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14 最高の日に③ R
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シャワー室で数度抜いてみたものの、俺のベッドで座っている彼女を見た瞬間、マックスまで立ち上がった。トレーナーの前の部分でぎりぎり隠れていると願いつつ、ゆっくり彼女に近づく。
まるで絵画の女神のようにきれいな彼女は、何かを考えているみたいだった。可愛い、今すぐ襲い掛かって貪りたくなるほど美味しそうだ。俺の心も体も全部彼女の中に入り込むみたいにたくさん愛したい。
出会って、付き合う前からこの日を何度も夢みてきた。正直なところ、ハロウィンで彼女と繋がりたかった。数えきれないほど、頭の中であらゆる体位とシーン、場所で彼女を蹂躙してきたのだ。俺の妄想を彼女が知ったら嫌われるかもしれない。
初めてが、彼女の成人式の日で、色々あったけどこれからいっぱい色んな事をして思い出を塗り替えてあげたい。強引なのがいいかもしれない。でも、彼女は初めてだから優しく、優しく。銀幕のヒーローみたいにロマンチックな夜を明け方まで彼女と過ごしたかった。
「いろはちゃん、ごめんね、おまたせ……」
「……ダメ」
「え?」
──あれ? なんか彼女の口から今になって聞いてはいけない二文字が飛び出た気がする。エッチしていいってさっき言ったよな? 俺の勘違いか? エチケットがいいって言ったのか?
俺は、天にも昇る気持ちで、ベッドの下で乱れる彼女の姿を見たくてしょうがなかった。今更、俺の勘違いだったからって俺のちっともいう事を聞かない暴走系の息子が黙ってないと思う。
──なんとか、彼女に頷いてもらおう。そうしよう
彼女の隣に座ると、俺の重みでマットレスが沈み、彼女がこてんってもたれかかって来てくれる。可愛い彼女の体に腕を回した。
「いろはちゃん、好きだよ」
「私も好き」
──考えごとをしていた彼女は、さっきの衝撃で我に返ったみたい。ダメっていうのはきっとエッチの事じゃなかったのかも
「ひふみくん、あのね」
俺はうっとりとした表情をして、彼女にキスをしようと顔を近づけた。すると、彼女がさっきまでのムードが宇宙船に乗ってどっかのお金持ちの人と一緒に火星まで旅立っていったようなくらい、なんでもない感じで話をし出した。
──彼女の話は聞いてあげたい。聞いて頷いて受け止めてあげたい。だけど、エッチのあとでよくないか? こんな風に思う俺がおかしいのか?
そう心の中で、革命デモでもしているみたいに色んな声が騒めく。けれど、ここでしくじったらエッチどころか彼女自身がいなくなるかもしれない。それだけは嫌だ。離れていこうとしても、何がなんでも離さないけど。
「なに……?」
「えっとね。一つだけ確認したい事が……」
「うん? 俺も初めてだよ? でも、優しくする。俺、頑張るからそんなに怖がらなくても大丈夫。ゴ、ゴムもちゃんとつけるし」
「えっと、そうじゃなくって。それは知ってるし、ちょっと怖いケド優しくしてくれるって信じてる」
どうやらこの答えではなかったようだ。それに、エッチの事を嫌がっているわけではなさそうでホッとしたし滅茶苦茶嬉しくてにまーって口がにやけそうになった。
「じゃあ、聞きたい事って何?」
「えっとさ、ひふみくんって三男なんだよね?」
「うん」
「〇〇会社に一般で入社して一年目なんだよね?」
「うん」
「前にさ、結婚してくれるっていったよね?」
「うん。絶対結婚する」
付き合ってその年のうちに、彼女が大学卒業したら結婚したいってプロポーズして了承も得ているし、ご両親にも大歓迎されている。
「……、この部屋にあるやつって買ったもの?」
「うん」
自分のものは、高校までに貯めた金を資産運用して増やして買いそろえた。最初の引っ越しの時に、エアコンとか家具、家電、ベッドは買ってもらったけど。
「学生の時、バイトしてなかったよね?」
「うん? 大学の時はしてないね」
「えーっとね、ご実家がらみで後を継ぐ何かがあったりする?」
「うーん……。いくつかの株券とかマンションや駐車場の名義とかがあるかな? でも、そんなの無くても、滅茶苦茶豪華な生活は出来ないけれど幸せにするし、お金に困る事ないから安心していいよ」
「……あのね、ひふみくん。もしも、私が知っている数本さんがひふみくんのおうちなら、結婚できないかも……?」
──一瞬、心臓が止まった上に、凍り付いて死ぬかと思った。結婚できないなんて彼女が言い出すなんて。まさか、さっきおっぱいに夢中になりすぎて幻滅された? いや、それだと彼女があのあと嫌がっていたはず。さっきから、お金の話だから経済不安があるのかな?
「え? なんでそーなるの! お、俺の稼ぎが不満なの? 嫌だよ? 絶対別れないからね!」
「私も別れたくないんだけど……。あのね、うちの会社知ってるでしょ?」
「うん。弟さんが継ぐんだよね? 大丈夫、君の実家のお金は頼らないから」
──まさかのヒモ疑惑だった! それは絶対にありえないから全力で否定する
「じゃなくてね、うちの両親、ひふみくんに系列の会社を任せたいって思ってて。でも、数本グループの人だったら、うちみたいな小さな会社の社長とか無理でしょう?」
「へ?」
「私ね、ひふみくんと結婚したいし、両親の言う会社もひふみくんに経営してもらいたいなってずっと思ってて。でも、ご実家に戻るのなら、それがダメになるから……。どうしようって」
「……ははっ」
彼女はしょんぼりして真剣にそんな風に言った。結婚したいって思ってくれているのが嬉しい。喜びが勝って思わず笑ってしまう。
「こっちは真剣なのに笑うなんて……」
「笑ってごめん。それに、黙っててごめんね。確かに俺は数本グループの子だしいずれ後継の兄の補佐をしなければならないんだけど……。でも、いろはちゃんの言っているその会社、いろはちゃんが社長になっても問題ないよね? 俺もフォローするし」
「え? 私が社長?」
「うん。今どき女社長なんてごろごろいるし、そのほうがご両親も嬉しいんじゃないかな? 俺の戻る場所はリモートでなんとでもなるから、いろはちゃんが心配するような事なんて何もないよ」
「私が社長だなんて。考えた事もなかった……」
俺は、彼女が何を不安がっているのか分かり、この際洗いざらい打ち明ける事にした。
「香河グループ。資本金○○千万。従業員〇〇〇人。バブル崩壊で一時経営が落ち込むものの安定した経営を続け、今は不況にも拘わらず黒字を毎年出している。銀行や関連業者からの信頼も厚い。近年上場一部に上がる予定。だよね?」
「うん」
「……いやらしい話なんだけど、うちの親戚が調べたんだ。俺の妻にふさわしいかって……。俺の戻る座を奪いたいらしくてね、色々調査されるんだ。あ、家族はいろはちゃんの事、俺が話をして写真見せてて。大学一年の入学式の可愛い姿を見てひと目で気に入っちゃって。うち、男ばっかりだったし兄たちがまだ結婚しないからいろはちゃんと俺が結婚するのを楽しみにしているからね?」
「……なんだぁ……。え? ちょっとまってあの頃の写真みせちゃったの? えー、あんなぽっちゃり全開の時の写真なんて……」
「うん。可愛いからね問題ないよ。兄たちも俺から奪いたいくらいに可愛いって言ってたから喧嘩したくらい。そうだなあ、いつ家の事を伝えようか悩んでいたんだけど、こうして俺の事知ってもらったし、次の連休に俺の家に行こうか。ちゃんと紹介する」
「……はい」
いろはちゃんが安心しきったのか、タコみたいに力がなくなってヘナヘナって俺の太ももまでずり落ちて来た。
「悩み、解決した?」
「うん。こんな時にこんな事、ごめんね」
「はは、うちが貧乏ならともかく、お金持ちだから悩むなんていろはちゃんくらいかも」
「だってぇ……」
「かわいいね。それだけ俺との将来を考えてくれてたんだ?」
「……うん。うちの会社の社長になってもらって、子供を作ってって……」
「嬉しいよ、ありがとう。俺も、いつもいろはちゃんと新婚生活したいなって思ってる」
「うん……。私、しあわせ……」
そのまま雰囲気に任せて彼女の体を起こして、ベッド中央にそっと寝かせて覆いかぶさった。
まるで絵画の女神のようにきれいな彼女は、何かを考えているみたいだった。可愛い、今すぐ襲い掛かって貪りたくなるほど美味しそうだ。俺の心も体も全部彼女の中に入り込むみたいにたくさん愛したい。
出会って、付き合う前からこの日を何度も夢みてきた。正直なところ、ハロウィンで彼女と繋がりたかった。数えきれないほど、頭の中であらゆる体位とシーン、場所で彼女を蹂躙してきたのだ。俺の妄想を彼女が知ったら嫌われるかもしれない。
初めてが、彼女の成人式の日で、色々あったけどこれからいっぱい色んな事をして思い出を塗り替えてあげたい。強引なのがいいかもしれない。でも、彼女は初めてだから優しく、優しく。銀幕のヒーローみたいにロマンチックな夜を明け方まで彼女と過ごしたかった。
「いろはちゃん、ごめんね、おまたせ……」
「……ダメ」
「え?」
──あれ? なんか彼女の口から今になって聞いてはいけない二文字が飛び出た気がする。エッチしていいってさっき言ったよな? 俺の勘違いか? エチケットがいいって言ったのか?
俺は、天にも昇る気持ちで、ベッドの下で乱れる彼女の姿を見たくてしょうがなかった。今更、俺の勘違いだったからって俺のちっともいう事を聞かない暴走系の息子が黙ってないと思う。
──なんとか、彼女に頷いてもらおう。そうしよう
彼女の隣に座ると、俺の重みでマットレスが沈み、彼女がこてんってもたれかかって来てくれる。可愛い彼女の体に腕を回した。
「いろはちゃん、好きだよ」
「私も好き」
──考えごとをしていた彼女は、さっきの衝撃で我に返ったみたい。ダメっていうのはきっとエッチの事じゃなかったのかも
「ひふみくん、あのね」
俺はうっとりとした表情をして、彼女にキスをしようと顔を近づけた。すると、彼女がさっきまでのムードが宇宙船に乗ってどっかのお金持ちの人と一緒に火星まで旅立っていったようなくらい、なんでもない感じで話をし出した。
──彼女の話は聞いてあげたい。聞いて頷いて受け止めてあげたい。だけど、エッチのあとでよくないか? こんな風に思う俺がおかしいのか?
そう心の中で、革命デモでもしているみたいに色んな声が騒めく。けれど、ここでしくじったらエッチどころか彼女自身がいなくなるかもしれない。それだけは嫌だ。離れていこうとしても、何がなんでも離さないけど。
「なに……?」
「えっとね。一つだけ確認したい事が……」
「うん? 俺も初めてだよ? でも、優しくする。俺、頑張るからそんなに怖がらなくても大丈夫。ゴ、ゴムもちゃんとつけるし」
「えっと、そうじゃなくって。それは知ってるし、ちょっと怖いケド優しくしてくれるって信じてる」
どうやらこの答えではなかったようだ。それに、エッチの事を嫌がっているわけではなさそうでホッとしたし滅茶苦茶嬉しくてにまーって口がにやけそうになった。
「じゃあ、聞きたい事って何?」
「えっとさ、ひふみくんって三男なんだよね?」
「うん」
「〇〇会社に一般で入社して一年目なんだよね?」
「うん」
「前にさ、結婚してくれるっていったよね?」
「うん。絶対結婚する」
付き合ってその年のうちに、彼女が大学卒業したら結婚したいってプロポーズして了承も得ているし、ご両親にも大歓迎されている。
「……、この部屋にあるやつって買ったもの?」
「うん」
自分のものは、高校までに貯めた金を資産運用して増やして買いそろえた。最初の引っ越しの時に、エアコンとか家具、家電、ベッドは買ってもらったけど。
「学生の時、バイトしてなかったよね?」
「うん? 大学の時はしてないね」
「えーっとね、ご実家がらみで後を継ぐ何かがあったりする?」
「うーん……。いくつかの株券とかマンションや駐車場の名義とかがあるかな? でも、そんなの無くても、滅茶苦茶豪華な生活は出来ないけれど幸せにするし、お金に困る事ないから安心していいよ」
「……あのね、ひふみくん。もしも、私が知っている数本さんがひふみくんのおうちなら、結婚できないかも……?」
──一瞬、心臓が止まった上に、凍り付いて死ぬかと思った。結婚できないなんて彼女が言い出すなんて。まさか、さっきおっぱいに夢中になりすぎて幻滅された? いや、それだと彼女があのあと嫌がっていたはず。さっきから、お金の話だから経済不安があるのかな?
「え? なんでそーなるの! お、俺の稼ぎが不満なの? 嫌だよ? 絶対別れないからね!」
「私も別れたくないんだけど……。あのね、うちの会社知ってるでしょ?」
「うん。弟さんが継ぐんだよね? 大丈夫、君の実家のお金は頼らないから」
──まさかのヒモ疑惑だった! それは絶対にありえないから全力で否定する
「じゃなくてね、うちの両親、ひふみくんに系列の会社を任せたいって思ってて。でも、数本グループの人だったら、うちみたいな小さな会社の社長とか無理でしょう?」
「へ?」
「私ね、ひふみくんと結婚したいし、両親の言う会社もひふみくんに経営してもらいたいなってずっと思ってて。でも、ご実家に戻るのなら、それがダメになるから……。どうしようって」
「……ははっ」
彼女はしょんぼりして真剣にそんな風に言った。結婚したいって思ってくれているのが嬉しい。喜びが勝って思わず笑ってしまう。
「こっちは真剣なのに笑うなんて……」
「笑ってごめん。それに、黙っててごめんね。確かに俺は数本グループの子だしいずれ後継の兄の補佐をしなければならないんだけど……。でも、いろはちゃんの言っているその会社、いろはちゃんが社長になっても問題ないよね? 俺もフォローするし」
「え? 私が社長?」
「うん。今どき女社長なんてごろごろいるし、そのほうがご両親も嬉しいんじゃないかな? 俺の戻る場所はリモートでなんとでもなるから、いろはちゃんが心配するような事なんて何もないよ」
「私が社長だなんて。考えた事もなかった……」
俺は、彼女が何を不安がっているのか分かり、この際洗いざらい打ち明ける事にした。
「香河グループ。資本金○○千万。従業員〇〇〇人。バブル崩壊で一時経営が落ち込むものの安定した経営を続け、今は不況にも拘わらず黒字を毎年出している。銀行や関連業者からの信頼も厚い。近年上場一部に上がる予定。だよね?」
「うん」
「……いやらしい話なんだけど、うちの親戚が調べたんだ。俺の妻にふさわしいかって……。俺の戻る座を奪いたいらしくてね、色々調査されるんだ。あ、家族はいろはちゃんの事、俺が話をして写真見せてて。大学一年の入学式の可愛い姿を見てひと目で気に入っちゃって。うち、男ばっかりだったし兄たちがまだ結婚しないからいろはちゃんと俺が結婚するのを楽しみにしているからね?」
「……なんだぁ……。え? ちょっとまってあの頃の写真みせちゃったの? えー、あんなぽっちゃり全開の時の写真なんて……」
「うん。可愛いからね問題ないよ。兄たちも俺から奪いたいくらいに可愛いって言ってたから喧嘩したくらい。そうだなあ、いつ家の事を伝えようか悩んでいたんだけど、こうして俺の事知ってもらったし、次の連休に俺の家に行こうか。ちゃんと紹介する」
「……はい」
いろはちゃんが安心しきったのか、タコみたいに力がなくなってヘナヘナって俺の太ももまでずり落ちて来た。
「悩み、解決した?」
「うん。こんな時にこんな事、ごめんね」
「はは、うちが貧乏ならともかく、お金持ちだから悩むなんていろはちゃんくらいかも」
「だってぇ……」
「かわいいね。それだけ俺との将来を考えてくれてたんだ?」
「……うん。うちの会社の社長になってもらって、子供を作ってって……」
「嬉しいよ、ありがとう。俺も、いつもいろはちゃんと新婚生活したいなって思ってる」
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