44 / 66
気弱なハムチュターンの覚悟①
しおりを挟む
ようやく、彼女が俺の番だと認識してくれたのは嬉しかった。これで二人は急速に距離を縮めて、考えていたアレコレ以上の幸せが訪れると信じていたのである。
なのに、番は嫌そうだった。
とっても不本意そうに、『えー……』って何度もつぶやいていた。俺はその言葉を耳で拾った瞬間、天国から地獄よりも奥深くに落とされた気がした。
──そんな……! 嘘だろう? ずっとラブラブで可愛い可愛いって頬を染めて愛を伝えて来てくれたじゃないか! ほら、君から給餌された、愛の証のヒマワリの種だって頬袋にあと一つあるんだよ?
俺は、おっさんと話をする彼女の言葉を聞くにつれて、もう上を向けなくなった。
涙がこぼれ落ちそうだ。でも、そんな姿を見せたら番だって悲しむだろう。
ぐっとこらえようとしても、やっぱり胸が苦しくて、息もできなくなる。
すると、おっさんが激励のクルミをくれた。絶望に満ちた心に、一滴の温もりが落ちて来る。でも、肝心の彼女の気持ちが得られない以上、俺の心は晴れないまま。
──もしかして、さっきの迷子センターは、家を探して俺を追い出すために行ったのか……? 君は、俺とお別れしたかった? 全部、俺の勘違いだったのか?
番だと分かってから、それはもう有頂天だった。番も俺を愛しているのが当然で、二人が結ばれるのは確約された未来のはずと信じて疑わない愚かなハムチュターンの俺を、世界中が指さして笑っている気がする。
おっさんの言葉を受けてから、俺をじっと見た後手の平に乗せたまま家に連れて帰ってくれた。俺は、手のひらから、まるで砂の中を移動するかのように重い足取りで彼女から降りた。
「ダンって呼べばいい?」
愛しい人は、エミリアという名前を教えてくれた。彼女は、俺よりも二つ年上だった。このくらいの年の差なんて関係ない。年下だけど、彼女を守るために頑張ろうと思うけれど、やっぱり彼女からは好意以外を感じ取る事が出来なかった。
頭が冷えた今、俺に出来る事は彼女に少しでも好かれるようにする事、たったそれだけだった。
俺は巣に戻された。
高かった壁を低くしてくれてとても嬉しかった。でも、夢見ていたショコラートよりも甘い、一緒にベッドになんて事は今のままでは訪れないだろう。
すっかりエミリアの香りの消えた巣穴に潜り込んで、心配かけたくないから彼女に気付かれないように静かに涙をぽろぽろ流した。
外で、エミリアが何かを言っている。俺が浮気しないか? 故郷に恋人がいないのか? とかなんとか言っていた。浮気なんてするはずがない。他の女の子なんて今までもこれからもいらない。
──死ぬまで、ううん、死んでからだって俺にはエミリアだけなのに……
人化して話し合いをすれば、俺たちに待っているのは別れなのかもしれない。そう思うと、心臓が凍り付き、呼吸を体がやめてしまい、心が悲鳴すらあげられないほど握りつぶされるような気がした。
小さな手を口に含んでペロペロして、心の底から沸き起こる悲しみと鳴き声を堪えた。
寂しくて悲しそうに独り言を話す彼女の声が聞こえた。今すぐ慰めてあげたい。でも、こんな小さな手や体では抱きしめてあげる事なんて出来やしない。
──人化できて抱きしめても、今は迷惑がられて嫌わられておしまいかも……
情けない事に、今は彼女の完全な庇護下にある。
年下男子は女の子の母性本能をくすぐるって、あざとらしく可愛い系に擬態している弟はたくさんの年上の女の子たちにモテまくっていた。
──そうだ、少しイライラするけれど、アイツの言動をマネして可愛らしさとかを全面に出せば、ひょっとしたらエミリアも俺を見てくれるかもしれない……!
それからは、悲しい気持を抱えながらも、ダンって呼ばれる度にかわいさを全面に出して甘えた。
でも、前のように一心不乱にすれば、まだ俺に気持ちのない彼女に迷惑かもしれない。愛するエミリアのちょっとした変化も見逃さないように、注意して彼女との距離を計っていた。
エミリアが、初日のラブラブ風呂タイムでの俺の行動を思い出して滅茶苦茶怒りまくった時は、おしっこをちびるかと思った。
ひゅんっ!
玉が心なしか半分以下になった気がして、俺の大事な息子はひっこんでしまう。
必死に、俺は近眼だから裸も見ていないし、ア、アア、アソコに侵入しようとした時なんかはその場所を認知していなかったと伝えた。
文字で伝えるなんて、激怒りのエミリアの前で思いつくわけがない。エミリアの背後が、まるでエイヤフィラ国の城を取り巻く嵐のようになっていた。
ひたすら謝り、この事だけは、人化した時にきちんと説明して誤解を解かなくてはならないという俺の最大のライフワークとなった。
年末年始になる頃には、ぎくしゃくしていた二人の仲が自然になっていた。恋人同士というよりも、飼い主とペットといった感じだったけれど、俺はそれでも幸せだった。
──来年も、このまま愛しいエミリアと暮らせますように……。少しずつでいいから好きになってくれますように……
年が変わるカウントダウン中に、夜空に浮かぶ満月に一生懸命祈ったのである。
※※※※
「チー……」
そして今、俺はエミリアの妹のような存在であるライラの新居に、お出かけ用のケージに入れられて訪れていた。
暫く、新婚夫婦のイチャイチャを羨ましくも、俺たちもいずれあんな風になりたいなって微笑ましいと感じて見ていると、若い男の声がした。
エミリアは、ライラの夫であるオスクという青年と一緒にリビングで談笑していた。俺は、彼女の番だと紹介されるタイミングを見計らいつつ、ドキドキ心構えをしていたのに、なかなか紹介されない。
「エミリア……会いたかった!」
「え……? ライノ? ライノなの……?」
リビングに、少し焦げたピパルカックを入れたお皿とお茶を持ってライラと青年が入った瞬間、俺のエミリアが青年の名を呼んだのだ。
──エミリア、俺以外の男の名を呼ばないで……!
どうみても単なる顔見知り以上の関係だ。しかもライラというエミリアお気に入りの女の子に似た、くすんだ金の髪は柔らかそうで、淡い水色の瞳は優しそう。温和そうな彼は女性に結婚相手として人気だろう。
──嫌だ、エミリア……。そいつを見ないで。そいつの声を聞かないで……だって、だって、そいつは……!
エミリアを見た瞬間、蕩けるような笑顔を作った男は赤らんだ目元をしていた。そして、彼女の名を口にする音はとても甘やかで。
明らかにエミリアを愛している男のものだった……
なのに、番は嫌そうだった。
とっても不本意そうに、『えー……』って何度もつぶやいていた。俺はその言葉を耳で拾った瞬間、天国から地獄よりも奥深くに落とされた気がした。
──そんな……! 嘘だろう? ずっとラブラブで可愛い可愛いって頬を染めて愛を伝えて来てくれたじゃないか! ほら、君から給餌された、愛の証のヒマワリの種だって頬袋にあと一つあるんだよ?
俺は、おっさんと話をする彼女の言葉を聞くにつれて、もう上を向けなくなった。
涙がこぼれ落ちそうだ。でも、そんな姿を見せたら番だって悲しむだろう。
ぐっとこらえようとしても、やっぱり胸が苦しくて、息もできなくなる。
すると、おっさんが激励のクルミをくれた。絶望に満ちた心に、一滴の温もりが落ちて来る。でも、肝心の彼女の気持ちが得られない以上、俺の心は晴れないまま。
──もしかして、さっきの迷子センターは、家を探して俺を追い出すために行ったのか……? 君は、俺とお別れしたかった? 全部、俺の勘違いだったのか?
番だと分かってから、それはもう有頂天だった。番も俺を愛しているのが当然で、二人が結ばれるのは確約された未来のはずと信じて疑わない愚かなハムチュターンの俺を、世界中が指さして笑っている気がする。
おっさんの言葉を受けてから、俺をじっと見た後手の平に乗せたまま家に連れて帰ってくれた。俺は、手のひらから、まるで砂の中を移動するかのように重い足取りで彼女から降りた。
「ダンって呼べばいい?」
愛しい人は、エミリアという名前を教えてくれた。彼女は、俺よりも二つ年上だった。このくらいの年の差なんて関係ない。年下だけど、彼女を守るために頑張ろうと思うけれど、やっぱり彼女からは好意以外を感じ取る事が出来なかった。
頭が冷えた今、俺に出来る事は彼女に少しでも好かれるようにする事、たったそれだけだった。
俺は巣に戻された。
高かった壁を低くしてくれてとても嬉しかった。でも、夢見ていたショコラートよりも甘い、一緒にベッドになんて事は今のままでは訪れないだろう。
すっかりエミリアの香りの消えた巣穴に潜り込んで、心配かけたくないから彼女に気付かれないように静かに涙をぽろぽろ流した。
外で、エミリアが何かを言っている。俺が浮気しないか? 故郷に恋人がいないのか? とかなんとか言っていた。浮気なんてするはずがない。他の女の子なんて今までもこれからもいらない。
──死ぬまで、ううん、死んでからだって俺にはエミリアだけなのに……
人化して話し合いをすれば、俺たちに待っているのは別れなのかもしれない。そう思うと、心臓が凍り付き、呼吸を体がやめてしまい、心が悲鳴すらあげられないほど握りつぶされるような気がした。
小さな手を口に含んでペロペロして、心の底から沸き起こる悲しみと鳴き声を堪えた。
寂しくて悲しそうに独り言を話す彼女の声が聞こえた。今すぐ慰めてあげたい。でも、こんな小さな手や体では抱きしめてあげる事なんて出来やしない。
──人化できて抱きしめても、今は迷惑がられて嫌わられておしまいかも……
情けない事に、今は彼女の完全な庇護下にある。
年下男子は女の子の母性本能をくすぐるって、あざとらしく可愛い系に擬態している弟はたくさんの年上の女の子たちにモテまくっていた。
──そうだ、少しイライラするけれど、アイツの言動をマネして可愛らしさとかを全面に出せば、ひょっとしたらエミリアも俺を見てくれるかもしれない……!
それからは、悲しい気持を抱えながらも、ダンって呼ばれる度にかわいさを全面に出して甘えた。
でも、前のように一心不乱にすれば、まだ俺に気持ちのない彼女に迷惑かもしれない。愛するエミリアのちょっとした変化も見逃さないように、注意して彼女との距離を計っていた。
エミリアが、初日のラブラブ風呂タイムでの俺の行動を思い出して滅茶苦茶怒りまくった時は、おしっこをちびるかと思った。
ひゅんっ!
玉が心なしか半分以下になった気がして、俺の大事な息子はひっこんでしまう。
必死に、俺は近眼だから裸も見ていないし、ア、アア、アソコに侵入しようとした時なんかはその場所を認知していなかったと伝えた。
文字で伝えるなんて、激怒りのエミリアの前で思いつくわけがない。エミリアの背後が、まるでエイヤフィラ国の城を取り巻く嵐のようになっていた。
ひたすら謝り、この事だけは、人化した時にきちんと説明して誤解を解かなくてはならないという俺の最大のライフワークとなった。
年末年始になる頃には、ぎくしゃくしていた二人の仲が自然になっていた。恋人同士というよりも、飼い主とペットといった感じだったけれど、俺はそれでも幸せだった。
──来年も、このまま愛しいエミリアと暮らせますように……。少しずつでいいから好きになってくれますように……
年が変わるカウントダウン中に、夜空に浮かぶ満月に一生懸命祈ったのである。
※※※※
「チー……」
そして今、俺はエミリアの妹のような存在であるライラの新居に、お出かけ用のケージに入れられて訪れていた。
暫く、新婚夫婦のイチャイチャを羨ましくも、俺たちもいずれあんな風になりたいなって微笑ましいと感じて見ていると、若い男の声がした。
エミリアは、ライラの夫であるオスクという青年と一緒にリビングで談笑していた。俺は、彼女の番だと紹介されるタイミングを見計らいつつ、ドキドキ心構えをしていたのに、なかなか紹介されない。
「エミリア……会いたかった!」
「え……? ライノ? ライノなの……?」
リビングに、少し焦げたピパルカックを入れたお皿とお茶を持ってライラと青年が入った瞬間、俺のエミリアが青年の名を呼んだのだ。
──エミリア、俺以外の男の名を呼ばないで……!
どうみても単なる顔見知り以上の関係だ。しかもライラというエミリアお気に入りの女の子に似た、くすんだ金の髪は柔らかそうで、淡い水色の瞳は優しそう。温和そうな彼は女性に結婚相手として人気だろう。
──嫌だ、エミリア……。そいつを見ないで。そいつの声を聞かないで……だって、だって、そいつは……!
エミリアを見た瞬間、蕩けるような笑顔を作った男は赤らんだ目元をしていた。そして、彼女の名を口にする音はとても甘やかで。
明らかにエミリアを愛している男のものだった……
0
お気に入りに追加
585
あなたにおすすめの小説
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
こわいかおの獣人騎士が、仕事大好きトリマーに秒で堕とされた結果
てへぺろ
恋愛
仕事大好きトリマーである黒木優子(クロキ)が召喚されたのは、毛並みの手入れが行き届いていない、犬系獣人たちの国だった。
とりあえず、護衛兼監視役として来たのは、ハスキー系獣人であるルーサー。不機嫌そうににらんでくるものの、ハスキー大好きなクロキにはそんなの関係なかった。
「とりあえずブラッシングさせてくれません?」
毎日、獣人たちのお手入れに精を出しては、ルーサーを(犬的に)愛でる日々。
そのうち、ルーサーはクロキを女性として意識するようになるものの、クロキは彼を犬としかみていなくて……。
※獣人のケモ度が高い世界での恋愛話ですが、ケモナー向けではないです。ズーフィリア向けでもないです。

婚約者が巨乳好きだと知ったので、お義兄様に胸を大きくしてもらいます。
鯖
恋愛
可憐な見た目とは裏腹に、突っ走りがちな令嬢のパトリシア。婚約者のフィリップが、巨乳じゃないと女として見れない、と話しているのを聞いてしまう。
パトリシアは、小さい頃に両親を亡くし、母の弟である伯爵家で、本当の娘の様に育てられた。お世話になった家族の為にも、幸せな結婚生活を送らねばならないと、兄の様に慕っているアレックスに、あるお願いをしに行く。

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

私が美女??美醜逆転世界に転移した私
鍋
恋愛
私の名前は如月美夕。
27才入浴剤のメーカーの商品開発室に勤める会社員。
私は都内で独り暮らし。
風邪を拗らせ自宅で寝ていたら異世界転移したらしい。
転移した世界は美醜逆転??
こんな地味な丸顔が絶世の美女。
私の好みど真ん中のイケメンが、醜男らしい。
このお話は転生した女性が優秀な宰相補佐官(醜男/イケメン)に囲い込まれるお話です。
※ゆるゆるな設定です
※ご都合主義
※感想欄はほとんど公開してます。

お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
黒の神官と夜のお世話役
苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました

私は5歳で4人の許嫁になりました【完結】
Lynx🐈⬛
恋愛
ナターシャは公爵家の令嬢として産まれ、5歳の誕生日に、顔も名前も知らない、爵位も不明な男の許嫁にさせられた。
それからというものの、公爵令嬢として恥ずかしくないように育てられる。
14歳になった頃、お行儀見習いと称し、王宮に上がる事になったナターシャは、そこで4人の皇子と出会う。
皇太子リュカリオン【リュカ】、第二皇子トーマス、第三皇子タイタス、第四皇子コリン。
この4人の誰かと結婚をする事になったナターシャは誰と結婚するのか………。
※Hシーンは終盤しかありません。
※この話は4部作で予定しています。
【私が欲しいのはこの皇子】
【誰が叔父様の側室になんてなるもんか!】
【放浪の花嫁】
本編は99話迄です。
番外編1話アリ。
※全ての話を公開後、【私を奪いに来るんじゃない!】を一気公開する予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる