チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい

616號

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第1章

第一話 始まりの町へ

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 とある月が大きく明るい夜だった。俺は犬の散歩の間中、ずっと友人たちとのメッセージのやり取りに夢中になりながら歩いていた。

 信号待ちの間にも、熱心にフリック入力していると、スマートフォンを弄る反対の手からリードが離れ犬が走り出した。

 あっ。と、反射的に犬を追いかけ車道に飛び出した。

 鳴り響くクラクション。飛び出したところに車が突っ込んできて、ゴンという鈍い音をと共に跳ね飛ばされた。

 うつ伏せになってもグラグラ揺れる視界には、少し離れたところから犬が舌を出して寄ってくるのが見えた。

 おまえは無事だったんだな。助けにいかなきゃよかったな……。

 不思議と痛みはないが、車から降りてきた人の声がぼんやりと聞こえる。

 もうだめなのか……。俺人生終ってしまうのか?ながらスマホやめときゃよかった。まだ死にたくないなぁ……。喧騒と意識が遠ざかっていく。


 そして、暗闇に落ちていった……。







 光を感じ、ゆっくりと目をあける。

 ぼんやりとした視界だが天井が妙に高いのが分かる。

 生きてる?助かったのか!?

「あっ!お目覚めになりましたね」

 女性の声が聞こえ、バタバタと走っていくのを感じた。看護師が医師を呼びに行ったのだろうか、声を出そうとするが、まだうまく発声できない。

 周りの景色がはっきり見えてくる。高すぎる天井には天使たちが楽しげに、髭の長い神と思われる男の回りを飛んでいる絵が描かれている。

 あれ、ここは教会か?病院じゃないの!?

 しばらくすると野太い声の男に語り掛けられる。

「冒険者よ!よくぞ戻られたました」

 はいいぃっ?何のこのRPGゲームで死亡から復活した時に聞くあるある台詞(セリフ)は?

 手足の感覚もはっきりとしてきたので、ゆっくりと重たい体を起こすと着ていた服が違うことに気が付いた。

 病院で着るような寝間着じゃない。手には杖、青のローブ、そして革のブーツ……。この身なりは確かに冒険者だが、ダサいの一言に尽きる。

 ぐるりと辺りを見回すと、祭壇の上に横たわっていたようで、神父とシスターとおぼしき人たちが心配そうにこちらを見ている。

 さらに神父が落ち着かせるかのように俺に語りかけてくる。

「落ち着いて。あなたは今、混乱されています。初めて教会に戻られた方によくあることです。ここは安全な場所ですよ」

 安全なのはいいが、不安は拭えない。何とか声を絞り出し尋ねる。

「……ここは……どこですか?」

 シスターの一人が答える。

「ここはエスタ。スデン王国の東の果てです」

 日本ではないのか。それに”スデン王国”って国名は聞いたことないな。可能性として考えられるのが、異世界にとばされてしまったということか……。

 ラノベはよく読んでるから充分に知識はあるが、これから俺はどうしたらいいのだろう……。

「あの、何がどうしてここにいるのか、まったく思い出せないのですが、俺はこれから何をすればいいのでしょうか?」

「冒険者は冒険する意味を自ら決めるのです。……あなたがどのような目的で旅をつづけられたかはわかりませんが、何者かに命を奪われたことは間違いありません。一時的に記憶が混乱しているかと思いますが、落ち着いてくれば色々と思い出してくるでしょう」

 神父の横にいたシスターが続ける。

「われわれの役目は神のご加護を持つ冒険者を癒し、また旅立てるための支援をしています。拠点の宿があるのでしたらそちらでお休みください。宿がない方でも銀貨五枚でお部屋を用意しますよ」

 旅の目的も、行くところも、持ち物も全くない状態だ。どうしようかと悩んでいることがシスターに伝わったようで
「一旦、休憩室にご案内しますので、そちらで少しの間お休みください」と、優しくいってくれた。

 祭壇から降り、シスターについて行く。

 聖堂を出てしばらく渡り廊下を歩く。別棟の宿舎の部屋の前で中に入って休むように促された。

 ベッドとテーブル、そして水差しとコップが置いているだけのシンプルな部屋だ。窓からは明るく柔らかい日の光が差している。

「ありがとう」と、俺はお礼をいって部屋に入ると、シスターは聖堂の方へ戻っていった。

 ため息をつきながら、ベッドに腰掛け、目を閉じて考える。みんな西洋人と日本人のハーフのような顔立ちをしていて美形だ、そして女性のスタイルは若い子は出るところは出ていて、引っ込んでいるところは引っ込んでいる。

 異世界に来て一番はじめに考えることが、女性のスタイルが良い、というところが俺らしいな……。まあ、健全な男子だからこそ、そんなところに目がいってしまう。そして顔立ちから判断すると日本ではないことは間違いないが、言葉は通じている。

 異世界に行きたいという心の底にあった願いが叶い、実際に異世界に飛ばされてしまったのか……。あの交通事故の影響でこの状況になっていることは間違いない。

 難しいことは考えず、状況を開始しよう。さっきから気になっていた視界の左上を確認する。

◇ ◇ ◇
Lv1 HP:100/MP:100 メニュー
◇ ◇ ◇

これはやっぱりあれだな、定番すぎて説明の必要もない。その右側にメニューと表示されている部分がある。

 心の中で『メニュー』と、念じてみるとメニューが縦に広がり、アイテム、魔法、ステータスの三つが表示された。

 『アイテム』と、念じて選択する。所持品が品目と個数でリスト化されている。

◇ ◇ ◇
・金貨 100
・銀貨 100
・銅貨 100
・テント 1
・簡易食料 1
・ナイフ 1
◇ ◇ ◇

 という感じだ。

『金貨を一枚』と念じてみると手のひらに突然金貨が現れる。『収納』と、念じると金貨が消えた。手品みたいだな。

次は『魔法』と、念じてみる。
◇ ◇ ◇
・炎
・治癒
・箱
◇ ◇ ◇

 漢字表記だ。でも箱ってなんだろう?

 『炎』と、念じてもそれ以上メニューは広がらなかった。ファイアーボールとか術の名前が表示されるのかと思ったが、それ以上は表示されなかった。あとで試してみることにして『ステータス』と、念じる。

◇ ◇ ◇
強さ:0、守り:0、器用さ:0、賢さ:0 魔法耐性;0、魔法威力;0 ボーナス:1000 
生活スキル:言語習得能力、水生成
◇ ◇ ◇

 え~と強さに、”守り”、”器用さ”、”賢さ”などの項目に対して1000も振れるのか!?やった、チートは大歓迎だ。

 ”魔法威力”を5を振ってみる。数値を増やしたからといって実感は特にない。数字の横に上下ボタンが見える。数値を下げることを念じると4、3と減り、ボーナスの値も996、997と増える。なんてフレキシブルなんだ。こちらも魔法と同様であとで色々と試す必要があるな。

 生活スキルにあるのは”言語取得能力”。こいつのおかげで話が通じているのだろう。それと「水生成」は水が出せるのか?飲み水に困らないことはありがたいことだ。

 一通りメニュー画面などの動きを確認した俺は情報収集のため、周辺の散策に繰り出してみることにした。水差しからコップに水を注ぎ一気に飲み干した。

 部屋を出て聖堂に向かって歩いていると、先ほど案内してもらったシスターと出会う。にこやかにシスターは話しかけてくる。

「ご気分はいかがですか?」

「ええ、だいぶよくなりました」

「それはよかったですね。……それで何か思い出されましたか?」

 思い出すも何も前世の記憶はしっかりあるのだが、そんなことを言っても相手を混乱させるだけか、この人頭がおかしいって思われるのが関の山だ。無難に答えておくか。

「いいえ、まだ何も思い出せていません……。それでですね、今晩はこちらでお世話になりたいのですが——」

「わかりました。夕暮れ頃に教会の鐘が鳴ります。それが夕飯が始まる合図ですので、食堂にきてください。私はアデリアといいます。お困りの事がありましたら何でもいってくださいね」

「ありがとうございます。あと装備などを扱っているお店はどこにありますか?」

「教会を出て右に歩いていくといくつかお店が出ていますよ。武器と防具の店、道具屋、それに冒険者の方でしたら、ギルドにも顔をだされたほうがいいでしょうね。すべてこの大通りにありますので、すぐわかると思いますよ」

 忙しいのか、笑顔で答えてくれた後、パタパタと走って行ってしまった。

 かわいいなぁ~。アデリアちゃん。

 アデリアって日本人の名前ではないな。俺の名前はどうしよう。高橋明人(たかはしあきひと)って名乗るわけにはいかないな。う~ん……タカハシアキヒトをタカアキ、タキヒト、タカヒト、タキト、アキト……アキトにするか、それっぽいし。

 入り口から通りを見渡す。石造りの建物と木造の建物が混在する町並み。馬車が行き交いや人通りもあり、にぎやかな感じの街だな。おっ!獣人も歩いているぞ。

 視線を遠くに向けると外壁が見える。ぐるっと街の周囲を囲っていて、高さも結構ある。外敵がいるのだろう。

 アデリアちゃんが冒険者ならギルドに行った方が良いって言ってたな、まずはそこで情報収集でもしてみるか。

 看板には見慣れない表記の文字が書いてあるが、AR表記で日本語変換されて読める。とても便利だ。

 武器、防具の店、道具、雑貨の店、服屋、宿屋と続き、冒険者ギルドが見えてくる。

 入り口の扉は開かれており、中は広いホールとなっていて丸テーブルがいくつかならんでいる。

 木製のカウンターには二人の獣人男女が冒険者と話をしている。カウンター横の大きな掲示板には依頼書が何枚も貼り付けてある。

 どんな依頼があるかな?

 ペットの犬を探してくださいから、屋根の瓦の張替え、人探しなど……。

 ドラゴン、ワイバーンなどから採れる素材、金色狐や銀色狐の毛皮、植物の名前だろうか花か草か何かわからないが素材採取依頼、他にも猪、鹿、野生牛、キノコの食材採取依頼などいろいろあった。

 隣には討伐価格表というのもある。オークとコボルトは一体につき銀貨五枚、ゴブリンは銀貨二枚、熊は銀貨三枚、イノシシは銀貨一枚、キメラ生物、大型昆虫などは種類や大きさにより報酬は異なるようだ。

 大型昆虫はちょっと嫌かも……。依頼を受けたり、討伐報酬を受けとるには、ギルドへの登録が必要だ。これから生活費を稼がないといけないので登録しておきたいが、身分を証明するものがないけど大丈夫かな?

 カウンターのお姉さんの方が空いたので、声をかける。

「こんにちは、冒険者の登録をしたいんだけど——」

「銀貨五枚だ。冒険者ギルドは初めてか?」

「はい……」

『銀貨五枚』と、念じる。手に銀貨が現れて、カウンターに置く。

 特に驚かれることなく、手続きが進む。きっとこの世界では当たり前の光景なんだろう。

「そんじゃ、この穴に指を突っ込んで!」

 と、カウンターの上にある黒光りした石の穴を指さす。まったく展開が読めないので思わず聞いてしまった。

「痛くない?」

「冒険者になろうってんだろ!これくらいでビビるな。大丈夫だよ。ちょっとちくっとするだけだ。名前は?」

「アキトだ」

 と、答えつつ、痛みがあると聞いて、おそるおそる指を入れると、軽く締め付けられ、ちくっとした痛みがあった。

「はい、オッケー。指を抜いて」

 指を抜くとお姉さんは試験管のようなものを穴に入れ、しばらくしてから抜き取る。

 試験管を眺めながら読み上げた。

「冒険者ランク及び討伐経験の記録なし。だな?」

「そういうのわかっちゃうんだ」

「初心者は冒険者ランクは『壱』だ。クエストボードはわかるか?あれは『壱』から『参』のクエストが貼ってある。当分はあそこから好きなものを選んで、これを紙にあてろ。一グループしか受けられないクエストなら先着順になる。クエストを受けられない場合はコイツに受けられないことが浮かび上がる、いいな!」

「便利な物だな」

 俺が手渡されたものを見つめていると、説明をしてくれた。

「ああ、記録石(キロクセキ)という石だ。百年ほど前に錬金術師が編み出した地脈を利用したシステムだよ。これがないと今の冒険者社会は成り立たない便利なも代物だ。紛失してもそれまでの情報は残っているし、ギルドでの賞罰についても記録が残る。罪を犯した場合にも記録がすべて残るからくれぐれも気をつけろよ。あと、アイテムボックス内に入れると討伐したモンスターはカウントできないから、常に首から下げていろ」

 首にかける紐を結び付けてもらい、記録石を受け取る。記録石をタップするとデータが表示される。

 基本情報画面と討伐詳細と集計画面か……。

「これをギルドのカウンターで渡せば、討伐価格表の額面で倒したモンスターの数に合わせて報酬が支払われる」

 俺の見えているレベルなどは反映されないようだ。

「ギルドではクエストクリアのためのパーティーメンバー募集も行っている。あと週に一度、初心者向けの訓練もおこなっているからできるだけ参加するようにな。そこの扉から出たところが訓練場だ。今なら明日の初心者向けの訓練に登録できるが、どうする?」

 当面の生活費はあるのと、自分の力もまだわかっていないのに参加することもないだろう。

「今回は遠慮しておくよ。いろいろとありがとう」

 俺は訓練場に足を向ける。

「死んでも蘇生されるとはいえ、命は大事にしろよ」

 と、最後にお姉さんが忠告してくれた。

「何回まで蘇生できるの?」と、思わず聞いてしまった。

「なんだ、加護を受けていないのか?四回までだ」

 四回も死んで大丈夫なの?

 俺にも加護がついているのだろうか?分からないうちは死ぬことはできないし、あまり死体験をするようなハードなことは避けていこうと心に誓った。
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