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「……お嬢様に対して、なんたる無礼の数々……。国を守る辺境に今日来たばかりであるし、お嬢様の顔を立てて節度を持とうとしましたが、もう我慢がなりません……。トーンカッソス、今度は止めないでくださいね」
「はは、それでこそウールスタさん。止めるなんて滅相もない! 勿論、手伝いますよ!」
ウールスタのこめかみに、びきっと血管が浮く。普段ポーカーフェイスの彼女は、わたくしの事となると仮面を脱ぎ捨てた地獄の悪鬼のごとく恐ろしい形相を隠さない。トーンカッソスと彼女は長い付き合いだから、心得たもので彼女を止めようとはしなかった。それどころか加勢して、ついでに普段のストレスもマシユムールにぶつけて憂さを晴らすつもりだろう。
ひとりは憤怒の表情を浮かべ、もうひとりは嬉々とした目を輝かせながら戦闘態勢に入るや否や、マシユムールも苦笑しつつ応戦するために静かに構えをとった。恐らく、彼もかなりの手練れで、自信があるのだろう。だからこそ、あのような無礼な言動を繰り返していたに違いない。
「魔物がいないか、いても可愛らしい魔物がごくたまに出る程度の王都で、遊びに興じていた公爵令嬢を守るだけのあなたたちに何が出来る? 失礼ながら、王家に反逆した罪人が領地に足を踏み入れただけでも、こちらは不愉快なのだ。怪我をする前に、ご令嬢を連れて帰り、これまで通りに自由気ままに過ごしたほうがいいのでは?」
「何を……! 一体、お嬢様の何を知っているというのです? どれほどお嬢様がこれまで苦労をしたのか……。躱せるものなら躱してごらんなさい!」
「ひゅぅ、あんたもなかなか言うじゃねぇか。だが、俺たちを見くびって貰っては困るな。避けないと、その麗しい顔に傷がつくぜぇ? それとも、しっぽを巻いて逃げるか?」
けれど、マシユムールは誤算をしている事に気付いていない。彼らが、王都でぬくぬく育った弱い人間だと決めつけているのだ。
確かに、それぞれひとりずつなら互角かもしれない。だが、ふたり同時に攻撃されて耐えきれるとは到底思えなかった。
ところで、遊びに興じているだのなんだの、本当にここにはわたくしの噂はどのように伝わっているのだろうか。ここまで彼が頑なな態度を取るには、何らかの訳があるのかもしれない。だが、このようなあまりにもふざけた態度では、名目上とはいえ、今後わたくしの夫を守る部下として不足すぎて目眩がしそうだ。
心の中のお仕置きリストの筆頭に、マシユムールの名前をでかでかと書きこんだ。
「ふたりとも、いい加減にしなさいっ! ここが辺境だという事を忘れたのですか? 来て早々さっきからなんです。本当にわたくしの立場を思うのなら、今すぐやめなさい。マシユムール、あなたもです。これより、指一つ動かした瞬間、辺境伯様の妻となるわたくしの権限であなたたちを処罰します」
わたくしが、三人の魔力を抑えるためにそれをはるかに上回る魔力を放出して、今にも攻撃魔法が放たれようとするのを力づくで抑え込んだ。
ウールスタとトーンカッソスは、わたくしの実力を嫌というほど知っている。自身の感情を完全に抑え込み、表面上は何事もなかったかのように姿勢を正した。
マシユムールは、か弱い守られているだけの少女のような見た目のわたくしが、突然ここにいる手練れたちよりも圧倒的に強い魔力を放った事で、驚愕している。
彼らに傷をつける事は本意ではない。だが、あまりにもおいたが過ぎる彼らの周囲に、部屋にあった燭台やボールペンの切っ先を突き付けた。物質を同時に意のままに操るのは並大抵のコントロールでは出来ない。繊細で集中力が必要な事をなんなくやってのけた事で、マシユムールはわたくしの底知れぬ魔力と実力の一端が分かったようで戦意を完全に失くしたようで腕を降ろした。
「マシユムール。旦那様がわたくしに会いたくすらないと仰ったのは、わたくしとしても本意ではありません。ですが、それが旦那様、いいえ、辺境伯爵様の意志であるのならば大人しく従いましょう。必要最低限の事項以外は接触を持とうともしません」
わたくしが放つ威圧に、完全に飲まれているマシユムールに更なる重圧を掛けながら、可憐な笑みを浮かべて、きゅるるんとした瞳でこう宣言する。己の身に感じる気迫と、見た目が180度違うために、彼は驚愕の表情から困惑したそれに変えた。
「辺境伯爵様は、今後も社交には一切出られないのでしょう。わたくしもそのほうが有難いですわ。そうですわね……、接触を避けるために、少し離れた場所に住むところと、食事さえいただければ文句は言いませんし、表立っての行動は慎みます」
そう、いわばこちらが負けだと宣言した途端、マシユムールは彼の思惑通りの展開になったとばかりに、晴れやかな笑みを浮かべた。こういう時に、感情を露わにした表情を簡単に浮かべるなど、この辺境の教育はどうなっているのか心配になる。
後ろのふたりから、一体なぜという疑問に満ちた視線がぐさぐさ突き刺さってくる。普段のわたくしなら、このような無礼者は、然るべき処遇プラス、みっちり再教育というお仕置きをするからだ。
わたくしは、更に言葉を続ける。その内容は、勝ち誇って平然としていたマシユムールが、再び顔を赤くするものであった。
「はは、それでこそウールスタさん。止めるなんて滅相もない! 勿論、手伝いますよ!」
ウールスタのこめかみに、びきっと血管が浮く。普段ポーカーフェイスの彼女は、わたくしの事となると仮面を脱ぎ捨てた地獄の悪鬼のごとく恐ろしい形相を隠さない。トーンカッソスと彼女は長い付き合いだから、心得たもので彼女を止めようとはしなかった。それどころか加勢して、ついでに普段のストレスもマシユムールにぶつけて憂さを晴らすつもりだろう。
ひとりは憤怒の表情を浮かべ、もうひとりは嬉々とした目を輝かせながら戦闘態勢に入るや否や、マシユムールも苦笑しつつ応戦するために静かに構えをとった。恐らく、彼もかなりの手練れで、自信があるのだろう。だからこそ、あのような無礼な言動を繰り返していたに違いない。
「魔物がいないか、いても可愛らしい魔物がごくたまに出る程度の王都で、遊びに興じていた公爵令嬢を守るだけのあなたたちに何が出来る? 失礼ながら、王家に反逆した罪人が領地に足を踏み入れただけでも、こちらは不愉快なのだ。怪我をする前に、ご令嬢を連れて帰り、これまで通りに自由気ままに過ごしたほうがいいのでは?」
「何を……! 一体、お嬢様の何を知っているというのです? どれほどお嬢様がこれまで苦労をしたのか……。躱せるものなら躱してごらんなさい!」
「ひゅぅ、あんたもなかなか言うじゃねぇか。だが、俺たちを見くびって貰っては困るな。避けないと、その麗しい顔に傷がつくぜぇ? それとも、しっぽを巻いて逃げるか?」
けれど、マシユムールは誤算をしている事に気付いていない。彼らが、王都でぬくぬく育った弱い人間だと決めつけているのだ。
確かに、それぞれひとりずつなら互角かもしれない。だが、ふたり同時に攻撃されて耐えきれるとは到底思えなかった。
ところで、遊びに興じているだのなんだの、本当にここにはわたくしの噂はどのように伝わっているのだろうか。ここまで彼が頑なな態度を取るには、何らかの訳があるのかもしれない。だが、このようなあまりにもふざけた態度では、名目上とはいえ、今後わたくしの夫を守る部下として不足すぎて目眩がしそうだ。
心の中のお仕置きリストの筆頭に、マシユムールの名前をでかでかと書きこんだ。
「ふたりとも、いい加減にしなさいっ! ここが辺境だという事を忘れたのですか? 来て早々さっきからなんです。本当にわたくしの立場を思うのなら、今すぐやめなさい。マシユムール、あなたもです。これより、指一つ動かした瞬間、辺境伯様の妻となるわたくしの権限であなたたちを処罰します」
わたくしが、三人の魔力を抑えるためにそれをはるかに上回る魔力を放出して、今にも攻撃魔法が放たれようとするのを力づくで抑え込んだ。
ウールスタとトーンカッソスは、わたくしの実力を嫌というほど知っている。自身の感情を完全に抑え込み、表面上は何事もなかったかのように姿勢を正した。
マシユムールは、か弱い守られているだけの少女のような見た目のわたくしが、突然ここにいる手練れたちよりも圧倒的に強い魔力を放った事で、驚愕している。
彼らに傷をつける事は本意ではない。だが、あまりにもおいたが過ぎる彼らの周囲に、部屋にあった燭台やボールペンの切っ先を突き付けた。物質を同時に意のままに操るのは並大抵のコントロールでは出来ない。繊細で集中力が必要な事をなんなくやってのけた事で、マシユムールはわたくしの底知れぬ魔力と実力の一端が分かったようで戦意を完全に失くしたようで腕を降ろした。
「マシユムール。旦那様がわたくしに会いたくすらないと仰ったのは、わたくしとしても本意ではありません。ですが、それが旦那様、いいえ、辺境伯爵様の意志であるのならば大人しく従いましょう。必要最低限の事項以外は接触を持とうともしません」
わたくしが放つ威圧に、完全に飲まれているマシユムールに更なる重圧を掛けながら、可憐な笑みを浮かべて、きゅるるんとした瞳でこう宣言する。己の身に感じる気迫と、見た目が180度違うために、彼は驚愕の表情から困惑したそれに変えた。
「辺境伯爵様は、今後も社交には一切出られないのでしょう。わたくしもそのほうが有難いですわ。そうですわね……、接触を避けるために、少し離れた場所に住むところと、食事さえいただければ文句は言いませんし、表立っての行動は慎みます」
そう、いわばこちらが負けだと宣言した途端、マシユムールは彼の思惑通りの展開になったとばかりに、晴れやかな笑みを浮かべた。こういう時に、感情を露わにした表情を簡単に浮かべるなど、この辺境の教育はどうなっているのか心配になる。
後ろのふたりから、一体なぜという疑問に満ちた視線がぐさぐさ突き刺さってくる。普段のわたくしなら、このような無礼者は、然るべき処遇プラス、みっちり再教育というお仕置きをするからだ。
わたくしは、更に言葉を続ける。その内容は、勝ち誇って平然としていたマシユムールが、再び顔を赤くするものであった。
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