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ハロウィンSS 『警察官×ハムスター』
─3─
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※※※
戯れのようなキスを何度か交わし、撫で回す面積が狭いと小さな文句を垂れる潤が、ひとつひとつ、焦らすようにゆっくりと天の衣装のボタンを外してゆく。
柔らかく、中がボア素材で見た目以上に着心地の良い、潤が天のために手作りしたハムスターが少しずつ脱がされていった。
「んっ……」
「天くんはずーっと、僕のことだけ見てないとダメだよ?」
「う、……うぅ……っ」
「このフェロモン、他の人に嗅がせるくらいならすぐにでも僕のものにしたいって毎日思ってる。 僕なら、天くんの発情期促す事なんて簡単なんだから」
警官服姿の潤が、キリッと天を見詰める。
何故かフードは被らされたまま下着を取り払われ、ドキドキが加速した。
二つの突起は彼の好きなだけ舐められて隆起し、指先でカリッと弾かれると腰がブルッと震えた。
何回逢瀬を繰り返そうとも、この雰囲気には慣れない。
柔和で優しく、いつも笑みを絶やさない綺麗な男の視線が野性味を帯びた瞬間、少々怖いと感じてしまうのはΩ性だからなのだろうか。
触れる手付きと、全身を愛撫する指先は優しい。
後孔に突き立てられた長い指も、味を確認するように執拗にそこを舐め上げる舌先も、優しくはある。
「潤、くん……ぁ、っ……らめ、そこ舐めちゃ……っ」
「もうぐちゅぐちゅだ……においも濃い……。 喜んでるの? 天くん」
「んんっ……潤くん、潤くん……っ、ぎゅってして、……ちゅ、して……っ」
湧き出す愛液で濡れた秘部にばかり、潤は気を取られている。
両腕が、身体が、寂しかった。
薄茶色の潤の髪を乱し、秘部への愛撫に腰を震わせながら天は懇願した。
Ω性である葛藤の後ろめたさを抱えた身では、素面ではあまり言えないα性への服従心を帯びた甘え。
貫く前に、寂しくて寒くなった身体を温めてほしい。
視線を送ると、それに気付いた潤が天の愛液を舐め取りながら切なく笑った。
「……可愛い……なんて可愛いハムスターちゃんなの」
「うぁっ……まって、……まっ……痛──っ」
潤に抱き締められた安心感に目を瞑った刹那、後頭部を持ち上げられてフードがずり落ち、うなじに痛みが走った。
ガブッ、と歯型を付けた後、潤は必ず僅かな出血を伴うほど犬歯を肌に食い込ませる。
普段は頑丈な彼の理性が破壊されてしまうと、本能の通り天を支配しようとするのだ。
さらに、薄い朱色で滲んだ唇を舐める潤を目の当たりにした天の方も、うなじの痛みと扇情的な光景に理性など無きに等しくなる。
「僕は脱がない方がいいよね?」
「ん、ん、ぬがないれ……っ」
「ふふっ……天くんのベロ、またどこかいっちゃったね」
「潤くん……っ、かっこいい、好き……っ、やさしい、好き……っ、いいにおい……っ、あたま、おかしくなるぅ……っ」
「…………僕もだよ。 天くん、大好き……」
念入りに後孔を解す潤の指を、もはや待ちきれないとばかりに締め上げて彼の理性をもっと壊していった。
潤のフェロモンに惑わされると視界がぼやけ始め、天は呂律が回らなくなる。
年上であろうと頑張る普段を、次第に忘れていく。
背中に腕を回すよう促され、天の足を抱え上げた潤の性器が秘部に突き立てられた。
「ふぅ、んっ、……んんんっ」
執拗な前戯で難無く侵入してくる、待ち望んだもの。
その時、ぐぷぷっ…と粘膜音を立てているのは、Ω性特有の愛液という潤滑剤。
狭い襞をじわじわと分け入ってくる潤の性器が、うつろな天にも分かるほどいつもより熱い気がした。
「あ、ゴム付けるの忘れてた」
「……へっ!?」
「いっか、次の発情期で頑張るつもりだったし」
「あ、うっ、ん、っ……あぁぁ──っっ」
「天くん可愛過ぎるから逮捕しちゃお」
「あぁっ……潤くん、らめ、早いの、らめっ……んっ、んっ……」
「あーもう、天くん可愛い。 逮捕じゃ足りないよ」
「いぃぃ……っ、痛いってばぁ……っ、潤くん……!」
警官帽を取り去り、本格的に行為に集中し始めた潤は、何度も天のうなじを噛んだ。
フェロモンの出どころを抑えなければという本能のせい。 ──首輪を望まない日、いつも潤はそんな言い訳をして天の涙を舐め取るけれど、天は決してそれを信じていない。
「僕のものだよ、天くん。 ずっと、僕のもの」
「んっ……んんっ、……ん、っ……」
もはやハムスターの衣装はベッドの端に追いやられ、潤も「暑い」と言いながらネクタイを緩めてカッターシャツのボタンをも全部外してしまった。
しかし、かえってその方が卑猥だった。
臀部に引っかかった潤のスラックスは愛液で濡れ、突くたびに天の性器から漏れ出る白濁液でカッターシャツも汚れる。
貫かれて揺れる自身の足を見詰めた天は瞳を細め、潤に抱きついた。
「天くん、……お腹いっぱい注いであげるから覚悟して」
「んぁぁ……っっ」
潤の囁き通り、毎度数分間に渡る射精を天は初めて直に受けた。
形状がやや変わった性器で秘部は満ち、潤が奥を擦るように腰を動かすとその都度腹部が熱くなる。
"お腹いっぱいに注いであげる" 、──彼の言葉は正しかった。
нαρρу🎃нαℓℓσωєєи
テーマ【コスプレ/イチャイチャ】
戯れのようなキスを何度か交わし、撫で回す面積が狭いと小さな文句を垂れる潤が、ひとつひとつ、焦らすようにゆっくりと天の衣装のボタンを外してゆく。
柔らかく、中がボア素材で見た目以上に着心地の良い、潤が天のために手作りしたハムスターが少しずつ脱がされていった。
「んっ……」
「天くんはずーっと、僕のことだけ見てないとダメだよ?」
「う、……うぅ……っ」
「このフェロモン、他の人に嗅がせるくらいならすぐにでも僕のものにしたいって毎日思ってる。 僕なら、天くんの発情期促す事なんて簡単なんだから」
警官服姿の潤が、キリッと天を見詰める。
何故かフードは被らされたまま下着を取り払われ、ドキドキが加速した。
二つの突起は彼の好きなだけ舐められて隆起し、指先でカリッと弾かれると腰がブルッと震えた。
何回逢瀬を繰り返そうとも、この雰囲気には慣れない。
柔和で優しく、いつも笑みを絶やさない綺麗な男の視線が野性味を帯びた瞬間、少々怖いと感じてしまうのはΩ性だからなのだろうか。
触れる手付きと、全身を愛撫する指先は優しい。
後孔に突き立てられた長い指も、味を確認するように執拗にそこを舐め上げる舌先も、優しくはある。
「潤、くん……ぁ、っ……らめ、そこ舐めちゃ……っ」
「もうぐちゅぐちゅだ……においも濃い……。 喜んでるの? 天くん」
「んんっ……潤くん、潤くん……っ、ぎゅってして、……ちゅ、して……っ」
湧き出す愛液で濡れた秘部にばかり、潤は気を取られている。
両腕が、身体が、寂しかった。
薄茶色の潤の髪を乱し、秘部への愛撫に腰を震わせながら天は懇願した。
Ω性である葛藤の後ろめたさを抱えた身では、素面ではあまり言えないα性への服従心を帯びた甘え。
貫く前に、寂しくて寒くなった身体を温めてほしい。
視線を送ると、それに気付いた潤が天の愛液を舐め取りながら切なく笑った。
「……可愛い……なんて可愛いハムスターちゃんなの」
「うぁっ……まって、……まっ……痛──っ」
潤に抱き締められた安心感に目を瞑った刹那、後頭部を持ち上げられてフードがずり落ち、うなじに痛みが走った。
ガブッ、と歯型を付けた後、潤は必ず僅かな出血を伴うほど犬歯を肌に食い込ませる。
普段は頑丈な彼の理性が破壊されてしまうと、本能の通り天を支配しようとするのだ。
さらに、薄い朱色で滲んだ唇を舐める潤を目の当たりにした天の方も、うなじの痛みと扇情的な光景に理性など無きに等しくなる。
「僕は脱がない方がいいよね?」
「ん、ん、ぬがないれ……っ」
「ふふっ……天くんのベロ、またどこかいっちゃったね」
「潤くん……っ、かっこいい、好き……っ、やさしい、好き……っ、いいにおい……っ、あたま、おかしくなるぅ……っ」
「…………僕もだよ。 天くん、大好き……」
念入りに後孔を解す潤の指を、もはや待ちきれないとばかりに締め上げて彼の理性をもっと壊していった。
潤のフェロモンに惑わされると視界がぼやけ始め、天は呂律が回らなくなる。
年上であろうと頑張る普段を、次第に忘れていく。
背中に腕を回すよう促され、天の足を抱え上げた潤の性器が秘部に突き立てられた。
「ふぅ、んっ、……んんんっ」
執拗な前戯で難無く侵入してくる、待ち望んだもの。
その時、ぐぷぷっ…と粘膜音を立てているのは、Ω性特有の愛液という潤滑剤。
狭い襞をじわじわと分け入ってくる潤の性器が、うつろな天にも分かるほどいつもより熱い気がした。
「あ、ゴム付けるの忘れてた」
「……へっ!?」
「いっか、次の発情期で頑張るつもりだったし」
「あ、うっ、ん、っ……あぁぁ──っっ」
「天くん可愛過ぎるから逮捕しちゃお」
「あぁっ……潤くん、らめ、早いの、らめっ……んっ、んっ……」
「あーもう、天くん可愛い。 逮捕じゃ足りないよ」
「いぃぃ……っ、痛いってばぁ……っ、潤くん……!」
警官帽を取り去り、本格的に行為に集中し始めた潤は、何度も天のうなじを噛んだ。
フェロモンの出どころを抑えなければという本能のせい。 ──首輪を望まない日、いつも潤はそんな言い訳をして天の涙を舐め取るけれど、天は決してそれを信じていない。
「僕のものだよ、天くん。 ずっと、僕のもの」
「んっ……んんっ、……ん、っ……」
もはやハムスターの衣装はベッドの端に追いやられ、潤も「暑い」と言いながらネクタイを緩めてカッターシャツのボタンをも全部外してしまった。
しかし、かえってその方が卑猥だった。
臀部に引っかかった潤のスラックスは愛液で濡れ、突くたびに天の性器から漏れ出る白濁液でカッターシャツも汚れる。
貫かれて揺れる自身の足を見詰めた天は瞳を細め、潤に抱きついた。
「天くん、……お腹いっぱい注いであげるから覚悟して」
「んぁぁ……っっ」
潤の囁き通り、毎度数分間に渡る射精を天は初めて直に受けた。
形状がやや変わった性器で秘部は満ち、潤が奥を擦るように腰を動かすとその都度腹部が熱くなる。
"お腹いっぱいに注いであげる" 、──彼の言葉は正しかった。
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