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第456話 似ても違う作り方
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夏いちごをソースにする。
酸っぱいけど、ジャムっぽくするのと酸味を活かした二種類のソースにしていこう。
ジャムっぽくする方は、砂糖を入れて鍋で煮たら水分が出るので大丈夫。これは途中ルカリアちゃんに面倒を見てもらうので……もう一個はリトくんに手伝ってもらう。
魔法でいちごを固めて、はちみつや砂糖にレモン汁を入れて……これも鍋で煮るんだけど、どろどろになるからよりソースっぽくなるんだ。
ただ、どっちもどろどろだから……ここはラティスト様にちょっとお願いをしよう! 今は調理台の上をお片付け中だった。
「ラティスト、大精霊って魔法はほとんど可能って前に言ってたよね?」
「……まあ、大体ならば」
「時間を進めるのって禁止されていたりする?」
「……何に使うんだ?」
「いちごの寝かしに使うため」
「……なるほど。多分大丈夫だな」
人間とかに使うのはいけないことかもしれない感じかな?
いちごと砂糖を混ぜて、レモン汁も加えたら……魔法をお願いすると、指パッチンで時間がタイムラプスみたいに進んでいって、あっという間に赤い水に浸かったいちごの出来上がりだ!!
「ありがとう、ラティスト。これでシロップにするんだけど、全部はいっぺんに使えないからいちごミルク作るね」
「……甘い飲み物か?」
「病みつき間違いなし」
「期待する」
ということで、鍋の中身を煮立たせたら、アクを丁寧に取り除いてザルでよくこす。この時に、キッチンペーパーがあるといちごを傷つけないのでおすすめ。
ルカリアちゃん達のも出来上がって冷めたら……カウルにチーズケーキの冷め具合を確認してもらい、切り分けたらポットにソースを並べて。
「いざ、試食会!」
「「わーい!!」」
「同じ材料ですのに、作り方でこのように違うのですね?」
「面白いでしょー? 味に大きな差はないと思うけど、食べてみようか」
ルカリアちゃんの言う通り、材料はどれもほとんど同じだからね。スフレチーズケーキにはどれが一番合うかな?
酸っぱいけど、ジャムっぽくするのと酸味を活かした二種類のソースにしていこう。
ジャムっぽくする方は、砂糖を入れて鍋で煮たら水分が出るので大丈夫。これは途中ルカリアちゃんに面倒を見てもらうので……もう一個はリトくんに手伝ってもらう。
魔法でいちごを固めて、はちみつや砂糖にレモン汁を入れて……これも鍋で煮るんだけど、どろどろになるからよりソースっぽくなるんだ。
ただ、どっちもどろどろだから……ここはラティスト様にちょっとお願いをしよう! 今は調理台の上をお片付け中だった。
「ラティスト、大精霊って魔法はほとんど可能って前に言ってたよね?」
「……まあ、大体ならば」
「時間を進めるのって禁止されていたりする?」
「……何に使うんだ?」
「いちごの寝かしに使うため」
「……なるほど。多分大丈夫だな」
人間とかに使うのはいけないことかもしれない感じかな?
いちごと砂糖を混ぜて、レモン汁も加えたら……魔法をお願いすると、指パッチンで時間がタイムラプスみたいに進んでいって、あっという間に赤い水に浸かったいちごの出来上がりだ!!
「ありがとう、ラティスト。これでシロップにするんだけど、全部はいっぺんに使えないからいちごミルク作るね」
「……甘い飲み物か?」
「病みつき間違いなし」
「期待する」
ということで、鍋の中身を煮立たせたら、アクを丁寧に取り除いてザルでよくこす。この時に、キッチンペーパーがあるといちごを傷つけないのでおすすめ。
ルカリアちゃん達のも出来上がって冷めたら……カウルにチーズケーキの冷め具合を確認してもらい、切り分けたらポットにソースを並べて。
「いざ、試食会!」
「「わーい!!」」
「同じ材料ですのに、作り方でこのように違うのですね?」
「面白いでしょー? 味に大きな差はないと思うけど、食べてみようか」
ルカリアちゃんの言う通り、材料はどれもほとんど同じだからね。スフレチーズケーキにはどれが一番合うかな?
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