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番外編
第201話 なんでや!
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王女殿下が長期休暇ということで城に戻られる。
と言うことは、自分の愛しい愛しいカミさんのサフィアも戻ってきとるっちゅーことや!!
なのに!!?
「なんで、隊長が出かけられとる時に書簡多いんや!?」
「うるさい、レクサス。黙って手を動かせ」
「くぅ……いつでもカミさんに会える副隊長が羨ましいわ!!」
「それはそうだが、イツキは息子にかかりきりだ。俺とてイツキとゆっくり出来ん」
「それでも会えるやん!!」
自分は……自分は毎日どころか年に数回会えるかどうかやねん!!
それは隊長と殿下もやけど……自分は一応結婚しとるんやで? もっともっと会いたいねん!! 愛を育みたいねん!!
けんど、現実はそうもいかんのやんなあ……。書簡の山を片付けても、会いに行けるかわからんしー……。
しょぼくれながら仕事をしとったけど……途中でミュラーが誰かを連れて来たんや。
「バーミィ隊長……奥様です」
「へ!?」
なんでか、サフィアを連れて来てくれやん!?
扉の方を見れば、人前やから涼しい表情のサフィアが居ったんや!!
びっくりしたし、勢いで抱きつきたかったが……ミュラーの前ででろでろになるのじゃ流石に恥ずかしいんで堪えたわ。
「……お疲れ様です」
「おん。どないしたん? 仕事落ち着いたんか?」
「……はい。その……」
「うん?」
「お茶……だけでもと、お誘いにきました」
だ・き・し・め・た・い!!
そんくらいの破壊力やったけど……我慢や、我慢やでレクサス!!
今ここには副隊長にミュラーがおるんや! でろでろになったらあかん!! キリッとせないかんのや!!
だから、手を背中ではなくサフィアのヘッドドレスの近くでぽんぽんと叩いた。
「ええで。……副隊長? そんくらいはええよな?」
「……まあ、せっかくだ。今からでもいいぞ」
「嬉しいけんど、キリのええとこまでするわ。サフィア、裏庭で待っとってもらってええか?」
「! はい!」
了承した時の反応もゴッツかわええんやけど!!
耐えるんや、レクサス!!
自分は今耐え時やねん!! 人前は……サフィアがめちゃくちゃ困るから出来んのや!!
と言うことは、自分の愛しい愛しいカミさんのサフィアも戻ってきとるっちゅーことや!!
なのに!!?
「なんで、隊長が出かけられとる時に書簡多いんや!?」
「うるさい、レクサス。黙って手を動かせ」
「くぅ……いつでもカミさんに会える副隊長が羨ましいわ!!」
「それはそうだが、イツキは息子にかかりきりだ。俺とてイツキとゆっくり出来ん」
「それでも会えるやん!!」
自分は……自分は毎日どころか年に数回会えるかどうかやねん!!
それは隊長と殿下もやけど……自分は一応結婚しとるんやで? もっともっと会いたいねん!! 愛を育みたいねん!!
けんど、現実はそうもいかんのやんなあ……。書簡の山を片付けても、会いに行けるかわからんしー……。
しょぼくれながら仕事をしとったけど……途中でミュラーが誰かを連れて来たんや。
「バーミィ隊長……奥様です」
「へ!?」
なんでか、サフィアを連れて来てくれやん!?
扉の方を見れば、人前やから涼しい表情のサフィアが居ったんや!!
びっくりしたし、勢いで抱きつきたかったが……ミュラーの前ででろでろになるのじゃ流石に恥ずかしいんで堪えたわ。
「……お疲れ様です」
「おん。どないしたん? 仕事落ち着いたんか?」
「……はい。その……」
「うん?」
「お茶……だけでもと、お誘いにきました」
だ・き・し・め・た・い!!
そんくらいの破壊力やったけど……我慢や、我慢やでレクサス!!
今ここには副隊長にミュラーがおるんや! でろでろになったらあかん!! キリッとせないかんのや!!
だから、手を背中ではなくサフィアのヘッドドレスの近くでぽんぽんと叩いた。
「ええで。……副隊長? そんくらいはええよな?」
「……まあ、せっかくだ。今からでもいいぞ」
「嬉しいけんど、キリのええとこまでするわ。サフィア、裏庭で待っとってもらってええか?」
「! はい!」
了承した時の反応もゴッツかわええんやけど!!
耐えるんや、レクサス!!
自分は今耐え時やねん!! 人前は……サフィアがめちゃくちゃ困るから出来んのや!!
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