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第118話 ハンバーガー会議
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しょっぱいもので、不意に思い出した。
ライスバーガーは作ったけど、肝心の『ハンバーガー』は作っていないことに!!
とくれば……だ!!
「第一回、ハンバーガーの具材決定会議をしようと思います!」
事情を知る人達を、生産ギルドの会議室をお借りして集めました!!
同じ転生者と言うことで、お師匠さんはもちろんのこと。
エリーちゃんやロイズさん、ルゥさんにもお集まりいただき!!
ラティストとカウルももちろん居ますとも!
「うぉおおお!! ハンバーガーとくれば任せたまえ!!」
「……めちゃくちゃテンション上がってんな、ヴィー」
「あらぁ? 美味しそうな予感びんびんよん?」
「お前はわかる……」
大人組はこんなやり取りで見守ってくれています。
エリーちゃんは、少しそわそわしているけど。
「ねえ、ケント? ハンバーガーって、ここのオークションで出してるライスバーガーとは違うの?」
「うん! ちゃんとバンズってパンがあって、あとは具材をいろんなパターンで挟むんだー!!」
「ようやく実現か!」
「楽しみでやんすねぇ!」
ラティストとカウルには一度説明済みだから、今日の会議は楽しみで仕方がないもんね?
あ、そうそう。ルゥさんには、いい加減お伝えしなくちゃと……ロイズさんとお師匠さん経由で僕が転生者だって事は伝えた。
お師匠さん自身も転生者の事実に……お師匠さんは、コメカミぐりぐりでお許し(?)をいただけたそうだけど。ルゥさんのは痛そうだからなあ……。
は、さておき。
本題の会議です!
「野菜は当然入れるんですが……ハンバーガーは、ハンバーグや揚げ物などを挟んだサンドイッチと思ってください。ミニサイズ、通常サイズと僕は考えています」
エリーちゃんとかは気にしないけど……大口開けて、ハンバーガー食べる習慣とかは……女性とかだとこの世界にはないらしいからね?
僕らが作るパンで、少しずつその習慣が変わっている部分があるとのことで!!
ハンバーガーの具材を作る会議をしたいと思ったんだ!!
「ケント! 肉もいいが私はあれが食べたい!!」
「はい、お師匠さん!! 意見どうぞ!!」
「フィレオフィッシュバーガーだ!! タルタルソースとチーズを挟んだ!!」
なるほど……お魚のフライとかも、この世界だと需要がないらしいし。お師匠さんは、あんまり自炊出来ないから無理ないもんね?
ミックス粉の製造と改良とかは、今お師匠さんが頑張ってくれているけど。
「フィッシュ?」
「どう言う意味かしらん?」
「僕らのいた世界の公用語の一つなんです。僕とお師匠さんのいた国でも形を変えて使われているんですが、単純に『魚』を意味します。ただ、使うのは川魚じゃなくて……海の白身魚とかですね」
「それを……どうすんだ?」
「パン粉をつけてあげちゃいます。それをタルタルソースと言うものも挟んで、ハンバーガーにしちゃうんです」
「へー! 美味しそう!!」
エリーちゃんは興味大のようだ。
お師匠さんは、僕の説明に今すぐ食べたいと顔面偏差値がどんどん崩れていっちゃう……。
「魚はムニエルくらいしか食べない。それを……ハンバーガーだけじゃなく、揚げ物で需要が増えれば……市場のメニューも変わりそうだな?」
「いいんじゃなぁい?」
「じゃ、フィッシュバーガーは決定で」
他は、普通のハンバーガーにチーズバーガーとかでもいいかな?
提案すると、皆さん賛成と言ってくれました。
ライスバーガーは作ったけど、肝心の『ハンバーガー』は作っていないことに!!
とくれば……だ!!
「第一回、ハンバーガーの具材決定会議をしようと思います!」
事情を知る人達を、生産ギルドの会議室をお借りして集めました!!
同じ転生者と言うことで、お師匠さんはもちろんのこと。
エリーちゃんやロイズさん、ルゥさんにもお集まりいただき!!
ラティストとカウルももちろん居ますとも!
「うぉおおお!! ハンバーガーとくれば任せたまえ!!」
「……めちゃくちゃテンション上がってんな、ヴィー」
「あらぁ? 美味しそうな予感びんびんよん?」
「お前はわかる……」
大人組はこんなやり取りで見守ってくれています。
エリーちゃんは、少しそわそわしているけど。
「ねえ、ケント? ハンバーガーって、ここのオークションで出してるライスバーガーとは違うの?」
「うん! ちゃんとバンズってパンがあって、あとは具材をいろんなパターンで挟むんだー!!」
「ようやく実現か!」
「楽しみでやんすねぇ!」
ラティストとカウルには一度説明済みだから、今日の会議は楽しみで仕方がないもんね?
あ、そうそう。ルゥさんには、いい加減お伝えしなくちゃと……ロイズさんとお師匠さん経由で僕が転生者だって事は伝えた。
お師匠さん自身も転生者の事実に……お師匠さんは、コメカミぐりぐりでお許し(?)をいただけたそうだけど。ルゥさんのは痛そうだからなあ……。
は、さておき。
本題の会議です!
「野菜は当然入れるんですが……ハンバーガーは、ハンバーグや揚げ物などを挟んだサンドイッチと思ってください。ミニサイズ、通常サイズと僕は考えています」
エリーちゃんとかは気にしないけど……大口開けて、ハンバーガー食べる習慣とかは……女性とかだとこの世界にはないらしいからね?
僕らが作るパンで、少しずつその習慣が変わっている部分があるとのことで!!
ハンバーガーの具材を作る会議をしたいと思ったんだ!!
「ケント! 肉もいいが私はあれが食べたい!!」
「はい、お師匠さん!! 意見どうぞ!!」
「フィレオフィッシュバーガーだ!! タルタルソースとチーズを挟んだ!!」
なるほど……お魚のフライとかも、この世界だと需要がないらしいし。お師匠さんは、あんまり自炊出来ないから無理ないもんね?
ミックス粉の製造と改良とかは、今お師匠さんが頑張ってくれているけど。
「フィッシュ?」
「どう言う意味かしらん?」
「僕らのいた世界の公用語の一つなんです。僕とお師匠さんのいた国でも形を変えて使われているんですが、単純に『魚』を意味します。ただ、使うのは川魚じゃなくて……海の白身魚とかですね」
「それを……どうすんだ?」
「パン粉をつけてあげちゃいます。それをタルタルソースと言うものも挟んで、ハンバーガーにしちゃうんです」
「へー! 美味しそう!!」
エリーちゃんは興味大のようだ。
お師匠さんは、僕の説明に今すぐ食べたいと顔面偏差値がどんどん崩れていっちゃう……。
「魚はムニエルくらいしか食べない。それを……ハンバーガーだけじゃなく、揚げ物で需要が増えれば……市場のメニューも変わりそうだな?」
「いいんじゃなぁい?」
「じゃ、フィッシュバーガーは決定で」
他は、普通のハンバーガーにチーズバーガーとかでもいいかな?
提案すると、皆さん賛成と言ってくれました。
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