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気弱なハムチュターンの小話 ① R15~
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ここから、明け方くらいの時間枠で、時々ダン視点の小話や、作者の大好きな彼のモノローグが入ります。
エミリアとライノとのキス未遂を見てショックを受けたダン。その夜、それが呼び水となり人化できたものの、エミリアと言葉を交わすことなく書置き一つ残して去ってからエミリア視点に追いついていきます。
※※※※
エミリアが贈ってくれた愛の服を着て、自分の体と心を温めてくれた愛の巣を飛び出して南下したものの先立つ物がない。食料も勿論なく、取り戻した魔力で狩りをしつつ、なんとか餓死や凍死を免れた。徐々に温かくなり、凍死の心配がなくなった頃、街は人であふれかえるようになった。
ガラの悪い地域では、やんちゃキッズにカツアゲされたり散々な目にもあった。小柄だが筋肉質な強固な肉体にはダメージは少ない。
そんな物理攻撃よりも、彼の心を抉るのは、ライノを想い、恋い慕う瞳で顔を赤らめていたエミリアの表情だった。自分から出て来たというのに、日々消えて行く彼女の香りと、とっておきのヒマワリの種の数が悲しい。
カツアゲキッズのシャツが黒ければエミリアを思い出しては、ぶわっと出て来る涙を抑える事が出来なかった。
「う……グス……グスッ」
「な、なんだよ、おっさん。カツアゲして悪かった。ほら、返すから! ごめんって! 大人なんだからさー泣くなよ……。ほら、このパンヌカックやるからよ……」
狩りで手に入れた銀貨を数枚だけ返してくれるキッズ。あまりにも気の毒だと思ったのか、罪悪感からかキッズの中にはおやつをくれる者もいた。
気をそがれたキッズが去った後、手に持たされたパンヌカックをもしゃもしゃと頬張るが、甘いはずのそれは塩辛かった。
船に乗る頃には、充分なお金が貯まり、海での船旅の途中、リヴァイアさんと出会い決闘を申し込まれ戦った。彼は、この近海に住む魚人族の無差別格闘家だ。
「一度、勇猛果敢と名高いハムチュターン族と戦ってみたいと思っていたんだ。決闘を受け入れてくれて感謝する」
船に乗る乗客や乗組員だけでなく、空や海に住む知性を持つ者たちが、二人の白熱した戦いを固唾を飲んで見守る中、最後のパンチを同時に叩き込む。双方一歩も譲らぬ戦いぶりで、お互いが倒れ込み試合はドローとなった。
決闘に満足したリヴァイアさん率いる、気難しい魚人族と友好関係を築き、国に帰還するなり女王である母に大層褒められた。
「ああなんと立派になって……。しかも、他の種族を受け入れぬあの魚人族との国交を結ぶなんて。流石うちの子だわ!」
母は、今年で4〇才になる──いや、永遠の20才です──美しく快活な女性だ。華奢な体に、妖艶な微笑み。長し目を送られると、心に決めた相手のいない男性は母に見とれてしまうほどの美貌の持ち主である。
(古代エジプトの女王のように、)上半身は裸ではないものの、艶やかできめ細やかな小麦色の肌を隠すところが少ないデザインは、薄いベールに包まれていて、それもまた、上品に彼女の魅力を引き出している。
その隣には王配である父が、母に秋波を送ったり、頬を染めてうっとりしている男どもににらみを利かせていた。
次期女王である姉や、他の兄弟姉妹に囲まれて帰還を大歓迎される。
「ところで、ダニーの番はどこなの? 手紙を貰ってから会えるのを楽しみにしていたのよ? 勿論彼女のために部屋もなにもかも用意しているし、きちんと先方にも話をして式を一刻も早く挙げるための準備も着々と進んでいるわ」
「つがい……エミリア……グス……」
お祝いムードだった空気が、泣き出してしまった事で気まずい雰囲気になる。しょんぼり泣きながら、家族に背を向けて、懐かしい自室に戻るとベッドに倒れ込み枕をびしょびしょになるまで濡らした。
月日が経てば、気持ちも落ち着くかと思いきや、エミリアを恋い慕う気持ちは増すばかり。花を見ては微笑み、風に舞う木の葉を見てはため息を吐く。
周囲が、番にフラれたと察して腫れ物を扱うかのように心配してくれているが、旅に出る前に見せていた屈託ない笑顔を周囲に見せる事はなかった。
数か月経過し、国に今年一番の強い日差しが降り注ぐ日。それは、北の果ての恋人たちの日でもある。
「エミリア……、ひょっとして、今日、あいつと結婚するのかな……」
『ダン……。私をお嫁さんにして……?』
諦めたはずの愛しい人が、ダークグレーを基調とした生地に金糸をふんだんに使ったドレスを着て、微笑みながら教会で彼女の幸せを祈っていた俺に近づいて来る。長い黒髪は、白くて細い首筋を隠すことなくアップにされていて、少しの後れ毛が、清純な花嫁姿の彼女に、ほんの少しの色香を纏わせていた。
『エミリア……。だって、あいつは?』
『勝手に去っていくなんて酷い人……。私には最初からあなただけなのに。愛しているわ、ダン!』
裾を乱しながら、俺に向かってかけて来る彼女を軽々と抱きしめて支える。頬を赤く染め、潤んだ瞳は俺を愛していると言葉よりも雄弁に語っていた。
『エミリア……。ごめん。俺……』
『いいの、言わないで。貴方が私を想ってしてくれたってわかっているから……。ねぇ、そんな事よりも……』
うっとりと、細く白い腕を俺の首に絡ませて目を閉じて俺にキスをねだってくる可愛い人。
『エミリア……愛している』
そっと、彼女の唇に自分のそれを押し当てる。
『ん……ダン……。もっと、私に色んな事を教えて……?』
別れる前に教えたキスは相変わらず不器用で、他の男に一切そこを許していなかったのが分かり心が歓喜で満ち溢れる。
『ああ、あの時出来なかった事を最期まで教えてあげる。ほら、口を開けて、どうするんだった?』
『ん……んっ!』
小さな舌が、俺の口の中におずおずと、でも一生懸命に入り込んで来る。すかさず俺も迎え入れてお互いのそれを絡みつかせた。
クチュクチュと重なり合った部分からいやらしい水の音がする。俺は、彼女がキスに夢中になっているうちに、ふんわりとした胸に手を当てた。少し分厚い生地越しに、柔らかな山の頂上にある小指の先ほどの尖りが手のひらで感じられる。そこを、親指の付け根にある盛り上がった部分ですりすり擦る。すると、ささやかだったその存在は、固く大きくもっと触ってと主張した。
『んんっ!』
右手で彼女の頭を逃さないようにぐっと俺の方に近づける。激しいキスの合間に、胸の先から快楽を拾い始めたのか、彼女から小さな嬌声が漏れ出始める。
ちゅくちゅくと、唇を貪りながら、俺は彼女の尖りを人差し指と中指でそっとつまんだ。
※※※※
「……! ……!」
「……、……かっ!」
「…………容赦はしないっ!」
一人、庭の片隅にあるベンチでぼーっと彼女との有り得ない幸せな挙式を思い描いていると、少し離れた庭の一角が騒然となった。
「……うるさいな」
こんなに騒々しかったら、ささやかな幸せなひと時に水を差されるではないか。これから、エミリアといいところだったのに、と、苛立ちながらその場を去ろうと立ち上がる。
「…………でしょう? ……出てきて……!」
なんだ、妄想が激しすぎて、ついに幻聴が聞こえ出したか。俺は、愛しいエミリアに会いたくて、そして番いたくて、とうとう幻聴が聞こえてしまったかと苦笑する。こんなに苦しいのなら、とことん彼女との世界に浸りたいと思った。
「……ン! -ン! 私よ、エミリアよ!」
なんというはっきりとした幻聴だ。ひょっとしたら、この幻が聞かせてくれた声の元にいけば、姿を見る事が出来るかもしれない。幻でいい。エミリア、どうか俺の側にいてくれ……
ふら~っと、その声に引き寄せられるように移動した瞬間、愛しい人が屈強な大男たちに地面に押さえつけられている場面を目撃したのであった。
エミリアとライノとのキス未遂を見てショックを受けたダン。その夜、それが呼び水となり人化できたものの、エミリアと言葉を交わすことなく書置き一つ残して去ってからエミリア視点に追いついていきます。
※※※※
エミリアが贈ってくれた愛の服を着て、自分の体と心を温めてくれた愛の巣を飛び出して南下したものの先立つ物がない。食料も勿論なく、取り戻した魔力で狩りをしつつ、なんとか餓死や凍死を免れた。徐々に温かくなり、凍死の心配がなくなった頃、街は人であふれかえるようになった。
ガラの悪い地域では、やんちゃキッズにカツアゲされたり散々な目にもあった。小柄だが筋肉質な強固な肉体にはダメージは少ない。
そんな物理攻撃よりも、彼の心を抉るのは、ライノを想い、恋い慕う瞳で顔を赤らめていたエミリアの表情だった。自分から出て来たというのに、日々消えて行く彼女の香りと、とっておきのヒマワリの種の数が悲しい。
カツアゲキッズのシャツが黒ければエミリアを思い出しては、ぶわっと出て来る涙を抑える事が出来なかった。
「う……グス……グスッ」
「な、なんだよ、おっさん。カツアゲして悪かった。ほら、返すから! ごめんって! 大人なんだからさー泣くなよ……。ほら、このパンヌカックやるからよ……」
狩りで手に入れた銀貨を数枚だけ返してくれるキッズ。あまりにも気の毒だと思ったのか、罪悪感からかキッズの中にはおやつをくれる者もいた。
気をそがれたキッズが去った後、手に持たされたパンヌカックをもしゃもしゃと頬張るが、甘いはずのそれは塩辛かった。
船に乗る頃には、充分なお金が貯まり、海での船旅の途中、リヴァイアさんと出会い決闘を申し込まれ戦った。彼は、この近海に住む魚人族の無差別格闘家だ。
「一度、勇猛果敢と名高いハムチュターン族と戦ってみたいと思っていたんだ。決闘を受け入れてくれて感謝する」
船に乗る乗客や乗組員だけでなく、空や海に住む知性を持つ者たちが、二人の白熱した戦いを固唾を飲んで見守る中、最後のパンチを同時に叩き込む。双方一歩も譲らぬ戦いぶりで、お互いが倒れ込み試合はドローとなった。
決闘に満足したリヴァイアさん率いる、気難しい魚人族と友好関係を築き、国に帰還するなり女王である母に大層褒められた。
「ああなんと立派になって……。しかも、他の種族を受け入れぬあの魚人族との国交を結ぶなんて。流石うちの子だわ!」
母は、今年で4〇才になる──いや、永遠の20才です──美しく快活な女性だ。華奢な体に、妖艶な微笑み。長し目を送られると、心に決めた相手のいない男性は母に見とれてしまうほどの美貌の持ち主である。
(古代エジプトの女王のように、)上半身は裸ではないものの、艶やかできめ細やかな小麦色の肌を隠すところが少ないデザインは、薄いベールに包まれていて、それもまた、上品に彼女の魅力を引き出している。
その隣には王配である父が、母に秋波を送ったり、頬を染めてうっとりしている男どもににらみを利かせていた。
次期女王である姉や、他の兄弟姉妹に囲まれて帰還を大歓迎される。
「ところで、ダニーの番はどこなの? 手紙を貰ってから会えるのを楽しみにしていたのよ? 勿論彼女のために部屋もなにもかも用意しているし、きちんと先方にも話をして式を一刻も早く挙げるための準備も着々と進んでいるわ」
「つがい……エミリア……グス……」
お祝いムードだった空気が、泣き出してしまった事で気まずい雰囲気になる。しょんぼり泣きながら、家族に背を向けて、懐かしい自室に戻るとベッドに倒れ込み枕をびしょびしょになるまで濡らした。
月日が経てば、気持ちも落ち着くかと思いきや、エミリアを恋い慕う気持ちは増すばかり。花を見ては微笑み、風に舞う木の葉を見てはため息を吐く。
周囲が、番にフラれたと察して腫れ物を扱うかのように心配してくれているが、旅に出る前に見せていた屈託ない笑顔を周囲に見せる事はなかった。
数か月経過し、国に今年一番の強い日差しが降り注ぐ日。それは、北の果ての恋人たちの日でもある。
「エミリア……、ひょっとして、今日、あいつと結婚するのかな……」
『ダン……。私をお嫁さんにして……?』
諦めたはずの愛しい人が、ダークグレーを基調とした生地に金糸をふんだんに使ったドレスを着て、微笑みながら教会で彼女の幸せを祈っていた俺に近づいて来る。長い黒髪は、白くて細い首筋を隠すことなくアップにされていて、少しの後れ毛が、清純な花嫁姿の彼女に、ほんの少しの色香を纏わせていた。
『エミリア……。だって、あいつは?』
『勝手に去っていくなんて酷い人……。私には最初からあなただけなのに。愛しているわ、ダン!』
裾を乱しながら、俺に向かってかけて来る彼女を軽々と抱きしめて支える。頬を赤く染め、潤んだ瞳は俺を愛していると言葉よりも雄弁に語っていた。
『エミリア……。ごめん。俺……』
『いいの、言わないで。貴方が私を想ってしてくれたってわかっているから……。ねぇ、そんな事よりも……』
うっとりと、細く白い腕を俺の首に絡ませて目を閉じて俺にキスをねだってくる可愛い人。
『エミリア……愛している』
そっと、彼女の唇に自分のそれを押し当てる。
『ん……ダン……。もっと、私に色んな事を教えて……?』
別れる前に教えたキスは相変わらず不器用で、他の男に一切そこを許していなかったのが分かり心が歓喜で満ち溢れる。
『ああ、あの時出来なかった事を最期まで教えてあげる。ほら、口を開けて、どうするんだった?』
『ん……んっ!』
小さな舌が、俺の口の中におずおずと、でも一生懸命に入り込んで来る。すかさず俺も迎え入れてお互いのそれを絡みつかせた。
クチュクチュと重なり合った部分からいやらしい水の音がする。俺は、彼女がキスに夢中になっているうちに、ふんわりとした胸に手を当てた。少し分厚い生地越しに、柔らかな山の頂上にある小指の先ほどの尖りが手のひらで感じられる。そこを、親指の付け根にある盛り上がった部分ですりすり擦る。すると、ささやかだったその存在は、固く大きくもっと触ってと主張した。
『んんっ!』
右手で彼女の頭を逃さないようにぐっと俺の方に近づける。激しいキスの合間に、胸の先から快楽を拾い始めたのか、彼女から小さな嬌声が漏れ出始める。
ちゅくちゅくと、唇を貪りながら、俺は彼女の尖りを人差し指と中指でそっとつまんだ。
※※※※
「……! ……!」
「……、……かっ!」
「…………容赦はしないっ!」
一人、庭の片隅にあるベンチでぼーっと彼女との有り得ない幸せな挙式を思い描いていると、少し離れた庭の一角が騒然となった。
「……うるさいな」
こんなに騒々しかったら、ささやかな幸せなひと時に水を差されるではないか。これから、エミリアといいところだったのに、と、苛立ちながらその場を去ろうと立ち上がる。
「…………でしょう? ……出てきて……!」
なんだ、妄想が激しすぎて、ついに幻聴が聞こえ出したか。俺は、愛しいエミリアに会いたくて、そして番いたくて、とうとう幻聴が聞こえてしまったかと苦笑する。こんなに苦しいのなら、とことん彼女との世界に浸りたいと思った。
「……ン! -ン! 私よ、エミリアよ!」
なんというはっきりとした幻聴だ。ひょっとしたら、この幻が聞かせてくれた声の元にいけば、姿を見る事が出来るかもしれない。幻でいい。エミリア、どうか俺の側にいてくれ……
ふら~っと、その声に引き寄せられるように移動した瞬間、愛しい人が屈強な大男たちに地面に押さえつけられている場面を目撃したのであった。
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