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第43話 ドンブリ作りへ①
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米の炊き方は、とても重要。
和食の中では……ほとんど主食の位置に座す米は、どの料理の引き立て役と言って良い。
研ぎ、洗い。
出来れば浸水もさせたいが……今回は、異世界産のコメと言うこともあり、実験も兼ねてそこは短めにしておく。
呼び名もだけど、調理法が違うようだから。わざわざ米粉にしてまで使うということは……コシヒカリの類かもしれない。
食べ物もある意味で生き物だから……給水の具合は種類によって違う。私はそう……まかないを作らせてもらう時に、米の炊き方を師匠から教わったのだ。
「……わざわざ、洗うのか?」
「意味あるん?」
「ちょっとした手間を加えるんです」
とげば、薄ピンク色の濁り水が出たので……米をこぼさないように水だけ捨て、軽く研いだら水をまた加えてもう一回。
最後にお釜へ米、水を順に入れていく。目盛りがないけど、だいたい米から一センチ以下の高さがあれば良い。
これを少しの間給水させてから炊けば、大丈夫だと思う。
「……このまま食うん?」
「違うから!」
この食いしん坊さんは、本当にそのままでしか食べてこなかったとは言え! あんまり我慢出来ないんだろうなあ……ほとんど生食が普通だったから。
「……煮るのか?」
スインドさんの方は、そうじゃないからかだいたいの調理法がわかったみたいだ。
「『炊く』と言う方法です。煮るだけでなく、米……リーガをふっくらと仕上げる方法なんですよ」
「……聞いたことがない」
「少し水に浸けておくと、また違った感じになります。その間に、載せるもの作っちゃいますね?」
「「のせる??」」
「今回、私が作ろうと思っているのは『丼』と言うものなんです」
「「……ドンブリ??」」
「リーガでは、よくある食べ方なんです」
と言っても、日本でも開発されたのは百年前程度だけど。
レンチンとかがなければ、温めも難しいし……とは言え、この世界にはないだろうから、出来立てを作るしかない!!
使う野菜は、ギルドで作った冷しゃぶサラダのとだいたい同じ。あとは、ポルネギとパプリを大ぶりではなくざっくりした千切りにしちゃう。
その準備が出来たら……次はソースもとい、『焼き肉のタレ』作りだ!
香りと風味が強い、ニンニクと生姜はちゃんとあったが……これも呼び名が違う。
ガリトとジーア。
用途は日本と同じだったけど、おろし金がなくて当然の食文化。だから、ここは手間だけど細かく刻むことにした。匂いにも人間以上に敏感なクレハには、生姜を刻むのをお願いしたわ。私がニンニクを限界まで刻んでいるのに、すぐに鼻を押さえていたもの。
「くっさ~!?」
「けど、美味しいソースになるわよー?」
「……ほんま?」
「ポン酢より、クレハならさらに好きになると思うわ」
「任せとき!」
餌で釣ったら、すぐに食いかかるって……ちょろくて良いの? このモンスターさん……。
スインドさんには、そろそろ炊き始めていたリーガの火加減を代わりに見てもらっていた。多少は料理をするらしいので、火加減については大丈夫らしい。あと、釜戸をこんな風に扱うのに興味を持ってくれたから。
「……湯気が出てきたが」
「はーい、見ますねー?」
タイマーとかがない世界だから、違うサインでしか具合が見れない。鍋つかみをお借りして、すこーしふたを開けてみれば。
いい具合にふつふつ言い出していた薄ピンクのお米との対面となった。
和食の中では……ほとんど主食の位置に座す米は、どの料理の引き立て役と言って良い。
研ぎ、洗い。
出来れば浸水もさせたいが……今回は、異世界産のコメと言うこともあり、実験も兼ねてそこは短めにしておく。
呼び名もだけど、調理法が違うようだから。わざわざ米粉にしてまで使うということは……コシヒカリの類かもしれない。
食べ物もある意味で生き物だから……給水の具合は種類によって違う。私はそう……まかないを作らせてもらう時に、米の炊き方を師匠から教わったのだ。
「……わざわざ、洗うのか?」
「意味あるん?」
「ちょっとした手間を加えるんです」
とげば、薄ピンク色の濁り水が出たので……米をこぼさないように水だけ捨て、軽く研いだら水をまた加えてもう一回。
最後にお釜へ米、水を順に入れていく。目盛りがないけど、だいたい米から一センチ以下の高さがあれば良い。
これを少しの間給水させてから炊けば、大丈夫だと思う。
「……このまま食うん?」
「違うから!」
この食いしん坊さんは、本当にそのままでしか食べてこなかったとは言え! あんまり我慢出来ないんだろうなあ……ほとんど生食が普通だったから。
「……煮るのか?」
スインドさんの方は、そうじゃないからかだいたいの調理法がわかったみたいだ。
「『炊く』と言う方法です。煮るだけでなく、米……リーガをふっくらと仕上げる方法なんですよ」
「……聞いたことがない」
「少し水に浸けておくと、また違った感じになります。その間に、載せるもの作っちゃいますね?」
「「のせる??」」
「今回、私が作ろうと思っているのは『丼』と言うものなんです」
「「……ドンブリ??」」
「リーガでは、よくある食べ方なんです」
と言っても、日本でも開発されたのは百年前程度だけど。
レンチンとかがなければ、温めも難しいし……とは言え、この世界にはないだろうから、出来立てを作るしかない!!
使う野菜は、ギルドで作った冷しゃぶサラダのとだいたい同じ。あとは、ポルネギとパプリを大ぶりではなくざっくりした千切りにしちゃう。
その準備が出来たら……次はソースもとい、『焼き肉のタレ』作りだ!
香りと風味が強い、ニンニクと生姜はちゃんとあったが……これも呼び名が違う。
ガリトとジーア。
用途は日本と同じだったけど、おろし金がなくて当然の食文化。だから、ここは手間だけど細かく刻むことにした。匂いにも人間以上に敏感なクレハには、生姜を刻むのをお願いしたわ。私がニンニクを限界まで刻んでいるのに、すぐに鼻を押さえていたもの。
「くっさ~!?」
「けど、美味しいソースになるわよー?」
「……ほんま?」
「ポン酢より、クレハならさらに好きになると思うわ」
「任せとき!」
餌で釣ったら、すぐに食いかかるって……ちょろくて良いの? このモンスターさん……。
スインドさんには、そろそろ炊き始めていたリーガの火加減を代わりに見てもらっていた。多少は料理をするらしいので、火加減については大丈夫らしい。あと、釜戸をこんな風に扱うのに興味を持ってくれたから。
「……湯気が出てきたが」
「はーい、見ますねー?」
タイマーとかがない世界だから、違うサインでしか具合が見れない。鍋つかみをお借りして、すこーしふたを開けてみれば。
いい具合にふつふつ言い出していた薄ピンクのお米との対面となった。
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