58 / 206
第58話 まだ手伝いにくい
しおりを挟む
使える手かはわかりませんが、何もやらないより……ずっと良いと思います!
『……ん。ここ、押さえて』
『こう、でしょうか?』
しかしながら……すぐに『使えない』手だとわかり。
ほとんどを、むーちゃんさんがお料理されることとなり……私は簡単なお手伝いだけです。
それでも……何もしないよりは良いのでしょうが。
『ん。大丈夫。次は』
むーちゃんさんは『スライム』と言う存在らしいのですが。
とても、お料理がお上手です。
国綱さんもですが、皆さんお料理がお上手なのですね?
私も!
国綱さんに作って差し上げたいです!!
『……お役に立ちたいです』
魔法ではお手伝いが出来ましても……お料理では全然です。せっかく、手がひとつでも戻りましたのに……ダメダメですね。
『……大丈夫。ゆっくり焦らず』
むーちゃんさんにも、励ましていただけます。
国綱さんもですが、皆さんお優しいです。
『……はい』
欲張りです。
出来ることが増えれば、何か別のことが出来るかもしれないと……焦ってしまいます。
私は……記憶も戻っていないのに、本当に情けないですね。
しばし、反省です。
『……ん。出来た』
『えぇ!?』
少しだけ反省していただけですのに……もうお料理が出来上がったようです!
けど……黄色い塊でした。真ん中には赤い線が。
『……これは、オムライス』
『……おむらいす?』
『卵の中に、ぎっしり味付けしたご飯がある』
『……ご飯』
おこのみやきとは……また違うんですね?
まだ顔がないので……私は食べることが出来ませんが。
お持ちするだけでも……と、お手伝いしようとしました、が。
『重いから、翠羽は食器』
むーちゃんさんが、触手をたくさん出して……皆さんのご飯を運ぶお姿はすごかったです!!
『……ん。ここ、押さえて』
『こう、でしょうか?』
しかしながら……すぐに『使えない』手だとわかり。
ほとんどを、むーちゃんさんがお料理されることとなり……私は簡単なお手伝いだけです。
それでも……何もしないよりは良いのでしょうが。
『ん。大丈夫。次は』
むーちゃんさんは『スライム』と言う存在らしいのですが。
とても、お料理がお上手です。
国綱さんもですが、皆さんお料理がお上手なのですね?
私も!
国綱さんに作って差し上げたいです!!
『……お役に立ちたいです』
魔法ではお手伝いが出来ましても……お料理では全然です。せっかく、手がひとつでも戻りましたのに……ダメダメですね。
『……大丈夫。ゆっくり焦らず』
むーちゃんさんにも、励ましていただけます。
国綱さんもですが、皆さんお優しいです。
『……はい』
欲張りです。
出来ることが増えれば、何か別のことが出来るかもしれないと……焦ってしまいます。
私は……記憶も戻っていないのに、本当に情けないですね。
しばし、反省です。
『……ん。出来た』
『えぇ!?』
少しだけ反省していただけですのに……もうお料理が出来上がったようです!
けど……黄色い塊でした。真ん中には赤い線が。
『……これは、オムライス』
『……おむらいす?』
『卵の中に、ぎっしり味付けしたご飯がある』
『……ご飯』
おこのみやきとは……また違うんですね?
まだ顔がないので……私は食べることが出来ませんが。
お持ちするだけでも……と、お手伝いしようとしました、が。
『重いから、翠羽は食器』
むーちゃんさんが、触手をたくさん出して……皆さんのご飯を運ぶお姿はすごかったです!!
0
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。

断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
バツ印令嬢の癒し婚
澤谷弥(さわたに わたる)
キャラ文芸
鬼と対抗する霊力を持つ術師華族。
彼らは、その力を用いてこの国を鬼の手から守っている。
春那公爵家の娘、乃彩は高校3年であるにもかかわらず、離婚歴がすでに3回もあった。
また、彼女の力は『家族』にしか使えない。
そのため学校でも能なし令嬢と呼ばれ、肩身の狭い思いをしていた。
それに引き換え年子の妹、莉乃は将来を有望視される術師の卵。
乃彩と莉乃。姉妹なのに術師としての能力差は歴然としていた。
ある日、乃彩は学校の帰り道にとてつもなく強い呪いを受けている男性と出会う。
彼は日夏公爵家当主の遼真。このまま放っておけば、この男は近いうちに確実に死ぬ。
それに気づいた乃彩は「結婚してください」と遼真に迫っていた。
鬼から強い呪いをかけられ命を奪われつつある遼真(24歳)&『家族』にしか能力を使えない能なし令嬢と呼ばれる乃彩(高3、18歳)
この結婚は遼真を助けるため、いや術師華族を守るための結婚だったはずなのに――
「一生、側にいろ。俺にはおまえが必要だ」離婚前提の結婚から始まる現代風和風ファンタジー
【完結】恋は、終わったのです
楽歩
恋愛
幼い頃に決められた婚約者、セオドアと共に歩む未来。それは決定事項だった。しかし、いつしか冷たい現実が訪れ、彼の隣には別の令嬢の笑顔が輝くようになる。
今のような関係になったのは、いつからだったのだろう。
『分からないだろうな、お前のようなでかくて、エマのように可愛げのない女には』
身長を追い越してしまった時からだろうか。
それとも、特進クラスに私だけが入った時だろうか。
あるいは――あの子に出会った時からだろうか。
――それでも、リディアは平然を装い続ける。胸に秘めた思いを隠しながら。
桜の花が散る頃に
ジャメヴ
キャラ文芸
小学2年生の主人公、親盛冴人は非常に頭が良い。刑事である父親の影響もあり、趣味はミステリー小説を読む事だ。頭が良すぎると同級生と遊んでも面白く無い、とはならず、友達を自分の楽しめる遊びに誘う事ができた。自分の楽しめる遊び……それが冴人が創設した『少年探偵団』だ。たまたまだが、集まったメンバーの頭も良かった。『少年探偵団』のメンバーは、親盛冴人、人見信行、中川華代、薬丸一、小園空。
ある日、隣のクラスの優等生、手塚聡が『少年探偵団』に挑戦状を叩きつけてきた。だが、冴人は即座に暗号を解く事に成功する。手塚聡は、この結果を兄、手塚秀に伝えた。兄秀はかなり小柄な6年の優等生だ。秀は『少年探偵団』の能力の高さを認め、弟の敵討ちとばかりに挑戦を申し込んできた。『少年探偵団』は冴人の統率力でチームワークを最大限上げる事に成功したのだが……。
グランディア様、読まないでくださいっ!〜仮死状態となった令嬢、婚約者の王子にすぐ隣で声に出して日記を読まれる〜
月
恋愛
第三王子、グランディアの婚約者であるティナ。
婚約式が終わってから、殿下との溝は深まるばかり。
そんな時、突然聖女が宮殿に住み始める。
不安になったティナは王妃様に相談するも、「私に任せなさい」とだけ言われなぜかお茶をすすめられる。
お茶を飲んだその日の夜、意識が戻ると仮死状態!?
死んだと思われたティナの日記を、横で読み始めたグランディア。
しかもわざわざ声に出して。
恥ずかしさのあまり、本当に死にそうなティナ。
けれど、グランディアの気持ちが少しずつ分かり……?
※この小説は他サイトでも公開しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる