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第三章
31話 3つ目
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リンとギルゥさんにおやすみのキスをしてから部屋を後にする。
今までつけていた首輪を回収しようとしたら、二人揃ってすごいしょんぼりした顔されてしまったのでそのままあげることにした。
どうせ使い道もないからまた保管しておくか処分しちゃうだけだったから別にいいんだけど……。
そこまで大事にされるとちょっと申し訳なくなる。
またなにかプレゼントしようと心に誓って、自分の部屋に戻った。
部屋に帰るとユーキくんがベッドに座って待っていた。
「あ、おかえりなさい、先生」
僕に気づいたユーキくんが駆け寄って抱きついてきたので、そのまま抱き上げる。
「ただいま。
今日はユーキくんなんだ?」
昨日、シャルがノゾミちゃんと交代したみたいだったから今日はシャルかと思ってたのに。
「はい、シャルはリンの後がいいと言うのでボクの番になりました」
リンの後?
添い寝の順番自体はあってないようなものなので、今までもその日の気分や体調でいくらでも変わっていたんだけど……誰かの後指定とかっていうのは珍しいな。
最近、リンとシャルは仲良く二人だけで話していることが多いし、なにか打ち合わせしているのかもしれない。
とりあえずユーキくんの番になったのはわかったけど……。
「あれ、それじゃノゾミちゃんは?」
部屋の中にはユーキくん一人でノゾミちゃんがいない。
トイレか何かに行っているんだろうか?
「えっと、それなんですが、ノゾミがこっちで寝る時は一人が良いって言い出しまして……」
「えっ!?そうなの?」
「はい。
ということで、これからはノゾミの日を作ってボクとは別々になりました。
今日はノゾミはアリスと一緒に寝てます」
ああ、そう言えばノゾミちゃん、今日は寝る時アリスちゃんの部屋に入って行ってたな。
ノゾミちゃんは気分次第でいろんな子の部屋で寝ているからあんまり気にしていなかったけど、そう言うことだったのか。
これもノゾミちゃんが我慢していた『我がまま』のひとつなんだろうか?
僕としては全然構わないけど……。
思わずちょっとだけ困った感じでユーキくんを見てしまった。
アリスちゃん、『三人で一緒』にかこつけてユーキくんと一緒に寝てたところあるから、口実消えてしょんぼりしないといいなぁ。
ちょっと不思議そうに僕の顔を見ていたユーキくんが、なにかに気づいた様子でちょっと恥ずかしそうに口を開く。
「あ、あの……その代わりと言うか……ノゾミがこっちに来ている時は、アリスと一緒に寝ることになりました……」
「えっ!?そ、そうなのっ!?」
ま、また驚かされてしまった。
え?それ大丈夫なの?
って一瞬思った後、心配するような年じゃないと思い直した。
まだまだ男女一緒に寝てもなんの問題ない年だし、そもそもユーキくんなら色々安心だ。
「あの…………許可してくださいますか?」
「うん、もちろんだよ」
そんなことを考えてたからユーキくんの言葉を聞いてすぐに頷いたけど、そもそも僕に許可を求めることなんだろうか、これ。
うちの子同士仲良くしてくれることは微笑ましい限りだし、好きにするといい。
さて、そうなると今日はユーキくんと二人っきりということで……いい機会かもしれない。
いつも通り服を畳んでいるユーキくんを見ながら覚悟を決める。
覚悟を…………むぅ。
覚悟を決めきれないまま布団に横になって、寝る準備が整ってしまった。
「どうしました?先生?」
いい加減、ユーキくんも僕の不審な様子に気づいてしまっている。
僕の横に寝転んで不思議そうに見つめてきているユーキくんの耳に赤い耳飾りが光ってる。
注文した時は『前にユーキくんが欲しそうにしてたから』ってだけだったんだけど、今これを贈るのはちょっと違う意味が出てきそうな気もする……。
渡そうか、然るべき時までしまっておこうか悩んだけど……。
元々モノがモノだし、違う意味で捉えられたらそれはそれでいいやと思うことにした。
「あの……ユーキくんにこれあげる」
体を起こしてベッドの上に座り直すと、それだけ言って、枕元に置いてあったゲシャールさんに作ってもらったプレゼントの入った箱をユーキくんに渡す。
「え?えっ!?
い、良いんですかっ!?」
思い切って渡したけど、嬉しそうに笑うユーキくんの顔を見ていられないくらい恥ずかしい……。
「う、うん、気に入ってくれるといいんだけど……」
「あ、ありがとうございますっ!
…………うわぁ♪」
同じく座り直したユーキくんが開けた箱の中には、細い革が三重に巻かれたアクセサリーが入っている。
本体はただの黒い革で、精緻な彫り込みのしてある銀の留め具がワンポイントになっているだけのシンプルなものだ。
「本当にありがとうございますっ!大事にしますっ!」
満面の笑顔でそういったユーキくんが嬉しそうにアクセサリーを箱から取り出す。
「腕輪ですか?
うわぁ、内側フワフワしてる」
ゲシャールさんこっちの裏側もふわふわの毛皮で加工してくれていて、これならいくら付けてても痛くはならないだろう。
軽く深呼吸してからアクセサリーを付けた手首を嬉しそうに眺めているユーキくんの手を取って、アクセサリーを外す。
「…………先生?」
不思議そうにしているユーキくんの前で、アクセサリーの留め具を外して三重になっていた革を伸ばす。
そして、一本の長い革紐になったアクセサリーをユーキくんの首に巻いて留め具で留めた。
よく見ると細かい鎖模様の入っている銀の留め具が、パチンと静かな部屋に響くくらい良い音を立ててとまる。
紐のように細い革だけど、ひと目で自然なものでないと分かるくらい黒いので存在感がすごい。
一瞬異様な雰囲気に思えるほどの存在感だけど、鈍く輝く銀の留め具のおかげでかろうじてアクセサリーの体裁を整えている気がする。
だけど、本当にそれは『かろうじて』で誰が見ても『コレ』の本当の意味は分かってしまうだろう。
本当にゲシャールさんは素晴らしいものを作る。
「こ、こんなふうにも使える……というかこっちが本当の姿です……」
出来上がったものが素晴らしすぎて、恥ずかしくて直視できない。
ちょうど添い寝のタイミングだったのも良くなかった。
ユーキくんの真っ白い身体に髪と目と……首の3か所だけ真っ黒なアクセントが入っている。
む、むぅ……。
目に悪い。
「……ごしゅじんさまぁ♡」
ユーキくんが感極まったと言った様子で抱きついてきた。
そのままムニムニと体を押し付けてくる。
「ユ、ユーキくん、落ち着こ?
そんなに喜んでくれたのは僕も嬉しいけど、少し落ち着こ?」
色々抑えきれなくなってしまった様子のユーキくんが抱きついたままチュッチュッと首筋にキスをしてきてくすぐったい。
「ユーキぃ♡ユーキですぅ♡」
完全に熱に浮かされた様子で、そんなことまで言われてしまった。
「え、えっと……ユーキ」
「わんっ♡」
……それは流石にマズイんじゃないかなぁ?
「わんっ♡わふっ♡くぅんっ♡♡ちゅっ♡くぅんっ♡ちゅっ♡ちゅっ♡」
完全に犬になってしまったユーキを落ち着くまで撫で続けた。
しばらく撫でていたら落ち着いたみたいだけど、ベッドに寝転がった今もユーキはギュウっときつく抱きついたままだ。
「あの……ご主人さま?」
良かった、人間語を思い出してくれたみたいだ。
「ん?なに?」
「あの…………」
ユーキは恥ずかしそうに目線を彷徨わせた後、覚悟を決めた様子の潤んだ目で僕を見つめる。
「ボクならなにをしても大丈夫ですよ?」
…………。
一瞬意識が飛んだ。
ユ、ユーキならあらゆることを分かった上で言っているんだと思うけど、当然ながらそういうわけにはいかない。
とりあえず、ユーキが寝てくれるまで身体を撫で回して誤魔化した。
今までつけていた首輪を回収しようとしたら、二人揃ってすごいしょんぼりした顔されてしまったのでそのままあげることにした。
どうせ使い道もないからまた保管しておくか処分しちゃうだけだったから別にいいんだけど……。
そこまで大事にされるとちょっと申し訳なくなる。
またなにかプレゼントしようと心に誓って、自分の部屋に戻った。
部屋に帰るとユーキくんがベッドに座って待っていた。
「あ、おかえりなさい、先生」
僕に気づいたユーキくんが駆け寄って抱きついてきたので、そのまま抱き上げる。
「ただいま。
今日はユーキくんなんだ?」
昨日、シャルがノゾミちゃんと交代したみたいだったから今日はシャルかと思ってたのに。
「はい、シャルはリンの後がいいと言うのでボクの番になりました」
リンの後?
添い寝の順番自体はあってないようなものなので、今までもその日の気分や体調でいくらでも変わっていたんだけど……誰かの後指定とかっていうのは珍しいな。
最近、リンとシャルは仲良く二人だけで話していることが多いし、なにか打ち合わせしているのかもしれない。
とりあえずユーキくんの番になったのはわかったけど……。
「あれ、それじゃノゾミちゃんは?」
部屋の中にはユーキくん一人でノゾミちゃんがいない。
トイレか何かに行っているんだろうか?
「えっと、それなんですが、ノゾミがこっちで寝る時は一人が良いって言い出しまして……」
「えっ!?そうなの?」
「はい。
ということで、これからはノゾミの日を作ってボクとは別々になりました。
今日はノゾミはアリスと一緒に寝てます」
ああ、そう言えばノゾミちゃん、今日は寝る時アリスちゃんの部屋に入って行ってたな。
ノゾミちゃんは気分次第でいろんな子の部屋で寝ているからあんまり気にしていなかったけど、そう言うことだったのか。
これもノゾミちゃんが我慢していた『我がまま』のひとつなんだろうか?
僕としては全然構わないけど……。
思わずちょっとだけ困った感じでユーキくんを見てしまった。
アリスちゃん、『三人で一緒』にかこつけてユーキくんと一緒に寝てたところあるから、口実消えてしょんぼりしないといいなぁ。
ちょっと不思議そうに僕の顔を見ていたユーキくんが、なにかに気づいた様子でちょっと恥ずかしそうに口を開く。
「あ、あの……その代わりと言うか……ノゾミがこっちに来ている時は、アリスと一緒に寝ることになりました……」
「えっ!?そ、そうなのっ!?」
ま、また驚かされてしまった。
え?それ大丈夫なの?
って一瞬思った後、心配するような年じゃないと思い直した。
まだまだ男女一緒に寝てもなんの問題ない年だし、そもそもユーキくんなら色々安心だ。
「あの…………許可してくださいますか?」
「うん、もちろんだよ」
そんなことを考えてたからユーキくんの言葉を聞いてすぐに頷いたけど、そもそも僕に許可を求めることなんだろうか、これ。
うちの子同士仲良くしてくれることは微笑ましい限りだし、好きにするといい。
さて、そうなると今日はユーキくんと二人っきりということで……いい機会かもしれない。
いつも通り服を畳んでいるユーキくんを見ながら覚悟を決める。
覚悟を…………むぅ。
覚悟を決めきれないまま布団に横になって、寝る準備が整ってしまった。
「どうしました?先生?」
いい加減、ユーキくんも僕の不審な様子に気づいてしまっている。
僕の横に寝転んで不思議そうに見つめてきているユーキくんの耳に赤い耳飾りが光ってる。
注文した時は『前にユーキくんが欲しそうにしてたから』ってだけだったんだけど、今これを贈るのはちょっと違う意味が出てきそうな気もする……。
渡そうか、然るべき時までしまっておこうか悩んだけど……。
元々モノがモノだし、違う意味で捉えられたらそれはそれでいいやと思うことにした。
「あの……ユーキくんにこれあげる」
体を起こしてベッドの上に座り直すと、それだけ言って、枕元に置いてあったゲシャールさんに作ってもらったプレゼントの入った箱をユーキくんに渡す。
「え?えっ!?
い、良いんですかっ!?」
思い切って渡したけど、嬉しそうに笑うユーキくんの顔を見ていられないくらい恥ずかしい……。
「う、うん、気に入ってくれるといいんだけど……」
「あ、ありがとうございますっ!
…………うわぁ♪」
同じく座り直したユーキくんが開けた箱の中には、細い革が三重に巻かれたアクセサリーが入っている。
本体はただの黒い革で、精緻な彫り込みのしてある銀の留め具がワンポイントになっているだけのシンプルなものだ。
「本当にありがとうございますっ!大事にしますっ!」
満面の笑顔でそういったユーキくんが嬉しそうにアクセサリーを箱から取り出す。
「腕輪ですか?
うわぁ、内側フワフワしてる」
ゲシャールさんこっちの裏側もふわふわの毛皮で加工してくれていて、これならいくら付けてても痛くはならないだろう。
軽く深呼吸してからアクセサリーを付けた手首を嬉しそうに眺めているユーキくんの手を取って、アクセサリーを外す。
「…………先生?」
不思議そうにしているユーキくんの前で、アクセサリーの留め具を外して三重になっていた革を伸ばす。
そして、一本の長い革紐になったアクセサリーをユーキくんの首に巻いて留め具で留めた。
よく見ると細かい鎖模様の入っている銀の留め具が、パチンと静かな部屋に響くくらい良い音を立ててとまる。
紐のように細い革だけど、ひと目で自然なものでないと分かるくらい黒いので存在感がすごい。
一瞬異様な雰囲気に思えるほどの存在感だけど、鈍く輝く銀の留め具のおかげでかろうじてアクセサリーの体裁を整えている気がする。
だけど、本当にそれは『かろうじて』で誰が見ても『コレ』の本当の意味は分かってしまうだろう。
本当にゲシャールさんは素晴らしいものを作る。
「こ、こんなふうにも使える……というかこっちが本当の姿です……」
出来上がったものが素晴らしすぎて、恥ずかしくて直視できない。
ちょうど添い寝のタイミングだったのも良くなかった。
ユーキくんの真っ白い身体に髪と目と……首の3か所だけ真っ黒なアクセントが入っている。
む、むぅ……。
目に悪い。
「……ごしゅじんさまぁ♡」
ユーキくんが感極まったと言った様子で抱きついてきた。
そのままムニムニと体を押し付けてくる。
「ユ、ユーキくん、落ち着こ?
そんなに喜んでくれたのは僕も嬉しいけど、少し落ち着こ?」
色々抑えきれなくなってしまった様子のユーキくんが抱きついたままチュッチュッと首筋にキスをしてきてくすぐったい。
「ユーキぃ♡ユーキですぅ♡」
完全に熱に浮かされた様子で、そんなことまで言われてしまった。
「え、えっと……ユーキ」
「わんっ♡」
……それは流石にマズイんじゃないかなぁ?
「わんっ♡わふっ♡くぅんっ♡♡ちゅっ♡くぅんっ♡ちゅっ♡ちゅっ♡」
完全に犬になってしまったユーキを落ち着くまで撫で続けた。
しばらく撫でていたら落ち着いたみたいだけど、ベッドに寝転がった今もユーキはギュウっときつく抱きついたままだ。
「あの……ご主人さま?」
良かった、人間語を思い出してくれたみたいだ。
「ん?なに?」
「あの…………」
ユーキは恥ずかしそうに目線を彷徨わせた後、覚悟を決めた様子の潤んだ目で僕を見つめる。
「ボクならなにをしても大丈夫ですよ?」
…………。
一瞬意識が飛んだ。
ユ、ユーキならあらゆることを分かった上で言っているんだと思うけど、当然ながらそういうわけにはいかない。
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