94 / 117
第三章
20話 押し
しおりを挟む
その後しばらくオウスケと下世話な話に花を咲かせた。
……いや、あの……僕も下世話な話嫌いではないんです。
少し前なら話をするだけで色々思い出して気持ち悪くなってたけど、色々慣れてきた今となっては……。
い、いやっ、男子なら大体の人が嫌いじゃないと思うよっ!?
要するにこれ恋バナだしっ!
…………だいぶ下品な話交じるけど。
むぅ……。
どんなに言い訳して誤魔化そうとしても無駄か。
子供たちと出来ない下世話な話、とても楽しいです。
「それで?それで」
「い、今のところはそんな感じ……」
オウスケからオウスケ自身の色々な話を聞いていたらいつの間にか僕が惚気話をしてた。
というかさせられてた?
オウスケ、上手いこと話を振ってくるし、「あ、ここら辺は大っぴらにしたくないな」ってところは敏感に察して深く聞かずに話し切り上げるし……。
そもそも惚気話……彼女とのことの自慢話が嫌なわけないので、ついつい色々と話させられてしまった。
「えー?なんでヤッちゃわないんだよー」
「い、いや、そう言われても……。
ほ、ほら、相手の気持とかもあるし……」
「えー?
そんなん俺が見なくてもはっきり相手のオッケー出てるじゃん」
オウスケは少し呆れた様子でそういう。
いや……まあ……うん……。
「や、やっぱりそう思う?」
いや、まあね、僕もね、それは、あの、なんとなく分かっていたというか……。
「ハルトが話し盛ってなければ、だけどな。
見え見えすぎて手を出してやらないのが可哀想なくらいだぜ」
「そ、そう言われても……本当に相手がそう思ってるか分かんないし……」
「だからハルトからアプローチするんだろうが。
アプローチしてきちんとお前の気持ち伝えてやるのも大事だぞ」
…………はい、全面的にそのとおりだと思います。
でもさぁ……。
「……ほれ、とりあえず今思ってること口に出してみ」
「え、い、いや、別に大したこと考えてたわけじゃないから。
全面的にオウスケの言うとおりだと思う」
「心配すんなって。
友だちから聞いた話を全部心の中にしまっとくくらいの甲斐性はあるつもりだから。
隠さずにお兄さんに話してみ」
1歳か2歳しか違わないのにすごい年上ヅラされた……。
でも、実際経験値はオウスケのほうが圧倒的だからなぁ。
ここは胸を借りるつもりで……。
「…………うで怖い……」
「……なんだって?」
「……変にアプローチすると、本当は嫌なことでも受け入れられちゃいそうで怖い……」
うちの子たちそういう雰囲気があるからさぁ。
僕が望めば何でも受け入れちゃいそうで怖い。
「…………あー、ハルトの場合は色々あったらしいからなぁ」
すぐ話は変えてくれたけど、僕の『初体験』の話もオウスケの口車に乗せられて話してしまっていた。
でも、そっか、そこ結びつけて考えたことなかったけど、僕が嫌なことでも受け入れざるを得なかったからそれがトラウマになってるのもあるのか。
……大体の部分は僕が臆病なせいだと思うけど。
「でも、今のハルトとその子達との関係なら、本当に嫌がってるかどうかくらい分かるだろ?」
「うー…………分かるとは思うけどぉ……」
それが本当にあっているか自信が持てない。
「それが本当にあっているか自信がねーってところか」
むぅ、相変わらずオウスケの察し力がすごい。
「そもそもさ、ハルトはあれ?
そういうのは結婚するまでしないほうが良いとかそういうタイプ?」
「え?い、いや、そんなことはないけど……」
「ほれ、他に聞いてる人はいないんだから正直に言っとけ?な?」
むぅ、言いたい気もするけど言うのは恥ずかしいって時はしっかり押してくるから困る。
……話しやすくて困る。
「ほ、ほら、僕がこういう生まれしているせいかもしれないけど、なんとなくそういう事イコール結婚……というか子作りってイメージがあるから……」
「……あー、金持ちの場合お世継ぎ問題があるからなぁ」
そうそれっ!
貴族階級だとお世継ぎ問題は特に敏感なところなんだ。
場合によっては人死が出ることもあるし、兄上も父上もそこら辺はだいぶ慎重にしてた……と思う。
『前』は家族で過ごしたのは本当にただの子供でしかなかった頃だけだから、はっきりとは言えないけど隠し子問題になることについては慎重にしていたように思う。
兄上なんか若い使用人なんかには近づきすらしなかった記憶がある。
「でも、そういう意味じゃ、今ハルトはやりたい放題じゃん?」
へ?
やりたい放題って?
………………………………っ!!!???
「な、な、な、な、な………………」
なんでその事知ってるのっ!?
「あ、これは言ってなかったか。
俺、そういうのも分かるんよ。
男相手はそう役立つ話じゃないけど、女の子の場合は機嫌が悪くなりそうな日とか、命中率が高い日とか分かるから便利」
ま、また、ゲスい能力を……。
「ま、とにかく今ならなにも問題わけじゃん?
むしろ今だけのボーナスステージと言うか」
「い、いや、正直に言っちゃうとまだだからそういう衝動があんまりないっていうのもあるから……」
「そういうもんなん?」
ちょっと不思議そうにしているオウスケに、コクンとうなずき返す。
流石にこういう話は少し恥ずかしいです……。
「ま、そういうことなら無理にとは言わないけどさ。
本人たちの速度でやればいいと思うし」
僕が恥ずかしがっているのを察したオウスケが話を切り上げてくれる。
本当にこういう所はすごいと思う。
「ただ、俺みたいなのに横からかっさらわれないようには気をつけろよ」
横からかぁ……考えただけで死にそう。
でもなぁ。
「まあ、そういうのは本人たちの気持ちの問題だから……」
そういう僕の顔をオウスケがまじまじと見ている。
「前も思ったけど、これを本気で言っているのがすごいと言うかなんというか……。
いや、俺としてはそういうハルトだからこそなんだけどさぁ……」
えっと……?
「ハルトに質問ですっ!」
「は、はいっ!」
突然どうした。
「ハルト、前に彼女に手を出したら殴り飛ばすけど、バレないうちに好きにさせたら諦めるって言ってたけど、あれ今も変わらない?」
あれ?そんな話したっけ……した気もする……。
「えっと…………うん、そうだね、みんなの方で好きになっちゃったなら仕方ないと思う」
「そんじゃ、その時のハルトの気持ちをどうぞ」
へ?僕の気持ち?
「みんなが僕以外の人を好きになっちゃった時の気持ちってこと?」
「そうそう」
オウスケは楽しそうにしているけど……僕は考えただけで気分が悪くなってくる。
「……考えたただけで死にそう」
察しの良いオウスケにしては、なんでこんな話し続けるんだろう。
正直帰りたくすらなってる。
「そんなに嫌なのに、どうして間男と別れさせないんだ?」
「え?いや、さっきもいったじゃん、みんなが好きになっちゃったんなら仕方ないって……」
僕の答えを聞いたオウスケは……大きな声で大笑いを始めた。
ねぇ?僕帰って良い?
「いやぁ、ごめんごめん、イジワルな質問してごめん」
憮然とした表情になってる僕にオウスケが何度もペコペコと頭を下げている。
一応本気で悪いと思ってはいるみたいだけど……笑顔のままなのがムカつく。
「でも、おかげでハルトのことちょっと分かったよ」
僕のこと?
キョトンとしている僕にオウスケが話を続ける。
「そ。
ハルトはちょっと相手の気持ちを尊重しすぎるんだな」
い、いや、そんな事言われても……相手の気持を尊重するのは当然では?
「いやいや、そんなレベルじゃないんだよ、ハルトのは」
心読まれたっ!?
「……いやぁ……悪い……俺ハルトのこと本気になっちゃいそうだ」
「へ?
え?いや?オウスケ?なに?なんで席立つの?」
おもむろに立ち上がってオウスケが僕を見つめながら近寄ってくる。
え?どうしたの?急にただならぬ雰囲気になったんだけど……。
「オウスケ?え?どうしたの?ち、近いよ?ちょ、ちょっと落ち着こ?」
「ハルト……良いから目を閉じて……」
そんな事言いながらオウスケは僕の目を熱く見つめたまま顔を近づけてくる……。
キスされるっ!
そう思って目をぎゅっと閉じるけど…………………………あれ?覚悟してた感触が来ない。
ゴチンッ!
代わりに軽く頭突された。
「あっはっはっはっ、本当にハルトは押しに弱いなぁ」
僕に頭突きをかましたオウスケは、隣の椅子に座って楽しそうに笑い出した。
…………え?なに?からかわれた?
とりあえず一発殴っといた。
……いや、あの……僕も下世話な話嫌いではないんです。
少し前なら話をするだけで色々思い出して気持ち悪くなってたけど、色々慣れてきた今となっては……。
い、いやっ、男子なら大体の人が嫌いじゃないと思うよっ!?
要するにこれ恋バナだしっ!
…………だいぶ下品な話交じるけど。
むぅ……。
どんなに言い訳して誤魔化そうとしても無駄か。
子供たちと出来ない下世話な話、とても楽しいです。
「それで?それで」
「い、今のところはそんな感じ……」
オウスケからオウスケ自身の色々な話を聞いていたらいつの間にか僕が惚気話をしてた。
というかさせられてた?
オウスケ、上手いこと話を振ってくるし、「あ、ここら辺は大っぴらにしたくないな」ってところは敏感に察して深く聞かずに話し切り上げるし……。
そもそも惚気話……彼女とのことの自慢話が嫌なわけないので、ついつい色々と話させられてしまった。
「えー?なんでヤッちゃわないんだよー」
「い、いや、そう言われても……。
ほ、ほら、相手の気持とかもあるし……」
「えー?
そんなん俺が見なくてもはっきり相手のオッケー出てるじゃん」
オウスケは少し呆れた様子でそういう。
いや……まあ……うん……。
「や、やっぱりそう思う?」
いや、まあね、僕もね、それは、あの、なんとなく分かっていたというか……。
「ハルトが話し盛ってなければ、だけどな。
見え見えすぎて手を出してやらないのが可哀想なくらいだぜ」
「そ、そう言われても……本当に相手がそう思ってるか分かんないし……」
「だからハルトからアプローチするんだろうが。
アプローチしてきちんとお前の気持ち伝えてやるのも大事だぞ」
…………はい、全面的にそのとおりだと思います。
でもさぁ……。
「……ほれ、とりあえず今思ってること口に出してみ」
「え、い、いや、別に大したこと考えてたわけじゃないから。
全面的にオウスケの言うとおりだと思う」
「心配すんなって。
友だちから聞いた話を全部心の中にしまっとくくらいの甲斐性はあるつもりだから。
隠さずにお兄さんに話してみ」
1歳か2歳しか違わないのにすごい年上ヅラされた……。
でも、実際経験値はオウスケのほうが圧倒的だからなぁ。
ここは胸を借りるつもりで……。
「…………うで怖い……」
「……なんだって?」
「……変にアプローチすると、本当は嫌なことでも受け入れられちゃいそうで怖い……」
うちの子たちそういう雰囲気があるからさぁ。
僕が望めば何でも受け入れちゃいそうで怖い。
「…………あー、ハルトの場合は色々あったらしいからなぁ」
すぐ話は変えてくれたけど、僕の『初体験』の話もオウスケの口車に乗せられて話してしまっていた。
でも、そっか、そこ結びつけて考えたことなかったけど、僕が嫌なことでも受け入れざるを得なかったからそれがトラウマになってるのもあるのか。
……大体の部分は僕が臆病なせいだと思うけど。
「でも、今のハルトとその子達との関係なら、本当に嫌がってるかどうかくらい分かるだろ?」
「うー…………分かるとは思うけどぉ……」
それが本当にあっているか自信が持てない。
「それが本当にあっているか自信がねーってところか」
むぅ、相変わらずオウスケの察し力がすごい。
「そもそもさ、ハルトはあれ?
そういうのは結婚するまでしないほうが良いとかそういうタイプ?」
「え?い、いや、そんなことはないけど……」
「ほれ、他に聞いてる人はいないんだから正直に言っとけ?な?」
むぅ、言いたい気もするけど言うのは恥ずかしいって時はしっかり押してくるから困る。
……話しやすくて困る。
「ほ、ほら、僕がこういう生まれしているせいかもしれないけど、なんとなくそういう事イコール結婚……というか子作りってイメージがあるから……」
「……あー、金持ちの場合お世継ぎ問題があるからなぁ」
そうそれっ!
貴族階級だとお世継ぎ問題は特に敏感なところなんだ。
場合によっては人死が出ることもあるし、兄上も父上もそこら辺はだいぶ慎重にしてた……と思う。
『前』は家族で過ごしたのは本当にただの子供でしかなかった頃だけだから、はっきりとは言えないけど隠し子問題になることについては慎重にしていたように思う。
兄上なんか若い使用人なんかには近づきすらしなかった記憶がある。
「でも、そういう意味じゃ、今ハルトはやりたい放題じゃん?」
へ?
やりたい放題って?
………………………………っ!!!???
「な、な、な、な、な………………」
なんでその事知ってるのっ!?
「あ、これは言ってなかったか。
俺、そういうのも分かるんよ。
男相手はそう役立つ話じゃないけど、女の子の場合は機嫌が悪くなりそうな日とか、命中率が高い日とか分かるから便利」
ま、また、ゲスい能力を……。
「ま、とにかく今ならなにも問題わけじゃん?
むしろ今だけのボーナスステージと言うか」
「い、いや、正直に言っちゃうとまだだからそういう衝動があんまりないっていうのもあるから……」
「そういうもんなん?」
ちょっと不思議そうにしているオウスケに、コクンとうなずき返す。
流石にこういう話は少し恥ずかしいです……。
「ま、そういうことなら無理にとは言わないけどさ。
本人たちの速度でやればいいと思うし」
僕が恥ずかしがっているのを察したオウスケが話を切り上げてくれる。
本当にこういう所はすごいと思う。
「ただ、俺みたいなのに横からかっさらわれないようには気をつけろよ」
横からかぁ……考えただけで死にそう。
でもなぁ。
「まあ、そういうのは本人たちの気持ちの問題だから……」
そういう僕の顔をオウスケがまじまじと見ている。
「前も思ったけど、これを本気で言っているのがすごいと言うかなんというか……。
いや、俺としてはそういうハルトだからこそなんだけどさぁ……」
えっと……?
「ハルトに質問ですっ!」
「は、はいっ!」
突然どうした。
「ハルト、前に彼女に手を出したら殴り飛ばすけど、バレないうちに好きにさせたら諦めるって言ってたけど、あれ今も変わらない?」
あれ?そんな話したっけ……した気もする……。
「えっと…………うん、そうだね、みんなの方で好きになっちゃったなら仕方ないと思う」
「そんじゃ、その時のハルトの気持ちをどうぞ」
へ?僕の気持ち?
「みんなが僕以外の人を好きになっちゃった時の気持ちってこと?」
「そうそう」
オウスケは楽しそうにしているけど……僕は考えただけで気分が悪くなってくる。
「……考えたただけで死にそう」
察しの良いオウスケにしては、なんでこんな話し続けるんだろう。
正直帰りたくすらなってる。
「そんなに嫌なのに、どうして間男と別れさせないんだ?」
「え?いや、さっきもいったじゃん、みんなが好きになっちゃったんなら仕方ないって……」
僕の答えを聞いたオウスケは……大きな声で大笑いを始めた。
ねぇ?僕帰って良い?
「いやぁ、ごめんごめん、イジワルな質問してごめん」
憮然とした表情になってる僕にオウスケが何度もペコペコと頭を下げている。
一応本気で悪いと思ってはいるみたいだけど……笑顔のままなのがムカつく。
「でも、おかげでハルトのことちょっと分かったよ」
僕のこと?
キョトンとしている僕にオウスケが話を続ける。
「そ。
ハルトはちょっと相手の気持ちを尊重しすぎるんだな」
い、いや、そんな事言われても……相手の気持を尊重するのは当然では?
「いやいや、そんなレベルじゃないんだよ、ハルトのは」
心読まれたっ!?
「……いやぁ……悪い……俺ハルトのこと本気になっちゃいそうだ」
「へ?
え?いや?オウスケ?なに?なんで席立つの?」
おもむろに立ち上がってオウスケが僕を見つめながら近寄ってくる。
え?どうしたの?急にただならぬ雰囲気になったんだけど……。
「オウスケ?え?どうしたの?ち、近いよ?ちょ、ちょっと落ち着こ?」
「ハルト……良いから目を閉じて……」
そんな事言いながらオウスケは僕の目を熱く見つめたまま顔を近づけてくる……。
キスされるっ!
そう思って目をぎゅっと閉じるけど…………………………あれ?覚悟してた感触が来ない。
ゴチンッ!
代わりに軽く頭突された。
「あっはっはっはっ、本当にハルトは押しに弱いなぁ」
僕に頭突きをかましたオウスケは、隣の椅子に座って楽しそうに笑い出した。
…………え?なに?からかわれた?
とりあえず一発殴っといた。
0
お気に入りに追加
120
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
【R18】童貞のまま転生し悪魔になったけど、エロ女騎士を救ったら筆下ろしを手伝ってくれる契約をしてくれた。
飼猫タマ
ファンタジー
訳あって、冒険者をしている没落騎士の娘、アナ·アナシア。
ダンジョン探索中、フロアーボスの付き人悪魔Bに捕まり、恥辱を受けていた。
そんな折、そのダンジョンのフロアーボスである、残虐で鬼畜だと巷で噂の悪魔Aが復活してしまい、アナ·アナシアは死を覚悟する。
しかし、その悪魔は違う意味で悪魔らしくなかった。
自分の前世は人間だったと言い張り、自分は童貞で、SEXさせてくれたらアナ·アナシアを殺さないと言う。
アナ·アナシアは殺さない為に、童貞チェリーボーイの悪魔Aの筆下ろしをする契約をしたのだった!
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる