52 / 99
お茶会と冤罪
しおりを挟む
暑い夏もようやく陰りが見えてきた。秋はその過ごし易さから、絶好の社交シーズンとなる。
そこは貴族の子弟達も同じであり、お茶会に参加する機会も多くなる。お茶会は将来に向けた人脈作りも兼ねているようで、どれだけ高貴な人が来るのかが重要視されているようだった。
だが、そんな事情は俺には全く関係がなかった。この国で最高峰の身分である王女殿下を婚約者に持ち、自分も最高峰の身分の公爵家嫡男。向こうから勝手に寄って来るのだ。むしろ、追い払う方が大変だった。しかも、妖精持ちに、聖剣持ち。影の王にフェニックスまでいる。本当にどうしてこうなった。その気になれば世界征服もできそうだ。やらないけど。
【どうした、我が主よ。また現実逃避か?】
夏も終わりが見えてきたので、俺達は避暑地の子爵家(今は伯爵家)から、王都へと帰って来ていた。
両親に送った手紙では、ペットとして使い魔を飼うことにしたことは伝えていたのだが、その正体を明かすと頭を抱えられた。
その点、王妃様は全く動じなかったので、さすがだと思う。国王陛下は頭を抱えていたかも知れないが。
「うん。見てよ、この手紙の束。全部お茶会の招待状なんだよね。断りの返事を書くのも億劫だよ」
【それなら全部燃やしてしまえばいいではないか。手を貸すぞ?】
「そうは行きませんわ。貴族としての礼儀というものがありますからね」
クロをブラッシングしながらクリスティアナ様が言った。クロはクリスティアナ様にブラッシングされてツヤツヤでフサフサな毛並みになっていた。クリスティアナ様と一緒にフェオもクロをモフモフしているので、尊大ぶっているクロに、全く威厳がない。
「そうだ! 代わりにクロにお茶会に行ってもらえばいいんじゃない? シリウスそっくりに変身できるんでしょう?」
「クロに行かせたらどういうことになるか、考えてる?」
「もちろん、とっても面白いことになるわ!」
いや、面白いことになってもらいたくないわけなのだが、クロに頼むとそうなることは理解しているようだ。相変わらずフェオは面白ければそれでいいようだ。
「やめておこう。クロには荷が重すぎる」
【そんなことはありませんぞ。ワシもやるときはやりますぞ】
「じゃあ、具体的には?」
【まずは下僕どもに主の威厳を示してですな、それで・・・】
無理だな、無理。クロを使うのは最終手段だ。
「お茶会を全部断るのはさすがにあんまりだと思いますわ。そうですわ、お義母様に相談して、厳選してもらいましょう!」
いい考えだとパチンと手を叩くと、すぐに使用人を呼んでお母様のところに行ってしまった。
「何だかクリピー、張り切ってるよね。どうしたのかしら?」
「どうしたんだろうね。人前に出るのはあまり好きじゃあなかったはずなんだけどな」
【主を自慢したいのだろう】
「うん、マスターを自慢したいんだと思う。私も自慢したい」
「そう言うもんか。確かに俺もクリスティアナ様を自慢したいとは思うかな」
最近のクリスティアナ様は成長が著しい。自分に自信がなく、引きこもっていたことがあるとは思えないくらい堂々としている。逆に第一王妃派に目をつけられそうで怖いのだが、今の布陣なら相手にならない気がする。むしろ、こちらの機嫌を損なう方が悪手だろう。味方につけておいた方が断然よい。
「お茶会、私も連れて行ってくれる?」
最近濃いキャラが増えたせいで影が薄くなりがちなエクスが聞いてきた。
「もちろんだよ。でも腕輪型じゃないと難しいかな。剣を持ってお茶会に行くわけには行かないからね」
「人型じゃダメなの?」
「招待状がないと入れないんじゃないかな」
「えっ!? じゃあ、あたしは行けないの? ヤダヤダ、絶対ついて行く~!」
【我が主よ、ワシもついて行くぞ】
こうなるからお茶会には行きたくないんだよね~。
お母様はいくつかのお茶会を見繕ってくれた。選択基準はもちろん、ガーネット公爵家派もしくは中立派のお茶会だ。中立派は分かるが、ガーネット公爵家派はどんな派閥なのかとお母様に聞いたら、何でもガーネット公爵家と懇ろになりたい人達が集まっているところらしい。ガーネット公爵家を新しい王に、などと不埒なことを考えている輩がいたら、速攻で潰すらしい。
どうやらついでにクーデターの芽も潰しているようだ。
お茶会では当然のことながら俺達は大人気だった。身分の力は凄いと改めて思った。そして、子供でも身分による上下関係を理解していることを恐ろしくも思った。
貴族同士でこれなのだ。平民など歯牙にもかけない※貴族が多くなるのも頷けることだった。
クリスティアナ様、フェオ、エクスは多くの人に囲まれており、大変話題になっているようだ。綺麗だからね、仕方ないね。三人ともいつもよりもおしとやかにしており、まるで別人のようだ。クリスティアナ様は成長した自分をみんなに見てもらえて、大変満足している様子だった。顔がイキイキとしている。
「ガーネット様、あちらのお菓子が美味しいとの評判ですよ。一緒に食べに行きませんか?」
「よくお似合いですわ。さすがはガーネット様ですわ」
俺にも蝶々が寄って来たようだ。三人もあちらで話しかけられているみたいだし、少しくらいは・・・
「シリウス様、お腹が空いたのですか? 食いしん坊ですわね」
「お菓子ならあたしが食べさせてあげるよ。ほら、あ~ん」
「マスター、このお菓子が美味しい。食べて」
ややトゲのある口調のクリスティアナ様、無茶振りするフェオ、口にお菓子を突っ込んでくるエクス。三人が一気に取り囲んだ。
慌てて解散する取り巻きの皆さん。
その後は左手にクリスティアナ様、右手にエクス、頭にフェオのいつもの布陣でお茶会を過ごした。可愛い子が何人かいたので少しくらいは、と思ったが、これ以上嫁はいらないのでやめた。三人もいれば十分である。
「シリウス様を一人にはできませんわね」
「ほんとほんと。すぐに他の女の子にちょっかいをかけようとするんだから」
「マスターの女誑し」
いやいや、まだ何もしてないでしょ。冤罪なのに怒られた。これだからお茶会に行くのは嫌なんだよ。
そこは貴族の子弟達も同じであり、お茶会に参加する機会も多くなる。お茶会は将来に向けた人脈作りも兼ねているようで、どれだけ高貴な人が来るのかが重要視されているようだった。
だが、そんな事情は俺には全く関係がなかった。この国で最高峰の身分である王女殿下を婚約者に持ち、自分も最高峰の身分の公爵家嫡男。向こうから勝手に寄って来るのだ。むしろ、追い払う方が大変だった。しかも、妖精持ちに、聖剣持ち。影の王にフェニックスまでいる。本当にどうしてこうなった。その気になれば世界征服もできそうだ。やらないけど。
【どうした、我が主よ。また現実逃避か?】
夏も終わりが見えてきたので、俺達は避暑地の子爵家(今は伯爵家)から、王都へと帰って来ていた。
両親に送った手紙では、ペットとして使い魔を飼うことにしたことは伝えていたのだが、その正体を明かすと頭を抱えられた。
その点、王妃様は全く動じなかったので、さすがだと思う。国王陛下は頭を抱えていたかも知れないが。
「うん。見てよ、この手紙の束。全部お茶会の招待状なんだよね。断りの返事を書くのも億劫だよ」
【それなら全部燃やしてしまえばいいではないか。手を貸すぞ?】
「そうは行きませんわ。貴族としての礼儀というものがありますからね」
クロをブラッシングしながらクリスティアナ様が言った。クロはクリスティアナ様にブラッシングされてツヤツヤでフサフサな毛並みになっていた。クリスティアナ様と一緒にフェオもクロをモフモフしているので、尊大ぶっているクロに、全く威厳がない。
「そうだ! 代わりにクロにお茶会に行ってもらえばいいんじゃない? シリウスそっくりに変身できるんでしょう?」
「クロに行かせたらどういうことになるか、考えてる?」
「もちろん、とっても面白いことになるわ!」
いや、面白いことになってもらいたくないわけなのだが、クロに頼むとそうなることは理解しているようだ。相変わらずフェオは面白ければそれでいいようだ。
「やめておこう。クロには荷が重すぎる」
【そんなことはありませんぞ。ワシもやるときはやりますぞ】
「じゃあ、具体的には?」
【まずは下僕どもに主の威厳を示してですな、それで・・・】
無理だな、無理。クロを使うのは最終手段だ。
「お茶会を全部断るのはさすがにあんまりだと思いますわ。そうですわ、お義母様に相談して、厳選してもらいましょう!」
いい考えだとパチンと手を叩くと、すぐに使用人を呼んでお母様のところに行ってしまった。
「何だかクリピー、張り切ってるよね。どうしたのかしら?」
「どうしたんだろうね。人前に出るのはあまり好きじゃあなかったはずなんだけどな」
【主を自慢したいのだろう】
「うん、マスターを自慢したいんだと思う。私も自慢したい」
「そう言うもんか。確かに俺もクリスティアナ様を自慢したいとは思うかな」
最近のクリスティアナ様は成長が著しい。自分に自信がなく、引きこもっていたことがあるとは思えないくらい堂々としている。逆に第一王妃派に目をつけられそうで怖いのだが、今の布陣なら相手にならない気がする。むしろ、こちらの機嫌を損なう方が悪手だろう。味方につけておいた方が断然よい。
「お茶会、私も連れて行ってくれる?」
最近濃いキャラが増えたせいで影が薄くなりがちなエクスが聞いてきた。
「もちろんだよ。でも腕輪型じゃないと難しいかな。剣を持ってお茶会に行くわけには行かないからね」
「人型じゃダメなの?」
「招待状がないと入れないんじゃないかな」
「えっ!? じゃあ、あたしは行けないの? ヤダヤダ、絶対ついて行く~!」
【我が主よ、ワシもついて行くぞ】
こうなるからお茶会には行きたくないんだよね~。
お母様はいくつかのお茶会を見繕ってくれた。選択基準はもちろん、ガーネット公爵家派もしくは中立派のお茶会だ。中立派は分かるが、ガーネット公爵家派はどんな派閥なのかとお母様に聞いたら、何でもガーネット公爵家と懇ろになりたい人達が集まっているところらしい。ガーネット公爵家を新しい王に、などと不埒なことを考えている輩がいたら、速攻で潰すらしい。
どうやらついでにクーデターの芽も潰しているようだ。
お茶会では当然のことながら俺達は大人気だった。身分の力は凄いと改めて思った。そして、子供でも身分による上下関係を理解していることを恐ろしくも思った。
貴族同士でこれなのだ。平民など歯牙にもかけない※貴族が多くなるのも頷けることだった。
クリスティアナ様、フェオ、エクスは多くの人に囲まれており、大変話題になっているようだ。綺麗だからね、仕方ないね。三人ともいつもよりもおしとやかにしており、まるで別人のようだ。クリスティアナ様は成長した自分をみんなに見てもらえて、大変満足している様子だった。顔がイキイキとしている。
「ガーネット様、あちらのお菓子が美味しいとの評判ですよ。一緒に食べに行きませんか?」
「よくお似合いですわ。さすがはガーネット様ですわ」
俺にも蝶々が寄って来たようだ。三人もあちらで話しかけられているみたいだし、少しくらいは・・・
「シリウス様、お腹が空いたのですか? 食いしん坊ですわね」
「お菓子ならあたしが食べさせてあげるよ。ほら、あ~ん」
「マスター、このお菓子が美味しい。食べて」
ややトゲのある口調のクリスティアナ様、無茶振りするフェオ、口にお菓子を突っ込んでくるエクス。三人が一気に取り囲んだ。
慌てて解散する取り巻きの皆さん。
その後は左手にクリスティアナ様、右手にエクス、頭にフェオのいつもの布陣でお茶会を過ごした。可愛い子が何人かいたので少しくらいは、と思ったが、これ以上嫁はいらないのでやめた。三人もいれば十分である。
「シリウス様を一人にはできませんわね」
「ほんとほんと。すぐに他の女の子にちょっかいをかけようとするんだから」
「マスターの女誑し」
いやいや、まだ何もしてないでしょ。冤罪なのに怒られた。これだからお茶会に行くのは嫌なんだよ。
20
お気に入りに追加
1,811
あなたにおすすめの小説
チート転生~チートって本当にあるものですね~
水魔沙希
ファンタジー
死んでしまった片瀬彼方は、突然異世界に転生してしまう。しかも、赤ちゃん時代からやり直せと!?何げにステータスを見ていたら、何やら面白そうなユニークスキルがあった!!
そのスキルが、随分チートな事に気付くのは神の加護を得てからだった。
亀更新で気が向いたら、随時更新しようと思います。ご了承お願いいたします。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
異世界転移の……説明なし!
サイカ
ファンタジー
神木冬華(かみきとうか)28才OL。動物大好き、ネコ大好き。
仕事帰りいつもの道を歩いているといつの間にか周りが真っ暗闇。
しばらくすると突然視界が開け辺りを見渡すとそこはお城の屋根の上!? 無慈悲にも頭からまっ逆さまに落ちていく。
落ちていく途中で王子っぽいイケメンと目が合ったけれど落ちていく。そして…………
聞いたことのない国の名前に見たこともない草花。そして魔獣化してしまう動物達。
ここは異世界かな? 異世界だと思うけれど……どうやってここにきたのかわからない。
召喚されたわけでもないみたいだし、神様にも会っていない。元の世界で私がどうなっているのかもわからない。
私も異世界モノは好きでいろいろ読んできたから多少の知識はあると思い目立たないように慎重に行動していたつもりなのに……王族やら騎士団長やら関わらない方がよさそうな人達とばかりそうとは知らずに知り合ってしまう。
ピンチになったら大剣の勇者が現れ…………ない!
教会に行って祈ると神様と話せたり…………しない!
森で一緒になった相棒の三毛猫さんと共に、何の説明もなく異世界での生活を始めることになったお話。
※小説家になろうでも投稿しています。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~
ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。
異世界転生しちゃいました。
そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど
チート無いみたいだけど?
おばあちゃんよく分かんないわぁ。
頭は老人 体は子供
乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。
当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。
訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。
おばあちゃん奮闘記です。
果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか?
[第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。
第二章 学園編 始まりました。
いよいよゲームスタートです!
[1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。
話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。
おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので)
初投稿です
不慣れですが宜しくお願いします。
最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。
申し訳ございません。
少しづつ修正して纏めていこうと思います。
土属性を極めて辺境を開拓します~愛する嫁と超速スローライフ~
にゃーにゃ
ファンタジー
「土属性だから追放だ!」理不尽な理由で追放されるも「はいはい。おっけー」主人公は特にパーティーに恨みも、未練もなく、世界が危機的な状況、というわけでもなかったので、ササッと王都を去り、辺境の地にたどり着く。
「助けなきゃ!」そんな感じで、世界樹の少女を襲っていた四天王の一人を瞬殺。 少女にほれられて、即座に結婚する。「ここを開拓してスローライフでもしてみようか」 主人公は土属性パワーで一瞬で辺境を開拓。ついでに魔王を超える存在を土属性で作ったゴーレムの物量で圧殺。
主人公は、世界樹の少女が生成したタネを、育てたり、のんびりしながら辺境で平和にすごす。そんな主人公のもとに、ドワーフ、魚人、雪女、魔王四天王、魔王、といった亜人のなかでも一際キワモノの種族が次から次へと集まり、彼らがもたらす特産品によってドンドン村は発展し豊かに、にぎやかになっていく。
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる