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第二章
助っ人
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「な――。」
「ひっ!」
クォーツが何か言いかけるが、それの圧で言葉を失い、目を大きく見開いている。
コーラルは悲鳴を上げ、口をパクパク上げている。
「……。」
相手の威圧に飲まれている二人に私はジッと私たちを見ていた存在に声をかける。
「金剛。」
「へいへい、お姫さん。」
『もっとシャンとせんか。』
相変わらずの二人に私は首を竦める。
「嵐牙さん、そちらの二人をお願いいたします。」
金剛は私と共にこれを仕留めましょう。」
「うぇ…、シャドードラゴンかよ。」
「そんなに嫌な相手かしら?」
「お姫さんは反則級の存在だから何とも追わないのかもしれないけど、普通の人間だったら裸足で逃げ出す存在だぞ。」
「…ワイバーンに毛が生えたような存在だと思いますけどね。」
「そんな事を言えるのはお姫さんだけだぞ。」
「……。」
私はちらりと嵐牙を見れば彼は苦笑をしていた。
『某は何も言えぬ。』
「ほーらな。」
「五月蠅いです。」
剣を構え、剣に力を込めようとして、止めた。
「ん?」
力の流れを感じ取ったのか、金剛は首を傾げる。
「お姫さん、何で力を込めるのを止めたんだ?」
「嫌な音がしもので。」
「んー、あー、確かに駄目だなー、というか、その剣結構な粗悪品だな。」
「支給品ですからね。」
「あー、確かに一般人よりもちょいできる奴なら十分かもしれねぇけど、お姫さんには完全にあってないわ。」
「ですよね。」
「そんなんじゃ、いつ壊れてもおかしくないだろうな。」
「何となします。」
私は剣に直接力を込めるのではなく、剣の周りに力を纏わせる。
「器用だな、だけど、それだと切れないじゃねぇか?」
「大丈夫です、力を振動させて切れやすくしています。」
「本当にお姫さんは規格外だな。」
金剛は軽口を叩きながらシャドードラゴンの攻撃を紙一重で避けていく。
「私はそのような大したものじゃありませんと何度か言っているはずなのですけれども。」
「だーかーら、それはお姫さんの思い違いだって。」
「そんなはずはありません。」
「あるある。」
しつこい金剛に私はため息を零し、そして、軽く地面を蹴り上げてシャドードラゴンの首の高さまで飛び上がる。
「はっ!」
一閃首を刎ねるために剣を振るうが、それを本能的に危ないと完治したシャドードラゴンはしっぽで私を振り払うように襲い掛かる。
「ちっ、そう簡単には狩らせてはくれませんか。」
舌打ちをしながら風を使いしっぽからの直接攻撃は逃れるが、風圧が私に襲い掛かる。
「くっ…。」
想定以上のそれに私はうめき声を漏らす。
「お姫さん一人で頑張るのはいいけど、オレがいる事を忘れて欲しくないな。」
「でしたら、ちゃんと働いてください。」
「えー、こんなにも頑張っているのに……なっ!」
金剛はいつの間にか張り巡らせた縄を引きシャドードラゴンの足を拘束しようとするが、するりと縄がシャドードラゴンの足をすり抜ける。
「ありゃ?」
「貴方は馬鹿ですか?」
『馬鹿だ。』
このシャドードラゴンは名の通り影で出てきている。
なのに彼は何の対策もしてない縄を使おうとしたのだ、せっかく時間を稼いだのに一体何をやっているのだろう。
「シャドードラゴンには物理攻撃が聞きません。」
「マジで?」
「ええ、何の為に私が剣に光を付与しようとしてたか分かってなかったのですか。」
「あー、そう言えば、じっちゃんの小難しい話であったような。」
『……しっかりと長老に話を付けぬといけぬな。』
「えー、やだやだ、せっかくの自由がなくなるじゃん。」
『なくなってしまって構わぬだろう、』
「ひっでーっ!」
『そんなんでやっていたら命がいくつあっても足らぬであろう。』
「大丈夫、大丈夫。」
『……そうやって己の力を過信して死んでいった者たちを何にも見てきた。』
「んなの、他は他、オレはオレだろう?全然大丈夫だろう。」
「……そんなんだから、十の小娘に負けるんですよ。」
金剛の言葉に私は思わずため息を零す。
「それはお姫さんが特別だからさ。」
『それはそうかもしれぬが。』
「否定してください、私はいつだって誰よりも弱いんです。」
「だーかーら、弱かったらワイバーンとかを一人で倒せないからな。」
「いいえ、一人前の人でしたら朝飯前ですよ、だって、酒場のおじ様たちもよく言ってましたもの。」
「いや、それは、ただの見栄だろう。」
「いいえ、きっと本当の事ですそんな事を言ったらあの方々を貶している事になるんですから。」
金剛は遠い目をして嵐牙を見た。
「なあ、このお姫さんの認識って変じゃねぇ?」
『言うな。』
「何で自己評価はメッチャ低い癖に、他に対しては何でこんなに高いんだよ、めっちゃ狂ってる。」
「私が狂っている、変なのは昔からですよ。」
金剛の言葉に私は口角を上げる。
「私は……。」
化け物なのだから。
最近は感じていなかった心臓が冷える。
全身が凍り付く。
そうだ、私は…一人で生きていなくてはいない。
他人に頼るなんてダメだ。
私は化け物、人とは相いれない存在。
そうだ、何を配慮する必要があったんだろう。
簡単な事。
さあ、一気にイキマショウ。
「ひっ!」
クォーツが何か言いかけるが、それの圧で言葉を失い、目を大きく見開いている。
コーラルは悲鳴を上げ、口をパクパク上げている。
「……。」
相手の威圧に飲まれている二人に私はジッと私たちを見ていた存在に声をかける。
「金剛。」
「へいへい、お姫さん。」
『もっとシャンとせんか。』
相変わらずの二人に私は首を竦める。
「嵐牙さん、そちらの二人をお願いいたします。」
金剛は私と共にこれを仕留めましょう。」
「うぇ…、シャドードラゴンかよ。」
「そんなに嫌な相手かしら?」
「お姫さんは反則級の存在だから何とも追わないのかもしれないけど、普通の人間だったら裸足で逃げ出す存在だぞ。」
「…ワイバーンに毛が生えたような存在だと思いますけどね。」
「そんな事を言えるのはお姫さんだけだぞ。」
「……。」
私はちらりと嵐牙を見れば彼は苦笑をしていた。
『某は何も言えぬ。』
「ほーらな。」
「五月蠅いです。」
剣を構え、剣に力を込めようとして、止めた。
「ん?」
力の流れを感じ取ったのか、金剛は首を傾げる。
「お姫さん、何で力を込めるのを止めたんだ?」
「嫌な音がしもので。」
「んー、あー、確かに駄目だなー、というか、その剣結構な粗悪品だな。」
「支給品ですからね。」
「あー、確かに一般人よりもちょいできる奴なら十分かもしれねぇけど、お姫さんには完全にあってないわ。」
「ですよね。」
「そんなんじゃ、いつ壊れてもおかしくないだろうな。」
「何となします。」
私は剣に直接力を込めるのではなく、剣の周りに力を纏わせる。
「器用だな、だけど、それだと切れないじゃねぇか?」
「大丈夫です、力を振動させて切れやすくしています。」
「本当にお姫さんは規格外だな。」
金剛は軽口を叩きながらシャドードラゴンの攻撃を紙一重で避けていく。
「私はそのような大したものじゃありませんと何度か言っているはずなのですけれども。」
「だーかーら、それはお姫さんの思い違いだって。」
「そんなはずはありません。」
「あるある。」
しつこい金剛に私はため息を零し、そして、軽く地面を蹴り上げてシャドードラゴンの首の高さまで飛び上がる。
「はっ!」
一閃首を刎ねるために剣を振るうが、それを本能的に危ないと完治したシャドードラゴンはしっぽで私を振り払うように襲い掛かる。
「ちっ、そう簡単には狩らせてはくれませんか。」
舌打ちをしながら風を使いしっぽからの直接攻撃は逃れるが、風圧が私に襲い掛かる。
「くっ…。」
想定以上のそれに私はうめき声を漏らす。
「お姫さん一人で頑張るのはいいけど、オレがいる事を忘れて欲しくないな。」
「でしたら、ちゃんと働いてください。」
「えー、こんなにも頑張っているのに……なっ!」
金剛はいつの間にか張り巡らせた縄を引きシャドードラゴンの足を拘束しようとするが、するりと縄がシャドードラゴンの足をすり抜ける。
「ありゃ?」
「貴方は馬鹿ですか?」
『馬鹿だ。』
このシャドードラゴンは名の通り影で出てきている。
なのに彼は何の対策もしてない縄を使おうとしたのだ、せっかく時間を稼いだのに一体何をやっているのだろう。
「シャドードラゴンには物理攻撃が聞きません。」
「マジで?」
「ええ、何の為に私が剣に光を付与しようとしてたか分かってなかったのですか。」
「あー、そう言えば、じっちゃんの小難しい話であったような。」
『……しっかりと長老に話を付けぬといけぬな。』
「えー、やだやだ、せっかくの自由がなくなるじゃん。」
『なくなってしまって構わぬだろう、』
「ひっでーっ!」
『そんなんでやっていたら命がいくつあっても足らぬであろう。』
「大丈夫、大丈夫。」
『……そうやって己の力を過信して死んでいった者たちを何にも見てきた。』
「んなの、他は他、オレはオレだろう?全然大丈夫だろう。」
「……そんなんだから、十の小娘に負けるんですよ。」
金剛の言葉に私は思わずため息を零す。
「それはお姫さんが特別だからさ。」
『それはそうかもしれぬが。』
「否定してください、私はいつだって誰よりも弱いんです。」
「だーかーら、弱かったらワイバーンとかを一人で倒せないからな。」
「いいえ、一人前の人でしたら朝飯前ですよ、だって、酒場のおじ様たちもよく言ってましたもの。」
「いや、それは、ただの見栄だろう。」
「いいえ、きっと本当の事ですそんな事を言ったらあの方々を貶している事になるんですから。」
金剛は遠い目をして嵐牙を見た。
「なあ、このお姫さんの認識って変じゃねぇ?」
『言うな。』
「何で自己評価はメッチャ低い癖に、他に対しては何でこんなに高いんだよ、めっちゃ狂ってる。」
「私が狂っている、変なのは昔からですよ。」
金剛の言葉に私は口角を上げる。
「私は……。」
化け物なのだから。
最近は感じていなかった心臓が冷える。
全身が凍り付く。
そうだ、私は…一人で生きていなくてはいない。
他人に頼るなんてダメだ。
私は化け物、人とは相いれない存在。
そうだ、何を配慮する必要があったんだろう。
簡単な事。
さあ、一気にイキマショウ。
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