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初恋淫魔に愛されたルシファーは苦労する〜アルプ篇〜
恋心2
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アルプは、ルシファーに呼ばれ1人部屋に残る
「アルプとは1度あの骨董屋でであったよな。」
「あっ!はい。」
「そうか。…であの本をとってくれた時本の名前を見たか?」
「本の名前?ですか。」
「そうだ。」
「見てないです。」
「うん。わかった。あの時は感謝する!もう戻ってもいい。」
アルプは、引き止められた理由はあの骨董屋での何かと思っていたが何かモヤッとした話しの終わり方でアルプは部屋を出た。部屋の外には、シルヴォヌスが待っていた。
「話は終わったか 」
「終わった」
「で、何の話してたんだ?」
そう聞かれたがアルプは、骨董屋の出来事は言わなかった。
「別に大した用事じゃなかった。」
「ふぅーん。でもさ!ルシファー様ってすっごく美人だったな!」
シルヴォヌスは、ルシファーの噂とは違った華奢な体に噂通りの凛とした姿に心奪われているようだった。
アルプとシルヴォヌスは職場に戻ったがアルプは、ルシファーの言っていた。本のタイトルがなんだったのか、なぜルシファーは気にしているのかがずっと頭の中から離れなかった。
アルプは、自宅へ帰る時あの骨董屋の前をいつも通る。そしてある事を思いついた。
アルプは、骨董屋に入りそこの店主に聞く。
「あの。すみません。何日か前にすごく美人な青年がここで本を買っていたと思うんですが…」
アルプの思いついた方法とは、店主に本のことに尋ねることだった。
「美人な青年…あぁ。いたね。すごく美人な」
店主は、ルシファーのことを覚えていたが何を買ったかあやふやだと考えていた。
アルプは、ダメ元で聞くことにしたが。自分がただの一目惚れでここまで誰かに執着するのが初めてで驚く気持ちがあった。
淫魔とは基本誰かに執着はしない
本気で好きになるとちょっとした、きっかけが欲しいと思い必死になる気持ちも初めて知った。そんなことを思っていると店主は、ハッと何かを思い出したようだった。
「あの青年なら人間界についてまとめられていた本を買っていたよ。なぜ人間界に纏わるものをって思ったよ。中身は分からないけどね。」
「ありがとうございます。」
アルプは、そう言うと店を後にした。
それからアルプは、自宅へ帰り考える。ルシファーの買った本がわかっても後はまだ話す接点作ることだった。
「どーするかな?」
アルプが考え考え抜いた結果が…
「あの…すみません。ちょっとルシファー様に用事がありまして…」
ヘル協会に行き直接頼むことだった。無理だとわかっていても何となくこのことしか思いつかなかった。
「ルシファー様にか…」
「時間があいてたらでいいんですが…」
「……」
やっぱり無理か…
「…わかった。少しならルシファー様と対談できるだろ。」
「えっ!」
「なんだ。要はなかったのか…」
「いや!あります。ありがとうございます。」
それからアルプは、前通ったルートでルシファーのオフィスへ向かった。
コンコン
「失礼します。」
「あぁ。入れ」
ルシファーの応答があった。そして中へはいる。
ルシファーは、資料に目を通しながら聞く
「何の用だ。」
そしてアルプはあの本のことについて言った
「あの。ルシファー様は人間界に興味が…」
「はぁ?」
「アルプとは1度あの骨董屋でであったよな。」
「あっ!はい。」
「そうか。…であの本をとってくれた時本の名前を見たか?」
「本の名前?ですか。」
「そうだ。」
「見てないです。」
「うん。わかった。あの時は感謝する!もう戻ってもいい。」
アルプは、引き止められた理由はあの骨董屋での何かと思っていたが何かモヤッとした話しの終わり方でアルプは部屋を出た。部屋の外には、シルヴォヌスが待っていた。
「話は終わったか 」
「終わった」
「で、何の話してたんだ?」
そう聞かれたがアルプは、骨董屋の出来事は言わなかった。
「別に大した用事じゃなかった。」
「ふぅーん。でもさ!ルシファー様ってすっごく美人だったな!」
シルヴォヌスは、ルシファーの噂とは違った華奢な体に噂通りの凛とした姿に心奪われているようだった。
アルプとシルヴォヌスは職場に戻ったがアルプは、ルシファーの言っていた。本のタイトルがなんだったのか、なぜルシファーは気にしているのかがずっと頭の中から離れなかった。
アルプは、自宅へ帰る時あの骨董屋の前をいつも通る。そしてある事を思いついた。
アルプは、骨董屋に入りそこの店主に聞く。
「あの。すみません。何日か前にすごく美人な青年がここで本を買っていたと思うんですが…」
アルプの思いついた方法とは、店主に本のことに尋ねることだった。
「美人な青年…あぁ。いたね。すごく美人な」
店主は、ルシファーのことを覚えていたが何を買ったかあやふやだと考えていた。
アルプは、ダメ元で聞くことにしたが。自分がただの一目惚れでここまで誰かに執着するのが初めてで驚く気持ちがあった。
淫魔とは基本誰かに執着はしない
本気で好きになるとちょっとした、きっかけが欲しいと思い必死になる気持ちも初めて知った。そんなことを思っていると店主は、ハッと何かを思い出したようだった。
「あの青年なら人間界についてまとめられていた本を買っていたよ。なぜ人間界に纏わるものをって思ったよ。中身は分からないけどね。」
「ありがとうございます。」
アルプは、そう言うと店を後にした。
それからアルプは、自宅へ帰り考える。ルシファーの買った本がわかっても後はまだ話す接点作ることだった。
「どーするかな?」
アルプが考え考え抜いた結果が…
「あの…すみません。ちょっとルシファー様に用事がありまして…」
ヘル協会に行き直接頼むことだった。無理だとわかっていても何となくこのことしか思いつかなかった。
「ルシファー様にか…」
「時間があいてたらでいいんですが…」
「……」
やっぱり無理か…
「…わかった。少しならルシファー様と対談できるだろ。」
「えっ!」
「なんだ。要はなかったのか…」
「いや!あります。ありがとうございます。」
それからアルプは、前通ったルートでルシファーのオフィスへ向かった。
コンコン
「失礼します。」
「あぁ。入れ」
ルシファーの応答があった。そして中へはいる。
ルシファーは、資料に目を通しながら聞く
「何の用だ。」
そしてアルプはあの本のことについて言った
「あの。ルシファー様は人間界に興味が…」
「はぁ?」
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