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店長のまかない②
第1話 ジェイシリアでも
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た~いへんも、大変よねぇん?
ちょっと前に、このジェイシリアにやってきたアーニーの恋人。
エイペック様の養女で、素晴らしくお胸の大きかった子……イツキちゃんが来てから、この街はちょっとずつ変わっていった。主に食事についてだけど……。
(レシピが飛ぶように売れるだけじゃなくって、この王国を救ってくれただなんて……)
今日あの子は、イージアス城で勲章を与えられる事になっている。あたしが知っているのは、生産の方のギルドマスターから……レシピを買いに行く時に、たまたま教えてもらったから。
あの子に世話になった者同士、情報を共有しようって事で。
話題となっている『アレルギー』って病気は、個人差はあるけど……場合によっては死に至るんですって!?
あたしは幸いにもなかったけど、うちの店員のひとりが乾き物の豆とかで起きてしまった。ずっとだったから誰も気にはしてなかったけど……イツキちゃんからの情報を聞いたら、即やめさせたわん。
誰だって、毒ではなくても親しい相手に死んでほしくないもの。
(お城はそれを先に知ってたでしょうけど……ほんと、イツキちゃん様様だわん?)
アーニーは、それに該当していないようだけど。アレルギーって言うのは、本当に個人個人で違って……ある意味どんな食材でもその病気にかかってしまうんですって?
あたしの好物、サバとかもそうらしいけど……該当しなくて良かったわん!! イツキちゃんに教えてもらったサバのサンドイッチも好物のひとつに加わったんだもの!!
「今日は~サバサンド~~!!」
あたしは仕事がちょこっと暇になったから、気分転換も兼ねて自分で買い出しに来た。今日のおやつも、イツキちゃんがギルドに提供したレシピで作る、つ・も・り!!
絶対、ぜぇったい、美味しいはずだわ!!
期待大って気分よん!!
ただ、作り方がちょぉっと面倒らしいのよね~?
「よぉ、エマ!」
色々店を冷やかしていたら、魚を扱うお店のおっちゃんが声を掛けてきたわん?
「あら、おっちゃん?」
「ちょいと久しぶりだなあ? いいサバあるぜ?」
「生? 酢締め??」
「どっちもあるが、今日はどうするよ?」
「んふふ~~、今日の気分はサバサンドよん! 生ちょうだい!!」
「……サバサンド??」
「イツキちゃんが教えてくれたサンドイッチなのよん?」
「…………っつーと、あの嬢ちゃんか!?」
おっちゃんは、すぐに合点したらしくあたしに聞こうとしてたけーどぉ?
あたしもお腹空いているし、サバサンドのレシピはギルドにある事を告げてからさっさと退散したわん。サバはちょっとお手頃価格で買えたんだから、早速店に帰って店員達の分も作ったわよん!!
「「「「美味しいですー!!」」」」
毎日、程じゃないけど。サバの虜になったうちの店員達は、イツキちゃん直伝のサバサンドに夢中になってしまう。
あたしも、塩とレモンの味がマッチするサバサンドにはもう虜以上よん!!
そして、今日は初挑戦のおやつを作る予定。
「……ナカダレダンゴってどう言うお菓子なのかしら??」
響きが可愛くって、レシピ見た時に選んじゃったのよね~?
ちょっと前に、このジェイシリアにやってきたアーニーの恋人。
エイペック様の養女で、素晴らしくお胸の大きかった子……イツキちゃんが来てから、この街はちょっとずつ変わっていった。主に食事についてだけど……。
(レシピが飛ぶように売れるだけじゃなくって、この王国を救ってくれただなんて……)
今日あの子は、イージアス城で勲章を与えられる事になっている。あたしが知っているのは、生産の方のギルドマスターから……レシピを買いに行く時に、たまたま教えてもらったから。
あの子に世話になった者同士、情報を共有しようって事で。
話題となっている『アレルギー』って病気は、個人差はあるけど……場合によっては死に至るんですって!?
あたしは幸いにもなかったけど、うちの店員のひとりが乾き物の豆とかで起きてしまった。ずっとだったから誰も気にはしてなかったけど……イツキちゃんからの情報を聞いたら、即やめさせたわん。
誰だって、毒ではなくても親しい相手に死んでほしくないもの。
(お城はそれを先に知ってたでしょうけど……ほんと、イツキちゃん様様だわん?)
アーニーは、それに該当していないようだけど。アレルギーって言うのは、本当に個人個人で違って……ある意味どんな食材でもその病気にかかってしまうんですって?
あたしの好物、サバとかもそうらしいけど……該当しなくて良かったわん!! イツキちゃんに教えてもらったサバのサンドイッチも好物のひとつに加わったんだもの!!
「今日は~サバサンド~~!!」
あたしは仕事がちょこっと暇になったから、気分転換も兼ねて自分で買い出しに来た。今日のおやつも、イツキちゃんがギルドに提供したレシピで作る、つ・も・り!!
絶対、ぜぇったい、美味しいはずだわ!!
期待大って気分よん!!
ただ、作り方がちょぉっと面倒らしいのよね~?
「よぉ、エマ!」
色々店を冷やかしていたら、魚を扱うお店のおっちゃんが声を掛けてきたわん?
「あら、おっちゃん?」
「ちょいと久しぶりだなあ? いいサバあるぜ?」
「生? 酢締め??」
「どっちもあるが、今日はどうするよ?」
「んふふ~~、今日の気分はサバサンドよん! 生ちょうだい!!」
「……サバサンド??」
「イツキちゃんが教えてくれたサンドイッチなのよん?」
「…………っつーと、あの嬢ちゃんか!?」
おっちゃんは、すぐに合点したらしくあたしに聞こうとしてたけーどぉ?
あたしもお腹空いているし、サバサンドのレシピはギルドにある事を告げてからさっさと退散したわん。サバはちょっとお手頃価格で買えたんだから、早速店に帰って店員達の分も作ったわよん!!
「「「「美味しいですー!!」」」」
毎日、程じゃないけど。サバの虜になったうちの店員達は、イツキちゃん直伝のサバサンドに夢中になってしまう。
あたしも、塩とレモンの味がマッチするサバサンドにはもう虜以上よん!!
そして、今日は初挑戦のおやつを作る予定。
「……ナカダレダンゴってどう言うお菓子なのかしら??」
響きが可愛くって、レシピ見た時に選んじゃったのよね~?
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