ……」
そりゃ驚くわ!こっちはどうやってくっつけようかと考えているところにいきなり夜の生活の話が出てくるとはおもわなかったよ。ドン引きだよ!手が早すぎだよ!
「……まあ、いいや。どこまで進んでいるんだ?」
「ひと通りにはな……」
なんだよそのドヤ顔。
「結構余裕じゃないか。相談なんて必要ないのだろう?」
「いやいや、困ったことがあってな……」
「もったいぶるなよ。話してくれよ」
「うむ、実は……持続力、復活までの時間、回数制限それが俺の悩みなのだ!」
俺は椅子から崩れ落ちた。このセリフだけ聞いているとなんだか必殺技の制限のように思えてしまうから不思議だ。
「なにそれ!?複数人相手では精力がもたないということが悩みなのか!?」
「そうだ、恥ずかしながら、同時に二人の相手ができないのだ。それでアキト、お前も素敵な奥方たちがいるだろう。それでどうやっているのか参考までに聞かせてほしい。噂に聞いたことがあるが、すごいそうじゃないか?」
え!?誰情報?まさかユウキ姉妹の筋からか……。
「どうやっているかって?それはお互い満足いくまで、やるしかないだろう!それに俺の場合体力は無制限だからな~。参考にならないぞ……」
「む、無制限……マジか、さすがエソルタ島奪還者……言葉の重みが違うな」
「左様です、陛下。我が帝国最強の戦力は最高の精力も誇っているのです」
何それ!ちょっと俺で遊んでいない?
三人の奥方がいるゾンヌフの所は、奥方同士があまり仲がよろしくなく、複数同時はない。毎晩どこ行くかは当番制となっているそうだ。これだけ出張が多いとなかなか大変だろうな。
「アキト先生!どうしたらいいでしょうか!」
エルゴートは熱いまなざしで俺を見る。そんな目で見られてもなぁ……。
分析能力でエルゴートのステータスを確認する。精力……じゃなかった、この場合”強さ”が精力に該当するのだろう。
◇ ◇ ◇
エルゴード レベル23 魔法使い
180センチ 体重 80キログラム 28歳 カガモン帝国 皇帝
強さ:30 器用さ:42 賢さ:108 魔法威力:121、ボーナス:56
◇ ◇ ◇
確かに”強さ”が足りないな。ボーナスを全て”強さ”に振っておこう。
「手を出して……今から少し俺の力を分け与えてあげよう。俺のことを信じろ。条件はそれだけだ」
などとエルゴートに吹き込み、手を重ねてまじないを行うふりをして、ありがたみを持たせた。
「お、なんだか力がみなぎっているようだ、ありがとうアキトさん。今晩さっそく挑戦させてもらおう」
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チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい(小説家になろうへのリンク)続きは小説家になろうに掲載しています
『異世界に呼ばれて来た25歳DTの俺はキャバ嬢風の闇主様にすべてを捧げたい』
ストーリー:「え!?勇者的活動NG? 誰かを救おうなんて、思ってないですよ」
転移した異世界で闇主様からチート冒険者やうざい2頭身アニマルの排除を任された主人公の25歳童貞野郎。
その途方もない目的達成のご褒美はなんとキャバ嬢のような盛り髪のセクシーな闇主様みずから、卒業のお相手をしてくださるとか!?
対人最強チート魔法と超破壊力の万能バットを駆使しながら、脱童貞を夢見つつ、あてもない異世界ブラック紀行が今始まる。
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