7 / 182
第1章
第七話 新しい朝が来た
しおりを挟む
朝、目が覚めるとログ画面にメッセージがあった。
◇ ◇ ◇
新しい機能が追加されました。分析機能、アイテムボックスゴミ箱
◇ ◇ ◇
アイテムボックスを確認するとゴミ箱アイコンが追加され、捨てる時にはそこに放り込めばいいようだ。
分析能力については昨日買い物している時に、偽物をつかませられないか心配したけど、その時に要望したのが機能が具現化しているのかな。
黒剣を抜き、『分析』と、念じ目を凝らす。
◇ ◇ ◇
素材:黒鋼、鋼 相場価格40万
◇ ◇ ◇
と、AR表示される。
これで素材についてはおおよそわかるし、偽物をつかまされる心配はなくなった。五十万で購入したが相場価格は四十万か。ベルトや鞘も入れてそんなものかな。
しかし、相場価格が分かれば、これを使って稼ぐことも可能かもしれないな。冒険者として生きていくことができなければ、商人として生きていくのも悪くない。
□
教会のチェックアウト時間は早朝と決められいて、朝食はない。散らかすようなことはしていないので、ベッドをきれいにして教会をあとにする。
シスターから近くに屋台街があり、種類も豊富にある、と聞いたので、行ってみることにした。
屋台街は朝から多くの人がいて結構な賑わいを見せていた。定番の鳥唐揚げ、肉を焼いてパンにはさむ店、焼き飯、麺類を提供する店などが多くあり、東南アジアの屋台街を彷彿とさせる。
今朝の気分はがっつり食べたい感じなので、唐揚げと焼き飯に目玉焼きがのっているものを選ぶ。ドリンクはフルーツジュースを注文し、銅貨数枚と交換する。
手に入った分析能力が面白くて、買った物に対して発動させてしまう。唐揚げや目玉焼きは鶏の卵で、焼き飯の肉は豚だった。席についてがつがつと食べ始めると、馴染みのある味を感じた。これは……醤油だ!
何を食べてもうまい、肉も柔らかくてジューシー、焼き飯の米もぱらぱらで最高だ。いい世界だ。飯がうまいと活力が湧く。
街の喧騒を楽しみつつ、ルーミエたちとの待ち合わせをしたギルドに向かった。
朝のギルドはこれから出発する人たちで賑わっていた。ギルドホール内を見渡すが、ルーミエたちはまだ来ていないので、昨日の討伐報酬を確認しよう。
カウンターにできた列に並び、しばらく待った。順番が回ってきて受付の女性に要件を伝える。
「討伐の報酬確認したいんだけど」
「いいですよー、記録石をこちらに入れてねー」
首から下げている記録石をだして、読み取り部分に入れる。
「え~と……巨大牛、オーク二、蛇、蛾、野犬、蜂九十八、ハーピー四で
……合わせて三十九万八千モコになります」
記録石システムって正確に討伐数を算出するな。それにしても一日働いて約四十万。ちょろい……のか?いやいや蜂の時は死ぬかと思ったし、妥当なのかな。
これくらいの報酬があれば、贅沢しなければ結構貯金もできるし、金に困るようなことはないな。
「あと、牛を持って帰ってきたんだが、どこで買い取りしてくれる?」
「ここで買い取りしますよ。……そっちの計りに載せてください」
「これ計りだったんだ」
ちょっとした舞台みたいなところに、ドスンと1トンはある牛を出す。
計量器の針を見ながら、金額を決める。
「んーと。五万でどうですか?」
こんなに大量に一人では処理できないし、調理して有効に使ってもらう方がよいだろう。
「それじゃあ買い取りで…」
受付の女性が手をかざすと牛がスッと消える。
「食材は料理を提供している宿屋みたいに人が多く泊まるところなら、だいたい買い取ってくれるよ。あ、あとお兄さん冒険者になりたてのようだから言っておくけど、二足歩行のオークは豚やイノシシとは違って食べられないから、持って帰ってきたら駄目だよ」
「わかったよ」
確かに二足歩行は確かに食べる気が起きないな。
□
しばらくの間、クエストボードを眺めているとルーミエたちがやってきた。
「おはよう、アキト」
振り返ると水色のロングワンピースの女の子が立っていた、ルーミエと気づくまで少し時間がかかってしまった。防具ではなく普段着だったので、思わずまじまじと凝視すると分析能力が発動した。
◇ ◇ ◇
ルーミエ:レベル32 剣士
166cm B92cm W60cm H90cm
18歳 元カノユール王国 第一王女 死亡可能残数5回
◇ ◇ ◇
浮かび上がる個人情報。ふむ、スタイルいいな……、いや、すげえなこの分析能力!!なんだかテンション上がるぞ。えーと、元王女なのか……。訳アリ感が漂う。
続いてノイリを凝視して分析能力を発動させる。
◇ ◇ ◇
ノイリ:レベル12 魔法使い
155cm B83cm W59cm H85cm
16歳 遠夜見(とおよみ)の巫女の見習い 死亡可能残数5回
◇ ◇ ◇
ノイリはスレンダーな体型だな……いやいやそうじゃない。巫女の見習いか、普段何してんだろ。
最後にユウキを分析した。
◇ ◇ ◇
ユウキ:レベル25 剣士
158cm B89cm W57cm H88cm
17歳 元イメノア王国 第三王女 死亡可能残数5回
◇ ◇ ◇
ユウキもスタイルが良い。そして、こちらも元王女ですか……。雰囲気が軽い感じが第三王女らいしい。
いろいろな事があったと思われる肩書が浮かび上がった。ありがとう分析能力。かわいい女の子3人がいきなり仲間になるなんて、おかしいと思ったんだよ。それ相応の理由があるのだろう。
「どうしたの、アキト?」
「えっ!ああ、おはよう、普段着なんだなぁって思って——」
ルーミエは腕を上に伸ばし、「うーん」と、言いながら大きく伸びをする。
「ふふっ、朝から討伐しに行ったりすると思ってた?みんな朝は強くないから、ギルドに顔をだして、クエストや報酬の確認と装備点検して、昼から行動開始することが多いかな。……あっ、そうだノイリは換金ある?」
ノイリは首を横に振る。
「じゃあ、私とユウキで換金してくるね…」
ルーミエとユウキはギルドカウンターへ、俺とノイリはテーブルについた。
ノイリは緊張しているのか、辺りをきょろきょろして落ち着かない。何か会話をしなければ……だが身の上話は地雷の予感。
「ノイリはどんな魔法が得意なの?」
「……私は氷魔法と治癒魔法を習得していますが、まだまだ未熟で、いつも二人の足を引っ張っちゃって——」
あの二人とはレベルが倍以上違うからしょうがない。
「そんなことないと思うよ、それに二人は剣士としてとても強いみたいだし、きっと大丈夫だよ」
気にしているところに話を振ってしまったかな……。話題を変えよう。
「ところで魔法ってどうしたら上達するの?」
「練習あるのみですね。戦って経験することはもちろん上達の近道ですが、普段から訓練を怠らず、熟練度を上げるしかありません」
「そうか、やっぱり練習か……」
「でも、アキトさんはかなりの熟練者じゃないですか、昨日のハーピーを倒した時のファイアボールを四つも同時に制御するなんて本当にヤバいって思いました。ルーミエとユウキもあんあ魔法使いは見たことがないって言ってましたもん」
全てチートボーナスのおかげだ。気になることをすべて聞いてしまおう。
「あと、この魔法について知ってる?」
俺は箱魔法小さなものをつくり、ゴロンとテーブルの上に置いた。
「……これはまたレアな系統外魔法ですね」
不思議そうにのぞき込み、指でこんこんとつつく。
「強度を上げることはできますか?」
「ああ、可能だよ、少しなら形も変えられる」
「うーん。……障壁という使い方になるのでしょうか。私にはそれくらいしか思い浮かびませんが、熟練度を上げて、アキトさんのアイディアしだいで、さらにこの魔法を強くできる可能性はありますね」
この魔法を使っている奴はいないのか。その分可能性はあるってことで、自分で極めるしかないな。
「わかった、いろいろと試してみるよ。ありがとう」
二人が報酬を受け取って戻ってきて、これからの予定を尋ねようとしたときに、街に鐘が鳴り響いた。
◇ ◇ ◇
新しい機能が追加されました。分析機能、アイテムボックスゴミ箱
◇ ◇ ◇
アイテムボックスを確認するとゴミ箱アイコンが追加され、捨てる時にはそこに放り込めばいいようだ。
分析能力については昨日買い物している時に、偽物をつかませられないか心配したけど、その時に要望したのが機能が具現化しているのかな。
黒剣を抜き、『分析』と、念じ目を凝らす。
◇ ◇ ◇
素材:黒鋼、鋼 相場価格40万
◇ ◇ ◇
と、AR表示される。
これで素材についてはおおよそわかるし、偽物をつかまされる心配はなくなった。五十万で購入したが相場価格は四十万か。ベルトや鞘も入れてそんなものかな。
しかし、相場価格が分かれば、これを使って稼ぐことも可能かもしれないな。冒険者として生きていくことができなければ、商人として生きていくのも悪くない。
□
教会のチェックアウト時間は早朝と決められいて、朝食はない。散らかすようなことはしていないので、ベッドをきれいにして教会をあとにする。
シスターから近くに屋台街があり、種類も豊富にある、と聞いたので、行ってみることにした。
屋台街は朝から多くの人がいて結構な賑わいを見せていた。定番の鳥唐揚げ、肉を焼いてパンにはさむ店、焼き飯、麺類を提供する店などが多くあり、東南アジアの屋台街を彷彿とさせる。
今朝の気分はがっつり食べたい感じなので、唐揚げと焼き飯に目玉焼きがのっているものを選ぶ。ドリンクはフルーツジュースを注文し、銅貨数枚と交換する。
手に入った分析能力が面白くて、買った物に対して発動させてしまう。唐揚げや目玉焼きは鶏の卵で、焼き飯の肉は豚だった。席についてがつがつと食べ始めると、馴染みのある味を感じた。これは……醤油だ!
何を食べてもうまい、肉も柔らかくてジューシー、焼き飯の米もぱらぱらで最高だ。いい世界だ。飯がうまいと活力が湧く。
街の喧騒を楽しみつつ、ルーミエたちとの待ち合わせをしたギルドに向かった。
朝のギルドはこれから出発する人たちで賑わっていた。ギルドホール内を見渡すが、ルーミエたちはまだ来ていないので、昨日の討伐報酬を確認しよう。
カウンターにできた列に並び、しばらく待った。順番が回ってきて受付の女性に要件を伝える。
「討伐の報酬確認したいんだけど」
「いいですよー、記録石をこちらに入れてねー」
首から下げている記録石をだして、読み取り部分に入れる。
「え~と……巨大牛、オーク二、蛇、蛾、野犬、蜂九十八、ハーピー四で
……合わせて三十九万八千モコになります」
記録石システムって正確に討伐数を算出するな。それにしても一日働いて約四十万。ちょろい……のか?いやいや蜂の時は死ぬかと思ったし、妥当なのかな。
これくらいの報酬があれば、贅沢しなければ結構貯金もできるし、金に困るようなことはないな。
「あと、牛を持って帰ってきたんだが、どこで買い取りしてくれる?」
「ここで買い取りしますよ。……そっちの計りに載せてください」
「これ計りだったんだ」
ちょっとした舞台みたいなところに、ドスンと1トンはある牛を出す。
計量器の針を見ながら、金額を決める。
「んーと。五万でどうですか?」
こんなに大量に一人では処理できないし、調理して有効に使ってもらう方がよいだろう。
「それじゃあ買い取りで…」
受付の女性が手をかざすと牛がスッと消える。
「食材は料理を提供している宿屋みたいに人が多く泊まるところなら、だいたい買い取ってくれるよ。あ、あとお兄さん冒険者になりたてのようだから言っておくけど、二足歩行のオークは豚やイノシシとは違って食べられないから、持って帰ってきたら駄目だよ」
「わかったよ」
確かに二足歩行は確かに食べる気が起きないな。
□
しばらくの間、クエストボードを眺めているとルーミエたちがやってきた。
「おはよう、アキト」
振り返ると水色のロングワンピースの女の子が立っていた、ルーミエと気づくまで少し時間がかかってしまった。防具ではなく普段着だったので、思わずまじまじと凝視すると分析能力が発動した。
◇ ◇ ◇
ルーミエ:レベル32 剣士
166cm B92cm W60cm H90cm
18歳 元カノユール王国 第一王女 死亡可能残数5回
◇ ◇ ◇
浮かび上がる個人情報。ふむ、スタイルいいな……、いや、すげえなこの分析能力!!なんだかテンション上がるぞ。えーと、元王女なのか……。訳アリ感が漂う。
続いてノイリを凝視して分析能力を発動させる。
◇ ◇ ◇
ノイリ:レベル12 魔法使い
155cm B83cm W59cm H85cm
16歳 遠夜見(とおよみ)の巫女の見習い 死亡可能残数5回
◇ ◇ ◇
ノイリはスレンダーな体型だな……いやいやそうじゃない。巫女の見習いか、普段何してんだろ。
最後にユウキを分析した。
◇ ◇ ◇
ユウキ:レベル25 剣士
158cm B89cm W57cm H88cm
17歳 元イメノア王国 第三王女 死亡可能残数5回
◇ ◇ ◇
ユウキもスタイルが良い。そして、こちらも元王女ですか……。雰囲気が軽い感じが第三王女らいしい。
いろいろな事があったと思われる肩書が浮かび上がった。ありがとう分析能力。かわいい女の子3人がいきなり仲間になるなんて、おかしいと思ったんだよ。それ相応の理由があるのだろう。
「どうしたの、アキト?」
「えっ!ああ、おはよう、普段着なんだなぁって思って——」
ルーミエは腕を上に伸ばし、「うーん」と、言いながら大きく伸びをする。
「ふふっ、朝から討伐しに行ったりすると思ってた?みんな朝は強くないから、ギルドに顔をだして、クエストや報酬の確認と装備点検して、昼から行動開始することが多いかな。……あっ、そうだノイリは換金ある?」
ノイリは首を横に振る。
「じゃあ、私とユウキで換金してくるね…」
ルーミエとユウキはギルドカウンターへ、俺とノイリはテーブルについた。
ノイリは緊張しているのか、辺りをきょろきょろして落ち着かない。何か会話をしなければ……だが身の上話は地雷の予感。
「ノイリはどんな魔法が得意なの?」
「……私は氷魔法と治癒魔法を習得していますが、まだまだ未熟で、いつも二人の足を引っ張っちゃって——」
あの二人とはレベルが倍以上違うからしょうがない。
「そんなことないと思うよ、それに二人は剣士としてとても強いみたいだし、きっと大丈夫だよ」
気にしているところに話を振ってしまったかな……。話題を変えよう。
「ところで魔法ってどうしたら上達するの?」
「練習あるのみですね。戦って経験することはもちろん上達の近道ですが、普段から訓練を怠らず、熟練度を上げるしかありません」
「そうか、やっぱり練習か……」
「でも、アキトさんはかなりの熟練者じゃないですか、昨日のハーピーを倒した時のファイアボールを四つも同時に制御するなんて本当にヤバいって思いました。ルーミエとユウキもあんあ魔法使いは見たことがないって言ってましたもん」
全てチートボーナスのおかげだ。気になることをすべて聞いてしまおう。
「あと、この魔法について知ってる?」
俺は箱魔法小さなものをつくり、ゴロンとテーブルの上に置いた。
「……これはまたレアな系統外魔法ですね」
不思議そうにのぞき込み、指でこんこんとつつく。
「強度を上げることはできますか?」
「ああ、可能だよ、少しなら形も変えられる」
「うーん。……障壁という使い方になるのでしょうか。私にはそれくらいしか思い浮かびませんが、熟練度を上げて、アキトさんのアイディアしだいで、さらにこの魔法を強くできる可能性はありますね」
この魔法を使っている奴はいないのか。その分可能性はあるってことで、自分で極めるしかないな。
「わかった、いろいろと試してみるよ。ありがとう」
二人が報酬を受け取って戻ってきて、これからの予定を尋ねようとしたときに、街に鐘が鳴り響いた。
72
お気に入りに追加
2,703
あなたにおすすめの小説
クラス転移で神様に?
空見 大
ファンタジー
空想の中で自由を謳歌していた少年、晴人は、ある日突然現実と夢の境界を越えたような事態に巻き込まれる。
目覚めると彼は真っ白な空間にいた。
動揺するクラスメイト達、状況を掴めない彼の前に現れたのは「神」を名乗る怪しげな存在。彼はいままさにこのクラス全員が異世界へと送り込まれていると告げる。
神は異世界で生き抜く力を身に付けるため、自分に合った能力を自らの手で選び取れと告げる。クラスメイトが興奮と恐怖の狭間で動き出す中、自分の能力欄に違和感を覚えた晴人は手が進むままに動かすと他の者にはない力が自分の能力獲得欄にある事に気がついた。
龍神、邪神、魔神、妖精神、鍛治神、盗神。
六つの神の称号を手に入れ有頂天になる晴人だったが、クラスメイト達が続々と異世界に向かう中ただ一人取り残される。
神と二人っきりでなんとも言えない感覚を味わっていると、突如として鳴り響いた警告音と共に異世界に転生するという不穏な言葉を耳にする。
気が付けばクラスメイト達が転移してくる10年前の世界に転生した彼は、名前をエルピスに変え異世界で生きていくことになる──これは、夢見る少年が家族と運命の為に戦う物語。
ユニークスキルで異世界マイホーム ~俺と共に育つ家~
楠富 つかさ
ファンタジー
地震で倒壊した我が家にて絶命した俺、家入竜也は自分の死因だとしても家が好きで……。
そんな俺に転生を司る女神が提案してくれたのは、俺の成長に応じて育つ異空間を創造する力。この力で俺は生まれ育った家を再び取り戻す。
できれば引きこもりたい俺と異世界の冒険者たちが織りなすソード&ソーサリー、開幕!!
第17回ファンタジー小説大賞にエントリーしました!
ダンジョン世界で俺は無双出来ない。いや、無双しない
鐘成
ファンタジー
世界中にランダムで出現するダンジョン
都心のど真ん中で発生したり空き家が変質してダンジョン化したりする。
今までにない鉱石や金属が存在していて、1番低いランクのダンジョンでさえ平均的なサラリーマンの給料以上
レベルを上げればより危険なダンジョンに挑める。
危険な高ランクダンジョンに挑めばそれ相応の見返りが約束されている。
そんな中両親がいない荒鐘真(あらかねしん)は自身初のレベルあげをする事を決意する。
妹の大学まで通えるお金、妹の夢の為に命懸けでダンジョンに挑むが……
無能スキルと言われ追放されたが実は防御無視の最強スキルだった
さくらはい
ファンタジー
主人公の不動颯太は勇者としてクラスメイト達と共に異世界に召喚された。だが、【アスポート】という使えないスキルを獲得してしまったばかりに、一人だけ城を追放されてしまった。この【アスポート】は対象物を1mだけ瞬間移動させるという単純な効果を持つが、実はどんな物質でも一撃で破壊できる攻撃特化超火力スキルだったのだ――
【不定期更新】
1話あたり2000~3000文字くらいで短めです。
性的な表現はありませんが、ややグロテスクな表現や過激な思想が含まれます。
良ければ感想ください。誤字脱字誤用報告も歓迎です。
チートを極めた空間魔術師 ~空間魔法でチートライフ~
てばくん
ファンタジー
ひょんなことから神様の部屋へと呼び出された新海 勇人(しんかい はやと)。
そこで空間魔法のロマンに惹かれて雑魚職の空間魔術師となる。
転生間際に盗んだ神の本と、神からの経験値チートで魔力オバケになる。
そんな冴えない主人公のお話。
-お気に入り登録、感想お願いします!!全てモチベーションになります-
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる