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第56話 奴隷印
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結論から言おう。
ただのドロップキックにしかなりませんでした。まる。
「シルフィア様ぁぁぁぁ! 何をしてくれちゃってるわけですかぁぁぁ! 戦うのはわたしの仕事ぉぉぉ!」
わたしの背後からマルガリータの悲鳴が上がっているのは気にしない。
気にしなくてはいけないのは、目の前に転がっている男たちの惨状である。
やっぱり、いきなり行動に移したのがいけなかったんだろう、慌てていたのでラブポーズなんて取る時間などなかった。
でも、馬から降りてこちらに走ってきた男に向かって「ちぇすとー!」と叫んで飛び蹴りをしたのは成功。むしろ、初めてやったわりには綺麗に決まって自分でも驚いた。
しかし、図解で見たやり方で攻撃するのは難しい。シャイニング・ウィザードって膝も使って相手の頭と首を『ぐきり』とやるやつよね? でもわたしの場合、ただ単に悪漢のにーちゃんの胸元にわたしの両足が突っ込んだだけのただのキックである。うん、多分これはドロップキック。渾身の力を乗せた、わたしの一撃。
で、勢い余ったんだろう。
森の木々さえなぎ倒す勢いで、そのにーちゃんの身体が吹っ飛んだわけだ。まるで映画のシーンみたいに。
「貴様!」
他の男たちが慌てて剣を抜いたり弓をつがえたり。
吹っ飛ばされた男性を助け起こしにいく人もいた。うん、そこはちょっとだけ認めてあげよう。
でも、考えてみればわたしは人間じゃなくて竜神なわけだから。
向かってきた全員をあっさり吹っ飛ばすのも簡単なわけだった。
ただし。
「シルフィア様……」
マルガリータが呆然と呟いている。「スカート姿なのに……」
――!?
そう言えばそうだった。今のわたしは身動きしやすい格好、膝下丈のスカートを身に着けている。それと、攻撃力が高そうなロングブーツ。
でも意外なことにスカートの裾が重いのだろうか、それとも運営……じゃなかった、神様として都合が悪いと思った修正が働いているのか、スカートがまくりあがることもなく終わったけれど……。
「まさか、覗いてないよね?」
わたしは一番近くに倒れている男性の傍に歩み寄り、しゃがみこんでそう訊いた。
「見ていたらわたしがとどめを刺します」
わたしの背後に巨大な山のようにそびえ立つようにしているマルガリータが、燃えるような怒りのオーラをまき散らしながら微笑んでいるけど、言っている言葉は酷い。
地面に倒れていた男性は最初、虚ろな目で空を見上げていたけれど、すぐにその焦点を結んでわたしたちを見上げた。盗賊たちの先頭に立っていた、リーダー的な男性。よくよく見てみれば、まだ二十代後半くらいだろうか。
切羽詰まった表情と、だんだん悔しさが滲んでいくその瞳を見下ろしながら、わたしはどうしたものかと小さく唸る。
「とりあえず縛ります」
マルガリータがそう言って、魔法で作り出したロープで男たちを次々と縛り上げていく。彼らが乗ってきた馬は少し離れた場所で地面に生えた草を食べていて、そこだけ平穏に見える。
「街に戻って盗賊として役人に引き渡しますか?」
ヴェロニカが恐る恐るわたしたちの近くに歩み寄り、男性たちの姿を見回したけれど――若干、苦しそうな目つきだと思った。
まあ、気持ちは解る。
目の前の男性たちは、明らかに栄養不良だ。食べ物に困っているのは解るけれど、それでもやっぱり許せないこともある。犯罪に手を染めるのは駄目だ。
だからわたしはリーダーにこう訊いた。
「何で難民申請しないの? あなたたち、疫病から逃げてきたんじゃないの?」
「……難民?」
リーダー氏、縛られた格好を自虐気味に見つめながら吐き出すように応えた。「無理に決まってるだろ」
「どうして?」
今まで見てきた街の様子を思い出してみれば、目の前の男性たちと似たような人たちが新しい仕事だったり家を求めていた。そこに何の問題も見えなかった。
「家を借りるお金がないとか? だからわたしたちを襲ったの?」
「……それもある」
彼は僅かに不満げに鼻を鳴らした後、わたしのことを見てさらに顔を顰めた。まあ、子供にしてやられた感じになっているからプライドも傷ついたんだろう、と思ったんだけど。
「俺たちは無理だろう」
彼はそう言った後で、そっと身体を捻って起こし、後ろ手に縛られている自分の手の方を見ろと仕草で示した。
何だろうとわたしが彼の背中の方へ回り込むと、一緒にヴェロニカもついてきた。
そして、わたしが首を傾げるのと同時にヴェロニカが言った。
「奴隷印があります」
「奴隷印?」
わたしは彼の右手の甲にある、焼き印に気づいた。丸い魔法陣みたいな、でもそこまで複雑ではない模様のやつ。
随分昔に着けられたのか、引き攣れたような傷跡となっていたけれど色は薄い。でも、火傷の痕であることは間違いなく、痛々しい感じがした。
「しかもこの模様……犯罪奴隷ではないですね?」
ヴェロニカは混乱したように目を瞬かせた。でもわたしはこの状況がよく解らなくて挙動不審になるだけだ。思わずマルガリータの方へ目をやると、甲冑をがちゃがちゃ言わせながらこちらに近づいてきて、小さなため息がこぼれた。
「更生不可能だと思われる凶悪犯には奴隷の焼き印を押すんですよ。その焼き印そのものに魔力が宿っていて、主人となった人間から逃げることも命令に背くこともできません。悪事が二度と起こせないように、魔術で縛られるんですよね」
「でも、これは違います」
ヴェロニカがこくこくと頷きながら、話を補足してくれる。「犯罪者用ではなくて、もっと古い……昔ながらの奴隷印です。でもこれ、今は禁止されているんですよ。一般人を奴隷として扱うことは、絶対に駄目だとされていて」
「そんなの表向きさ」
リーダーは苦々し気に笑った。「俺たちは孤児だ。学もなく、無力な子供の頃に仕事があるからって騙されて、奴隷商のところに連れ込まれて人生終わり」
「奴隷商……」
「奴隷商の頭はかの有名な貴族、レインデルス家でな? 借金のかたに親から引き離された子供たちや、残飯食べて生き延びているような孤児が連れてこられて、色々な場所に売り飛ばされていったよ」
出たよ、レインデルス家。ヴェロニカの実家。
叩かなくても出てくる埃の多いことといったら、どんだけだよ。
「俺たちはレインデルス家の持ってる鉱山で働かせられてたんだが、運よく疫病だか何だかの混乱で逃げ出してきたってわけだ。鉱山で奴隷をまとめていた人間も逃げてしまったし、逃げることだけは簡単だった」
「で、その後こうして盗賊になった?」
わたしがそう訊くと、彼はあっさりと頷いた。
「そりゃ、食い物がなければ餓死するし」
「でも、助けを求めたらきっと誰かが……」
「お嬢ちゃんは世間知らずかねえ?」
彼はくくく、と笑いながら肩を揺らす。「俺たちの手にある焼き印は都合よくできていてな。役人のところに逃げ込むことも魔術で禁じられてるから、助けを求めることもできない。悪事に手を染めなければ生きていけない上に、この状態で役人に突き出されたら今度こそ犯罪奴隷だ」
うわあああ、なんて声がヴェロニカの口から迸った。
泣きそうな顔、苦痛に歪むような唇。小声で「最低、最低、最低」と呟いているのも聞こえる。
そして、彼女は男たちの傍に次々と駆け寄り、何やら歌を歌いながらその手に魔力を集めていた。
彼女は聖女としての浄化の力で焼き印を消そうと躍起になっているようだった。見てみると確かに少しだけ焼き印が持つ魔力が弱くなった気もするけれど、ただそれだけだ。
そして、どうにもならないことを悟った彼女の目が、救いを求めるようにわたしとマルガリータに向けられた。
わたしはつい、マルガリータに上目遣いで訴える。
――マルちゃんの魔力温存させたかったけれど、ごめんなさい、こういう場合はどうしたらいいのか解らない。
やがて、マルガリータは小さなため息と共にわたしの気持ちを汲んでくれた。
その場に縛られている男たち全員の手に、治療魔法を使ってくれて、完全に奴隷印を消してくれたのだ。
魔力が大幅に削れたせいで、その場に倒れこみそうなくらいふらついているマルガリータ。
縛られた格好のまま目を見開いて硬直している男たち、涙を浮かべながら鼻をぐすぐすと鳴らすヴェロニカ。
そしてわたしはといえば、空腹で苦しんでいるならとりあえずご飯でも用意しようか、と考えていたのだった。
ただのドロップキックにしかなりませんでした。まる。
「シルフィア様ぁぁぁぁ! 何をしてくれちゃってるわけですかぁぁぁ! 戦うのはわたしの仕事ぉぉぉ!」
わたしの背後からマルガリータの悲鳴が上がっているのは気にしない。
気にしなくてはいけないのは、目の前に転がっている男たちの惨状である。
やっぱり、いきなり行動に移したのがいけなかったんだろう、慌てていたのでラブポーズなんて取る時間などなかった。
でも、馬から降りてこちらに走ってきた男に向かって「ちぇすとー!」と叫んで飛び蹴りをしたのは成功。むしろ、初めてやったわりには綺麗に決まって自分でも驚いた。
しかし、図解で見たやり方で攻撃するのは難しい。シャイニング・ウィザードって膝も使って相手の頭と首を『ぐきり』とやるやつよね? でもわたしの場合、ただ単に悪漢のにーちゃんの胸元にわたしの両足が突っ込んだだけのただのキックである。うん、多分これはドロップキック。渾身の力を乗せた、わたしの一撃。
で、勢い余ったんだろう。
森の木々さえなぎ倒す勢いで、そのにーちゃんの身体が吹っ飛んだわけだ。まるで映画のシーンみたいに。
「貴様!」
他の男たちが慌てて剣を抜いたり弓をつがえたり。
吹っ飛ばされた男性を助け起こしにいく人もいた。うん、そこはちょっとだけ認めてあげよう。
でも、考えてみればわたしは人間じゃなくて竜神なわけだから。
向かってきた全員をあっさり吹っ飛ばすのも簡単なわけだった。
ただし。
「シルフィア様……」
マルガリータが呆然と呟いている。「スカート姿なのに……」
――!?
そう言えばそうだった。今のわたしは身動きしやすい格好、膝下丈のスカートを身に着けている。それと、攻撃力が高そうなロングブーツ。
でも意外なことにスカートの裾が重いのだろうか、それとも運営……じゃなかった、神様として都合が悪いと思った修正が働いているのか、スカートがまくりあがることもなく終わったけれど……。
「まさか、覗いてないよね?」
わたしは一番近くに倒れている男性の傍に歩み寄り、しゃがみこんでそう訊いた。
「見ていたらわたしがとどめを刺します」
わたしの背後に巨大な山のようにそびえ立つようにしているマルガリータが、燃えるような怒りのオーラをまき散らしながら微笑んでいるけど、言っている言葉は酷い。
地面に倒れていた男性は最初、虚ろな目で空を見上げていたけれど、すぐにその焦点を結んでわたしたちを見上げた。盗賊たちの先頭に立っていた、リーダー的な男性。よくよく見てみれば、まだ二十代後半くらいだろうか。
切羽詰まった表情と、だんだん悔しさが滲んでいくその瞳を見下ろしながら、わたしはどうしたものかと小さく唸る。
「とりあえず縛ります」
マルガリータがそう言って、魔法で作り出したロープで男たちを次々と縛り上げていく。彼らが乗ってきた馬は少し離れた場所で地面に生えた草を食べていて、そこだけ平穏に見える。
「街に戻って盗賊として役人に引き渡しますか?」
ヴェロニカが恐る恐るわたしたちの近くに歩み寄り、男性たちの姿を見回したけれど――若干、苦しそうな目つきだと思った。
まあ、気持ちは解る。
目の前の男性たちは、明らかに栄養不良だ。食べ物に困っているのは解るけれど、それでもやっぱり許せないこともある。犯罪に手を染めるのは駄目だ。
だからわたしはリーダーにこう訊いた。
「何で難民申請しないの? あなたたち、疫病から逃げてきたんじゃないの?」
「……難民?」
リーダー氏、縛られた格好を自虐気味に見つめながら吐き出すように応えた。「無理に決まってるだろ」
「どうして?」
今まで見てきた街の様子を思い出してみれば、目の前の男性たちと似たような人たちが新しい仕事だったり家を求めていた。そこに何の問題も見えなかった。
「家を借りるお金がないとか? だからわたしたちを襲ったの?」
「……それもある」
彼は僅かに不満げに鼻を鳴らした後、わたしのことを見てさらに顔を顰めた。まあ、子供にしてやられた感じになっているからプライドも傷ついたんだろう、と思ったんだけど。
「俺たちは無理だろう」
彼はそう言った後で、そっと身体を捻って起こし、後ろ手に縛られている自分の手の方を見ろと仕草で示した。
何だろうとわたしが彼の背中の方へ回り込むと、一緒にヴェロニカもついてきた。
そして、わたしが首を傾げるのと同時にヴェロニカが言った。
「奴隷印があります」
「奴隷印?」
わたしは彼の右手の甲にある、焼き印に気づいた。丸い魔法陣みたいな、でもそこまで複雑ではない模様のやつ。
随分昔に着けられたのか、引き攣れたような傷跡となっていたけれど色は薄い。でも、火傷の痕であることは間違いなく、痛々しい感じがした。
「しかもこの模様……犯罪奴隷ではないですね?」
ヴェロニカは混乱したように目を瞬かせた。でもわたしはこの状況がよく解らなくて挙動不審になるだけだ。思わずマルガリータの方へ目をやると、甲冑をがちゃがちゃ言わせながらこちらに近づいてきて、小さなため息がこぼれた。
「更生不可能だと思われる凶悪犯には奴隷の焼き印を押すんですよ。その焼き印そのものに魔力が宿っていて、主人となった人間から逃げることも命令に背くこともできません。悪事が二度と起こせないように、魔術で縛られるんですよね」
「でも、これは違います」
ヴェロニカがこくこくと頷きながら、話を補足してくれる。「犯罪者用ではなくて、もっと古い……昔ながらの奴隷印です。でもこれ、今は禁止されているんですよ。一般人を奴隷として扱うことは、絶対に駄目だとされていて」
「そんなの表向きさ」
リーダーは苦々し気に笑った。「俺たちは孤児だ。学もなく、無力な子供の頃に仕事があるからって騙されて、奴隷商のところに連れ込まれて人生終わり」
「奴隷商……」
「奴隷商の頭はかの有名な貴族、レインデルス家でな? 借金のかたに親から引き離された子供たちや、残飯食べて生き延びているような孤児が連れてこられて、色々な場所に売り飛ばされていったよ」
出たよ、レインデルス家。ヴェロニカの実家。
叩かなくても出てくる埃の多いことといったら、どんだけだよ。
「俺たちはレインデルス家の持ってる鉱山で働かせられてたんだが、運よく疫病だか何だかの混乱で逃げ出してきたってわけだ。鉱山で奴隷をまとめていた人間も逃げてしまったし、逃げることだけは簡単だった」
「で、その後こうして盗賊になった?」
わたしがそう訊くと、彼はあっさりと頷いた。
「そりゃ、食い物がなければ餓死するし」
「でも、助けを求めたらきっと誰かが……」
「お嬢ちゃんは世間知らずかねえ?」
彼はくくく、と笑いながら肩を揺らす。「俺たちの手にある焼き印は都合よくできていてな。役人のところに逃げ込むことも魔術で禁じられてるから、助けを求めることもできない。悪事に手を染めなければ生きていけない上に、この状態で役人に突き出されたら今度こそ犯罪奴隷だ」
うわあああ、なんて声がヴェロニカの口から迸った。
泣きそうな顔、苦痛に歪むような唇。小声で「最低、最低、最低」と呟いているのも聞こえる。
そして、彼女は男たちの傍に次々と駆け寄り、何やら歌を歌いながらその手に魔力を集めていた。
彼女は聖女としての浄化の力で焼き印を消そうと躍起になっているようだった。見てみると確かに少しだけ焼き印が持つ魔力が弱くなった気もするけれど、ただそれだけだ。
そして、どうにもならないことを悟った彼女の目が、救いを求めるようにわたしとマルガリータに向けられた。
わたしはつい、マルガリータに上目遣いで訴える。
――マルちゃんの魔力温存させたかったけれど、ごめんなさい、こういう場合はどうしたらいいのか解らない。
やがて、マルガリータは小さなため息と共にわたしの気持ちを汲んでくれた。
その場に縛られている男たち全員の手に、治療魔法を使ってくれて、完全に奴隷印を消してくれたのだ。
魔力が大幅に削れたせいで、その場に倒れこみそうなくらいふらついているマルガリータ。
縛られた格好のまま目を見開いて硬直している男たち、涙を浮かべながら鼻をぐすぐすと鳴らすヴェロニカ。
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