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ドMのマッチョを貧相な青年が組み敷いてくんずほぐれつする話
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目の前で大きな体が忙しなく動く。
ダンベルを上下させながら、息を荒くして汗の滴を垂らした。
「ねー、的場ちゃんそれいつまでやるの?」
ソファーに横になり、体を預けたまま声を掛ける。
ガシャンと音を立ててダンベルが置かれた。
「後一セットだから、少し待ってろ」
タイマーを一分にセットし、長椅子に腰掛ける。
休息の時間すら管理しているらしい。
「可愛い彼氏ちゃんが遊びに来てるってのに、それ本当に必要?俺寂しいんだけど」
「大紀、ちょっと黙ってろ…。すぐ終わらせる」
小さく鳴るタイマーを止め、再びダンベルを持ち上げた。
ふっ、ふっという呼吸音が部屋に響く。
むっとした汗の香りが大紀の所まで漂ってきて、昨夜のセックスを思い出させた。
「はっ―、はぁっ、ふっ」
上下する太い腕を眺めている内に、決められたセット数が終わったようだ。
長椅子に掛けられたタオルで汗を拭いながら大紀に近寄る。
「悪い、シャワー浴びてくる」
横を通り過ぎようとする的場の腕を掴み、自分の方へと引き寄せた。
「…いい。こっち来て」
「いや、汗が―」
「いいから。」
腕を引っ張ってソファーに座らせた。
肩を抱き、湿った質感の肌を撫でる。
「あー…えっろ。やばいちんこ勃った」
「お、おい!したいならシャワー浴びてから―」
「違うんだって。分かってないなー」
的場の首筋に顔を埋め、深く呼吸する。
胸いっぱいに香りを吸い込み、塩気のある皮膚をべろりと舐めた。
「汗だくマッチョの的場ちゃんを、涼しい顔したひょろひょろの俺がどうにかしちゃう、ってシチュエーションに興奮すんの」
「…何だお前、変態か?」
「うん、そうだよー」
笑いながら的場の手を取り、自分の股間に導く。
硬く立ち上がったそこに当てると、ゆるゆると手が動き出した。
「ねー、咥えてよ」
肩を軽く噛みながら言うと的場は、うっ、と小さく唸ってから顔を下げた。
下着を脱がし、筋肉も脂肪もない大紀の腰を掴んで肉棒に口付ける。
「…っ、相変わらず、大きいな」
「そー?俺は的場ちゃんのちんちん、可愛くて好きだけど」
的場の股ぐらを見る。
短パンが小さく膨らんで布地を押し上げていた。
ぐぽりと音を立てて肉棒が口内に吸い込まれる。
「っ、あったけー…」
唾液を溢しながら上下する頭を優しく撫でる。
汗に濡れて湿った髪に指を通した。
「歯立てたら殺すからね」
右手を的場の乳首へと伸ばす。
ゆるく撫でた後、爪先を使って捻り上げた。
「んぶっ、ぅ」
「あ、口離しても殺す」
思わず離れかけた唇を再度引き締める。
歯が当たらないよう、幹と歯の間に舌を挟んだ。
「かわいそー、乳首真っ赤になっちゃって。痛い?でも気持ちいいんだよね」
再び捻り上げると、的場の短パンがじわりと濡れた。
「あー、可愛い。こんなに厳ついのに、俺に乳首つねられて出ちゃいそうになるドMなんだもんね」
左手で頭を鷲掴み、肉棒を引き抜いた。
幹の部分に僅かに血が付いている。
「…的場ちゃん、口開けて」
顎を掴んで口内を覗くと、舌の裏側が切れてしまっていた。
歯を立てまいと自分の舌を噛んでいたらしい。
「あぁ、血。的場ちゃん、血出てる。痛い?痛い?」
親指と人差し指で舌を摘まんで引っ張り出す。
傷口をぐりぐりと押すと、更に血が滲んで指を濡らした。
「―い、いひゃ―っ」
的場の体が震える。
その様子を見る大紀の目がぎらりと輝いた。
血塗れの唇に自分の唇を合わせ、舌を吸い上げる。
口内に血の味が広がり、鉄臭い匂いが鼻を抜けた。
大きな体をソファーに押し倒し、短パンを剥ぎ取る。
ぷるんと震えて、やや小さめの肉棒が現れた。
片手で乱暴に幹を扱きながら、口内の舌をぐるりと掻き回す。
互いの唾液と血液が混じり合い、薄赤色になった液が的場の頬を伝ってソファーへ垂れた。
「やば。ね、入れていいよね」
勢い良く的場の体を裏返した。
むっちりとした尻肉を押し広げ、血の香りがする舌で窄まった穴をつつく。
「ぅっ、―ぁ」
「力抜かないと痛いよ」
唾液でたっぷりと濡らし、ほじるように舌を挿入した。
空いている右手を的場の口元へ持っていき、指を舐めさせる。
「ん、ふっ…ぅ」
ぴちゃりと淫猥な音が部屋に響く。
耳を犯されるような音とひりつく舌、穴を嬲られる感覚が重なり合って、的場は腰をがくがく揺らした。
大紀は舌を抜き、代わりに濡れそぼった指を穴に当てた。
すぼまりを伸ばすように撫でてから、ゆっくりと中指を入れていく。
「うっ」
低く掠れた声がした。
水音を響かせながら、出し入れを段々と深くしていく。
根本まで入った所で腹側へ指を折り曲げる。
「ん、ぁっ」
リズム良く前立腺を刺激し、指を引き抜いた。
ぐじゅりという音と共に少量の液体が流れ出る。
「…うわ、昨日のが出てきた。ちゃんと掻き出さないと腹壊すって」
「―も、勿体無くて、すまない…」
後ろを向いているが、良く見れば耳元が赤くなっている。
「的場ちゃんかわいい。入れちゃお」
幹から太く立ち上がった己を支え、緩く解れた穴へ宛がう。
周囲のぬめりを絡めて腰を突き出すと、先端がつぷりと入り込んだ。
「ん、ぁ―っ」
「ぐずぐずじゃん。めっちゃ気持ちー…」
あたたかく柔らかい肉が絡み付き、程よく絞め付ける。
腰を振るスピードがどんどん上がって、肌がぶつかり合う音が部屋中に響く。
「―ぁ、うっ、ぅ…大紀っ」
欲望のままに抽挿を続ける。
時折最奥にぶつかると、的場が大きく鳴いた。
「―ふ、ぅ、あ―、ぃい―ッ」
「翻弄されちゃって…っ、かわいい」
腰を掴んでいた手を離し、髪を鷲掴む。
軽く引き寄せて的場が仰け反ると、当たる所が変わったのか、高い声が出た。
愛しい気持ちが高まって、むずむずするような、歯茎が痒いような不思議な感覚に襲われた。
目の前の首筋に唇を寄せ、思い切り噛みつく。
ぎりり、と肌を突き破って歯が食い込む。
「いっ、痛―ぁあッ」
的場が全身を大きく震わせ、精を吐き出した。
「―ぅ、絞めすぎっ、―ッッ」
うねる柔肉に強く絞め上げられ、最奥へ精を叩き付けた。
「…的場ちゃん、お風呂行こっか」
「あ、あぁ…」
気怠い体を起こし、連れ立って風呂場へ向かう。
浴室へ入って、熱めのシャワーを二人で浴びた。
「ごめんね、またやりすぎちゃった」
的場の首筋にはくっきりと歯形が付いている。
舌もひりついているし、髪を引っ張られていた頭皮は未だにじんじんとしていた。
「いや、いい。…跡が残るのは嬉しい」
太い指で自らの首を撫でる。
薄く微笑むと、大紀の額に口付けを落とした。
「大紀、愛してる」
「俺もだよ、的場ちゃん」
視線を合わせ、どちらからともなく唇を合わせた。
ダンベルを上下させながら、息を荒くして汗の滴を垂らした。
「ねー、的場ちゃんそれいつまでやるの?」
ソファーに横になり、体を預けたまま声を掛ける。
ガシャンと音を立ててダンベルが置かれた。
「後一セットだから、少し待ってろ」
タイマーを一分にセットし、長椅子に腰掛ける。
休息の時間すら管理しているらしい。
「可愛い彼氏ちゃんが遊びに来てるってのに、それ本当に必要?俺寂しいんだけど」
「大紀、ちょっと黙ってろ…。すぐ終わらせる」
小さく鳴るタイマーを止め、再びダンベルを持ち上げた。
ふっ、ふっという呼吸音が部屋に響く。
むっとした汗の香りが大紀の所まで漂ってきて、昨夜のセックスを思い出させた。
「はっ―、はぁっ、ふっ」
上下する太い腕を眺めている内に、決められたセット数が終わったようだ。
長椅子に掛けられたタオルで汗を拭いながら大紀に近寄る。
「悪い、シャワー浴びてくる」
横を通り過ぎようとする的場の腕を掴み、自分の方へと引き寄せた。
「…いい。こっち来て」
「いや、汗が―」
「いいから。」
腕を引っ張ってソファーに座らせた。
肩を抱き、湿った質感の肌を撫でる。
「あー…えっろ。やばいちんこ勃った」
「お、おい!したいならシャワー浴びてから―」
「違うんだって。分かってないなー」
的場の首筋に顔を埋め、深く呼吸する。
胸いっぱいに香りを吸い込み、塩気のある皮膚をべろりと舐めた。
「汗だくマッチョの的場ちゃんを、涼しい顔したひょろひょろの俺がどうにかしちゃう、ってシチュエーションに興奮すんの」
「…何だお前、変態か?」
「うん、そうだよー」
笑いながら的場の手を取り、自分の股間に導く。
硬く立ち上がったそこに当てると、ゆるゆると手が動き出した。
「ねー、咥えてよ」
肩を軽く噛みながら言うと的場は、うっ、と小さく唸ってから顔を下げた。
下着を脱がし、筋肉も脂肪もない大紀の腰を掴んで肉棒に口付ける。
「…っ、相変わらず、大きいな」
「そー?俺は的場ちゃんのちんちん、可愛くて好きだけど」
的場の股ぐらを見る。
短パンが小さく膨らんで布地を押し上げていた。
ぐぽりと音を立てて肉棒が口内に吸い込まれる。
「っ、あったけー…」
唾液を溢しながら上下する頭を優しく撫でる。
汗に濡れて湿った髪に指を通した。
「歯立てたら殺すからね」
右手を的場の乳首へと伸ばす。
ゆるく撫でた後、爪先を使って捻り上げた。
「んぶっ、ぅ」
「あ、口離しても殺す」
思わず離れかけた唇を再度引き締める。
歯が当たらないよう、幹と歯の間に舌を挟んだ。
「かわいそー、乳首真っ赤になっちゃって。痛い?でも気持ちいいんだよね」
再び捻り上げると、的場の短パンがじわりと濡れた。
「あー、可愛い。こんなに厳ついのに、俺に乳首つねられて出ちゃいそうになるドMなんだもんね」
左手で頭を鷲掴み、肉棒を引き抜いた。
幹の部分に僅かに血が付いている。
「…的場ちゃん、口開けて」
顎を掴んで口内を覗くと、舌の裏側が切れてしまっていた。
歯を立てまいと自分の舌を噛んでいたらしい。
「あぁ、血。的場ちゃん、血出てる。痛い?痛い?」
親指と人差し指で舌を摘まんで引っ張り出す。
傷口をぐりぐりと押すと、更に血が滲んで指を濡らした。
「―い、いひゃ―っ」
的場の体が震える。
その様子を見る大紀の目がぎらりと輝いた。
血塗れの唇に自分の唇を合わせ、舌を吸い上げる。
口内に血の味が広がり、鉄臭い匂いが鼻を抜けた。
大きな体をソファーに押し倒し、短パンを剥ぎ取る。
ぷるんと震えて、やや小さめの肉棒が現れた。
片手で乱暴に幹を扱きながら、口内の舌をぐるりと掻き回す。
互いの唾液と血液が混じり合い、薄赤色になった液が的場の頬を伝ってソファーへ垂れた。
「やば。ね、入れていいよね」
勢い良く的場の体を裏返した。
むっちりとした尻肉を押し広げ、血の香りがする舌で窄まった穴をつつく。
「ぅっ、―ぁ」
「力抜かないと痛いよ」
唾液でたっぷりと濡らし、ほじるように舌を挿入した。
空いている右手を的場の口元へ持っていき、指を舐めさせる。
「ん、ふっ…ぅ」
ぴちゃりと淫猥な音が部屋に響く。
耳を犯されるような音とひりつく舌、穴を嬲られる感覚が重なり合って、的場は腰をがくがく揺らした。
大紀は舌を抜き、代わりに濡れそぼった指を穴に当てた。
すぼまりを伸ばすように撫でてから、ゆっくりと中指を入れていく。
「うっ」
低く掠れた声がした。
水音を響かせながら、出し入れを段々と深くしていく。
根本まで入った所で腹側へ指を折り曲げる。
「ん、ぁっ」
リズム良く前立腺を刺激し、指を引き抜いた。
ぐじゅりという音と共に少量の液体が流れ出る。
「…うわ、昨日のが出てきた。ちゃんと掻き出さないと腹壊すって」
「―も、勿体無くて、すまない…」
後ろを向いているが、良く見れば耳元が赤くなっている。
「的場ちゃんかわいい。入れちゃお」
幹から太く立ち上がった己を支え、緩く解れた穴へ宛がう。
周囲のぬめりを絡めて腰を突き出すと、先端がつぷりと入り込んだ。
「ん、ぁ―っ」
「ぐずぐずじゃん。めっちゃ気持ちー…」
あたたかく柔らかい肉が絡み付き、程よく絞め付ける。
腰を振るスピードがどんどん上がって、肌がぶつかり合う音が部屋中に響く。
「―ぁ、うっ、ぅ…大紀っ」
欲望のままに抽挿を続ける。
時折最奥にぶつかると、的場が大きく鳴いた。
「―ふ、ぅ、あ―、ぃい―ッ」
「翻弄されちゃって…っ、かわいい」
腰を掴んでいた手を離し、髪を鷲掴む。
軽く引き寄せて的場が仰け反ると、当たる所が変わったのか、高い声が出た。
愛しい気持ちが高まって、むずむずするような、歯茎が痒いような不思議な感覚に襲われた。
目の前の首筋に唇を寄せ、思い切り噛みつく。
ぎりり、と肌を突き破って歯が食い込む。
「いっ、痛―ぁあッ」
的場が全身を大きく震わせ、精を吐き出した。
「―ぅ、絞めすぎっ、―ッッ」
うねる柔肉に強く絞め上げられ、最奥へ精を叩き付けた。
「…的場ちゃん、お風呂行こっか」
「あ、あぁ…」
気怠い体を起こし、連れ立って風呂場へ向かう。
浴室へ入って、熱めのシャワーを二人で浴びた。
「ごめんね、またやりすぎちゃった」
的場の首筋にはくっきりと歯形が付いている。
舌もひりついているし、髪を引っ張られていた頭皮は未だにじんじんとしていた。
「いや、いい。…跡が残るのは嬉しい」
太い指で自らの首を撫でる。
薄く微笑むと、大紀の額に口付けを落とした。
「大紀、愛してる」
「俺もだよ、的場ちゃん」
視線を合わせ、どちらからともなく唇を合わせた。
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