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第454話 チーズケーキの認識
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スフレチーズケーキは、作り方にもよるけど仕上がりはふんわり泡のような質感の焼きチーズケーキだ。
ロイズさんが『お?』と声を上げて、フォークですくった時の感触に驚いてくれたのは嬉しかった。ミハイムさんに教わったのじゃベイクドチーズケーキだけど、こっちのもだいぶ美味しいからね。作り方にちょっと模索はしたが、お師匠さんのお墨付きもあるし大丈夫だろう。
ロイズさんは不思議そうに見てから口に入れてくれて……すぐに肩を震わせた。
「うんめ……うめぇ!!? なんだこのケーキ!? フォークで持った時も驚いたが、マジで泡みてぇじゃないか! けど、チーズケーキだ!!」
「そうさ! スフレチーズケーキは手間もかかるがその分味わいは天下一品!! 場合によっては酒のつまみにも最適だ!!」
「だな!! ワインとか飲みたくなる……って、お前さんが偉ぶるな?! ケントが作ったんだろ!!」
「ふ……私とて試食で役立った」
「食っただけだろ!?」
とまあ、いつものやり取りはさておき……気に入っていただけて何よりだ。これだと、ウェディングケーキはこれに決まりそうかな?
「えっと……ロイズさん、このケーキでいいですか?」
「……だなあ。ルゥも好きそうな味なのは事実だ。仕上がりはシンプルだが、デカいと見応えありそうだし」
「あんまり重い食材は扱えませんけど、軽いベリーやチョコフレークのようなものなら有りです」
「そこは任せた!」
「はい!」
と言うことで、ウェディングケーキの種類は決まり、まずは雛型を作るべく……材料を厳選するところから始めるよ!!
「木苺にラズベリーにブルーベリーでやんすか……兄さん、普通のいちごは使わないでやんすか??」
「切ったら使えるけど……この時期のいちごって日本と同じで酸っぱいからソースにして使おうと思うんだ」
「なるほど、興味深い」
「ししょー、ぼくもお手伝いしたいです!」
「もちろんだよ、リトくん。ケーキは分量が大事だから、生地作りのいい勉強になると思うよ」
「はい!」
「ふんわりしたチーズケーキとは……革命的ですわね」
「お貴族さん達のところじゃないの?」
「お酒のお供が多いので、お茶菓子にはあまり……」
「へぇ」
世界が違えば食文化も違うのは本当に面白いなあ……。
ロイズさんが『お?』と声を上げて、フォークですくった時の感触に驚いてくれたのは嬉しかった。ミハイムさんに教わったのじゃベイクドチーズケーキだけど、こっちのもだいぶ美味しいからね。作り方にちょっと模索はしたが、お師匠さんのお墨付きもあるし大丈夫だろう。
ロイズさんは不思議そうに見てから口に入れてくれて……すぐに肩を震わせた。
「うんめ……うめぇ!!? なんだこのケーキ!? フォークで持った時も驚いたが、マジで泡みてぇじゃないか! けど、チーズケーキだ!!」
「そうさ! スフレチーズケーキは手間もかかるがその分味わいは天下一品!! 場合によっては酒のつまみにも最適だ!!」
「だな!! ワインとか飲みたくなる……って、お前さんが偉ぶるな?! ケントが作ったんだろ!!」
「ふ……私とて試食で役立った」
「食っただけだろ!?」
とまあ、いつものやり取りはさておき……気に入っていただけて何よりだ。これだと、ウェディングケーキはこれに決まりそうかな?
「えっと……ロイズさん、このケーキでいいですか?」
「……だなあ。ルゥも好きそうな味なのは事実だ。仕上がりはシンプルだが、デカいと見応えありそうだし」
「あんまり重い食材は扱えませんけど、軽いベリーやチョコフレークのようなものなら有りです」
「そこは任せた!」
「はい!」
と言うことで、ウェディングケーキの種類は決まり、まずは雛型を作るべく……材料を厳選するところから始めるよ!!
「木苺にラズベリーにブルーベリーでやんすか……兄さん、普通のいちごは使わないでやんすか??」
「切ったら使えるけど……この時期のいちごって日本と同じで酸っぱいからソースにして使おうと思うんだ」
「なるほど、興味深い」
「ししょー、ぼくもお手伝いしたいです!」
「もちろんだよ、リトくん。ケーキは分量が大事だから、生地作りのいい勉強になると思うよ」
「はい!」
「ふんわりしたチーズケーキとは……革命的ですわね」
「お貴族さん達のところじゃないの?」
「お酒のお供が多いので、お茶菓子にはあまり……」
「へぇ」
世界が違えば食文化も違うのは本当に面白いなあ……。
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