114 / 117
第三章
40話 役に立つ精霊
しおりを挟む
一体どういう話になったのか、シャルの腕に水の精霊が嬉しそうに抱きついている。
そうやっているとどことなくシャルと水の精霊が似ていることもあって仲のいい姉妹にすら見えてくるから不思議だ。
取り囲んでいた他の子達も『どうしたもんかなー』という顔になってしまっている。
「えっと、本当にその子と契約しちゃっていいの?」
まあ、さっきは動揺しちゃったけどエッチなだけでなにか悪いことをしたわけではないしなぁ。
…………あ、いや、子どもたちの教育に悪いな。
やっぱり追い返すか。
「一応、話はできる精霊さんでしたからっ!」
《精霊送還》を構築しなおしていることに気づいたシャルが慌てて止めに入る。
「いや、でも、その子教育に悪いし」
周りのみんなもウンウンと頷いている。
「先生と二人っきりの時以外は変なことしないって誓ってますし……」
それ僕と二人っきりの時は変なことするって意味じゃんっ!?
みんなも『それならいっか』みたいな空気出してるけど、落ち着いて考えてっ!?
……と、まで考えたところで落ち着いていなかったのは僕だと気づく。
精霊が自主的にこちらにの世界に現れることは、基本的にない。
それこそ、自主的に現れて人助けをすることもある光の精霊が『物語』になるレベルだ。
つまり、水の精霊がこちらに来ている時はシャルも同時にいるということで、僕と『二人きりになる』ことは有り得ないということか。
実質的に『変なことはもうしない』と誓った状態と言える。
「……まぁ、そういう事なら教育に悪いことには目をつぶってもいいけどぉ。
対価はなにを要求してたの?」
変な精霊な上に、対価も難しいものなら申し訳ないけどお帰りいただいたほうがいいと思う。
「え、えっと……そ、それなんですけど……」
対価を聞かれたシャルが言いよどむ。
これは……恥ずかしそう?
「…………やっぱり帰そうよ」
恥ずかしい要求してくる精霊さんとかシャルのそばに置いとくの嫌だ。
「い、いえ、あ、あの、じ、実害はないと……お、思うんですよ?」
うーん……そうは言ってもなぁ……。
シャルも落ち着いてきたのかいつもの恥ずかしがり屋に戻ってきてしまっているので、精霊さんの要求をどれだけ恥ずかしがっているのか分かりづらい。
「えっと、具体的になにを要求してきてるの?」
「…………ひ、皮膚です……」
恥ずかしそうにうつむいて小声で言うシャルの言葉の意味が一瞬理解できなかった。
皮膚ぅ?
…………そんな要求聞いたこと無い。
「え?皮膚ってどういう事?
体の表面を全部要求してきたってこと?」
そう考えるとかなりとんでもない要求な気がするんだけど。
精霊の住んでいるところにはアクセサリーとか付けられない、極論服もない方がいいってことを考えると、最悪シャル全裸だよ?
「あ、い、いえ……ぐ、具体的に皮膚を要求してきたというか……しょ、触覚の共有と言った方がいいかもしません……」
触覚の共有……なるほどそれで『皮膚』か。
「じ、実際に住むのは皮膚のほんの一部だけで……ほ、他の部分は感覚の共有だけ、ら、らしいので普段気にする必要もないって……」
「え?実質ほぼノーリスクってこと?
精霊に住んでもらう場合はその場所の魔力ごとあげることになるけど、そう言うのは?」
「な、無いそうです。
あ、あくまで『住んでいる』んじゃなくって『共有している』だけらしいので」
そりゃ確かに『それなら……』ってなるくらい破格だな。
「…………ちゃんと言うこと聞いてくれそう?」
契約したと言っても素直に言うことを聞いてくれるかはその精霊との関係性や性格によるので、契約は出来たもののまともにお願いを聞いてくれないなんて言う話もよく聞く。
「は、はい、ぜ、絶対服従を誓いました」
絶対服従っ!?
す、すごいこと言い出したな。
いや、契約にそう言う強制力はないから感覚的な話なんだろうけど……。
「え?色々嘘ついてるとかは?」
「な、無いと思います」
たしかに精霊が嘘をつくという話は聞いたことがないけど……。
最初こそ驚いたものの、今は水の精霊も大人しくしているしなぁ。
むぅ…………こうなるとあとはシャル次第か。
「そう言う事なら、僕は反対しないけど……本当にいいの?」
「は、はい、魔法とか、い、色々教えてくれるって言うし私この子がいいです」
シャルがそう言うなら仕方ない。
僕も精霊が教えてくれる魔法というのには興味はあるし。
「そう言う事なら……。
いちおう、『変な事したら追い返す』って釘刺しといてね?」
「は、はいっ!
許してもらえたよ、おいで」
手を広げて招き寄せるシャルを見た水の精霊が嬉しそうに笑いながら近寄って……。
シャルの服の首元を引っ張った。
随分思いっきり引っ張るので、シャルの真っ白できれいな肌が膨らんでいる辺りまで見えてしまう。
「え?これ追い返していいやつ?」
明らかに不届きな真似だよね?
「ち、違いますっ!
け、契約の証です。
し、心臓に近い部分のほうがいいんだそうです」
シャルとそんなやり取りをしている間にも、水の精霊はシャルの胸の膨らみに唇を寄せる。
決定的な部分までは出ていないけど、絵面がすでにいかがわしいんだけど……。
追い返したくなるけど、シャルに嫌がっている様子はないのでここは見逃そう。
水の精霊がシャルの胸にキスをすると、一瞬全身が青く輝いて……シャルの胸元に小さいけど複雑な青い刻印を残して消える。
「えっと、あなたの名前はシトリーね。
あんまりおいたしちゃダメだよ?」
シャルの言葉に水の精霊……シトリーちゃんは素直に笑顔で頷いた。
「えっと、契約して変なところとか無い?
皮膚の感触がないとか」
「は、はい、な、なにも変わっていないと思います」
皮膚感覚の共有とか聞いたことなかったけど、とりあえずは大きな問題はなさそうだ。
「でも、なにか変なところがあったらすぐに言ってね?」
「は、はい、分かりました」
前例のないことだけにちょっと心配。
「え?うん、いいよ。
でも、あんまりやりすぎると怒られちゃうからね?」
シトリーちゃんになにか言われたらしいシャルが許可をだすと、シトリーちゃんがこちらにテッテッと走り寄ってくる。
…………あんまり見るのはまずい絵面だ。
なにとは言わないけど、すごい揺れてる。
思わず目をそらしてしまう僕に、シトリーちゃんが体を擦り付けてくる。
なんか動物に匂い付けされている気分だな。
視覚情報的にも触覚情報的にも色々戸惑ってしまうけど、懐いてきているのは可愛い。
さっきみたいなエッチな雰囲気はなくってただ懐いてきているだけみたいだし……。
ちょっとだけ悩んだ後、シトリーちゃんの頭を撫でた。
「ふぇっ!?」
撫でられて嬉しそうにしているシトリーちゃんを見ていたら、突然シャルが変な声を上げた。
「ん?どうしたの?シャル」
みんなも突然慌てだしたシャルを不思議そうな顔で見ている。
変なところでもあったのに気づいたんだろうか?
「い、いえっ!な、なんでもないですっ!だ、大丈夫なやつですっ!う、嬉しいやつですっ!」
大慌てのシャルだけど、言葉通りなにか嫌なことが起こっている様子ではなさそうだし、大丈夫かな?
「えっと、なにか変なことがあったら遠慮なく言ってね?」
「は、はいっ!」
シャルは大きな声で頷いた後、
「……感覚の『共有』ってそう言う……」
小さくなにか言っているけど……まあ悪いことではなさそうだ。
シャルに気を取られていて撫でるのがおざなりになってしまっていた僕に、シトリーちゃんが『撫でれ』というように強く体を擦り付けてくる。
思わず苦笑が浮かんじゃうけど、要求通り頭を撫で続けた。
「えっと、シャル、シトリーちゃんのこれも?」
他の僕に懐いている精霊たちと同じやつなんだろうか。
「え、えっと。
………………は、はい、精霊にとって人間の……そ、その、お、想いがこもったモノに触れていると……気持ちいい?らしくて好きなんだそうです。
単に気持ちいいってだけじゃなくって、なんだろ?力?も湧いてくるんだとか」
色々教えてくれるっていう言葉通り、シトリーちゃんはきちんと細かく説明してくれているみたいだ。
ところどころ理解しきれていない部分もあるみたいだけど、それは有り様からして違う存在だし仕方ない。
しかし、なるほど、これで魔力がある人体の一部はともかく、物を要求してくることがある理由が分かった。
シトリーちゃんに色々話を聞いたら、論文の一つでも書けそうだな。
『役たった?役たった?』とでもいうかのように嬉しそうに見つめてくるシトリーちゃんの頭を撫で回した。
そうやっているとどことなくシャルと水の精霊が似ていることもあって仲のいい姉妹にすら見えてくるから不思議だ。
取り囲んでいた他の子達も『どうしたもんかなー』という顔になってしまっている。
「えっと、本当にその子と契約しちゃっていいの?」
まあ、さっきは動揺しちゃったけどエッチなだけでなにか悪いことをしたわけではないしなぁ。
…………あ、いや、子どもたちの教育に悪いな。
やっぱり追い返すか。
「一応、話はできる精霊さんでしたからっ!」
《精霊送還》を構築しなおしていることに気づいたシャルが慌てて止めに入る。
「いや、でも、その子教育に悪いし」
周りのみんなもウンウンと頷いている。
「先生と二人っきりの時以外は変なことしないって誓ってますし……」
それ僕と二人っきりの時は変なことするって意味じゃんっ!?
みんなも『それならいっか』みたいな空気出してるけど、落ち着いて考えてっ!?
……と、まで考えたところで落ち着いていなかったのは僕だと気づく。
精霊が自主的にこちらにの世界に現れることは、基本的にない。
それこそ、自主的に現れて人助けをすることもある光の精霊が『物語』になるレベルだ。
つまり、水の精霊がこちらに来ている時はシャルも同時にいるということで、僕と『二人きりになる』ことは有り得ないということか。
実質的に『変なことはもうしない』と誓った状態と言える。
「……まぁ、そういう事なら教育に悪いことには目をつぶってもいいけどぉ。
対価はなにを要求してたの?」
変な精霊な上に、対価も難しいものなら申し訳ないけどお帰りいただいたほうがいいと思う。
「え、えっと……そ、それなんですけど……」
対価を聞かれたシャルが言いよどむ。
これは……恥ずかしそう?
「…………やっぱり帰そうよ」
恥ずかしい要求してくる精霊さんとかシャルのそばに置いとくの嫌だ。
「い、いえ、あ、あの、じ、実害はないと……お、思うんですよ?」
うーん……そうは言ってもなぁ……。
シャルも落ち着いてきたのかいつもの恥ずかしがり屋に戻ってきてしまっているので、精霊さんの要求をどれだけ恥ずかしがっているのか分かりづらい。
「えっと、具体的になにを要求してきてるの?」
「…………ひ、皮膚です……」
恥ずかしそうにうつむいて小声で言うシャルの言葉の意味が一瞬理解できなかった。
皮膚ぅ?
…………そんな要求聞いたこと無い。
「え?皮膚ってどういう事?
体の表面を全部要求してきたってこと?」
そう考えるとかなりとんでもない要求な気がするんだけど。
精霊の住んでいるところにはアクセサリーとか付けられない、極論服もない方がいいってことを考えると、最悪シャル全裸だよ?
「あ、い、いえ……ぐ、具体的に皮膚を要求してきたというか……しょ、触覚の共有と言った方がいいかもしません……」
触覚の共有……なるほどそれで『皮膚』か。
「じ、実際に住むのは皮膚のほんの一部だけで……ほ、他の部分は感覚の共有だけ、ら、らしいので普段気にする必要もないって……」
「え?実質ほぼノーリスクってこと?
精霊に住んでもらう場合はその場所の魔力ごとあげることになるけど、そう言うのは?」
「な、無いそうです。
あ、あくまで『住んでいる』んじゃなくって『共有している』だけらしいので」
そりゃ確かに『それなら……』ってなるくらい破格だな。
「…………ちゃんと言うこと聞いてくれそう?」
契約したと言っても素直に言うことを聞いてくれるかはその精霊との関係性や性格によるので、契約は出来たもののまともにお願いを聞いてくれないなんて言う話もよく聞く。
「は、はい、ぜ、絶対服従を誓いました」
絶対服従っ!?
す、すごいこと言い出したな。
いや、契約にそう言う強制力はないから感覚的な話なんだろうけど……。
「え?色々嘘ついてるとかは?」
「な、無いと思います」
たしかに精霊が嘘をつくという話は聞いたことがないけど……。
最初こそ驚いたものの、今は水の精霊も大人しくしているしなぁ。
むぅ…………こうなるとあとはシャル次第か。
「そう言う事なら、僕は反対しないけど……本当にいいの?」
「は、はい、魔法とか、い、色々教えてくれるって言うし私この子がいいです」
シャルがそう言うなら仕方ない。
僕も精霊が教えてくれる魔法というのには興味はあるし。
「そう言う事なら……。
いちおう、『変な事したら追い返す』って釘刺しといてね?」
「は、はいっ!
許してもらえたよ、おいで」
手を広げて招き寄せるシャルを見た水の精霊が嬉しそうに笑いながら近寄って……。
シャルの服の首元を引っ張った。
随分思いっきり引っ張るので、シャルの真っ白できれいな肌が膨らんでいる辺りまで見えてしまう。
「え?これ追い返していいやつ?」
明らかに不届きな真似だよね?
「ち、違いますっ!
け、契約の証です。
し、心臓に近い部分のほうがいいんだそうです」
シャルとそんなやり取りをしている間にも、水の精霊はシャルの胸の膨らみに唇を寄せる。
決定的な部分までは出ていないけど、絵面がすでにいかがわしいんだけど……。
追い返したくなるけど、シャルに嫌がっている様子はないのでここは見逃そう。
水の精霊がシャルの胸にキスをすると、一瞬全身が青く輝いて……シャルの胸元に小さいけど複雑な青い刻印を残して消える。
「えっと、あなたの名前はシトリーね。
あんまりおいたしちゃダメだよ?」
シャルの言葉に水の精霊……シトリーちゃんは素直に笑顔で頷いた。
「えっと、契約して変なところとか無い?
皮膚の感触がないとか」
「は、はい、な、なにも変わっていないと思います」
皮膚感覚の共有とか聞いたことなかったけど、とりあえずは大きな問題はなさそうだ。
「でも、なにか変なところがあったらすぐに言ってね?」
「は、はい、分かりました」
前例のないことだけにちょっと心配。
「え?うん、いいよ。
でも、あんまりやりすぎると怒られちゃうからね?」
シトリーちゃんになにか言われたらしいシャルが許可をだすと、シトリーちゃんがこちらにテッテッと走り寄ってくる。
…………あんまり見るのはまずい絵面だ。
なにとは言わないけど、すごい揺れてる。
思わず目をそらしてしまう僕に、シトリーちゃんが体を擦り付けてくる。
なんか動物に匂い付けされている気分だな。
視覚情報的にも触覚情報的にも色々戸惑ってしまうけど、懐いてきているのは可愛い。
さっきみたいなエッチな雰囲気はなくってただ懐いてきているだけみたいだし……。
ちょっとだけ悩んだ後、シトリーちゃんの頭を撫でた。
「ふぇっ!?」
撫でられて嬉しそうにしているシトリーちゃんを見ていたら、突然シャルが変な声を上げた。
「ん?どうしたの?シャル」
みんなも突然慌てだしたシャルを不思議そうな顔で見ている。
変なところでもあったのに気づいたんだろうか?
「い、いえっ!な、なんでもないですっ!だ、大丈夫なやつですっ!う、嬉しいやつですっ!」
大慌てのシャルだけど、言葉通りなにか嫌なことが起こっている様子ではなさそうだし、大丈夫かな?
「えっと、なにか変なことがあったら遠慮なく言ってね?」
「は、はいっ!」
シャルは大きな声で頷いた後、
「……感覚の『共有』ってそう言う……」
小さくなにか言っているけど……まあ悪いことではなさそうだ。
シャルに気を取られていて撫でるのがおざなりになってしまっていた僕に、シトリーちゃんが『撫でれ』というように強く体を擦り付けてくる。
思わず苦笑が浮かんじゃうけど、要求通り頭を撫で続けた。
「えっと、シャル、シトリーちゃんのこれも?」
他の僕に懐いている精霊たちと同じやつなんだろうか。
「え、えっと。
………………は、はい、精霊にとって人間の……そ、その、お、想いがこもったモノに触れていると……気持ちいい?らしくて好きなんだそうです。
単に気持ちいいってだけじゃなくって、なんだろ?力?も湧いてくるんだとか」
色々教えてくれるっていう言葉通り、シトリーちゃんはきちんと細かく説明してくれているみたいだ。
ところどころ理解しきれていない部分もあるみたいだけど、それは有り様からして違う存在だし仕方ない。
しかし、なるほど、これで魔力がある人体の一部はともかく、物を要求してくることがある理由が分かった。
シトリーちゃんに色々話を聞いたら、論文の一つでも書けそうだな。
『役たった?役たった?』とでもいうかのように嬉しそうに見つめてくるシトリーちゃんの頭を撫で回した。
0
お気に入りに追加
120
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる