17 / 40
ダンジョン②
しおりを挟む
どれくらい森の奥地まで進んだだろうか。サラの目的地がどの辺りなのかが分かってきた。
「レオ様、今、向かっているところはもしかして……」
「うん、どうやら、モニカが召喚魔法の儀式を行った場所に近いみたいだね。そのときは全く気がつかなかったけど、あの場所には何かがあったんだろうね」
コソコソとモニカと話していると、どうやら目的地へと到着したようだ。サラがその動きをとめた。
俺達がたどり着いた場所は、大きな岩山があること以外には特筆すべきところがない場所だった。
「殿下、ここに何かがあるのですか?」
「ああそうだ。だが、これは困ったぞ。どうやらダンジョンがあるようだ」
「ダンジョン!? ダンジョンって、あのダンジョンですか?」
ギルの質問に、俺が感じた感想を率直に述べたところ、聞いていた全員からもれなく大きな反応が返ってきた。
「本当にそんなものがここに? しかし、ただの岩山にしか見えませんね」
確かにアルが言った通り、ただの岩山にしか見えない。
ピーちゃんに確認すると、間違いないとのことであった。しかし、どう見ても入り口らしきものは見つからなかった。
「モニカ、ゲームにはダンジョンなんてあったの?」
コソコソと耳打ちした。
「いえ、そのようなものはなかったはずですわ。もし、ダンジョン攻略などがあるのなら、条件次第では魔物の氾濫が起こらないことになりますわ。そうなると、ヒロインの覚醒イベントが絶対に発生しないことになってしまいますわ」
なるほど。と言うことは、このダンジョンはイレギュラーなものなのだろう。ここはゲームマスターのサラに聞いてみるべきだな。
「サラ、ちょっといいかい?」
そう言って、サラをみんなから離れたところに連れて行った。その間にみんなには休憩をとってもらう。
「サラ、少し説明が欲しい。このダンジョンは攻略しても問題ない?」
「問題ありません。このダンジョンはゲームクリア後のオマケ要素として考案されたものです。ですが、乙女ゲームに戦闘色の強いやりこみ要素はいらないだろうということになって、ボツになった設定です」
おおう、男性向けならダンジョンで強化できたり、強い装備をもらえたりするのはロマンがあるけど、女性向けだとちょっとどうかな? と考えたんだろうな。
それじゃあ、ダンジョンを壊してしまっても構わないかな。このまま放っておくと、また魔物の氾濫が起きてしまうからね。
将来起こる火種は、完全に消してしまっていた方がいいに決まっている。
休憩も終わり、俺達は動き出すことにした。まずは入り口を探さないといけないな。
「う~ん、ここがダンジョンの入り口の扉みたいなんだけど、開かないですね」
岩山の前で色々と試してみるものの、何も手がかりはつかめなかった。事前に魔法で調査した限りでは、この先に間違いなく通路が続いていることを確認することができていた。
「何か隠し扉を開くための魔法があるのかも知れませんね」
アルが丁寧に不審な点がないかを調べていたが、特に怪しいところは見つかっていないようだ。
「扉を開けるための呪文ですか? それなら、「開けゴマ!」とか、「オーブンセサミ!」とかで……す?」
モニカが全ての言葉を発する前に、これまでビクともしなかった大きな岩が動き出した。そして、俺達の目の前で、大穴がポッカリとその不気味な口を開けたのだった。
「さすがはモニカ様! ダンジョンの入り口を開く魔法を知っているとは!」
ブルックが興奮してモニカに詰め寄った。その勢いに思わず仰け反った状態になるモニカ。
その今にも倒れそうなモニカの腰を、慌てて俺が支えた。
「ブルック、興奮するのは構わないが、周りは良く見ろ」
思わず鋭い口調になってしまった。
その声にハッとブルックが我に返る。
「も、申し訳ございません、モニカ様」
「い、いえ、いいのですよ」
引きつった顔でモニカが答える。モニカとしてはブルックが言うような魔法を使ったわけではないので困惑しているのだろう。
俺がチラリとサラを見ると、目と目が合って、目礼された。
どうやらタイミングを見計らってダンジョンの入り口を開けたらしい。全てはモニカの手柄にするために。
さすがは優秀なメイドのサラだ。主を立てることを良く分かっている。やるじゃない。
「なかなか広い入り口ですね。殿下、どうしますか?」
ギルがウキウキとした目をしてこちらに聞いてきた。その目が、冒険の匂いがする、と物語っていた。
「ダンジョンは、出現してから時間が経てば経つほど、攻略が難しくなるそうだね?」
この情報の確認のため、みんなを見渡すと、一様に頷いていた。
「このダンジョンの扉はさっき開かれたので、たった今、出現したと言っていいだろう。ということは、今なら最弱のダンジョンに挑戦できるということだ」
「まさか……」
アルの顔が青ざめた。
「それじゃあ今から入って、最弱ダンジョンの味見と行きますか!」
ギルが嬉しそうに言った。それを聞いたみんながざわついた。
それはそうだ。俺達は森の探索の許可はもらっているが、ダンジョン攻略はそれとは別だ。それに、皇太子の俺がいるのだ。危険なところへわざわざ足を運ぶのは、誉められた行為ではないだろう。
「今調べた感じでは、まだ魔物の数も少なく、階層も五階層くらいのようですわね。これなら短期決戦も可能ですわ」
いつの間に調べたのか、モニカがギルの案に補足を加え、賛成を表明した。その情報にみんな覚悟を決めたように頷いた。
「では決まりだね。早いところこのダンジョンを潰すとしよう。これでこのキリエの森の驚異はなくなるはずだよ」
こうして俺達は謎のダンジョンへと足を踏み入れた。
「レオ様、今、向かっているところはもしかして……」
「うん、どうやら、モニカが召喚魔法の儀式を行った場所に近いみたいだね。そのときは全く気がつかなかったけど、あの場所には何かがあったんだろうね」
コソコソとモニカと話していると、どうやら目的地へと到着したようだ。サラがその動きをとめた。
俺達がたどり着いた場所は、大きな岩山があること以外には特筆すべきところがない場所だった。
「殿下、ここに何かがあるのですか?」
「ああそうだ。だが、これは困ったぞ。どうやらダンジョンがあるようだ」
「ダンジョン!? ダンジョンって、あのダンジョンですか?」
ギルの質問に、俺が感じた感想を率直に述べたところ、聞いていた全員からもれなく大きな反応が返ってきた。
「本当にそんなものがここに? しかし、ただの岩山にしか見えませんね」
確かにアルが言った通り、ただの岩山にしか見えない。
ピーちゃんに確認すると、間違いないとのことであった。しかし、どう見ても入り口らしきものは見つからなかった。
「モニカ、ゲームにはダンジョンなんてあったの?」
コソコソと耳打ちした。
「いえ、そのようなものはなかったはずですわ。もし、ダンジョン攻略などがあるのなら、条件次第では魔物の氾濫が起こらないことになりますわ。そうなると、ヒロインの覚醒イベントが絶対に発生しないことになってしまいますわ」
なるほど。と言うことは、このダンジョンはイレギュラーなものなのだろう。ここはゲームマスターのサラに聞いてみるべきだな。
「サラ、ちょっといいかい?」
そう言って、サラをみんなから離れたところに連れて行った。その間にみんなには休憩をとってもらう。
「サラ、少し説明が欲しい。このダンジョンは攻略しても問題ない?」
「問題ありません。このダンジョンはゲームクリア後のオマケ要素として考案されたものです。ですが、乙女ゲームに戦闘色の強いやりこみ要素はいらないだろうということになって、ボツになった設定です」
おおう、男性向けならダンジョンで強化できたり、強い装備をもらえたりするのはロマンがあるけど、女性向けだとちょっとどうかな? と考えたんだろうな。
それじゃあ、ダンジョンを壊してしまっても構わないかな。このまま放っておくと、また魔物の氾濫が起きてしまうからね。
将来起こる火種は、完全に消してしまっていた方がいいに決まっている。
休憩も終わり、俺達は動き出すことにした。まずは入り口を探さないといけないな。
「う~ん、ここがダンジョンの入り口の扉みたいなんだけど、開かないですね」
岩山の前で色々と試してみるものの、何も手がかりはつかめなかった。事前に魔法で調査した限りでは、この先に間違いなく通路が続いていることを確認することができていた。
「何か隠し扉を開くための魔法があるのかも知れませんね」
アルが丁寧に不審な点がないかを調べていたが、特に怪しいところは見つかっていないようだ。
「扉を開けるための呪文ですか? それなら、「開けゴマ!」とか、「オーブンセサミ!」とかで……す?」
モニカが全ての言葉を発する前に、これまでビクともしなかった大きな岩が動き出した。そして、俺達の目の前で、大穴がポッカリとその不気味な口を開けたのだった。
「さすがはモニカ様! ダンジョンの入り口を開く魔法を知っているとは!」
ブルックが興奮してモニカに詰め寄った。その勢いに思わず仰け反った状態になるモニカ。
その今にも倒れそうなモニカの腰を、慌てて俺が支えた。
「ブルック、興奮するのは構わないが、周りは良く見ろ」
思わず鋭い口調になってしまった。
その声にハッとブルックが我に返る。
「も、申し訳ございません、モニカ様」
「い、いえ、いいのですよ」
引きつった顔でモニカが答える。モニカとしてはブルックが言うような魔法を使ったわけではないので困惑しているのだろう。
俺がチラリとサラを見ると、目と目が合って、目礼された。
どうやらタイミングを見計らってダンジョンの入り口を開けたらしい。全てはモニカの手柄にするために。
さすがは優秀なメイドのサラだ。主を立てることを良く分かっている。やるじゃない。
「なかなか広い入り口ですね。殿下、どうしますか?」
ギルがウキウキとした目をしてこちらに聞いてきた。その目が、冒険の匂いがする、と物語っていた。
「ダンジョンは、出現してから時間が経てば経つほど、攻略が難しくなるそうだね?」
この情報の確認のため、みんなを見渡すと、一様に頷いていた。
「このダンジョンの扉はさっき開かれたので、たった今、出現したと言っていいだろう。ということは、今なら最弱のダンジョンに挑戦できるということだ」
「まさか……」
アルの顔が青ざめた。
「それじゃあ今から入って、最弱ダンジョンの味見と行きますか!」
ギルが嬉しそうに言った。それを聞いたみんながざわついた。
それはそうだ。俺達は森の探索の許可はもらっているが、ダンジョン攻略はそれとは別だ。それに、皇太子の俺がいるのだ。危険なところへわざわざ足を運ぶのは、誉められた行為ではないだろう。
「今調べた感じでは、まだ魔物の数も少なく、階層も五階層くらいのようですわね。これなら短期決戦も可能ですわ」
いつの間に調べたのか、モニカがギルの案に補足を加え、賛成を表明した。その情報にみんな覚悟を決めたように頷いた。
「では決まりだね。早いところこのダンジョンを潰すとしよう。これでこのキリエの森の驚異はなくなるはずだよ」
こうして俺達は謎のダンジョンへと足を踏み入れた。
0
お気に入りに追加
100
あなたにおすすめの小説
転生悪役令嬢に仕立て上げられた幸運の女神様は家門から勘当されたので、自由に生きるため、もう、ほっといてください。今更戻ってこいは遅いです
青の雀
ファンタジー
公爵令嬢ステファニー・エストロゲンは、学園の卒業パーティで第2王子のマリオットから突然、婚約破棄を告げられる
それも事実ではない男爵令嬢のリリアーヌ嬢を苛めたという冤罪を掛けられ、問答無用でマリオットから殴り飛ばされ意識を失ってしまう
そのショックで、ステファニーは前世社畜OL だった記憶を思い出し、日本料理を提供するファミリーレストランを開業することを思いつく
公爵令嬢として、持ち出せる宝石をなぜか物心ついたときには、すでに貯めていて、それを原資として開業するつもりでいる
この国では婚約破棄された令嬢は、キズモノとして扱われることから、なんとか自立しようと修道院回避のために幼いときから貯金していたみたいだった
足取り重く公爵邸に帰ったステファニーに待ち構えていたのが、父からの勘当宣告で……
エストロゲン家では、昔から異能をもって生まれてくるということを当然としている家柄で、異能を持たないステファニーは、前から肩身の狭い思いをしていた
修道院へ行くか、勘当を甘んじて受け入れるか、二者択一を迫られたステファニーは翌早朝にこっそり、家を出た
ステファニー自身は忘れているが、実は女神の化身で何代前の過去に人間との恋でいさかいがあり、無念が残っていたので、神界に帰らず、人間界の中で転生を繰り返すうちに、自分自身が女神であるということを忘れている
エストロゲン家の人々は、ステファニーの恩恵を受け異能を覚醒したということを知らない
ステファニーを追い出したことにより、次々に異能が消えていく……
4/20ようやく誤字チェックが完了しました
もしまだ、何かお気づきの点がありましたら、ご報告お待ち申し上げておりますm(_)m
いったん終了します
思いがけずに長くなってしまいましたので、各単元ごとはショートショートなのですが(笑)
平民女性に転生して、下剋上をするという話も面白いかなぁと
気が向いたら書きますね
どうも、死んだはずの悪役令嬢です。
西藤島 みや
ファンタジー
ある夏の夜。公爵令嬢のアシュレイは王宮殿の舞踏会で、婚約者のルディ皇子にいつも通り罵声を浴びせられていた。
皇子の罵声のせいで、男にだらしなく浪費家と思われて王宮殿の使用人どころか通っている学園でも遠巻きにされているアシュレイ。
アシュレイの誕生日だというのに、エスコートすら放棄して、皇子づきのメイドのミュシャに気を遣うよう求めてくる皇子と取り巻き達に、呆れるばかり。
「幼馴染みだかなんだかしらないけれど、もう限界だわ。あの人達に罰があたればいいのに」
こっそり呟いた瞬間、
《願いを聞き届けてあげるよ!》
何故か全くの別人になってしまっていたアシュレイ。目の前で、アシュレイが倒れて意識不明になるのを見ることになる。
「よくも、義妹にこんなことを!皇子、婚約はなかったことにしてもらいます!」
義父と義兄はアシュレイが状況を理解する前に、アシュレイの体を持ち去ってしまう。
今までミュシャを崇めてアシュレイを冷遇してきた取り巻き達は、次々と不幸に巻き込まれてゆき…ついには、ミュシャや皇子まで…
ひたすら一人づつざまあされていくのを、呆然と見守ることになってしまった公爵令嬢と、怒り心頭の義父と義兄の物語。
はたしてアシュレイは元に戻れるのか?
剣と魔法と妖精の住む世界の、まあまあよくあるざまあメインの物語です。
ざまあが書きたかった。それだけです。
悪役令嬢に転生しましたが、行いを変えるつもりはありません
れぐまき
恋愛
公爵令嬢セシリアは皇太子との婚約発表舞踏会で、とある男爵令嬢を見かけたことをきっかけに、自分が『宝石の絆』という乙女ゲームのライバルキャラであることを知る。
「…私、間違ってませんわね」
曲がったことが大嫌いなオーバースペック公爵令嬢が自分の信念を貫き通す話
…だったはずが最近はどこか天然の主人公と勘違い王子のすれ違い(勘違い)恋愛話になってきている…
5/13
ちょっとお話が長くなってきたので一旦全話非公開にして纏めたり加筆したりと大幅に修正していきます
5/22
修正完了しました。明日から通常更新に戻ります
9/21
完結しました
また気が向いたら番外編として二人のその後をアップしていきたいと思います
公爵令嬢アナスタシアの華麗なる鉄槌
招杜羅147
ファンタジー
「婚約は破棄だ!」
毒殺容疑の冤罪で、婚約者の手によって投獄された公爵令嬢・アナスタシア。
彼女は獄中死し、それによって3年前に巻き戻る。
そして…。

婚約破棄ですか。ゲームみたいに上手くはいきませんよ?
ゆるり
恋愛
公爵令嬢スカーレットは婚約者を紹介された時に前世を思い出した。そして、この世界が前世での乙女ゲームの世界に似ていることに気付く。シナリオなんて気にせず生きていくことを決めたが、学園にヒロイン気取りの少女が入学してきたことで、スカーレットの運命が変わっていく。全6話予定
毒を盛られて生死を彷徨い前世の記憶を取り戻しました。小説の悪役令嬢などやってられません。
克全
ファンタジー
公爵令嬢エマは、アバコーン王国の王太子チャーリーの婚約者だった。だがステュワート教団の孤児院で性技を仕込まれたイザベラに籠絡されていた。王太子達に無実の罪をなすりつけられエマは、修道院に送られた。王太子達は執拗で、本来なら侯爵一族とは認められない妾腹の叔父を操り、父親と母嫌を殺させ公爵家を乗っ取ってしまった。母の父親であるブラウン侯爵が最後まで護ろうとしてくれるも、王国とステュワート教団が協力し、イザベラが直接新種の空気感染する毒薬まで使った事で、毒殺されそうになった。だがこれをきっかけに、異世界で暴漢に腹を刺された女性、美咲の魂が憑依同居する事になった。その女性の話しでは、自分の住んでいる世界の話が、異世界では小説になって多くの人が知っているという。エマと美咲は協力して王国と教団に復讐する事にした。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
悪役令嬢は永眠しました
詩海猫
ファンタジー
「お前のような女との婚約は破棄だっ、ロザリンダ・ラクシエル!だがお前のような女でも使い道はある、ジルデ公との縁談を調えてやった!感謝して公との間に沢山の子を産むがいい!」
長年の婚約者であった王太子のこの言葉に気を失った公爵令嬢・ロザリンダ。
だが、次に目覚めた時のロザリンダの魂は別人だった。
ロザリンダとして目覚めた木の葉サツキは、ロザリンダの意識がショックのあまり永遠の眠りについてしまったことを知り、「なぜロザリンダはこんなに努力してるのに周りはクズばっかりなの?まかせてロザリンダ!きっちりお返ししてあげるからね!」
*思いつきでプロットなしで書き始めましたが結末は決めています。暗い展開の話を書いているとメンタルにもろに影響して生活に支障が出ることに気付きました。定期的に強気主人公を暴れさせないと(?)書き続けるのは不可能なようなのでメンタル状態に合わせて書けるものから書いていくことにします、ご了承下さいm(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる